悠遊自手記@kyoto

[智積院の四季] カテゴリの記事

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  智積院、豊国神社、豊国廟、みんなルーツは関ケ原の戦い

  智積院の前、東大路に新しく、智積院の案内板が立ちました。前に書きました、七条大橋のこの案内板と一緒ですので、京都市が順次案内板の整備しているのでしょう。ところで、智積院のルーツについては、この案内板にも書かれていますが、ルーツは関ケ原の戦いです。徳川家康が、豊臣家を滅亡させ、豊臣色を払しょくする為、秀吉の建てた嫡男・鶴松を弔う祥雲禅寺を秀吉の天敵、根来寺の塔頭・智積院に下賜したことはこの案内板に書かれていますし、当ブログでも前に書きました。関ケ原の戦いで西軍(豊臣)に与した長州/毛利家、薩摩/島津家、土佐/長曾我部家は・・・徳川の時代になって毛利家は領地の大半を召し上げられ、長曾我部家に至っては滅亡したり、西軍側の武将は反徳川であったことは想像に難くありません。その反動が・・・・徳川時代末期に、薩摩、長州、土佐などが主となり倒幕に成功させたのでした。明治維新は正に関ケ原の戦いの敗軍側の政府でした。関ケ原の戦いののち、徳川家康は阿弥陀が峰にあった秀吉の墓を潰し、祥雲禅寺を智積院に与え、豊臣色を払拭しました。時は移り、明治政府はと言うと、徳川色を払しょくする為、東照大権現として、神とされていた家康の向こうを張って、豊臣秀吉を神とする豊国神社を復興、形も無くなっていたという秀吉の阿弥陀が峰の墓を再建したのでした。​​・・・という事で智積院は関ケ原の戦いがルーツであり、豊国神社と阿弥陀が峰の豊国廟は関ケ原の戦いをルーツとする明治維新の戊辰戦争の結果として作られたものでした。・・・・と言うのが「みんなルーツは関ケ原の戦い」と書きました根拠で、当たらずと雖も遠からずと言うところだと思うのですが・・・・。​​

  2021.02.24

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  市街に帰って来る京都市立芸術大学の前々キャンパスは・・・

  ​​​​タイトルに市街に帰って来ると書きましたが、別に今、市外にある訳でなく、一応市内ながら京都市の西の端から市の中心部に帰って来るという意味です。過日、智積院が徳川家康のお蔭で今の地に創設されたことを書きましたが、元の智積院の敷地はずっと小さかったのです。智積院があれだけの広い敷地になったのは、隣接していた、京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)の敷地、校舎など全て(と隣接していた韓国人学校の敷地を) を買収して、敷地を拡張し、レトロな旧校舎は宗務庁の建物として現在も使っています。さて、智積院の隣にあった美術大学(地元では「美大」と言っていた)　は京都市の西の端、大枝(おおえ)地区に移転して現在に至るのですが、又々次の様に移転計画が進んでいます。​​『京都市立芸術大学の移転整備』​　昭和55（1980）年には，それまで別々の地にあった美術学部(注:智積院隣接地)と音楽学部を一つのキャンパスとして現在地の西京区大枝沓掛に移転しました。​　しかしながら，移転から30年以上が経過する中で，立地条件や建物の耐震性，バリアフリーの問題など各種の課題が顕在化したことから，これらの課題を解消するため「崇仁地域への移転・整備に関する要望書」を提出しました。　これを受け，京都市では，本学が我が国有数の芸術の学びと創造の拠点として歴史と伝統を更に重ね，世界に冠たる芸術大学として一層飛躍するため，京都の玄関口・京都駅の東に位置する崇仁地域へ移転整備する方針を決定・・・・。・・・と言うことで2023年に市街地へ帰って来るのですが上に書きました旧美大のレトロな建物は今も健在下の写真を参照下さい。左から金堂、正面樹の向こうが明王殿、そして旧美大校舎です。そして、金堂の奥、石段を登ると左側に墓地、その隣にあるこのプレハブの立っている場所は、旧美大の彫刻科の分校の有った敷地なのですが・・・・ここも京都市から智積院が買収して、長らく広場で放置されていたのですが、数年前から京都女子大の仮設校舎用地として貸している敷地です。将来はこの西側にある墓地が拡張されるのでは・・・・と勝手に思っているのですが・・・・・。・・・と言うことで、智積院は敷地を広くし、京都市立芸術大学は交通が極端に不便な場所から、今度は交通至便な場所に帰ってくるようになり、両方ともメデタシメデタシという事になります。​​​​​​​​

  2021.01.17

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  ここにもコロナの影響が・・・

  ジパング倶楽部の1月号会報に「京の冬の旅」キャンペーンで智積院、方広寺、大徳寺等々の非公開文化財の特別公開が取り上げていました。観光地としてはこれらの寺の中で、どちらかと言えばマイナーだと思われる智積院が一番最初のページに取り上げられているのには、いささかびっくりしたのですが・・・・昨日智積院を通りますと、その冬の旅の看板が立っていたのですが、その上に小さい貼り紙が・・・近寄って見ますと・・・・なるほどこう言うことでした。主催者も行こうと思っておられた方にも残念なことですが、仕方ないですね。ところで、新しく建てられた智積院会館(宿坊)の前に、引き続き、新しく宝物の展示・収蔵庫が建てられる事を書いたことがありましたが、京都新聞にその事についての記事が載りました。建設費が何と10億円とか・・・・。建つ場所はこの冠木門の右・・・黄色と白のバリケードが見える場所で・・・新しく建った智積院会館の前です。東から見ますと、この位置です。ここの長谷川等伯の障壁画など安土桃山時代の美術品は元々豊臣秀吉が夭折(ようせつ）した嫡男・鶴松弔うためにここに建立した祥雲禅寺のものでした。が、豊臣家を滅ぼした徳川家康が智積院へ下賜したもので、そもそもは智積院のものではなかったのです。そして智積院は元は和歌山の根来寺の塔頭で、その根来寺へは秀吉が焼き討ちを掛けたのでした。その秀吉憎しの根来寺の塔頭・智積院に秀吉の建てたお寺を下賜したのですから家康の豊臣色払拭の意図が見え見えの政略だった筈。その政略のお蔭で今ここに「宝物」存在するという事になります。

  2021.01.13

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  冬の風物詩と春の気配

  ​​​智積院の梅や如何に?? と観察しますと・・・・1本の白梅が開花していました。これから本格的な寒さが来るのに、温かさを感じ、何か嬉しくなる光景でした。その横には年末恒例のこも巻が行われています。前にも書いたと思いますが・・・・出町柳のデルタ地帯では確かもう行われなくなったと記憶しているこも巻ですが、効果の程に賛否があり、行われなくなった場所も多いように聞いています。・・・が、ここ智積院では今年も・・・効果のほどは別にして、松にこもが巻かれるのは師走の風物詩、取り払われて春を感じるためにもずっと行われて欲しいと思うのですが・・・智積院でさて何本の松にこもが巻かれているのか、数えた事もないですが相当の数です。因みにこも巻の是非について、ウィキペディアの記述を要約すると下記の通りでした。　『マツカレハの中齢幼虫は、冬になると地上に降り、落ち葉の中で越冬する習性を持つ。このため、11月頃、松等の幹の地上2mほどの高さに、藁でできた「こも（菰）」を巻きつける。春先に、この「こも」の中で越冬したマツカレハの幼虫を「こも」と一緒に焼却処分し、マツカレハの駆除をする。ただし、マツカレハの天敵となるヤニサシガメなども越冬場所が共通していることが多く、共々に燃やされてしまうこととなる。この駆除法の研究結果よれば、こも巻きに捕まったマツカレハは僅かであり、対して害虫の天敵となるクモやヤニサシガメが大多数を占め、害虫駆除の効果は無く、むしろ逆効果であることを証明された。そのため、宮内庁が管理している皇居外苑や京都御苑では、既に1980年代から行われておらず、浜松市も2007年から廃止し、姫路城でも2015年から廃止した』・・・という事らしいのですが・・・・ずっと続けて欲しいものです。​​​

