悠遊自手記@kyoto

[京町家] カテゴリの記事

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  名前も、安く売っているのも初めて知りました。

  ​​​廊下の生地とレースのカーテンを替えることにしました。(そして他の場所にもカーテン的に生地をぶら下げることも・・・)発注したカーテンの内、レースの方が先に配達され、取り付けようとすると大きさは勿論ピッタリに仕上がっているのですが、カーテンレールに引っ掛けるフックの数が元のカーテンより多くてレール側の転がるフックが足りないのです。カーテンに付けるフックは買ったことが有るのですが、レール側のコロの付いたフックなんて買ったこともなく、売っているのかなぁと思いながらホームセンターへ行きますと・・・・初めて知ったのですが、安くで幾らでも売っていたのです。商品名が「カーテンレール・ランナー」と言うのも初めて知りました。色々種類が有ったのですが、元々付いていたものを１ヶ、サンプルにもって行きほゞ同じものを買ったのですが・・・10ヶ入りで198円＋税でした。そのカーテンレールランナーを含めて、これだけの買い物をしました。他の仕事?もしようと、頭の中で色々考えて、数も積算しての事だったのですが・・・・いざ仕事?? にかかりますと・・・またまた足りないのです。そんなことで又々ホームセンターへ行きこれだけのモノを追加で買う羽目に陥りました。左下は見難いですが、カーテンレールランナーです。カーテン売り場へ行くと、まあ色々のモのが売られている事、改めて知りました。これらを使っての「仕事」は完成後改めて書かして頂きます。​​​

  2022.01.23

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  透明アクリル板を取り付けました。

  ​アクリル板を取り付けたと言いましても・・・・新型コロナの感染対策では有りません。息子が手配してくれたアクリル板が配達されたのです。これなのですが・・・この大きさで、厚さ2mmのものが2枚です。目的は・・・この欄間を塞ぐ為です。昔の家は寒さ対策は犠牲にしても、夏の暑さ対策の風通しを第一に考える構造になっています。この欄間は装飾用で特に風通しを目的にしたものでは有りませんが、隣の部屋と欄間の隙間で繋がっています。現在の部屋ごとの暖房、冷房に対しては極めて効率が悪いのですが、今までこの状態だったのです。そこで今回塞ぐことにして、正月に帰省した息子が採寸から手配までしてくれたのでした。まず、始めたことは・・・在庫の木材の端材から薄くて細いものを選んで・・・墨を摺って塗りました。(長さはバラバラ)勿論黒いペンキが有れば塗ったのですが、無くてわざわざ、買いに行くより墨で塗装することにしたのです。墨を塗って、同じ長さの4本を作りました。この細い板は、欄間の両端に縦方向にネジ釘で固定してアクリル板を差し込んで止める構造にするためのものです。・・・と言うことでこの様に取り付けたのですが・・・両端4ヶ所取り付けた細い板も、アクリル板も、付いているのか、いないのか分かりませんが、照明器具が映っていることでアクリル板がある事は分かって頂けると思います。隣の部屋から見ますとシルエットの様で・・・・これで空気の行き来は遮断出来て、熱効率がアップすることになりました。・・・・と言いますのは、暑くなる2階にはエアコンが付いているのですが、１階は夏でも風通しが良くて、そう暑くないのでエアコンは無かったのです。冷房の為なら、今でもエアコンをつける気はないのですが、暖房にはこれからはエアコン!! と言うことでエアコン取付けの為の前準備の仕事でした。​

  2022.01.09

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  嗚呼!! そう言うことか! の寅の置物

  ​今年は寅年、昨年末(12/24)の当ブログに新年準備の一環でこの寅の置物の写真を載せました。その時、こんなコメントを書いたのですが ・・・『これも寅なのですが・・・(笑) 』ところが、京阪電車が毎月発行して、駅に置いているPR紙の1月号を貰い・・・ページを繰ってみると・・・なんと、我が家の寅とそっくり? な 鞍馬山の寅が載っているのです。多分、阿吽の狛犬の様に門前に置かれているものなのでしよう。そこで、改めて我が家の寅をよく見ますと・・・顔が少し違うのと、背中の盛り上がりが片や一つ、片や二つの違いは有りますが概ねよく似た形です。謂われは分かりませんが、神社の阿吽の狛犬を調べますと・・・次の様に書かれていました。​​『狛犬とは、神社や寺院などに設置されている魔除けや邪気祓いをするための霊獣の像のことです。 あうん（阿吽）の意味は、「物事や人生、宇宙の始まりと終わり」でした』​​そうか、鞍馬寺では狛犬の代わりが寅の霊獣らしい ! 単に干支の寅と言うことだけでなく「魔除け、邪気払い」をしてくれる有難い像なのか・・・・　と知り、改めて『『これも寅なのですが・・・(笑) 』　なんて言ったらバチが当たる、大事にしないと・・・と思ったのでした。尚、この寅の置物は2021.9.12 (​​ここ​​)のブログに載せているウサギの置物と同じ「祝峰窯」製です。​​​

  2022.01.04

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  『四畳半 襖の下張り』ではないですが・・・

  ​​​​今日は「製作」は休んで『断捨離』でした。・・・と言いますのは、粗大ごみをクリーンセンターに持ち込むため「助っ人」を頼んでいた大学生の孫が今日が都合が良いというので、ヒマ人の私は孫の都合に合わせて今日決行したのです。捨てるものは大きいものでは応接セットの椅子1脚、昔の鏡台などの大物から段ボールに詰めた小物まで諸々でした。マイカーの「タンク」で３～4回運ばないといけないと思っていたのですが・・・1回目満タンに載せてスタートしようと、助手席に乗ろうとすると・・・「こんなもの一人で行ける」と言ってくれて、結論は捨てようと思っていたもののほゞ全てを一人で2回だけで運んでくれました。「老いては子に従え」を通り越して「老いては孫に従え」と言うことになりました。さて、市のクリーンセンターに持ち込んだ費用は・・・1回目が110kｇで2500円、2回目が80kgで1000円の合計3500円で済みました。私は行ってないので詳しいシステムは分かりませんが、乗り付けた状態で車の重量を計り、処分品を降ろした後、又計って荷物の重量を算出するらしいです。前置きが長くなりましたが、タイトルの本論を・・・捨てたものの中に、何と言うのか分かりませんが、表面を漆仕上げした竹で編んだ80cm角程のこんな容器? が有りました。中も・・・フタの裏も同じ宣伝の紙が貼ってあり・・・拡大しますと・・・「京都電灯株式会社」とは・・・ウィキペディアに下の様に書かれています。『京都電燈株式会社（きょうとでんとう）は、かつて存在した日本の電力会社。1888年（明治21年）に創立し、関西から北陸にかけての地域をテリトリーとした。日本初の営業用水力発電である琵琶湖疏水の蹴上発電所（発電所は京都市営）から生み出される当時としては大量の電力を背景として、発電コストを低下させ電灯料金も引き下げ、電灯の本格的普及に貢献した。また京都電燈から供給される豊富な電力は、京都市の産業振興に大きく貢献し、日本初の路面電車である京都電気鉄道（後に京都市電へ買収）を1895年（明治28年）に走らせる事にもつながった[2]。戦時の配電統制令によって1942年（昭和17年）に解散した』・・・・と言うことで、この行李? は少なくとも80年以上前のものでした。さて、捨てる前にふと思ったのです。永井荷風の「四畳半襖の下張り」のことを。そこで表面をめくりますと・・・上手くめくれなかったのですが「四畳半襖の下張り」の「春本」と違い、大変カタイ内容の様でした(笑)一部拡大しますと・・・​​​蒋介石の名前が書かれています。​​​​そうそう、夏の蚊帳を残そうか、捨てようか悩んだのですが・・・捨てることにしました。​​​

  2021.12.03

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  援軍、東京より来たる。

  ​​ひとりでこつこつと進めている、隠れ家の整備を応援する為に連休を利用して東京の息子が３泊４日で帰って来てくれました。親子で分担して進めたのですが、息子がしてくれたのは・・・前に襖を4枚塗り替えたましたが、来年の仕事とまだ8枚と小さな欄間の襖4枚が残っいたのですが、そのうち4枚と欄間の4枚を塗り替えてくれました。前に私がやった同じ方法で・・・マスキングテープを貼って・・・左の1枚がbeforeで、右2枚がafterです。4枚完成して写真を撮ったのですが左右2枚がまだ乾いていなかったので波打っているのに後から気付きました。この襖の上に欄間襖が有るのですが、写っていませんでした。そして、全8枚塗れなかったのは、2缶の塗料が無くなったからで、残りを塗るのは私の後日の仕事になりました。それから、他にしてくれたことの中から一つ。建具に「蜜ろう」を塗ってくれました。向こうがbeforeで手前がafter下の板の部分と枠の太いところを塗ってくれただけですが、建具に重厚さが加わったみたいで凄く体裁が良くなりました。　蜜ロウ効果抜群です。そして、背丈が高くて標準品ではだめで誂えないといけないカーテンが古くなったので取り替えすることにしたのですが、その手配をしてくれることになり、サイズを測りメモしてもらいました。色や柄はお任せです。その息子も今日帰ったので、又明日からは一人でコツコツと進めることになります。話が変わりますが、今日(11/22)の帰り(15時55分)の光景です。外国人がいない日本人観光客だけなので、適度に賑わいを取り戻しつつある京都ですが、紅葉ではマイナーな智積院にまで観光バスが来ていました。差し詰め「隠れた紅葉名所」とでも言うツアーなのかも知れません(笑)​​

