赤兎山で白兎に遇う
勝山市のホテルに一泊して、英気を養い翌日目指したのは赤兎山(あかうさぎやま) 1,629mでした。私は今回の計画で初めて知る山だったのですが・・・土曜日だったこともあり、若い登山者の多さにはいささかびっくり、地元では人気の山なのでしよう。車で高度を上げて登山口近くまで進むと、山は黄葉真っ盛り・・・登山口からスタート・・・杉や檜の植林の山ではなく,ブナ林を歩くのは気持ちが良いものです。余りに奇麗な林なので沢山写真を撮ったのですが・・・その一部です高度を上げていくと少しずつ山の色が変わって行き・・・天候は青空と雲が混ざっている状態だったのですが・・・更に高度を上げると積雪があり、雪がちらつき始めたのでした。さすが、1600mを超える山は気象の変化が激しく更に雪のちらつく量が増え・・・積雪の中にナナカマドの赤い実が・・・・(このナナカマドの実が次に登場します)そして頂上に到着すると・・・標識の足元に・・・白いものが・・・ナナカマドの実を目にした手のある雪だるまが・・・こんな高いところまで登ってこんなことをする人は、体力と遊び心を兼ね備えた風流人なのでしょう。私には頂上でこんなことをする体力はありません(笑)頂上で癒されるものを見て・・・今日は寒くてコーヒーを淹れる気にもならず、スタートが早かったことも有り、下山して登山口で弁当とコーヒータイムをとったのち帰路につきました。蛇足ながら敦賀以北で北陸新幹線の高架橋が随分広範囲に完成しているのにもびっくりでした。