  2021.01.02

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  見分けがつかない雄と雌

  ​久しぶりに女坂を歩きました。女坂の突き当りは石段で、右へ行くと新日吉神宮(いまひえじんぐう)まし真っ直ぐ進むと太閤坦(たいら) から豊臣秀吉の墓の豊国廟に通じ、途中に京都女子大の正門があるのですが・・・その石段の右にこの様な大きなイチョウの木があります。ところがこの木は雄でギンナンが生りません。当然ごみとなるのは落葉だけです。この木を見て・・・・そうだもう少しギンナンを拾っておこうと智積院のいつも穴場に行き、ゴミとしてまだまだ残っているギンナンをこれだけ拾ってきました。まだこのままで、果肉からまだ取り出していません。このギンナンを拾った木は人の通らない所にあるのですが、いつも書いています金堂への参道に面しているこのギンナンも雌の木です。ここで落ちたギンナンは常に掃除されて、直ぐなくなるのですが昨日は偶々こんな状態でした。ふと思ったのですが、イチョウの木が植えられている所は落葉だけでなく臭いギンナンも落ちるので掃除が大変です。あとあとの事を考えると、雄の木を植えた方が良いと思いますが、成長しても(ギンナンが生る生らない以外に) 雌雄の区別がつかないはずなので、それが若木の時には当然無理なのでしょうね。(それとも、雌雄の区別がつく方法があるのですかね??)大阪の御堂筋で歩道に落ちたギンナンが踏まれて酷い臭いを発していましたが、あれも雄の木ばかりなら臭いの公害はない筈なのに・・・と、ふと、思いました。ところで、最初の写真の先にある。工事が続いている京都女子大の校舎建て替えですが、いよいよ完成も間近く、いまは内装と外構工事が行われています。前にオープンキャンパスの時に良く見えるようにしていた正面も今はバリケードで視界を妨げているので全体写真を撮る訳に行けませんが、裏から見るとこんな感じです。和風の切妻屋根がノコギリ状に並んでいる変わったデザインの建物です。​

  2020.10.31

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  GoToトラベルの効果

  ​​今日快晴の土曜日でした。京阪電車の七条駅から東へ向かって歩いていると、前の4連休程でも無かったですが、観光客らしき姿が目立ちました。歩いていて、ふと気付いたことは、老年若しくは壮年のリュックやショルダーバッグのご夫婦が目立って多い事でした。これは・・・と思い、途中からカメラを取り出し撮りながら歩いたのですが、本当にお二人連れが多いのです。博物館の前でも・・・アップしますと・・・東大路の交差点でもこのお二人は智積院へ行かれました。東大路でも・・・そして智積院でも・・・特にお二人連ればかり狙う事無く、本当に次々と、こんな光景が繰り広げられていました。インバウンドの観光客の喧騒さに対して、なんと静かで気持ちの良い景色だろう!!!  これぞ正に GoToトラベルの効果なのだと確信しながら「ひとりで」歩いていました。​

  2020.10.24

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  秋の空　秋の味

  ​台風１４号は幸いにも上陸せず、当初予報のかなり南端を進むようです。しかし、当然とは言え、その影響で鬱陶しい天気なので、庭のものを片付けたり雨戸を閉めたりの台風対策くらいしか活動が出来ません。・・・・そこで、、10/7に撮った爽快な写真でも・・・前に書きました「梶の木」越しのイワシ雲イチョウの葉越しの秋の空・・・そして先日沢山花の咲いているサルスベリを載せましたが、かなり花が散って空か良く見えるようになりました。ところで柿がいよいよ色づいて来たのですが・・・稲荷山の仙人さん作の「はやふさ(赤矢印)」の効果でその後未だカラスの被害がありません。しかし、虫食いで熟した柿を食べにメジロがやって来ます。動きの早いメジロを写真に収めることが出来ませんが、これが啄んだ実です。歓迎するメジロには「はやぶさ」の脅威が無いようで丁度良い具合です。ところで、柚子大根は我が家の定番ですが、スダチを沢山貰ったので、試しに「スダチ大根」にしましたところ、なかなかのものでした。ビールに搾ってまだ果汁が残っているスダチをこの上から搾っておくと無駄もなく、より香りが増すのでなかなか良い食べ方と、スダチ大根も我が家の定番になりそうです。​

  2020.10.09

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  これはゴミ以外の何物でもありません。

  ​​​ブロともさんのギンナンのブログ記事を見て、すっかり忘れていたギンナン!!  智積院のギンナンや如何に と、人目につかない所のイチョウの木まで少し寄り道をしました。結果は・・・少し遠くから木を見上げると、早や枝には一つのギンナンも残っておらず、根元には彼岸花共々「これぞ秋 ! !」と言う光景が有りました。​しかし、こんな状態では・・・​正にゴミでしかありません。観光客も通らない所なので掃除も二の次の場所なので、ギンナン拾いには最適の場所なのです。今日は帰りなので拾わず、後日掃除に(拾いに)行くつもりです。​​​​​

  2020.10.02

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  智積院の池　蓮対策は続く

  智積院の蓮池(無料の庭園部分) について、つい最近も蓮が無くなったり、鴨が温めていた卵が無くなってがっかりしたことを書きましたが・・・ 今日はその第3弾です。 またまた智積院を通りますと・・・蓮池の上流の方に重機の走った跡がのあり・・・ 前には菖蒲の葉らしきものを満載したトラックが止まっていました。 そしてこんな姿の人が池から上がって来ました。 池の淵にはアチコチに根っこから引き抜いた菖蒲が置いてあるのです。 何か池がすっきりしたと思いましたら、今まで密集していた菖蒲が、極々一部を残して無くなっているのです。 みんなこの様に抜いたのでしょう。 根の張った大量の菖蒲を抜くのには機械の力も借りたにしても、大変な作業だった筈です。 面白いので立ち止まって見ていると、運んだ菖蒲で忽ちこんなに一杯になりました。(2枚目の写真と見比べて下さい) お蔭で池はこんなにスッキリしました。 赤矢印は前に鴨が卵を温めていた島です。 元々こんなにスッキリしていたら鴨もこんなところで産卵しなかったでしょうに!! この作業している人に訊きました。 答えは・・・ 元々ここは蓮池なのに菖蒲がはびこり過ぎたので除去したとの事。 これでほゞ全滅した蓮が蘇ったら良いのですが・・・池底には新しく植えられた蓮の根(レンコン?)が植えてあるのです。 綺麗な菖蒲もここでははびこり過ぎて邪魔者扱いです。 ところで、このスッキリした姿と前の姿を見比べて下さい。 ここ とここ です。 その変わりようがお分かり頂けると思います。 ただ「ここ」に載せている写真は蓮を植え替えのため、抜いた後ですので蓮の葉が有りませんが蓮の葉が茂っている時は鴨が卵を温めていた島は蓮の葉の陰で目立たない状態になっていたのです。

  2020.09.28

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  端境期でも満開のものが有りました。

  ​さすがの智積院もアジサイが終わり、ヤマボウシは余りの暑さに実をつけることなく葉が茶色く枯れてしまい、ハスは移植の失敗で今年は鉢の花しか見られなかったりで、次の紅葉の時期まではお休みと思っていたのですが・・・・余りに奥で観光客の方も余り足を踏み入れることのない所に、今満開のものが有りました。それは・・・サルスベリです。これらのサルスベリは、かれこれ10年になるでしょうか、どこから持って来たのか大量の成木が一挙に移植されて、景色がころっと変わったのでした。入口から入って正面にある金堂をこの様に後ろからの見下ろす場所です。​