  2021.11.22

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  遅まきながら衣替え、否、建具替え

  ​今年はの夏はリフォーム工事をしていたので襖と障子を葦戸(よしど) に替えなかったのです。その為、葦戸を襖や障子に戻す必要はないのですが、唯一簡単な衝立だけを葦に替えていたのです。三畳の玄関部屋でほとんど足を踏み入れないので、そのままにしていたのですが、いつまでも夏仕様ではと・・・取り替えることにしました。衝立を横にして・・・台と枠を外し・・・襖を差し込み・・・脚をつけて・・・短時間で完了。後は外した葦の部分を紙で包んで収納するだけです。(今日はしていません(笑)ところで上の数枚の写真で畳の色が違う箇所が有ります。それはこの置物を置く板をずっと置いていてそこだけ焼けていないからなのです。板の上に置くものは替えても、この板はずっと置きっぱなしなのでこの板の形通りクッキリ畳の元の色が残っているのです。板を置かないようにすれば徐々に周りと同様の色に焼けるはずと思いながらそのままにしているのですが・・・。​

  2021.11.02

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  夏バージョンから冬バージョンへ

  ​​​秋だと言うのにちょっと前まで30度近い気温が続いていましたが、急に冷え込んできました。リフォームした隠れ家は夏用に仕切りの障子を取り払って、廊下も部屋の一部のように使えるようして、解放感のある大部屋にしていたのですが、慌てて保温優先で外していた障子をはめ込みました。(障子は過日障子紙を張り替えたのでものです)北へ向いてのbefore(夏バージョン)で・・・afterの冬バージョンです。同じく南向いてのbeforeと・・・・afterの冬バージョンです。冬の備えはまだまだありますが、まず一つの仕事が終わりました。​​​

  2021.10.27

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  欄間障子張りと手作り野菜を貰う。

  ​10/11のブログにこの写真を載せました。障子は紙を張り替えましたが、張り替えずにそのままの欄間の障子紙が汚いことが目立つのので急遽張り替えることにして、過日洗いだけ済ませていたのですが・・・今日張りまして、こうなってスッキリしました。そして、別の部屋の2枚も張り替えました(２枚はガラスなので洗っただけ)　そしてこの部屋の欄間障子4枚なのですが、洗って水分を吸収して膨張したようではまらないため・・・急遽、カンナで削り・・・・・はめ込んだのですが、紙を張るまでに至らず、張るのは後日の仕事になりました。こんな仕事をしている時に稲荷山の仙人さんから、「京都にいるなら畑で採れた野菜を持っていく」と言う嬉しい電話があり、これだけの野菜を持って来てくれました。左から日本かぼちゃ、クーシンサイ、九条ネギ、サツマイモのツルです。仙人さんは去年免許返上して車を処分したので、今はもっぱらアシスト自転車が足なので、てっきりアシスト自転車で来てくれるものと思っていましたら、かぼちゃがあるので重たい荷物なのに、何とバスに乗って坂道を歩いて持って来てくれたのでした。何でも、最近は歩かないとけないと、歩くことが多くなったとスマホの歩数の成績表を見せてくれましたが確かに良く歩いていて感心しながら、久しぶりの情報交換をしました。マスクして、屋外で・・・・と一応感染対策をしての対談でした。​

  2021.10.16

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  又々 障子洗いとギンナン拾い

  ​一昨日と昨日書いたことのほゞ繰り返しなのですが・・・過日、障子を張り替えたところ、欄間の障子紙の汚さが目立つことを書きました。その時は暫くこのままにと思っていたのですが、どうも気になるので張り替えることにしました。すると、他の箇所の欄間障子も気になりだしたのでまとめて張り替えることにしました。右の2枚は紙ではなく、ガラスのはめ込みです。なんと言いましても小さいですから、仕事は早いです。この８枚だけ洗うつもりでしたが、あと4枚で、計12枚洗いました。紙張りは後日の仕事です。それから、この前、拾って来たギンナンが少なかったので・・・・今日も又これだけ拾ってきました。これも洗って・・・あとは乾くのを待つだけです。ところで。先日拾ったのを封筒に入れて、電子レンジでチンして・・・・今年初めて秋の味覚?? ギンナンを食べることが出来ました。​

  2021.10.13

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  障子紙張り

  ​10/8に洗いをしたことを書きました障子４枚、​今日、障子紙張りをしました。道具は曲尺とカッターナイフと糊です。広げたブルーシートの上で障子の桟に糊をつけ・・・その上を障子紙を転がして、四方をカッターナイフで切るだけのシンプルな仕事を繰り返すこと４枚昔は張ったあとね霧吹きを吹いていましたが、今は紙が良いので何もしなくても糊が乾くとピシッと張れます。そんなことで１時間半弱で４枚は完成したのですが・・・照明の関係も多少ありますが、張り替えていない欄間障子の紙と色が違います。まあ、この部分の張替えは・・・いつかはせねば!! 　と言う程度の位置づけです。それより優先順位が先のものがあるものですから・・・。​​

  2021.10.11

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  塗るより先に張替え。

  ​この前、汚い襖を塗り替えたことに味を占めて、別の部屋の襖も塗り替えるつもりと書きました。この8枚の襖なのですが・・・襖もさることながら左側に少し写っている障子(4枚)の紙も、かなり汚くなっているので、こちらを先に張り替えることにしました。障子紙は前に巻物で買ったのが残っているのです。取り敢えず2枚を洗って、張って、残りの２枚は後日に・・・と思って障子を外したり準備にかかったのですが・・・肝心の糊がとても２枚を張ることが出来ない程残り少なかったのです。そこで今日の所は張ることは諦めて、全4枚を洗うことにしました。まず2枚濡らして紙をめくり、桟に残ったノリをカッターナイフの背の部分でこそげ取り・・・次の２枚目へ・・・水をかけて、少しの間を置き・・・・同じことの繰り返しで、4枚が奇麗になりました。今日は天気が良く、しかも高温、待つ間もなく乾いたので、家の中に持ち帰り、敷居にははめず、襖にもたれさせるだけで終わりました。後日、糊さえ買えば、４枚張るのは二時間もかからない仕事です。明日は、４月のカタクリを見る小塩山登山以来、半年ぶりの山歩きに行ってきます。明智光秀が織田信長を討つ為に通った山越えの街道を亀岡から京都へ歩いてきます。​

  2021.10.08

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  京町家個別指定のプレートを貰いに・・・

  ​前にも書いていますが、京都市の『京町家』は次の様にの定義されています。京町家条例では，建築基準法が施行された昭和25年以前に建築された木造建築物で，伝統的な構造及び都市生活の中から生み出された形態又は意匠を有するものを「京町家」として定義する。町家は本来、碁盤の目の街中の商住一体の家を指すのだと思うのですが、拡大解釈されてのことだと思います。当方の隠れ家は昭和14年に建った家と言うことで、碁盤の目の外ながら京町家として「個別指定」の範疇に入っています。「個別指定」とは建物が京町家であると市が認定した建物です。個々の建物でなく地域全体が指定されているのが「地域指定」となっており、例えば先斗町や花見小路などが「地域指定」です。前置きが長くなりましたが、その個別指定を受けた建物の所有者宛に郵便物が届いたのです。色々の案内文書の中に下の赤矢印の項目に目が留まりました。なるほど、そんなものがモノがもらえるのか、と昨日の出町柳からの帰りに市役所のこの課によりました。わざわざ行くよりもと、電話で送付依頼をしたのですが、取りに来てくれだったので、出町柳へ行く日に合わせて行ったのでした。そして、貰ったのがこのプレートです。早速今日、取り付け高さなどの取り付け方の説明通りに取り付けました。デザインは余り映えませんが、真鍮製の重厚感のあるプレートです。この「まち再生創造推進室」の個別指定とは別に・・・「京都を彩る建物や庭園」の保存を管轄している文化財保護課では・・・これも前に書いたことですが「認定」と「選定」と二つの範疇に分かれていて、当方は現状「選定」なのです。が、過日再調査を受けて審議会での検討待ちの状態です。再調査までしたのだから「認定」に格上げされるとは思っているのですが・・・・。​

  2021.10.07

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  張替え止めて・・・・塗りました。

  ​古い隠れ家の一部をリフォームして、リフォームした箇所はかなり奇麗になったのですが・・・壁、床、天井、そして障子が奇麗になると、手をかけていない襖が古ぼけてみすぼらしく見えてきたのです。そこで、前に今の襖紙に張り替えて貰った小学校の友達の表具屋さんに頼むか、それとも自分で張り替えるか、どうするか決めかねて、ホームセンターへ襖紙を見に行ったりしていたのですが、好みの色の無地の襖紙がないのです。さて、どうするか決めかねていたのですが、夜ふと、張替えではなく塗ったらどうか?? と思いついたのです。襖は繊維の壁紙のような襖紙なのです。そこで、ダメ元で、失敗したら張り替えれば良いや・・・と塗って見ることにしました。やるとを決めたら善は急げ・・・・早速ホームセンターへ行き、色々ある中で選んだのがこれの小さい方です。もう少し濃い色が欲しかったのですが、無いので「浅黄色」に・・・そして襖4枚塗るには大きい方が要ると思ったのですが、試しの結果止めたと言うことも有り得るので取り敢えず小さい方にしました。そして作業開始・・・襖を外すと下部に1ヶ所破れが有ったので・・・破れの裏にティッシュペーパーを詰め、表面にも糊をたっぷり塗ったティッシュを貼って補修しました。濡れているので破れている時と余り変わりがない様に見えますが、乾きますとこれはこれで効果が有りました。次に引手金具を外して・・・枠の部分に、過日漆喰を塗った時、沢山残していたのマスキングテープでマスキングをして・・・あとは、ただひたすら塗るだけ・・・・・・・なのですが、表面が繊維なので塗料を沢山吸い込むのです。思ったより沢山塗料が要るかと思いましたが、結局小さい缶がひと缶でぎりぎり2枚塗れました。破れを補修したのは塗り替えた右側の襖の下部なのですが、遠目では補修したことが分からない程になりました。(勿論近くでマジマジ見ると補修跡は分かります)続いて引手金具の塗料が剥げている箇所が有ったので、いつ使ったか分からない残っていいた塗料を塗りました。・・・・と言うことで思った以上に上手く行ったので、引き続き塗料をもう一缶買って残り２枚をぬるつもりです。因みに、この襖の裏側は手を付けずそのままです。​