  2020.09.17

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  久しぶりの智積院ネタです。

  ​今日智積院を通ろうとしますとこの案内板が目に入りました。コロナで何もか中止ばかりでしたが、そろそろ恒例の行事が始まったようです。僧の姿をアップしますと・・・そして金堂に近づくと、入口に上の瞑想している僧と良く似た姿で座っている僧が目に入りました。赤矢印です。まさかこんなところで阿字観しているのではなかろうと更に近づきますと・・・高僧が出て来られるのを待っていたようでした。そして話は変わりますが、何回も取り上げて来ました、新智積院会館ですが、元々９月にオープンとは書いていましたか余り人の気配がないので９月のいつかなぁ??  と思っていたのです。ところが京都新聞のバックナンバーを見ているとこんな記事が載っていました。既に9/1にオープンしていたのでした。何分にも近すぎて、旧の智積院会館に泊まった事は無かったのですが、新旧の違いは赤「」のようで、今まで以上に一般宿泊者を受け入れるようになったようです。京都にお泊りの時には一度チェックして貰ったらと思います。上に書きましたように余り人気配がなかったので本当にオープンしてるのか見に行くと・・・確かに、沢山の胡蝶蘭が並べて有り間違いない様でした。駐車場完備こんなに広々としたロケーションです。(正面の山の頂は豊臣秀吉のお墓です)​

  2020.09.12

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  蓮が消えた訳は・・・。

  ​​​先日来、智積院の池の蓮が忽然と消えたことを書いてきましたが、その訳が分かりました。今日午後3時半頃通りかかりますと。鉢に植えた蓮に何故か水をやっている人が居ました。そこで、池の蓮が無くなったけど何故かと訊いてみました。おっしゃるには・・・どこか他の場所の蓮をここに植える為、元々有った蓮を取り除いたらしいのです。(その理由はご存知ないようでした)ところが、新たに植えた蓮が芽を出さないとのこと。理由として考えられるのはここの水は地下水を汲み上げているのですが水温が低く、今までの蓮は繁殖もしていましたが、新しく移植した蓮は対応できなかったのでないかとも思われるが・・・分からないとのことでした。泥沼で育つ蓮がそんなに繊細なものなのかは分かりませんが、「蓮が消えたのは移植した蓮が育たなかったから」という事でした。今年ダメでも来年に向けて水中で育っているのか。枯れてしまったのかどうなのでしょうね??この池は蓮も消え、鴨の卵も無くなった曰く付きの池と言うことです。​​​

  2020.08.05

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  聞き込みでは、犯人はカラスとのことでしたが・・・・。

  ​​智積院の池から忽然と消えた鴨と卵の話ですが・・・・今日、朱印所の前を通りかかりますと、先日卵が有ると教えて下さった作務衣の女性が居られたので、池の鴨と卵が無くなったことについて訊いてみました。答えは「あの卵は20日程温めていたのですが、無くなってしまいました。無くなる1～2日前から2羽のカラスが近寄っていたので、多分カラスに食べられたに違いない、親鳥はどこかへ飛んで行った」とおっしゃるのです。そんな話を聞いて、犯人は(犯鳥と言うべきかも) カラスかな、それともアオサギかなと思いながら、件の池を通りますと・・・まるで供養の為と言わんばかりに、過日の載せましたこの写真の鉢に・・・・・ちょっと既に遅いようですが蓮が咲いているのです。横にはこんな際さな蕾も・・・大きな蕾も有りました。そして蓮の花の写真を撮り終えて、何気なく上を見ると・・・なんと、真犯人か、濡れ衣を着せられたサギか、先日鴨川に居たサギか、はたまた第三のサギか分かりませんが、高い屋根の上にじっとしているのです。この様子を見ると、私はカラスではなく、やはりアオサギに食べられたのでは無いかと思ったのですが、真相は益々闇の中です。​卵で食べられたか、雛で食べられたか分かりませんが、調べると「カモ類の卵は平均24日～28日位で孵化します」​と書かれていました。20日程温めていたと言う証言? からして孵化する前の卵の状態で食べられたようです。​​​​

  2020.07.27

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  鴨が居なくなってしまいました。

  ​​​​コロナ禍で延期になった、この催しポスターが京都博物館近くに、まだ延期が決まる前のものが色褪せたまま貼り放しだったようなのですが・・・いざ、博物館の前まで行きますと、そこそこの人がいまして、7/23から予定通り開催されていました。これは観に行かないとなりません。(この写真は前にブログに載せたものなので予定と貼ってあります)その足で、一大関心事の智積院の池へ歩を早めて行きましたところ・・・・なんと、なんと・・・・安全地帯の鴨が居ないのです。巣のようなものが有るので卵があるかと、幾ら見ても卵も無いのです。親鳥と卵が同時に消えてしまったのです。あ～あ ! !  どうしたのか分かりませんが、観察の楽しみが無くなってしまいました。未練たらしく、帰りにも寄りますと・・・・鴨の代わりに(?)アオサギがいるのです。鴨が居なくなったことと、アオサギとは関係ないと思いますが、まさかアオサギが襲って卵かヒナを食べてしまった・・・なんてこと、ひょっとして???カラス以外には「安全地帯」と書きましたが、果たしどうしたのか、永遠の(?)の謎となりました。・・・とここまで書きまして、netで調べるとこんな記述が有りました。​​​​​アオサギの餌として最もポピュラーなのは魚です。 けれども、魚しか食べないわけではなく、機会さえあれば魚以外にもじつに様々な生き物を獲っているのです。 たとえば、ザリガニやカエル、貝、ヘビ、昆虫などです。 さらには、水鳥のヒナを狙うこともありますし、日常的にネズミを食べることもあるようです。​​​またこんな記述も有りました。アオサギはカの小さなヒナくらい丸のみにしてしまうから・・・・​​​​​​犯人はアオサギかも知れません。​

  2020.07.24

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  宴(うたげ)の後 と安全地帯

  ​いつもの智積院ネタですが・・・1.　宴のあと沢山の参拝者やカメラマンを楽しませてくれたアジサイの「お役目ゴメン」の姿に出くわしました。元の姿はと言うと・・・来年に向けて綺麗に散髪(?)されていました。2.　安全地帯7/7のブログに池の蓮が全部抜かれ、申し訳なさそうに鉢に植えた蓮が並んでいたと書きましたこの池のことなのですが・・・・今日通りかかりますと。お寺の方だと思うのですが作務衣を着た女性が2人、池の方を見て何か喋っていたのです。訊いてみると、蓮が無くなって見易くなった「島」に鴨がいて・・・・卵を温めていると言うのです。雛がいる様に見えたのですが、まだ日にちが立っていないのでそうではないと言われたので・・・念のため、確かめるべく拡大しますと・・・・確かに雛ではありませんでした。安全な良い場所で産卵したものです。しかし、空からのカラスなどの攻撃ににはどうかな??? なんて心配ないのですかね。ところで7/7に写真を撮った時、気付かなかったので鴨は居なかったと思うのですが、ひょっとしたらその時もいたかもと、7/7に載せたこの写真、良く見ても居る様であり居ない様でもあって分かりませんが・・・・・・・居る様にも見えますよね。もし居たのなら蓮の事ばかり気になって鴨はじっとしていたので私が気が付かなかったという事になります。​

  2020.07.19

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  智積院３景

  ​​1.　マイカー観光は元の姿に戻ったかも??今日朝の10時半頃 智積院の前の東大路を横断しようすると、北向きの斜線がこんなに渋滞しているのです。朝乗った京阪電車特急は一時の様に極端に乗客が少なくはありませんが、土日には通勤電車の様にぎっしりだった往時の混雑には程遠い、客の少なさなのですが、車は・・・こんなに。移動もマイカーなら安心という心理が働いているのでしょうか??2.　お寺さんはお金持ちです。横断歩道を渡ると、石垣の前に大きな立て看板が並んでいます。工事中だった智積院会館の建設許可関係の公示板がずっと立っていたので、改めて見る事も無かったのですが・・・・何気なく右側の看板に目が行くと・・・字が小さいのでアップしますと・・・またまた次の建設計画の公示板でした。現在は講堂入口の右にほ国宝の障壁画などの収蔵庫が有りますが、新しいのが建設されるようです。・・・ならば建設予定地はどこ?? と気になります。今の収蔵庫の場所では面積が小さいし・・・新しいこの智積院会館前は駐車場だろうし、またこの前に建物が建つと智積院会館が目立たなくなるし・・・・なんて気になる所です。3.　今年は関心がなかった梶の木でしたが・・・今年はコロナ禍の為か、鬱陶しい日が続いたためか、七夕飾りを見かけなかったのでいつの間にか七夕が過ぎてしまっていました。去年はと言うと、昔からこの梶の木の葉に願いごとを書く習慣があった事を知って孫に書かしたりしたのですが、今年は見向きもしなかったのです。その代わりでもないですが、梶の木の横に同じ様に葉を広げているこの木に、反応しました。薬用茶の材料のアカメガシワです。そう言えばクセも無い味だったと今回又準備してる材料に加えることにしました。ただ採る時期が遅いので効用や味はどうか分かりませんが、まあ良いでしようとどこまでも大雑把なことです。・・・と言うことでお寺の木は採る訳に行かないので他の場所で採って来ました。適切な時期に採った時はもっと小さくて、見るからにお茶の材料と言う感じでしたが、これだけ大きくなった葉は乾燥したらどうなるのか?  効用は少しはあるのか? 味はどうなのか?  分からないままのチャレンジです​​。

  2020.07.12

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  蓮の移植、何故なのでしょう??