  2021.10.02

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  お琴の格が上がりました。

  ​​​​恐山の写真では気味が悪いこともあり、早めにタイトルの写真を替えました。​​今回は日本百名山の白馬岳 (2,932m)です。写真に写っている山小屋は収容人数が800人と 国内最大規模の山小屋で、まるでホテルの様です。​​さて、今日はお琴のカバーのことです。正式には『ゆたん』と言うらしいのですが・・・過日このお琴の・・・・カバーを洗うとこんなにボロボロになったことを書きましたら・・・・着物の生地で作って貰えることになったことまで書きました。サイズを書き送ったところ、詳しい作り方を知るため、お琴を持っておられるご友人宅へ現物を見に行った上で作って貰えることになっていたのですが・・・完成したものを届けて下さいました。上側は袋状で被せる様になっており・・・下側は折り返して、紐で結わえます。廊下の奥にホコリだらけで70年近く眠っていたのですが、これだけ正装? すると「古いもの部屋」に堂々と並べることが出来る様になりました。これでお琴を弾ける方がおられたら一度弾いて貰いたいのですが・・・但し、70年近く放置されていたので弦が老朽化して切れる可能性があるのが問題です。​最初の写真の様に数本の琴柱(「ことじ」と言うらしいのですが​)​​​ を立てて、弾いてみたところでは弾いた弦の全て良い音色では有りました。​コロナが収束して、今から挿し木する萩が増えて成長し・・・・お琴が弾ける方が見つかると・・・中秋の名月に智積院の観月会の向こうを張って・・・お琴の音色を聴きながらの観月会が出来たら・・・・なんて夢は広がるのですが・・・。​お琴の弾き手が見つからないなら、孫のエレクトーンが倉庫代わりにおいてあるので弾くことも出来るのですが・・・​。​​​​

  2021.09.25

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  断捨離も色々

  ​​又またタイトルの写真を替えました。今回は福島県の名峰・紅葉でも有名な安達太良(あだたら)山 (1700m)です。この山は百名山を目指している時に1回、そして数年後ゆっくり紅葉を楽しむための2回目ほ登った山でした。さて、本題ですが、古い昔のものが続きますが、出て来た古いモノも、大体次の4つに仕分けして来たのですが・・・1.　残すもの。2.　人様に貰ってもらうもの。3.　捨てるもの。4.　燃やすもの。もうひとつ・・・　5.　納めるもの・・・というものがありました。それはこれなのですが・・・下鴨神社など６つのお守りです。いつのモノか分かりませんが、多分ご利益が有ったはずのお守りですから、疎かにき出来ません。ましてや、一つではなく6つもですから・・・そこで、近所の神社に納めに行くことにしました。本殿から少し離れて納札所があるのを知っていますから迷わずに・・・年末、年始でもないのに、世の中には同じ思いの人がいるもので、そこそこのお守りなどがが納められていました。私にはご利益があったものではありませんが、お礼を言っての帰り道、何か清々しい気持ちになれたから不思議です。​​

  2021.09.18

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  小学校の名前の変遷と戦後間もない頃の雑誌の表紙

  ​又々古いモノの話ですが・・・小学校が尋常小学校と言われたり、国民学校と言われたことは知っていますが、詳しくいつどのように言われたかは知りませんでした。・・・・がその疑問に答えるものが有りました。齢の離れた、今は亡き、長姉の賞状が出て来たのですが・・・昭和16年３月付けでは「尋常小学校」となっています。　昭和16年3月と言えば・・・・開戦の約9ヶ月前のことです。それが12月に戦争が始まり年が明けて17年の3月には・・・「国民学校」と変わっていました。と言うことは・・・開戦がきっかけで名前が変えられたとしか思えませんが、如何に???詳しくご存じの方おられたら教えて下さい。他に、私のモノもあったのですが・・・・それは割愛して・・・戦後間もない頃の少女雑誌の表紙の切り抜きも沢山ありました。発行はこんな年のものですが・・・・左上のものは前に一度載せたことが有ったと思いますが他のモノは私も初めて見るものでした。昔の顔の画き方そのものです。そんな何にこんなページの切り抜きが有りました。左下の少女をよく見て下さい。横浜市磯子区丸山町　の美空ひばりちゃんと書かれています。昔は住所までこんなにオープンだったのですね。​

  2021.09.16

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  今は昔のお話・・・。

  ​前にも一度載せたかと思いますが・・・古いもの整理の中では、まだ比較的新しいこれ・・・・懐かしい計算尺です。私は学生時代技術系では無かったのでこんな計算尺とは無縁だったのですが・・・・会社に入ると電卓なんかない時代、対前年、対計画や、利益率等割り算、掛け算はもっぱらこの計算尺に頼っていました。これは約3０cmありますが、私は15cm程のコンパクトなものを携帯用に使っていました。それが今あれば懐かしさも一入なのですが・・・・割り算、掛け算にはこんな手動式計算機も有りましたが、課で1台とかいう時代でした。グーグルで画像を借りますと・・・この計算機は忘れもしない「タイガー計算機」でもう一つ「日本計算機」と言うメーカーが有りました。上の計算尺は学生時代無縁だったと書きましたが、この手動式計算機は学生時代、自動車ラリーで車の中に机を備え、良く使っていたので、会社に入って新入社員ながら先輩社員より上手に使えたのでした。と言いますのは・・・この計算機は、使っておられた方はご存じかと思いますが割り算をする時にチンチンと音がするのです。チンと音がすると一桁下げるのですが・・・そのチンチンと言う音が出ないように使っていると恰好良くて、早いので鼻が高かったのでした。その後まもなく電卓・・・と言っても机半分位の幅の大きいもので、数字の表示は真空管みたいなものでした。確か出たときは100万円近くしたのではないかと思いますが高価なので置いてある場所に行って計算すると言う形で席の取り合いになることも、しばしばでした。みんなみんな今は昔のお話でした。勿論この計算尺は古いもの一覧に入れています。​

  2021.09.14

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  70年一度も使われなかった釜 と 44年間一度も焚かれなかった窯

  ​​古い釜と窯のお話です。​過日修理途中をアップしました花瓶台ですが、この様に修理が出来ました。またまた、蜜ロウ塗りのbefore & afterでの写真です。早速花瓶を置いてみますと・・・・こんな花瓶に花を生けようとすると、どれだけ沢山の花を買わないといけないやら???・・・・とここまでは修理の報告を兼ねた前置きです。上の写真の後ろに写っているこの釜ですが・・・古いものばかりの探索(?) をしている一環で、探求心でフタを取り、中を覗きますと・・・フラッシュで撮りましたので、実物より赤みを帯びて写ってはいますが、真っ赤に錆びていました。この釜、70年近く一度も使われたことない筈なので、積年の錆びと言うところでしょうか?(ここで茶釜のことを検索して一つ賢くなったのは・・・・釜の下の風炉のことですが、私は「ふうろ」とばかり思っていたのですが、なんと「ふろ」とか。初めて知ったことでした)話は変わりますが・・・探していた清水焼の干支の置物が出て来ました。これなのですが・・・今から書くことに関係がありますのでよく見てください。上の釜の様に70年までは至らずとも44年間一度も焚かれなかった清水焼の登り窯について2015.8.7と8.9のブログに書いています。その記事に上のウサギの兄弟(姉妹?)がこの様に出て来ますので６年間遡って見てください。​ここ​と​ここ​です。​この清水焼の登り窯は調査のあと潰されて・・・跡地に今はホテルが​建っています。​​​

  2021.09.12

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  古いもの、新調と修理

  ​​タイトルの画像を替えました。日本百名山の100番目に富士山の頂上に立つことが出来て、達成感に浸りながらの下山でした。そんな下山にふさわしい雲海で見えない下界へ向かいました。さて、​又々古いものの話で恐縮ですが・・・1.　新調先日載せましたこのボロボロになってしまった、お琴のカバーですが・・・・載せた時には、右の袋状の部分は元々別に分かれていたものと思ったのですが・・・良く見ると一体ものが洗濯して、絞った結果裂けて、3片に分離したことが分かりました。さて、どうするかと思っていましたところ、ブログ効果で「作ってあげよう」と言って下さる方が有りました。なんでも、子供の時の着物とか・・・・これで良いかったら作るけどと・・・画像が届きました。紫の地に蝶の模様・・・。勿論、全く依存は無いので頼みましたところ・・・・お琴をお持ちのお知り合いから見本にこのカバーを借りて来られて・・・長いものですから廊下で製作とか。完成まで日がかかると言われているのですが、全く急ぐものでもないので、ゆっくり作ってもらうことになりました。2.　修理一ヶ所が外れると、ものの見事にバラバラに分解した花瓶台ですが・・・使うこともないので、忘れる程長く、バラバラのまま押入れの棚に眠っていたのですが・・・この度、目に入ったので、この際に・・と繋ぎ合わせることにしました。瞬間接着剤ではない木工ボンドなので接着面が乾くまで、次の部品を(脚)を付けられません。(続いて脚を付けて圧力をかけたら元の接着面が剥がれる失敗をしたのです)そんなことで、横桟2本だけ取り付けで作業終了しました。​​

  2021.09.09

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  竹の札の使い方が分かりました。

  ​​夕刊によりますと​今日富士山で初冠雪が有ったとのこと。​平年より25日、昨年より21日早い雪化粧とか。そこで、タイトルを急遽、富士山頂上の写真に替えました。この上に雪が積もったと言うことです。一昨日のブログに・・・出て来たこの竹の札? の写真を載せて・・・次の様に推測を書きました。​​​『私の推測ですが・・・何かの順番を決める札ではないかと思うのですが・・・・例えば茶道で何か順番を決めることってないでしようかね??』​その答えをブロとものひろみちゃんさんからここを見て下さいと教えて頂きました。裏千家の御稽古風景のようです。http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/recruit/kikaku/kyo/news26/n2806.htmlhttps://www.youtube.com/watch?v=fNiyLemqijg裏千家の抜粋～「平花月」を行います。「花月」は、点前と客を、くじ（=札）で決定します。5人一組になり「月」「花」「一」「二」「三」の木札が入った折据（おりすえ）から1人ずつ、「札（ふだ）」をひきます。「月」があたるとお客様、「花」はお点前を行います。人によっては、何度も「月」があたり何杯もお茶をいただいたり、逆に「一、二、三」ばかりで全くお茶をいただくことができなかったりと、その場で何かあたるのか楽しみがあります。普段のレッスンとは少し趣きが異なり、ゲームのような面白さがありました。折据とは・・・・グーグル画像をお借りすると・・・こんな紙を折ったものです。やはり私の推測通り稽古場で役割や順番を決める札でした。そして、一昨日撮り忘れた札の裏側を今日撮って来たのですが・・・・一昨日見た時には　一、二、三、と桜の印は分かったのですが、カタカナの「ノ」の字に似た印が分からなかったのです。ところが上のひろみちゃんさんの文で成る程、これが月(三日月) だったことが分かりました。お陰様で、この竹の札は・・・茶道の稽古に遊び心を取り込むための道具であったことが分かりスッキリしました。​​