  ​智積院では、例年桔梗やアジサイの季節になりますと、もう一つ、この池の蓮の花が彩を添えてくれるのですが、今年は花は勿論のこと、葉まで有りません　(隅っこの方に一枚残っていますが・・・)角度を変えましても・・・。カメラを引きますと・・・移植(?)されたと思われる蓮の鉢が並べて有りました。何故池の蓮を全部除去したのか?? 　何か理由があると思うのですが、分かりません。因みに在りし日の姿は・・・・​​ここ​​を見て下さい。​

  2020.07.07

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  アジサイ、まだまだ増やしています。

  ​今日は終日雨の予報のためゴルフは中止しました。有り余る時間があるものとしましては、わざわざ雨のなかプレイすることもない、という事で・・・。昔はキャンセル料が取られましたが、今はキャンセル料なしなのです。​さて、​終日籠の鳥だったもので、またまた智積院のアジサイネタにつて何度もで恐縮ですが・・・​ふと気が付くと、小さな苗があちこちいっぱい植えられているのです。余りに小さいので踏まれない様にこんな立派なガードが・・・・アチコチに・・・さて新たに何本植えられましたやら???それと、前にも書きましたが、立派なカメラを持った女性カメラマンが多いのが智積院の最近の傾向です。話は全く変わりますが・・・沙羅双樹について先日妙心寺・東林院の京都新聞のこの記事を載せましたが・・・今度は同じく京都新聞の記事に同じアングル手法での蘆山寺の桔梗が載っていました。毎年毎年こんな季節毎の定番記事を載せているのですね。​​

  2020.06.30

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  都道府県境をまたぐ移動全面解除効果なのでしようね。

  ​​新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために自粛を求めた都道府県境をまたぐ移動が、昨日の6月19日から全面解除されました。そんなニュースを見て、どれほど変わるのかなぁ?? と思ったりしたのですが・・・・今朝、京阪電車に乗ると、今までとは比べ物にならないほど乗客が多いのです。勿論外人観光客も多かった以前の混雑まではありませんでしたが・・・七条駅で降りて、三十三間堂方面に歩いていても、見るからに観光客らしきリュックを担いだ夫婦ずれなどが多く、静寂が続いていた七条通りも、何か賑わいが戻って来た気がしました。ましてや、こんな旅行カバンを押す姿なんて何か月振りに見た光景か??? と何か嬉しくなりました。以上が今朝10時頃の光景だったのですが・・・・今度は午後3時頃に智積院を通ると一層びっくりする光景が広がっていました。こんなに人が多い智積院はコロナ騒ぎが起こる前にも余り観ない光景でした。ましてや着物姿を見るのも何か月振りの事か、何か華やいで気分になりました。こんな光景を見て、改めて移動制限解除の効果は凄いと思いました。・・・・という事は罰則の無い制限でもちゃんと守っていたと言う国民性を改めて認識することに・・・・。それから話は全く変わりますが、この時期の定番の京都新聞ニュース、今年も・・・毎年撮影アングルまで同じです。去年の写真でない証拠は落ちた花を眺めている人のマスクというところでしょうか(笑)​​

  2020.06.20

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  お誕生会??

  ​​​今日6/15は三十三間堂の拝観再開予定日とされていましたが、どうかな? と思い前を通りますと・・・確かに再開はされていましたが、人影は疎らでした。そのまま智積院まで行きますと・・・こんな立て看板が・・・・左も・・・右も桔梗が咲き誇る参道を進みますと・・・金堂から沢山の正装した僧が退出中で・・・・隣の明王殿へ移動中の様でした。移動すると・・・多分先頭には赤い法衣の化主(けしゅ・管長のこと)が居られたのではと思いますが・・・その後に紫の法衣の僧の集団が・・・続いて緑色の法衣の集団が・・・そして、次に　からし色の法衣の集団が入って行かれ・・・最後に黒い法衣の集団が・・・と待っても来られないのです。場所を移して見ると、黒い法衣の僧たちは、建物の反対側(写真の右側)へ入っていたのです。・・・という事で序列による法衣の色の違いが明確になっていた気がしました。金堂の後ろのアジサイ園は・・・そして、ついでにと思い何回も書いて来ました宿泊設備の「智積院会館」について、もうホームページに載っていないかと思い調べると・・・詳しく載っていました。京都旅行の折りの参考にして下さい。　​​ここ​​です。​​​

  2020.06.15

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  季節の移ろい3題

  1.　早いもので早や1年、毎年報告している事ですが・・・我が隠れ家の半夏生、冬の間は跡形もなくなっていましたが、ちゃんと芽を出して育ったと思っていましたら、早や少しだけですが、化粧を始めました。2.　智積院の沙羅双樹の花も咲き出しました。妙心寺の東林院では落ちた花をそのまま綺麗に並べます??  が・・・・落ちた花tが無いと余りサマにならないはず。こちらでは勿論、まだ落ちた花はありませんでした。3.　智積院のヤマボウシ・・・つい先日まで白い帽子(?)を被っていましたが・・　　今日通りますと・・・早や、緑の実が沢山生っていました。。去年は余り生らなかったのに、今年は豊作のようです。さて、赤く熟れるのはいつ頃だったか???楽しみです。

  2020.06.10

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  ヒマ人ならではの定点観察

  ​智積院の寺紋は桔梗なので、参道に沢山の桔梗が植えられている事について何回も書いて来ました。4/7のブログでは埋められたプランターから芽を出したところを・・・・そして、5/16にはここまで育ったところを・・・・そして、5/30には今にも音をたてて開きそうだと、こんな蕾を載せました。そして中一おいて、昨日6/1には、既に開花しているかと思い行って見ますと・・・・まだ開く前に紫色に化粧している状態でした。ここまで来ると、こちらも意地??です・・・・・・今日6/2にしつこく観察に行きますと・・・・ついに、ついに開花していました。・・・と言っても日当たりの良い場所の極々一部の苗だけで、あとの開花はまだまだ先の様です。アジサイも一部は開花していますが、まだ早いので、アジサイと桔梗をセットで沢山楽しむにはまだそこそこの日数が経ってからが良いと思います。​

  2020.06.02

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  早いもので・・・3題

  ​コロナコロナと言っている間に冬から春を過ぎ、もう初夏の趣です。今日は往路京阪電車、復路は置いていたマイカーだったのですが、往路の電車は若干ではありますが乗客が増えた気がしました。尤も、左右は2人分ずつ以上の空間、向かいの席の空き等は十二分に確保できる状態ではありました。そんなことでいつもの智積院を通りますと・・・兼ねて触れて来ました参道の桔梗なのですが・・・・正に膨らむ・・・でした。これなんかは明日にでもポカンと音を出して咲きそうです。この前、プランターを埋めての植え方を書いたばかりなのに、本当に早いものです。更に進んで、金堂横から裏へのアジサイ園では、早生? なのかこちらも早々と咲き出していました。​これは隠れ家ですが・・・・半夏生がここまで育ちました。​化粧を始めるのが待ち遠しいです。それから番外ですが、智積院では早々と梅の剪定が始まっていました。梅は今年伸びた真っ直ぐの枝だけでも凄く茂り、剪定しないと全く「様にならない」のでホント早々の剪定です。​