  2021.09.07

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  古いもの色々　続き

  ​​​​潰した桐の和ダンスの小さい引出２つを小物入れにすることにしました。​昨日載せました袖おとしと茶巾と今日庵の徽章の他に、取り敢えず３品入れました。​漆塗りのちっぽけな小箱は・・・黒い方の中にはこんな同じ模様の竹の札が入っていて・・・裏には(うっかりして写真を撮り忘れたのですが) 一、二と漢字の数字とに何か分からないマークのようなものが画かれていたのです。私の推測ですが・・・何かの順番を決める札ではないかと思うのですが・・・・例えば茶道で何か順番を決めることってないでしようかね??それからこれは・・・・お琴の爪です。 6ヶあると言うことは・・・・お琴は右手で爪弾いて、左手で弦を押さえるはずですが、左手の指にも1本爪を付けるのですかね?? それとも予備なのか???  弾いているのを見たのは子供の頃なので分からないのです。そして、もう一つ古い小さな桐の箱に入っていたのは・・・大日本武徳会正会員之章と書かれています。祖父が会員だったのか、父が会員だったのかも分かりませんし、そもそも武徳会なるものも知りませんので・・・・またまたnet で調べますと・・・・下の様な沢山の記事がありました。それから、お琴の爪が出て来たので、名前は知らないのですが、これはある事を知っていたので出してきました。知らない名前をnetで調べますと次の様に書かれていました。『絃を支えながら、音の高低を決める役割を果たすものが柱（じ）です。柱は、もともと象牙が使われていましたが、現在ではプラスチック製が一般的です。象牙でもなく、プラスチックでもない木製、但し弦を承ける箇所と裏には何かが貼ってあります。(そして右側のモノは何?? 　と分からなかったのですが・・・・)爪も柱(じ）も出したので、これも60年以上触られもせず眠っていた琴を出して来ました。ホコリだらけで薄汚れたカバーを外すと・・・・上で何かわからないと書いたものがここの部品であることが分かりました。こんなのはくっっけるのはお手のもの、ボンドで付けました。そしてカバーがしてあると言っても60年以上放置されていたのでホコリで黒く汚れているので、ウエスを濡らし弦の下を通し拭きました。そして、ここで又々蜜ロウの出番です。蜜ロウ効果も抜群。奇麗になりました。そこで「柱」を挿入して弾いてみると・・・・60余年ぶりにしては良い音色でした。更に・・・カバーが余りに汚いので、水洗いしたのですが・・・・右の頭の部分と長い方は元々分かれているのですが、長い方が絞っているとビリビリと破れ、他の部分も小さくほころびが多数。生地が絹のようなので60余年の年月に耐えられない程弱っていたのです。​​​折角洗ったのですが、これでは格好が悪く使い物になりません。何とかしないと・・・・・です。​

  2021.09.05

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  茶道には全く縁がないもので・・・

  古いものの話が続きますが・・・・ 今日の発見は・・・・ まず、この「袖おとし」なるものが出て来ました。 『何だこれは??』　サッパリ分からないので直ちにnetで調べました。 「袖落し」は懐（ふところ) にしまっておき、残肴や菓子を「袋懐紙」または「懐紙」で包んでから入れ、袖に戻します。 茶道に造詣が深い方なら『なんだ、袖おとしやないの!!』と言われると思うのですが・・・私には初めて知る言葉、初めて見るものでした。 それからこの茶巾なのですが・・・包装紙の中から2枚の布切れが出て来ました。 片方(下)は見るからに絹 、もう片方(上) は粗末な麻のようなものでした。 てっきり絹の方が茶巾で、麻らしいものは添えてあるもの・・・・と思ったのですが・・・ これもnetで調べると・・・・ 『茶道で、茶碗をふく麻の布。点前(てまえ)のときは茶碗の中に仕組む』 と書かれており、粗末な方が茶巾でした。 それからナンバーを書いた小さな箱から小さな徽章が出て来ました。 裏を見ますと「今日庵」と箱と同じナンバーが付いています。 今日庵なら裏千家、これは分かったのですが、これも検索しますと・・・ こんなのが出ていました。 ちょっとデザインが変わっています。 他にもまだ有ったのですが、今日は茶道関係のものだけ載せさせて貰いました。 私の叔母(父親の妹) が茶道(裏千家) と華道(専慶流) を自宅で教えていたので、その遺品だと思います。 その叔母は私が小学生の時に死んだので、70年近く前のものに間違いありません。 それから、一昨日書きました、タケノコの件ですが・・・ 一昨日載せましたのは2階の床だったのですが・・・今日１階の床柱(松) を測定しますと・・・ 直径120mm 　タケノコ高さは40cmでした。 昨日の記事に頂いたコメントへのご返事は明日以降にさせて頂きます。

  2021.09.04

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  繋がる二つの古いもの

  タイトルの画像を替えました。 ご来光を拝んで、頂上へ向かい、さて何合目だったか??? 二つのもの、それはこの表彰状と陳列ケースです。 以前にこの写真を載せ、我が家は昭和10年頃、電気工事業の傍らタバコ商を営んでいたことを書きました。 その証の表彰状です。今から言えば何と上から目線・・・な表彰状なのでしょう。 当然私が生まれる遥か前の話なのですが、当時は碁盤の目の中に居を構えていました。 電気工事業の家業の名残の品は沢山残っていたのですが、たばこ商を営んでいたことはたった一つのガラスケースだけでした。 (上の表彰状は額の裏側に挟んであったのを去年だったと思いますがブログに書いたとき発見したものだったのです) そのたった一つのケースも・・・花器等雑もの入れとして廊下の奥に見向きもせず置いてあったのですが、今回引っ張りだし、陳列棚に使うことにしました。 出し入れが容易な様にこのような置き方をしたのですが・・・・実はこの面は本来、裏側なのです。 反対側が表(おもて)面で、一枚ものガラスに、飾りの彫り物、埋め込んだ彫り物で装飾されています。　　　(動かしたので中身が乱れていますが) アップしますと・・・ 側面にも同じ装飾が有ります。 アップしますと・・・ これは何かと言いますと・・・・これこそまさに陳列ケースだったのです。 何を??? 　もちろんタバコの・・・です。 道路に面した方は開け閉め出来ない一枚ガラス、反対側はガラスの引き違い戸でたばこの出し入れ・・・。 それにしても、たかが陳列ケースなのに昔のモノは手の込んだ仕事をしているものです。 ・・・と言うことで、出し入れができる様に反対向けに置くことにしたのでした。

  2021.09.03

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  タケノコと首切り

  ​​一昨日のブログに文化芸術都市推進室 文化財保護課からパンフレットが届いたことを書きました。​そのこととは関係ないのですが、偶々その文化財保護課の担当官の訪問を受けました。用件は・・・室内の写真を数枚撮らして欲しいとのことでした。私は私で、約一年前に「選定」から「認定」への審議会への資料の為に詳しい調査を受けたにも拘わらず何の報告も無いので確認したい気もあったので丁度良かったのです。　そのことは​ここ​に記しています。今回の来宅目的は私の知りたい事とも関係していて1.　審議会は9月末か10月に行われる​​​​​​2.　今回訪問はその資料作成のためでもある。・・・と言うことで私の知りたかったことの答えを得て、室内の撮影に。​室内と言っても殆ど床の写真を撮っていたのですが、中でもこの床柱を特に詳細に撮り・・・単に写真を撮るだけでなくメジャーで床柱の太さと下部の切り込みの高さを測っていたのです。そうそう屋根裏から出て来た棟札も改めて撮影していましたあとで分かったのですが、この切り込みのことをその形から、筍面(たけのこづら)、或いは単にタケノコと言うらしいのです。この様にも書かれていました。筍面付とは、床の間の柱が、少し畳にかかってしまうときに、床柱をその部分を床と垂直に木目が見えるように、切ってしまうことをいう。この時、木目が、筍のように見えることから、筍面付けという。竹の子ツラ付けあるいは、笋面付とも書く。また、単に、筍付け（たけのこづけ）単に筍ともいう。このばあいも同様に、竹の子付けあるいは、笋付けともかく。大体おおよそ、部屋の大きさの１０分の1が、限度で、H300mmぐらいが、普通だと思う。床柱が太いと筍面の高さが高くなる訳です。​​​・・・・と言うことなので、あとで自分で測ると、柱の太さは直径150mm  タケノコの 高さが41cmでした。我が隠れ家の柱は上に記されているより太いため、タケノコの高さも高いと言うことが分かりました。・・・・そこで、文中にある「首切り」について調べるとこういう事でした。私は私で前に書院作りの床の間について、この様に番号までつけて解説していながら・・・筍面のことは知らなかったので、当然書いていません。良い勉強になり、早速追記しなければなりません。(笑)​​​​​

  2021.09.02

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  出て来た小物 色々

  ​​古いものを一つの部屋に集めることとしたので、古い物入れ等の整理にかかりました。まず最初は・・・前に出て来た時、名前も用途も分からなかったこと書き。その時に名前と用途が分かった薄端(うすばた・花器) です。左側のモノも左半分と右側の右半分を蜜ロウで磨いた段階です。古い古い漆塗りの硯箱です。右に並べた筆と墨は、偶々先日同窓生が断捨離で沢山出て来たものを貰ったものです。ちょうどタイミング良く、硯と墨と筆が揃いましたこの硯箱、鶴の図の下に松が画かれていたようですが殆ど剥げています。これも又々蜜ロウで磨きました。漆塗りの小箱。桐の箱を開けると・・・かんざしと鏡でした。この紙箱にはどう見ても子供用の髪飾りが入っていました。箱の下に敷いてあった紙には「粋な すがたに ふさわしい 御かんざし」と書いてあるようですが・・・右下に貼ってある証紙のようなものに「特免品　東京府」と書かれています。そこで「特免品」をnetで調べますと・・・次の様に書かれていました。「特免品とは昭和15年7月7日の奢侈品等製造販売制限規則（七・七禁令）以降、例外的に製造販売が認められた製品（奢侈品ではないと認定されたもの』戦争中のものと言うことは、これは姉が子供の時のものと推測されます。特免品・髪飾りについて詳しく書かれていますので見て下さい。　​​ここ​​です。そして、東京府が存在したのは調べますと昭和18年まででしたので戦争中のモノであることに間違いありません。そしてこの櫛ですが表と・・・裏がこうなっており・・・合成樹脂なんてない時代ですのでべっ甲かも??一世を風靡した、武者小路実篤の絵皿・・・・これは私のモノだったと思います。何でもかんでも、古いものは1ヶ所に集めると決めると・・・意外と簡単に整理できることが分かりました。​​

  2021.09.01

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  こんなパンフレットが送られて来ました。

  ​タイトル写真を替えました。富士山須走口 7合目でのご来光です。​京都を彩る建物や庭園等 京都の文化財保護等を管轄する京都市役所の部署の文化芸術都市推進室 文化財保護課からこんなパンフレットが届きました。文化財保護を啓蒙するための全10ページの小冊子です。細かいことが書かれていますので関心持って頂ければ・・・端折って見てください。1.　下の１ページ左下に書かれている、「京都を彩る建物や庭園」については以前に「選定」とランクが上の「認定」がある事を書きました時、そのリストを参照させて頂きましたがもう一度​ここ​です。2.　５ページに書かれている『基方針』の　(1) 見つける　(2) 知る　(3) 守る　(4) 活かす　について最近自分でやっていることは、 (4) に該当するのでは・・・と思っているのですが・・・・​​

  2021.08.31

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  殺風景で、余りに寂しいので・・・

  ​​今回行ったリフォームで一番変わったのは、家の南側から北側へ良く風が通ることになったことです。今までは北側の掃き出し窓はほゞ締め切っていたのですが、遮る障子が無くなったこともあり風通しの為にも常時開け放つことになりました。・・・・とすると、今までは余り見ることもなく、全く無関心だった隣の敷地との境界の無機質な塀が、居間から目の前を遮る殺風景な光景となってしまったのです。南側は庭の緑が目に入るのと対照的なので、これは何とかしないと・・・・と思ってやったことは・・・何分にもコンクリートと鋼製の塀の間隔は20cm余りしかないので・・・・まず、タネから育った鉢植えのモミジをそのまま埋め込みました。置くだけでは台風なんかで落ちたりしては困るし、地植えにして大きくなっても困るものですから・・・。さて、モミジの鉢を埋め込んでもまだ空間があり過ぎて殺風景さは余り変わらないので・・・・次に・・・庭で繁殖し過ぎて困る程のトクサを根っこから引き抜いて、これは地植えしました。これを居間の食卓に座って見ると・・・木製の柵越しにこんな光景になりました。一番左は勝手に生えた雑草です。ふむふむ!!!　「これなら良い景色!!」　もう少し他にも季節性のある植物を何か植えるか、そうだ、ブロとものひろみちゃんさんから貰ったススキが何株にも繁殖しているのでまずススキの一部を移植するか???・・・・なんて又々、思いは巡ることになりました。​​

  2021.08.30

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  食器棚を潰さずに再利用することに・・・。

  ​8/7のブログに古いガラクタを、リサイズしたタンスにこの様に収納したことを書きました。しかし、何といってもタンスですので中身を見るためには引き違い戸を開けたり、引き出しを出したりしなければならず、「収納」には問題なくても、「陳列」の目的には合っていませんでした。上のタンスをリサイズする一方、別に食器棚も分解して、下の部分はこのようなタイル張りのカウンターにしたことの書きましたが・・・・この上半分は潰すつもりで取り敢えず土間に放置していたのです。・・・が、ふと、それをガラクタの収納に使えばガラス戸なので陳列の目的にも合致することに気が付いて、急遽土間から2階へもって上がり。中身の入れ替えをしました。ついでに、横に一升マス と 小さなおひつも置きました。ここまでは良かったのですが・・・ガラスが汚かったので外して拭こうとしたのですが、なかなか外れず・・・挙句の果てに割ってしまい・・・・『急いては事を仕損じる』を地で行くことになりました。ところで衣料類は・・・・前に載せましたこれらの写真の通り手を加えていません。​

  2021.08.29

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  ブログ記事その後・・・

  ​タイトル写真を替えました。槍ヶ岳山荘から槍の穂先越し、右に望む日本百名山の常念岳 (2,857m) です。​1.　銅鏡磨ぎ過日この2枚の写真まで磨いだことを書きました。柄のついた方は比較的容易に一応そこそこ映るまで磨げたのですが、柄の無い方は錆(?)がきつくって、なかなか錆が取れず、その日はこの状態で止めたのですが・・・昨日、再度、磨ぎにチャレンジしました。柄のついた方も更に磨ぎ・・・問題の柄の無い方は・・・ピカールでは、なかなか埒が明かないので、少しは目が粗いかと、歯磨き粉で磨いでみました。・・・・するとピカールよりははるかに錆が取れるのです。それでもかなりこすらないといけませんでしたが・・・柄のついた方は元の錆びた姿を少しだけ残すまで磨ぎ・・・柄の無い方は半分だけ一応映るところまで磨ぎました。　細かい磨ぎ材が有ればもっと奇麗に映るようになると思うのですが、磨ぐのはここまでにすることにしました。又半年ほどしたら曇りが出て来るらしいのですが、見ものです。・・・・そんなことでピカールが無くなったので買ってきました。ついでにネジ釘も・・・2.　漆喰を一度塗りだけした壁乾いた状態は・・・見ると・・・息子たちが２度塗りした箇所と同じ程度に奇麗になっているのです。これはしめた、これで良いかと思ったのですが・・・・・老眼鏡をはめて見ると・・・・細かいひび割れや凹凸が残っていて２度塗り箇所とは明らかに仕上がりが違うのです。そこでどうするか、思案したのですが、又材料を買っても残ってしまうし、パっと見では遜色ないので、そのままにすることとして、マスキングテープも養生しているものも全部取り払いました。若い者には一目で仕上がりの悪さが分かると思うのですが、老眼鏡族は老眼鏡で見ない限り奇麗に見えるし、銅鏡のbefore & after のように 一度塗りと二度塗りの違いが分かるのも又良しです(笑)​​

  2021.08.25

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  壁塗りとコロナ対策

  ​​​今日は、残っている漆喰で、一昨日自分で塗ったこれらの箇所の二度塗りをするつもりだったのですが・・・そこそこ奇麗な壁なので塗り替えないつもりだった箇所を急遽塗り替えすることにしました。左側が一昨日塗った箇所で、右２スパンが元々塗り替えない積りだったのに今日塗り替えにかかった個所です。漆喰の残りがそう多くないのですが、塗り替えた箇所が奇麗になると、元々そこそこ奇麗と持っていた箇所も汚く見えて来たから塗り替えることにしたのです。結果は・・・・追加で塗ろうと思った上の写真の右２スパンの１回目は全て塗れたのですが、予想通り、残った漆喰では少ししか２度塗り出来ませんでした。・・・ので、追加で漆喰を買って全て２度塗りするか、そこそこ奇麗に仕上がったならこのままで2度塗りしないかを、乾いた後の仕上がり具合で判断することにしました。ところで、コロナ禍以来、来客は滅多にないのですが・・・・このような透明ビニールの衝立を考えました。(来客時に組み立てる)小さな衣桁? に、先日テーブルクロスの上に敷く為に買った透明ビニールをひっかけ、洗濯挟みで留めただけなのですが・・・・換気と言うより通気が極めて良い事と合わせ、今までの様に屋外だけでなく、雨の時など室内でしゃべっても????​​​

  2021.08.21

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  私も漆喰塗りに挑戦

  ​隠れ家のリフォームにプラスして、古く茶色い聚楽壁を息子たちが漆喰で塗り替えてくれた事を書きました。当初準備した18kg缶で足らなくなり、もう一缶買ったのですが・・・それが余ることになりました。そこで、奇麗に施工して帰った息子たちに代わり、その余った材料を使って今度は私が塗ることにしました。こんなことになるなら息子たちが塗っている時、良く見ておけば良かった・・・と思ってもそれは後の祭り。そこでこの漆喰の「うまーくヌレール」の会社のユーチューブを見てからかかりました。息子たちが塗ったのは聚楽壁でしたが、私が塗るのは別の場所の普通の土壁です。元々そこそこ奇麗だったので、施工するつもりは無かったのですが・・・スクレーパーで凹凸を削り(白い箇所や黄色っぽい箇所) ・・・マスキングと養生をして・・・いよいよ漆喰塗りです。ユーチューブでは杓で適当な量をすくって下さい、かなり固いですが、混ぜれば混ぜるほど柔らかくなりますというのです。水も加えずに柔らかくなるのかと半信半疑で・・・適当な杓が無いのでご飯茶碗ですくいますと、確かにかなり粘度が高いのですが・・・混ぜていくと・・・写真でも一目瞭然ですが、ダンゴ状だったものが「ドロドロ」になりました。それで、何回もすくっては混ぜて・・・一気に塗り始めました。今日のところは、上の写真の右方向へもう１スパン塗って終わりました。別にあともう一面あるのですが・・・棚があるのと材料が足るかどうかも分かりませんので塗るか塗らないか未定です。差し当たり、今日塗った箇所が乾くのを待って、２度塗りをしないといけません。見ていて簡単に見えた漆喰塗りでしたが自分でやってコテの跡を残さないように平らに塗るのがなかなか難しいことが分かりました。​