  2020.05.30

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  歴史が変わり、季節で変わる智積院

  ​​先ず智積院の歴史が変わる光景過日建物の全容が姿を現した新築中の智積院会館の写真を載せましたが、いよいよ外溝工事が始まっていました。建物の前はみんな駐車場になるのかと思っていましたが・・・こんなに大きなモミジが植えられていました。ずっと向こうに見えるコンクリートの建物、今は智山派の宗務庁の建物ですが、昔は京都美術大学のたてものでした。(美術大学はここから遠く西京区の大枝にキャンパスを移転したのですが、それから何年経ったか、今度はまた市内(京都駅の東、鴨川の西)に帰ってきます)周りに水をやり、棒でつついて根と周りの土を馴染ませていました。こんなに大きなモミジ高価なはず、枯らしたら大変、根回しも完璧になされたものなのでしょう。こちらの松も同じく新しく植えられたものです。。上に苔でも置けば昔からここに植わっていた様に景色に馴染む大きさです。過日種から大量の芽が出たモミジの事を書きました。あの苗は雑草のごとく綺麗に抜かれて、貰う事が出来ませんでしたが・・・新緑のモミジには・・・　早や、今年の種が・・・。これが風に舞って地面に落ち、また沢山芽を出すのでしょう。それからプランターを埋め込むと言う手の込んだ植え方がされた桔梗の根でしたが、早やこんなに大きくなっていました。池にはショウブが・・・・池の傍にはヤマボウシが・・・・・・・・咲いていました。　またしばらくすると赤い実が生るはずです。​​

  2020.05.16

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  智積院会館ほぼ全容が現る

  ​智積院の宿坊「智積院会館」が建て替えられる事は前にも書きました。2019.1.18既存建物を壊す為の工事が始まり・・・2019.3.02全巻に覆いが掛けられて・・・さて、2020.5.07には・・・新しい建物は場所を少し奥に移し、瓦葺の和風の建物として姿を現しました。前の建物は奇抜なデザインでしたが新しい建物は瓦葺・・・今は和風でないと許可が下りないのです。あとは外構工事を残すだけとなりました。当初から確か6月完成予定だったので、予定通りの進捗ですが、コロナ禍で開業がどうなるのでしょうね??それから4/7のブログに、散ったモミジの種からこの様に無数の芽が出ている事を書きましたが・・・どうせ抜かれる芽だから2～3本貰って置こうと思っていたのですが、コロナ禍で暫く通る事もなかったのです。それが5/7に通りかかりますと・・・予想通り・・・雑草と同じように綺麗に抜かれていました。まあ、来年に貰えば良いか・・・と言う所です。​

  2020.05.11

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  当然の中止、延期、休止

  ​非常事態宣言による外出自粛で京都へは11日から行っていなかったのですが、不要不急の不要ではなく、どうしても行かねばならない用件があり、往きは京阪電車で、そして長らく置いていたマイカーで帰りましたその往きに見た光景ですが・・・・1.三十三間堂は・・・当然拝観​中止。​2.　国立博物館も・・・こちらは​​​延期​​​前に撮っておいた写真ではこう言う催しなのですが・・・3.　智積院は・・・・​休止​でした。智積院はこの金堂周辺は今も出入り自由です。新緑の良い季節です。過日書きました、桔梗はここまで育っていました。​

  2020.04.28

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  智積院 3景

  ​​1. 明日(4/8) の花まつり　予定通り実施されるようです。2.　桜に代わって新緑のモミジ、そして抜かれてしまうモミジ。　　　　いよいよ終わりが近づいた桜に対し、モミジの新緑がとって代わろうとしていま　　す。　　(ちょっと茶色系に写っていますが・・・)本論は桜との対比では無くて・・・・石のあいだから芽が出た無数のモミジです。去年、プロペラのような種が落ちて、早や芽を出したようですが、その数の多さにびっくりです。成木の葉はまだ当分は緑なのに、芽は早々と紅葉なのが面白いです。芽を出した場所が場所だけに多分全部引っこ抜かれると思うと可哀想なものです。抜いて帰って植えたら、智積院の紅葉の子と自慢出来そうです。3.　手間がかかっている桔梗の新芽　　過日、桔梗が土の水分が多すぎて根付かない事の対策としてこの様な手の込んだ　　作業をされている事を書きましたが・・・今日見ますと・・・努力の甲斐あって、早や芽が出ていました。この芽が花を咲かせても、その陰には多大な手間がかかっていることを知るのは限られた人だけでしょう。　その限られた人のひとりが私です(笑)​それから昨日載せたチューリップの生け花をいつもの後輩さんに「まーまーやな!!」と云われましたので野の花を追加してこの様にグレードアップしました。​

  2020.04.07

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  こんなに手間をかけているのです

  昨日の続きです。昨日載せましたこの3/11の写真ですが・・・こんな状態だったものが・・・・昨日通りますと・・・全体が腐葉土のようなもので覆われているのです。参道左側はこんな状態で・・・右側はまだ腐葉土を被せる作業中だったのです。軽トラにいっぱい載せた腐葉土を・・・・箕「み」に取って・・・この様に被せているのです。整理すると・・・1.　元は地植えの桔梗が植わっていた。2.　その桔梗の根を取り除くように長い掘り込みを入れて・・・3.　その掘り込みにプランターを埋め・・・4.　プランターの回りに砕石を入れて・・・5.　その上をプランターが見えない様に腐葉土で覆う。・・・・と言う作業をしていたのです。何故そんな手の込んだことをするのか? 興味をもったので作業してる人に訊きましたところニコニコして親切に教えてくれました。その訳は・・・ この辺りは地面が一段低いので高い所からの地下水で土がいつも湿って桔梗の根が腐って成長しないのでこの様にしているとか。 地下水が砂利層を流れるようにして、桔梗の植わったプランターの中に侵入し難くするのだそうです。そう言えばこの辺りの桔梗は毎年咲くのですが、花が少なく繁殖しているように見えませんでした。 なるほど、そう言うことで・・・わざわざこんな手間をかけているのかと納得でした。 そう言えば、前に書いたこと有るのですが、もう少し奥の方では桔梗が地植えだった場所がプランターに植わったものに置き替えられている場所が有りました。その時訊いたその訳は、モミジの根が張って来て桔梗が負けるのでという事を教えて貰いました。 桔梗は見た目同様に、繊細で、か弱いのですね。 上の写真の左奥の方に見える人影は・・・松の剪定をしている人でした。 何しろ何本もある松ですから順番に剪定していますのでエンドレスの様に続く仕事かも??冬の菰巻きやその取外しの作業もありますし・・・。

  2020.03.18

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  端境期にもちゃんと代役が・・・

  ​​​​​いつもの智積院ネタです。桜と違い、種類によって咲く時期が違うので梅が長らく楽しませてくれた智積院の庭(無料の部分(笑)) ですが、その梅も遅咲きの花もほゞ、萎びた花を残すだけとなりました。梅が終わると、桜が咲くまで殺風景になるのも仕方ないのですが、その端境期を埋めてくれるものが有りました。ひとつはこれです。モクレンだと思うのですが・・・・そして、もう一つは飛来した鴨4羽です。今まで番(つがい)の鴨は良く見る事が有りましたが、4羽も一緒にと云うのは初めて見た気がします。話はころっと変わりますが、この写真は3月1日撮ったのですが・・・智積院の紋は桔梗ですが、参道に植えられている桔梗は場所に依って、地植えの箇所とプランターに植えたものを並べた箇所があるのです。写真の箇所はずっと地植えの桔梗が咲いていた所なのですが、地面を掘ってこの様にプランターを埋め周りを砂利で埋めているのです。今まで植わっていた桔梗はどうしたのかなぁ??  なぜこんな事するのかなぁ?? と疑問に思ったので撮っておいたのですが・・・今日この場所を通ると植木屋さんがあれっ?? 　なぜ、わざわざそんなことするの?? ・・・と言うまた新たな作業をしていたのです。・・・疑問に思った事は訊かないと・・・植木屋さんが親切にその訳を教えてくれたのですが・・・・長くなりましたのでその訳は明日に続けます。いつも「桔梗が咲いた」、「綺麗だ!! 」なんて勝手なこと言っていますが、その陰にはたゆまぬ試行錯誤の手間が掛けられていたのです。​​​​​