  2021.08.19

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  蘇った輝き

  ​​今日は残っている漆喰 (うまーくヌレール) で私としては初めて予定外の場所の壁塗りをするつもりだったのですが、昨日ユーチューブで見た銅鏡磨きすることにしました。昨日載せましたこの二つの銅鏡です。昨日書きました通り、目の粗さが色々のサンドペーパーは持っていますがこんな用途の超々細かい目のペーパーは持っていませんので、仏壇磨きに使っているピカールでやってみました。やることは、液を落として、ただひたすらウエスで磨くだけの単純作業です。before & afterがはっきりするように、仕事はいつもの通り半分の磨きです。磨いているうちにかなり鏡の輝きが蘇って来ました。更に磨くと、鏡として使えるほどの輝きになり・・・庭の緑がこの様に映るようになりました。顔を映しても、十分鏡として使えるほどになったのです。柄のついた錆がまだましな方はここまでとして、もう一つの柄の無い方(ぶら下げの為孔が二つある)も磨きにかかりました。こちらの方(右)は錆がきついようでなかなか地が出ませんでしたか・・・磨いている内に、やっとホンの一部分だけですが、ここまで輝きが蘇りました。今日はピカールだけで、そこそこの輝きを取り戻せたことに満足して終わりましたが、before & afterが分かるようにこの状態のままにして置くつもりです。(まあ、閑な時に磨いても良いのですが・・・)​​

  2021.08.18

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  蜜ロウ効果 次々と

  蜜ロウは元々、無垢の杉のフローリングのメインテナンスの為に買ったのですが、家具等何でもかんでも磨け磨けで、期待以上の効果が有ったことを書いてきました。その流れで、新しく漆喰を塗った壁の梁や柱を磨くと、効果がある事が分かりましので、新たに欄間と長押(なげし)を磨きました。・・・これも効果が有ってこうなりました。新しく塗った漆喰に欄間と長押が余計に映えるようになりました。勿論左半分がafterです。そして古いものを一室に集めるために探していた銅鏡がやっと見つかったので・・・試しに蜜ロウを塗ってみました。半分塗ってみると・・・少しだけですが映るようになったのです。ぼんやりと写っているのが、カメラを構えている私なのですが・・・なるほど、こんな銅鏡でも映るようになるのか、と俄然興味が湧いてnetで調べますと磨く為の記事が色々ありました。その中でユーチューブの6分32秒の動画を見たのですが・・・before がこれで・・・afterがこうなりました。まるで普通の鏡みたいになるのです。ガラス鏡のような奇麗な鏡になるのは良いのですが、５時間余の時間を要したとか。自分で磨くとすると、時間はいくらかかっても単価０円の私ですから問題ないのですが、このユーチューブでは磨くためサンドペーパーやコンパウンドなど粗さが#400～♯100,000まで確か10種類程を順次使っていましたのでとてもとても買って出来るものではありません。私はサンドペーパーは数種類持っていますが、木目が細かいと言っても何百番程度なので不向きです。ただ、この動画の中でピカールも使われていました.同じピカールでも種類は違ったようなのですが、仏壇磨き用のピカールはあるので、一度それで試してみるつもりです。私の観た銅鏡の磨き方、関心持って頂けたら見てください。​​ここ​​です。​

  2021.08.17

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  タンス修理

  ​​前に載せました、半分にカットしたこのタンスですが・・・一番上の引き違い戸に張ってある繊維があまりに汚いので取り替えるつもりと、書いていました通り着手しました。これなのですが・・・枠をは外してみると、枠に隠れていた部分で分かったのですが元は何と金色の繊維だったのです。上の様に枠を外すのは比較的簡単だったのですが・・・何しろ90年程前のモノですから、何と言う部品名か知りませんが、この指をかける金具をは外すのは苦労でした。打ち付けている小さい釘各２本が錆びて木とくっつき抜けないのです。挙句の果てが釘の頭だけが取りたりして・・・どうせめくるから良い様なものの写真の様に繊維を傷だらけにしました。やっとの思いで金具を外し、水に濡らして、ナイロ束子でこすると・・・これは簡単にめくれて、この様になりました。あとは繊維か紙を貼って、組み立てれば出来上がりなのですが・・・適当な布を探しても無かったので・・・何を貼るか・・・結論が出ぬまま今日の仕事は終わりました。そうそう、午前中雨の止み間に、生垣の剪定をしたので、時間切れになったのでした。このあとマイカーで帰路につくと・・・道中怖いような土砂降り、私は通らないのですが、府道から見下ろすと、京阪電車のくずは駅のガードしたが浸水で通行止めになっていましたし・・・自宅に帰るとスマホにこんな受信が・・・日本全国で同様のことが常態化しており、日本も住み難くなったものです、​​

  2021.08.13

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  古いもの一室に集める

  ​​​​​昨日までのタイトルの槍ヶ岳遠望の写真ですが、この時槍ヶ岳に登ったのではありませんでした。そこでタイトルの写真を槍ヶ岳に登った時の写真に替えました。さて、リフォームに伴いかなり断捨離​を行っています。一方、価値があるとも思えないが郷愁を誘うような古いものは残すとして、アチコチに押し込んであるものを順次一つの部屋に集めています。今まで書いてきたことと重複しますが、昨日移したものは次の様なものでした。ひな人形は子供には義父が買ってくれたものが、孫には私が買ったものが有りみんな、我が隠れ家が倉庫代わりになっているのですが・・・この箱の中身は・・・・写真を撮るのに、おびなと、めびな左右どちらにするか・・・迷ったのですが、少数派らしいのですが、おびなを右に置きました。前にも書いたので詳しいことは割愛しますが、この橋本幸三郎のひな人は、少なくとも89年以上前のモノですが、今でもnetで売買されているようです。タンスの上にホコリが溜まって置いていた人形もこの際に…とガラス磨きから始めました、この莨盆(たばこぼん)の・・・この竹筒は・・・灰吹きとも吐月峯(とげっぽう)とも言います。そんなこと全く知らなかったのですが、ブロともさんに、名前、使い方など教えて貰い、そうだったのか・・・と理解した代物でした。​この吐月峯ゆかりの静岡は丸子宿の柴谷寺も教えて貰い訪ねたことが有りました。それから今は世界規模の大会社も昔はこんなもののメーカーだった証拠品です。今は作っていないでしょうね??今までアチコチに押し込んでいるものを探すのは大変だったのですが、これからみんな一つの部屋に集めておくと、、いざと言う時探すこともなくなりそうです。​​

  2021.08.12

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  断捨離逆行、あれもこれも、そしてまだまだ追加

  ​過日載せましたこのタンス・・・下は明治時代のもの(祖母の嫁入り道具) 上は昭和初期のもの(母の嫁入り道具) であることは書きましたが・・・・2段重ねが出来て、収まりも良くなったのでガラクタを入れ始めました。タンスなのに食器など入れるのもなんですが、タンスではなく格納庫としての位置づけですので、取り敢えずどんどん入れてみました。中に入れたものは、今までにブログに載せて来たものばかりです。一番上には酒器や茶道具を・・・小さい引出には諸々を・・・下のタンスの一番上の引き出しには・・・・古い紙幣、伸子、竹製物差し。杵、裁縫コテ、ソロバンなど手当たり次第に・・・次の段には紋幕を・・そして正月用の九谷の食器と漆塗り椀法被は麻の普段着と　絹の正装用を・・・一番下には「とんび」を・・・そう言えば紋付袴も入れないと・・・アチコチに散在していたものをこうして集めましたが、他にもガラクタはありますので断捨離と並行して追加しようと思っています。​

  2021.08.07

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  思わぬ展開に! まるで合わせてリメイクしたよう。

  ​今日は昨日予告しました、自転車のパンク修理に直行して、無事その任務を果たすことが出来ました。昨日も書きましたが、久しぶりのバンク修理でした。さて、次に隠れ家で、一昨日ほゞリメイクが出来た古いタンスを置こうと思っていた2階へ運びました。そこには前に書きました、修理と塗装を剥がした古いタンスも置いているのです。横置くつもりだったので並べると二つのタンスの幅がどうも同じくらいなのです。そこでメジャーを持って来て計ると・・・・何と、ピタリ同じ幅なのです。思わぬ展開にびっくり、これはシメタ!!! と・・・・この様に、２段重ねに置くことにしました。この新しい組み合わせで２段になったタンスに古い値打ちもない昔の道具類を入れるつもりです。下のタンスには、既に法被、トンビ、袴など入れていますが、新たに古いものを入れたら写真を載せさせて頂きます。話は逸れますが、上の写真の左に少し写っている机なのですが・・・紫檀ではないかと思うのですが、古くって表面が汚くって・・・どうしたものかと思っていたのですが・・・・今日、例の蜜ロウを塗ってみました。before & after が分かり易いように半分塗ったところで撮りますと・・・ロウの光沢で実力以上に奇麗に写っているのは事実ですが・・・これなら「表舞台」に出せるような机になりました。気を良くして更に箱に入っていた汚い一人箱膳にも蜜ロウを塗ると・・・これだけの差が出ました。右のbeforeの方の隅が濡れたようになっているのは私の手についていた蜜ロウです。そもそもこの二つの「箱」ですが、私の記憶では正月に煮しめなどを入れていた気がするのですが・・・過日袴のことを教えて貰った友達の見立てでは「これは一人箱膳」でした。netで調べると、確かにそのように思えますので箱膳とさせて頂きました。​

  2021.08.03

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  昨日の半捨離の続きです。

  ​昨日切り離した部分に補強と外観の為に板を張りました。勿論、このタンスで不要になった部分の板です。新しく付けた枠に飾りの板を・・・木工ボンドで貼り・・・引き出しの高さの低い部分は処分する同じ高さの引き出しの一部を切り取り・・・カンナで調整して・・・ボンドで接着、これだけでは弱いので後ろ側を板で補強しました。引き違い戸の板が小さくなって、隙間が出来た部分は・・・処分する大きな引き違い戸から板を外し・・・小さくなった板を外し、処分する大きい方の板をカットしてはめ込みました。・・・・と言うことで取り敢えずここまで、半捨離タンスが完成しました。あとは余りにも汚い一番上の布張りの引き違い戸を張り替えれば・・・完成と言うことになるのですが、布では貼り方が難しそうなので、適当な紙を探して貼るつもりです。ところで、大きなタンスが小さい物入タンスになりましたが、元は大きなタンスだったことを証明する金具はそのまま(但し手を加えなかった片方だけ) 残しました。タンスを数える単位は竿(さお)で、ひと竿、二竿と言いますがこの金具に竿を挿して担いで運んだからと言われています。さて、屋外の明るい場所で見るとアバタが目立つのですが、室内に持ち込めば汚い部分も目立たなくなると思っているのですが、果たして???あとで気が付いたのですが・・・完成写真の引き出しが奇麗に一直線に収まっていません。ピッタリ一直線になるように収まります。​

  2021.08.01

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  断捨離やめて半捨離にしました。

  ​​先日はお金で解決できる冷蔵庫の「断捨離」を書きましたが・・・今日は悩みに悩んだ断捨離について書きます。この古いタンスなのですが、私の母親の嫁入り道具だったのです。元はこのタンスの下に別々の5段引き出しが２列並んで一体となっていたのですが・・・余りに大きいので、かなり前に下の５段引き出し２列は処分して、この上だけを「母親の形見?」として残して来たのです。ところがリフォームの関連で置くスペースが無くなったので、悩みに悩んだ末、処分する決心をしたのでした。・・・ところが、どうしても処分するのは忍び難く、半分だけ残せれば残そうと思うに至りました。とすると、残すのは左半分か右半分か悩んだのずが、結論は右半分を残すことにしました。失敗したら全部廃棄したら良いと気楽な気分の仕事なので、方針(?)が決まると・・・この様に仕事は早いです。残す部分はこれだけになりました。一番下の段の左端に板を入れ、一応形は整ったのですが・・・・一番上の引き違い戸の布張りがあまりに汚いので張り替えることと・・幅広の引出しのスペースに処分する左側の引き出しを持って来たのですが、同じ高さのものが２つなくて、低いものを高くする必要があることと・・・引き違い戸の板がズレているわけではなく、縮んだようで寸足らずになっているのを・・・処分する左側の大きな引き違い戸の板と取り換え換えることなど・・・やるべきことはいっぱいあるのですが、最初にやらないといけないことは元は幅広の引き出しだった箇所を板で固定しないと宙ぶらりんなのです。そこで切り取った左側の板の一部を使うことに・・・(赤矢印)この一番下の段の板です。・・・・と言ことで、ここまでの仕事で終わり、続きは明日以降にと言うことに。大体リメイクの出来そうなことが分かったので、母親の形見のタンスを極々一部ですが残せる目途が立ちました。​尚、つい先日ブロ友さんに「引出し」のことを「抽斗」と書くことを教えて貰ったのですが、書き慣れた引出しと書かせてもらいました。​

  2021.07.31

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• 冷蔵庫の処分費　19,800円

  ​隠れ家には飲み物を冷やす為に使用している137Ｌの冷蔵庫と時々しか使わない204Ｌの２台があります。その204Lの冷蔵庫は古いので処分しなければと思いつつ、ついつい放置していたのですが・・・この度、息子が単身赴任で使っていたが不要になった冷蔵庫(147L)がやって来ました。しかも冷蔵庫だけでなく、小さい洗濯機6kg) と電子レンジまでもです。洗濯機は無かったのでちょうど良いのですが、電子レンジも２台ある上にもう一台と言うことで3台に。そこで良いきっかけと古い204Lの冷蔵庫を処分することにしました。処分費19,800円で「片付けレスキュー〇〇〇」と言う会社が今日引き取りに来てくれました。リサイクル費が4,644円と２人がかりなので一人分の追加3,000円で18,000円＋消費税で19,800円と言うことでした。これが高いのか安いのか分かりませんが、長年の懸案がひとつ解決して少しスッキリしました。「少し」と言うのは残った台数には変化ないからです。冷蔵庫の買い替えなら多分古いのはリサイクル費の4,644円だけで済むと思うのですが、単に処分だけと言うことで高額の出費となりました。あと、電子レンジはどうするか決めていませんが、来た業者に処分費を訊ねると1,000円と言っていました。電子レンジも3台あっても仕方ないので1台処分するつもりですが、どれを処分するか、息子から来たのは新しいとして、元からある2台がどちらが古いか、どちらが使いやすいかを確認してから処分すする方を決めようと今日は処分しませんでした。​

  2021.07.29

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  衣替え、せめて衝立だけでも・・・。

  ​今年の夏はリフォームの為、座敷が家具や荷物の仮置き場所になっているので建具の衣替えはしないことにしたのですが・・・・少しだけでも夏仕様にと、この玄関の衝立だけを衣替えしました。横に倒して・・・左右のこのくさびを抜き・・・替えるのはこれです。ふすま地をスライドして抜き・・・葦地のものをスライドして差し込み・・・足を付けて完了・・・これだけなら至極簡単な作業です。これでは余り視覚での涼しさを感じませんので・・・・置き方を替えますと・・・これで涼しさを感じると言う先人の知恵です。・・・ところが、帰ってあとから気が付いたのですが・・・・これ裏向けなのです。下から３枚目の写真の面が表です。​

  2021.07.25

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  漆喰塗りはほゞ完成したようです。

  漆喰塗りの続きです。​​昨日は途中で帰って最後まで見られなかったのですが、今日行ってみると・・・昨日塗ってい部屋の4面の壁が全て完了して・・・隣の部屋にかかっていました。肝心の漆喰が足らなくなったと、朝からもう1缶ホームセンターで買って来たと二つ並べていました。隣の部屋も同じ方法で順調に作業は進み・・・この箇所は今２度塗りと言うので、向かって右が２度塗りが済んだ部分かと思ったのですが・・・それは逆で、右側は一度塗りして乾いた部分で、その上を２度塗りしたのが左側です。２度塗りの部分はまだ塗れているので濃い色になっていたのでした。私はと言いますと、壁塗りは一切タッチせず、他の部屋の動き難い襖の調整など「雑用??」をして早めに「あとは頼んだぞ」と帰ったのですが・・・ラインで写真を送ってくれたのですが・・・マスキングも床の養生シートも取り払って奇麗に完成していました。(左側が少し斑になっているのは完全に乾いていないのです)こんな姿を見ると・・・床を杉の無垢材にした値打ちがありました。壁が明るくなりますと・・・・洗って奇麗になったと思っていた障子や写真に写っていませんが右側にある襖が何か汚く見えるようになりました。障子はそのままとして、襖も何とかしないといけなくなりました。・・・・と言うことで次の課題も出て来ましたが、こと漆喰塗りは想像していたより、遥かに奇麗に仕上がりで、大いに満足する結果になりました。​​

  2021.07.24

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  漆喰塗り始まる。

  ​​ついに漆喰塗りが始まりました。「始めました」と書かずに「始まりました」と書きましたのは・・・・全て子供や孫がしてくれることになり、私の出る幕がなく、高見の見物ならぬ、椅子に座って監督、否、見学することになったからです。さて、朝行くと漆喰塗りの前のマスキングが大切と、マスキングが始まっていて・・・昼過ぎまでかかっていました。これは息子とその娘です。背中にファンで空気送り冷却するジャンパーまで借りていました。勿論床の養生も、そして置いている家具も新聞紙で養生していました。マスキング、養生が終わり、いよいよ塗る段になって容器を開けると・・・・正に手入れの行き届いた糠漬けの床てした。それをすくって、板の上で、こねればこねる程、柔らかくなるとか。二度塗りするので、一度目は軽く塗っていました。孫たちの応援団も増え、益々私の出番はありません。これは息子嫁です。結局息子家族３人に、別の孫２人も駆けつけてくれ、仕事は順調に進んでいるのを見届け・・・戦力外(?) の私は全てを任せて帰って来ました。明日、行けば・・・どこまで進んでいますやら???​​

  2021.07.23

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  新たな蜜ロウ効果

  ​​​過日。「蜜ロウ」を買って無垢の杉板のフローリングを磨いたことを書きましたが・・・​いよいよ片づけににかかったのですが、食器棚は壁塗りをするので所定の場所に置くことが出来ず、当然食器類は片づけることが出来ないので、他のモノの移動にかかりました。使うこともなく工事中のホコリが溜まった、黒檀の茶箪笥をさてどこに置くかと考えたのですが、LEDの明るくなった照明の下で見ると・・・・ホコリを拭いても何か、くすんだようで艶が無いのです。昔のピカピカと光っていた時のイメージと明らかに違うのです。そこで・・・・ふと思ったのは蜜ロウを塗ったら??? と言うことでした。蜜ロウは自然由来の材料のため、悪さはしないだろうと思い、塗りますと・・・天板の右がbefore  左がafterで、明らかに艶が出てピカピカになるのです。これは良いぞと全体に塗って拭き取ると・・・塗った時だけかも分かりませんが、新品の様な光沢がよみがえったのでした。・・・しかし、観音扉の片方が欠けていて・・・このままではどうにもならないので・・・・改めて接着剤を買って修理することにしましたが・・・・蜜ロウでこんな効果があるなら・・・床の間の床板や床脇などを磨けば奇麗になるはず。この欠けた扉の修理と床板などの磨きなど又また新しい課題が出て来ました。​​