  2020.03.17

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  3つの催し

  ​​​​1.　京阪電車の吊り下げ広告にこんなのが有りました。今、正に御朱印ブームに便乗した? 　この催しなかなか上手く名付けたものです。昨年9月からやっているようですが、初めて知りました。もう、今更なのですが詳細を調べると・・・​ここ​に載っていました。2.　いつもの智積院にこんな看板が立っていました。何のことか、並んでいる字のどこで区切るのかさえ分かりません。三宝院と言えば醍醐三宝院のはず、しかし智積院は智山派総本山に対し三宝院は同じ真言宗でも、、三宝院は醍醐派の総本山だし・・・。調べて見ても『3年に渡り９回行われる、一流伝授なるものの第一回目が行われる』という事以外分かりませんでした。​ここ​なのですが・・・3.　これも京阪電車の駅に有ったポスターですが・・・上で醍醐三宝院の事に触れましたが、醍醐寺と言えば子供の頃から「五大力さんの餅あげ」だけは知っていました。餅あげ以外詳しい事は知らないので調べて見ますと・・・五大力さんについてや餅あげについて​ここ​に書いていました。その中の「平成26年 五大力さん映像」と言う所をクリックして頂くと約５分の動画の説明がありますので、関心がおありでしたら見て下さい。​​​​

  2020.02.22

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  準備万端整っていました。

  ​​​​​明日は節分です。明日は亀岡の西国33ヶ所の穴太寺へ参拝に行く為節分の記事を書けないと思っていたのですが、ちゃんと節分のブログ材料が有りました。ひとつはいつもの法住寺の看板です。右が三十三間堂で赤矢印がその法住寺です(ずっと向こうに見えるのが三十三間堂の南門です)智積院でも・・・沢山ある梅の木、他はチラホラ咲きが多いのに、丁度節分会に合わしたようにこの木は満開に近いまでに咲いていました。節分と言えば、この智積院の末寺の成田山・新勝寺の節分会は人出も凄く、全国区で報道されますがここの節分会は〇〇〇ーです。先日高1の友達(稲荷山の仙人さん)に、かぶら貰ったことを書きましたが、この様に漬け上がりました。昆布出汁が効いて熱いご飯との相性抜群です(笑)​​​​​

  2020.02.02

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  懐かしい光景

  ​​​​​​​​​​​​再々取り上げる智積院ですが、今は冠木門のある入口が表玄関? になって、この総門は通用に使われていません。しかし昔はこの総門がメインの出入り口で、地域住民が通路の様に通っていたところでした。久しぶりに内側からのこの景色を見ますと懐かしい光景が蘇りました。子供の頃この外側の階段に座って市電が走るのを見たものでした。自動車が少なかった頃なので市電の存在感も大きかったのです。北から来て真っすぐ南へ走る7番、同じく北から来て西へ曲がって走って行く6番、南から来て西へ走って行く8番の3系統の市電がこの交差点を走っていました(勿論逆向きも)この門越しに撮った市電の写真が有ったのですが、どこにあるのか整理が悪いもので出て来ないので、グーグル画像で門越しの市電の写真を探したのてすが探し当てられませんでした。その代わりこの交差点を走る市電の写真は色々ありました。この写真は丁度総門の外側の石段から撮った写真で、左側の大きなのはムクの木で今もハイアットホテルの入口の目印になっています。右側は博物館です。この写真は上の写真の逆方向からのもので、6番の電車は左へ曲がり、真っすぐ北大路まで行き、烏丸通りを南下して京都駅へ走っていました。この写真は上の電車が左へ曲がった辺りで停留所が有りました。人の多さに今更ながらびっくりがこんな光景はざらにありました。今、観光客でバスに乗れないなんて苦情を言う人に見せたいものです。左側の5本線のある塀は妙法院です。この写真は1枚目の写真の先の方です。路面を走る京阪特急、中央少し左に島形の停留所、懐かしい光景です。道の真ん中にアチコチこんな停留所が有ったものですから自動車が衝突することが多く、手前側は頑丈なコンクリート製でした。疎水と鴨川の間の狭いところを走るので、京阪電車の七条駅はこの七条通りの左右に有ったのですが、それはそれは巾の狭いホームでした。探すとパソコンの中にこんな写真が出て来ました。　南座の見え具合からして五条駅かと思います。七条駅も四条駅もこのように巾の狭いホームでした　ついでながら余り紹介していない本坊と・・・講堂大書院への玄関北門から冠木門へ続く白壁です。智積院の今と懐かしい光景でした。ところで、今日は京都文化博物館のフィルムシアターへ北海道の美幌峠が出て来る映画「君の名は」の第二部を見に行くつもりで家を出たのですが・・・京阪電車の駅まで行って改札を入ったのですが、人身事故で電車が来ず、早めに出たので余裕が有ったので待っていたのですが、動き出す予定がそれから約30分後、初めからだと45分以上待たねばならなくなって、とても上映開始に間に合わないので、断念して家に帰ることになりました。改札を通った切符はハンコを貰い後日自動改札を通らず駅員に見せて使えると言うので実害はなかったのですが・・・・。第二部の上映日は今日と土曜日の二日だけ、さて土曜日に行けますやら???​​​​​​​​​​​​

  2020.01.22

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  「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」ではなかった!!

  ​季節季節に色々の花や紅葉をリレーの様に楽しませて頂く智積院ですが、紅葉が終わったこの時期は、この様に・・・・さすが見るべきものがありません。ついでながら近くの石畳の参道に紅葉の映えるこの養源院も・・・その智積院、梅の季節までは殺風景な景色なのですが・・・・良く観察すると・・・蕾が膨らんだ梅の木が一本あって咲いた花が一輪・・・・そして別の木にも・・・分かるでしようか咲いた一輪が・・・拡大しますと・・・沢山有る梅の木殆どが蕾固しなのに2本だけ咲いている木を発見し、得をした気分になり・・・正に「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」なんて風流な気持ちになったのでした。・・・・・が、何故?? と問いかけたくなるほどこの様に既に花いっぱいの木が・・・・一輪ほどの暖かさ・・・・ではなく今年の「暖冬」を象徴する程に咲き乱れた木が一本ありギャフンでした。​

  2020.01.19

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  大晦日と新年の準備 3題

  いよいよ今年も数時間で、新年を迎える事になりました。町を歩けばどこも新年を迎える準備が整っていました。身近ないつもの守備範囲での報告です。1.　豊国神社の前を通りますと・・・・世は正にご朱印ブーム、この神社も・・・十六社がどこなのか? も。いつからこんな催しが有ったのかも分かりません(笑)2.　いつもの智積院ではこんな案内板が・・・大晦日のお火焚きさんと除夜の鐘までは分かりますが、新年の修正会はちょっと分かりません。最近は除夜の鐘がうるさいとの苦情があって、時刻を早めたり、止めたりする寺院が出て来たと言う報道が有りましたが、ここではちゃんとテントまで張って旧来通り?? 行われます。こちらはお火焚きさんの準備です。ところで話がちょっと横道に逸れますが、鐘を撞く「撞木」はシュロの木が使われると聞きます。我が隠れ家にあるシュロの木がここまで大きく育ってしまいました。前にもっと大きく育ったシュロが有ったのですが、私の手に負えなくなって、プロに切ってもらった事があるのですが、この大きさなら何とか自分で切れる長さなので近々切ってしまおうと思っているのです・・・・が、シュロって切ったあと他の木の様に燃料用に斧で割れそうにないように思えるのでどこか撞木に貰ってくれるところは無いかなぁと「鐘」を見るたびに思うのですが・・・(笑)3.　恥ずかしながら我が隠れ家の門飾りです。松も水仙も、勿論千両もみんな自家製のもので無粋な閑人が「生ける」と云うより「差し込んだ」という表現がぴったりです。さて、本年も拙いブログを見て頂き有り難うございました。来年もよろしくお願い致します。

  2019.12.31

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  いつもと違う朝の光景

  日頃博物館や智積院を通るの大体10時半前後なのですが、昨日はフルコース会議?? の準備のため9時半ころ通ったのですがもいつもと違う光景に遭遇しました。先ず、国立博物館の前では・・・・久しぶりに見る長蛇の列でした。催しは何かと言いますと・・・・上の写真では行列の陰で見えない案内板を時間を変えて撮ったのがこれです。更に分かり易いようにパンフレットでは・・・こう言うことです。平日の開館前に行列が出来る程の人気・・・関心が無いのが恥ずかしい思いでした。そして智積院の前まで行きますと・・・多分尼僧だと思われる方が直立不動で立っておられ・・・色とりどりの法衣の僧が次から次へ行き交われていたのです。案内板によると・・・伝法大会(でんぽうだいえ)行われていたようです。伝法大会(でんぽうだいえ)は次の様に書かれていました。化主猊下のご晋山（代替わり）や特別な慶事を記念して行われます。問答形式で真言宗の教義について、修行僧の理解度や解釈の度合いをはかるための法会です。そう言えば写真を撮らなかったのですが新しい化主の晋山云々という案内板も有りました。

  2019.11.14

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  雨中の作業、さもありなん。

  今日はほゞ終日雨でした。その雨の中確か4時前だったと思いますが、いつもの智積院を通りますと・・・作務衣姿の僧が雨の中にもかかわらず、一人で作業されているのです。そこそこキツイ雨の中ご苦労様な事と思いながら、雨が上がってからでも良いのになぁ・・・なんて思ったのですが・・・案内板ると・・・それは恒例の「三ヶ寺巡り」今回はもみじに合わせて明日から始まるのです。成る程、これなら今日のうちにしておかないと・・・と納得でした。ついでながらその横で進められている宿坊・智積院会館の建て替え工事ですが、新しい建物の骨組みが見えて来ました。前の建物は奇抜な形をしていましたが、今はこの辺りは景観規制で屋根のある建物しか建てられないはずなので、その規制通りの建物です。新しい建物は前の建物に比べずっと奥の方に移されているよようで手前に広い敷地が出来るようになります。さて、その広がる敷地がどうなるか?? 庭園にとなれば、すごく広い庭園が出来ると思うのですが??因みに壊された前の建物は​ここ​に。　更地の時の写真は​ここ​に載せています。

  2019.10.25

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  智積院のギンナンの表裏

  智積院のギンナンのその後なのですが・・・10/13にはこの様に散乱していたギンナンは「ゴミ」として掃除される運命? と書きましたが・・・久しぶりに今日10/20通りますと・・・・やはり綺麗に掃除されていました。少し落ちているのは掃除の後落ちたのでしょう。しからば、掃除が後回しになる拾うには狙い所や如何に??  と裏の方に回りますと・・・道路にもまだ正に「臭いゴミ」として散乱していて・・・草の上には、前回載せました光景と同様に、まだまだギンナンが・・・。今日はリュックにレジ袋を入れていたので折角ですので、またまたこれだけ拾って来ました。処理はまだしていません。ついでながら紅葉の進み具合はこんなところです。因みにギンナン拾いはこの道の手前です。

  2019.10.20

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  智積院の金色と青色と白

  今朝、智積院を通りかかりますと・・・早やこの様にギンナンが・・・早速拾おうとして、リュックの中探しても、いつも非常用に入れているレジ袋が今日に限って入っていないのです。幾らなんでも裸のままギンナンょ拾って行くわけに行かず、今日のところは拾うのを諦めました。「ゴミ」として掃除される前に、改めてレジ袋持って拾いに行かないと・・・・。そして歩を進めると・・・池にアオサギがいたので撮ろうとしたのですが、カメラを操作している内に・・・いつも不動で立っているのに、今日に限って飛び立ってしまったのです慌てて２枚目も撮ったのですが・・・これではアオサギに見えませんよね。何故アオサギを慌てて撮ろうとしたかと言いますと・・・・2日ほど前に同じ池で、この「白」を撮っていたので2羽セットで載せたかったのですが・・・ギンナンもアオサギも意のままにならない日でした。

  2019.10.05

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  お彼岸のお中日

  今日はお彼岸のお中日!! なんて思いながら智積院を歩いていますと・・・毎年同じところに咲く彼岸花が今年も・・・但し、みんな倒れそうに傾いていました。台風17号は日本海へ抜け、京都には殆ど影響がなかったと思うのですが、こんなところら爪痕(??)を残していました。ところでこの彼岸花ですが・・・今は私も自然に彼岸花と言い、世の中でも間違いなく彼岸花で通っていますが・・・昔は曼殊沙華と言いませんでしたか??あの　♫赤い花なら曼珠沙華  オランダ屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる じゃがたらお春・・・♬　の歌詞の様に???そして、更に歩を進めると・・・・先日(9/11)「路傍の梶」なんて取り上げたこの写真ですが・・・綺麗に刈られて、下の様に跡形もなくなっていました。やはり路傍の石のように雑草扱いの、はかない運命でした。・・・・かと言いますと・・・こちらの写真の梶は・・・・まだ元の姿のままにこの様に生きて??いました。刈り取られた梶、まだ生きている梶・・・その運命の違いは・・・種が落ちた場所の違いです。道路を挟んで刈り取られた梶は市営墓地側に育ったもの、生き永らえている梶は智積院の墓地側で芽生えたものです。しかしこの梶もまた刈られた梶と同じ運命を歩むのでしょう(笑)

  2019.09.23

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  いよいよ秋の色

  今日は昨日までと打って変わって、湿気も少なく秋らしい一日でした。そんな気持ち良い気分で歩いていますし、ついつい空を見上げながら歩いているとめっきり秋めいた景色でした。国立博物館のメタセコイアの上空も・・・智積院の仏旗たなびく上空も・・・同じく毎年ギンナンを収穫するイチョウの木の上空も・・・秋の空そのものでした。空からイチョウの木に目を転ずると・・・・なになに?? ギンナンがすっかり色づいているではありませんか。もう一年か・・・・早いものです。さて、明日は前に書きました観月会(かんげつえ)。天気予報に依りますとお月さんも見える様でメデタシメデタシ! ! !話はころっと変わりますが、過日塗装した黒塀について、『塗って直ぐは斑になっていますが、時間が経つと馴染んで綺麗に仕上がります』と書きましたところ　『塗装がなじんだら見せて下さい』とのリクエストを頂きましたので、今日撮って来ました。木の年輪模様も浮かび上がってきました。防腐剤のクレオソートとコールタールを混ぜて塗るのがミソです。

  2019.09.12

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  お盆には色々あります。

  昨日は迎え鐘、送り火の事を書きましたが・・・・まだまだ行事が有ります。今日の智積院にはこんな看板が立っていました。「おおせがきえ ごんじゅ」と読みます。「ごんしゅ」とも。私どもは浄土真宗(真宗大谷派) の為、縁のない行事ですので上手く説明できません。関心お有りの方は智積院のホームページを見て下さい。​ここ​です。脈絡の全くない事ですが、昨日の記事の珍天寺の風景です(昨日書きました通りここも勿論人影はありません)そしてこのポスターも昨日、珍皇寺で見たのですが・・・・珍皇寺は臨済宗、龍谷大学は浄土真宗(本願寺派)です。これぞ正しく宗派を超えての協力と言う所でしようか??偶々ですがこの入場券を貰っていて、関心が有ったので目に付いただけなのですが・・・。

  2019.08.12

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  二の字 二の字の下駄のあとではないですが・・。

  智積院の石段を登っていますと足もとが急に黄色く明るくなりました。花むしろと言えば桜なのでしょうが、こちらも負けない程の花むしろです。今朝は早かったので、先に歩いた人はこの足跡からしてただ一人、私が二人目の様です見上げると・・・槐(えんじゅ)が満開散り始めというところの様でした。「初雪や二の字 二の字の下駄のあと」　ならぬ　「花むしろ二の字の代わりに靴のあと」　でした。