  2021.07.18

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  床塗りの次は壁塗り。

  ​​蜜ロウ塗りですが、一日目をこの通り半分塗り・・・・翌日残り半分を塗るべく養生シートを巻き上げ・・・同じことの繰り返しで意外と簡単に短時間に塗ることが出来ました。塗ったあとの拭き取りも・・・何しろ蜜ロウと言ってもワックスですので、歩いて滑らないか心配したのですが、そう滑りそうでもないので安心したのですが・・・その足で蜜ロウを塗っていない合板のフローリングの上を歩いて、スッテンコロリンとなりかけました。塗った蜜ロウを良く拭き取ったと思うのですが、靴下に付着した蜜ロウのせいだと思います。蜜ロウを塗ったのは汚れ防止と撥水性を期待してのことでしたが、木目が目立つようになり見た目が良くなったという効果があったのですが、元々期待した撥水性は・・・と言いますと。水滴を落とすとこのように水玉になり・・・さっと拭うと、跡形もなく当初の目的にも合致しました。床にある程度の目途が立つと・・・・次はこんな古い聚楽壁の壁塗りです。元々塗り替えるつもりは無かったのですが、息子が塗ると言って来たのです。自分で色々調べて「漆喰うま～くヌレール」に決め、netで買い、こちらへ直送手配したとのこと。全て任せると言っていたので結果だけ聞いたのですが・・・この18kg缶とコテとコテ板２セット買ったとか。この会社が各地のホームセンターでやっている「実演お試し塗り会」に参加したらしいのです。私もこの会社のホームページを見ましたが、素晴らしい会社と思えるほどのもので、私も「漆喰うま～くヌレ～ル」のことを大体理解できました。もし、関心がお有りの方がおられましたら見てください。​　　​​ここ​​です。​​いずれにしても息子と孫で塗るらしいので、私は高みの見物で良さそうです。​​

  2021.07.08

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  障子張りの様子を見に〇〇帰る。

  ​​過日お手つきでガラスを割った時に障子張りの様子を少し書きましたが・・・今日も又障子張りでしたので、工程の写真を少し撮りました。(あくまで私のやり方ですが・・・・)市販の障子張り用チューブ入り糊を絞って全部の桟に塗るように出していきます。全部の桟に糊を塗ると、次は細い筆で桟全体に塗るようして広げます。糊をまんべんなく塗った障子の上を障子紙の巻物を転がします。直ぐにカットすると紙が皺になることが有るので、間を置くために次の障子の紙張りをします。そして、また少し糊で濡れていますが・・・物差しを当ててカッターでカットします。こんなことを繰り返して１枚づつ張っていくのですが・・・次々と奇麗になった障子をはめていきますと気持ちが良いものです。こんなことをしていると、１匹のシオカラトンボが家の中へ入って来て飛び回り、次に新しくつけたLEDの周りを飛び回るのです。写真に撮ろうとしてもなかなか撮れず、やっと疲れてLEDライトにとまったところを撮りました。そこで私は思ったのでした。毎年お盆の頃オスのシオカラが来るので、それを父親が帰って来ていると思うことにしているのですが(このことは前に書いたことですが)  今日のシオカラトンボはメスなので・・・・父親より先に母親が帰って来たように思いました。そう言えば、リフォーム工事をした箇所ばかり飛び回り、新しくつけたLEDライトにとまったりして・・・工事の様子を見に帰って来てくれたのだと思うことにしました。そのあと姿を見失ったので開け放った掃き出しから飛んで行ったと思っていたのですが・・・かなり時間が経ったのち、洗面台に行くと、まだ窓にとまっているのです。それも窓から庭を見るよう・・・じっとして・・・。写真も撮れない程飛び回っていたのに、疲れたためか、工事の様子や庭の様子を見て満足したためか・・・今度は神妙に(?)していて、手で捕まえることが出来ました。勿論直ぐ放ちますと・・・・元気に飛んで行きました。この分ですと、今年も父親が帰ってくること間違いないような気がするのですが、果たして???因みに父は​53年前、母親は23年前に鬼籍に入っています。

  2021.06.23

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  お手付きでガラスを割りましたが・・・。

  ​​リフォームもプロの仕事が終わりましたので、あとは私の仕事です。​一番の大仕事は、舞台裏の一つの部屋に押し込んであるモノの整理なのですが・・・その前に最優先して舞台裏が丸見えになっている部分の障子張りをせねばなりません。準備したものは下の通りです。(大きい刷毛は使いませんでした)この障子張りをする為に、大工さんにフローリング工事した後の養生シートを残してもらっているので仕事はばっちりやり易く・・・・。元の位置に仮に、はめてあった障子を外し床に置き・・・桟に糊を塗ったあと、巻物の障子紙を転がし・・・・カットして糊が少し乾くまで立てかけて、次の障子にかかるといこと繰り返し・・・順調に３枚目に入った時・・・何気なく、無意識に手を突いたところがガラスの上。バリッと音がしてこの有様です。自業自得とはこのこと。さて、どうしたものか????  昔、紙のテープを貼って補修していたことを思い出しても、そんな恰好悪いこと出来ないし、ガラスを替えると１枚だけ違う模様になってしまうし・・・・万事休す!!   ・・・と思ったのですが、ふと思いついたのです。この部屋の別の面の障子の部分は１ルームにするため障子4枚を使わなくなったのです。(他にも使わなくなったものが有って合計10枚の障子を使わないでただ置いておくことにしているのですが) その4枚はこの割れたガラスと同じ部屋のモノなので障子の大きさもガラスの模様も同じなのに気が付き・・・お蔵入りしていた(従って洗っていない) 障子を取り出してきました。左がその取り出してきた使わない障子なのですが、ガラスの部分を枠ごと外し・・・枠からガラスだけを取り出し、そのガラスを割れたガラスの障子から外した枠(右側) に入れ替えると・・・昔の建具職人さんの仕事は凄いです。ピッタリ収まったのです。・・・と言うことで使うアテのない障子１枚はガラスなしでお蔵入りになりましたが、ガラスを割ったと言う形跡は何も残らないことになり、我ながらメデタシメデタシの結末となりました。お陰でこの状態だったものが・・・・このようになりました。ガラスを抜いた障子は、本来この写真を撮っている位置のものでした。​ガラスが割れると言うアクシデントがあったので、今日は４枚しか張れませんでした。

  2021.06.18

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  アンティークガラス障子

  又また、タイトルの画像を替えました。 人気の北アルプスに比べ、交通の便の悪い南アルプスの人気はもう一つですが、その南アルプスの日本百名山・聖(ひじり)岳 (3013m) 頂上からの富士山です。 6/14のブログに載せましたこの洗っている障子は・・・・ この場所の障子だったのですが・・・ 私が洗って、大工さんに調整とKスベリを打ち込んでもらって、取り敢えず元の位置に戻しました。 あとはこの障子紙を貼るのですが・・・・肝心の糊の準備を忘れていて仕事にならずでした。 そこで紙のことでなく、はめ込んであるガラスのことについて書きます。 障子は廊下に面した箇所は透明ガラスのものが多いのですが、部屋を仕切る箇所は全て模様ガラスです。 そのガラスは変化をもたす為に、場所によって模様が変えてあります。 一番上の写真の模様は今でもありそうなシンプルな模様ですが、他にも数種類の模様が有ります。 中でも、大工さんに言わせると、こんな模様、今ではアンティーク建具以外では手に入らないらしいです。 そこでnetで検索すると、そんなことについて書いてあるページに行きつき、なるほどと思ったのでした。　ここです。 ここのページに載っているガラスの模様と我が家のものとよく似ているようですが少し違います。　昔は色々模様があったのでしょう。 生垣の前で洗っている時の写真ですが、ガラス越しの緑の葉・・・・ なかなか風流に見えます。 昔には普通にあったものが今では手に入らないとは・・・大量生産するメーカーには不向きなのでしよう。

  2021.06.17

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  久しぶりの障子洗い。

  ​​​​​リフォーム工事も大工工事はほぼ終わり、あとはクロス屋さんが入ったあとガス、水道、電気工事が入るだけとなり、16日には完成することになりました。・・・・とすると、あとは私の出番で、いろいろやることがあり、少し忙しくなります。今日は工事休みの日でしたので、私のやらないといけない仕事をしました。それは・・・障子紙の張替えに先立っての「洗い」です。障子紙はまだ、そう変色はしていないのですが、工事で桟にいっぱい砂ほこりが溜まっているのと、木部を奇麗にしたいので全面的に洗って、紙の張替えをすることにしたのです。何しろ枚数が多いので大変なのですが、時間がかかっても、やるしかないというところです。作業は・・・１枚ずつ運び出し・・・・水を掛けて紙をめくり、木部に残ったノリをカッターナイフの背で除去して、マジックリンとナイロン束子で洗います。作業が終わると・・・乾燥させて・・・とりあえずこの裸の状態で元の位置にはめ込んでいきます。・・・と言う作業を繰り返し、今日は９枚の「洗い」が終わりました。明日は大工さんとクロス屋さんが入る予定ですが、私は外でこの「洗い」の続きをするつもりです。​​​​​

  2021.06.14

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  舞台裏

  ​リフォームは工事の進捗に支障が出る程、再々の変更が発生するのですが、大工さんは諦め顔で「ハイハイ」と対応してくれるのでありがたいです。先日も床の材料を合板で予定していたものを杉の無垢材に変更、今日は部屋と部屋の間の敷居を、大工さんは撤去したら?? と提案してくれたのに残します。・・・・と言っていたのに、結局敷居を撤去することに・・・・。そして、テレビのアンテナ線をどこに引くか、照明のスイッチをどこに付けるか、等々決まったもの、決まらないもの、決まったのに変更するものなどの連続です。さて、タイトルの「舞台裏」と言いますのは・・・昨日載せました写真のこの部屋を舞台としますと・・・・右側の障子の裏が舞台裏という事になります。その舞台裏は・・・・こんな状態なのです。何しろ3つの部屋と押入れに有ったものを全部一部屋に集めたのですから・・・・「足の踏み場もない」とはこういう事を言うのだと示しているみたいです。水屋は上下分割、中の食器も勿論取り出したり、「舞台」が綺麗に何もなくなった分、舞台裏はこういう状態です。これでも断捨離は可なり進めたつもりなのですが・・・。​

  2021.05.15

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