  2019.08.03

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  ブログ記事その後　2題

  1.　先日は先斗町の電線地下化工事が進んでいない事を書きましたが、同じく何度も書いて来た四条通りの電線地下化工事なのですが・・・・この様に完了した箇所もあるのですが・・・・未だに、こんなのが沢山残っています。先斗町では道幅が狭いので、これら地上ボックスを設置する場所の制約が有って難しいのかも知れませんが四条通ではまだこんなのが沢山残っているのは何故なのでしょうね??2.　智積院の宿坊の『智積院会館』が建て替えの為潰されていると2018.3.12のブログ​に書きましたが​・・・取り壊しが終わってもなかなか建設工事が始まらないなぁと思っていましたら、この度パースが掲示され完成予定まで明らかになりました。元の建物は奇抜な外観でしたが今回は屋根のある建物です。今は風致地区の建物は、和風、瓦屋根の和風建物しか建てられません。(今建て替えの為取り壊している京都女子大の建物も無粋なビルから瓦屋根風の和風建物に生まれ変わります)

  2019.08.02

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  宴のあと、化粧のあと。

  智積院のこのアジサイ、咲いているのではありません。盛りを過ぎ、切り落とされてすが・・・「ゴミ」になり果てました。咲いていた木は散髪されて、この様にすっくりして来年に備えているようです。つい先日、この様に化粧をした姿を載せました、我が隠れ家の半夏生てすが・・・きれいに化粧した姿は、良く写真等で見られたことあると思いますが・・・この様に化粧を落としたと言うか、変色した姿はあまり見られたことないのでは???おしろい(白粉)がとれた姿は・・・・人の目を惹きつけるものではありません。

  2019.07.31

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  親の出席には訳がありました。

  今日，智積院を通りますと・・・こんな看板が・・・・。 なるほど、新しくお坊さんになられる式があるのだなぁ、思ったのですが・・・ 記念撮影を撮っておられるご婦人は輪袈裟をしておられて推測するに寺庭婦人で新しく僧になられる方の親御さんなのでしょう。 お寺の世界まで親同行の時代かと思ったのですが、得度式には親が出席せねばならないようです。 と言いますのは・・・智積院の得度式について検索しますと・・・こう書かれていました。 『僧侶になるための最初の儀式を「得度式（とくどしき）」といいます。 　「度」というのは「渡る」ということを意味しています。つまり得度とは「渡るを得る」ということになります。仏の教えに出会って彼岸（悟りの世界）に渡る機会を得られたという意味になります。そこで、悟りを求めて仏道の修行に入ることを「得度」といい、その儀式を「得度式」といいます。 　得度式では、まず始めに、出家して僧侶となる決意を問われます。次に、修行とはどういうことかを教わり、一旦道場を出て、社会や父母に別れの挨拶をし、出家の覚悟（決意）をいたします。 　道場の中に戻ると、髪の毛を剃る「剃髪（ていはつ）」の儀式が行われ、仏弟子としての名前（法名）と袈裟を授かります。そして、戒律を授かることで、修行者としての生活のあり方を教わります。こうして、いよいよ修行が始まるのです。 檀信徒・一般の皆さまには、非公開となっております』 得度式がゴールでなく、修行が始まる式と云う事も改めて知りました。

  2019.07.30

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  智積院の催し

  ご近所で早起きの方ばどうぞ ! 講師の経歴　拡大しますと・・・まだ先の事ですが、早く申し込まないと満席になるとか??詳しくは智積院のホームページを・・・・。!

  2019.07.23

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  ここでは登嶺・・・こちらは登頂目指し・・・

  今日のことですが・・・七条通りで東大路を横断しようとすると、この立て札が眼に入りました。いよいよ祇園祭か・・・と思いながら、横断歩道を渡ると・・・今度はこんな立て札が目に入りました。冠木門の方に回ると・・・受付けが有るのに人影は無し・・・アップしますと・・・「登嶺」なんて言葉知りませんでしたので調べますと・・・登嶺は（とれい）とは・・・本山に行くことをいうらしいです。確かにここは真言宗智山派の本山です。更に進むと・・・既に催しが終わったらしく沢山の僧が下がって来られました。受付けに人が居なかったのは、すでに受付けが終わっていたという事でした。更に進むと、金堂の横では赤い傘を差された高僧(らしき)がお参り中で・・・金堂を見ると、記念撮影用の沢山のパイプ椅子を片付ける人、報道人らしき人、見守る人がこの様に・・・かなりの行事の様でした。間もなくお参りも終わり・・・お下がりになる高僧は・・・講堂の方へ歩を進められて行きました。『晋山』という言葉は『晋山記念』の催し載せましたが時知りましたが、『登嶺』は初めて知る言葉でした。さて、タイトルの『こちら登頂』ですが、明日から北海道は道東の山へ『登頂』を目指してまいりますので5日程更新を休ませて頂きます。

  2019.07.08

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  犬も歩けばの3景

  以前この写真を載せましたが・・・・初心忘るべからず ! !ついでながら・・・同じ智積院でのこの眺め・・・・市内どこからでも仰げる京都タワーですが、こんな緑の中の京都タワー　ここでしか見られない光景です。ある時計屋さんの店先の光景ですが・・・こう書かれると置けません。自転車置きませんが、取り上げて『すみません』

  2019.06.28

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  梶の木の葉は凄い ! !

  昨日のブログに　沢山採って来たこのカジノキ(梶の木)の葉を載せましたが、この葉は智積院の墓地で採って来たのです。昨日も書きましたように10mはあろうかと言う大きい木から・・・足もと小さい木・・・他の雑木と混じって生えている木など・・・貴重な、由緒ある木と云うより、雑木の一つと言う感であり葉も遠慮なく貰って来たのです。こんなに身近に沢山ある木は・・・・と関心が強くなったものですから、検索して見ると・・・・なかなか勉強になりました。1.　この葉は筆で書いた墨がのり易いという事で、平安時代から(この葉に) 文字が書かれたり、今でも七夕飾りで願い事を書かれたりして来た葉である事が分かりました。折から七夕も近いものですか、葉を採って来て孫に願い事を書かそうかなんて・・・・それから、里芋の葉の露で磨った墨で書くと字が上手になるとも書かれていました。偶々、今年庭に初めて植え、育って来た里芋があるのですが、露では無く雨のしずくがこの様に溜まっていました。露ではなくても、この水で墨をすれば・・・・何か風流な気がするのですが・・・この事について、色々の記事が載っていますが　​この方のブログ​が参考になりました。2.　それから茶道については全くの門外漢なのですが裏千家ではこの葉を夏のお点前の、葉蓋に使ったりするとか。論より証拠、​この方のブログ​に書かれています。・・・・という事で、高校同窓の女性から教えて貰って、何気なく出席した御所についての説明会から、またまた飛躍した勉強が出来ました。

  2019.06.27

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  同じ沙羅双樹でも・・・・えらい違いです。

  6/11のブログで智積院の沙羅双樹について、ちょっと触れましたが・・・今日、6/16の京都新聞を見ていると、こんな記事が載っていました。沙羅双樹と言えば東林院、東林院と言えば沙羅双樹・・・と言われるほど有名ですが、それにしてもこの人の数にびっくりです。何年か前に行った時、茶菓接待付きで確か1500円だったと記憶しているのですが、改めて調べると1600円になっているようです。お金を払って、これだけ注目される沙羅双樹もあれば・・・・先日も載せましたが今日も撮って来た智積院の沙羅双樹は、無料なのに見向きもされない悲しい? 花です。雑木の中に生えており、枯葉の上に落ちていては、確かに有難味が無いですが・・・池を綺麗にして、水面に落ちた花が映えるようにすれば・・・お寺もアジサイに比べ、沙羅双樹は余り重要視していないみたいです。全部で、矢印の場所に確か4本はあるのですが・・・その気で見ないと分かり難い中、一番右の木は一番小さいながらも目立つのですが・・・それでもカメラマンが写真を撮っておられる姿は見たことが有りません。・・・・と言うここでは見向きもされない、地味な花で東林院の花とは対照的的です。そう言えば、ここ智積院ではアジサイの陰に隠れた沙羅双樹・・・同じ様な運命? なのが菩提樹の陰に隠れた、真如堂の沙羅双樹も良く似た運命??だと思います。

  2019.06.18

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