薊(あざみ) 岳に登ってきました。
4/19いつものメンバー5人で奈良県東吉野村の 薊岳(1406m) に登って来ました。京阪電車~JR環状線~近鉄と乗り継いで、榛原駅でピックアップしてもらい約50分東吉野村の大又と言うバス停前のこの神社横が登山口で標高430mです。目指す薊岳の標高が1406mであるため、約1000mの登りです。1000mの登りと言うのはなかなか厳しく,登りの標準タイムの1時間300mとしても3時間強を要する高さです。登山開始すると・・・吉野杉の本場なので杉と桧の樹林が続きます。たださすが、他の山で見る植樹林と違い、間伐、枝打ち等の手入れが行き届いていて明るく、地面まで陽の光がさしていることでした。杉林の中を陽に当たりながら登るなんて言うことはまず経験しないことです。そんな杉林がずっと続いても頂上が近づくと、岩場もあり灌木に代わり・・・1406mの頂上です。360度のパノラマなのですが・・・この方向が・・・・大台ケ原方向か? と推測する位で特定した山はなく、ただ良い景色と眺めるだけでした。記念写真を撮って下山にかかるのですが周遊コースなので登山路の反対のこんな樹林帯へ進みます。 それでも高度を下げるとまたまた手入れの行き届いた気持ちの良い植樹帯が始まり・・・杉の植樹帯の中にコバイケソウが生えているなんて初めて見た気がしました。花が咲きだすと見ものでしょう。太陽光あればこその光景です。気持ちの良い樹林帯の急な下りが延々と続き・・・・やっと道路に下りると・・・新緑の渓谷が続きます。そして暫く進むと杉材の出荷場所がありましたが・・・この様な山に代わり・・・名水百選の『七滝八壺』です。折角なので吊橋を渡り飲みに行ったのですが、7滝の内の4つの滝が見えるのに・・・水飲み場がないのです。 上の方に行けば水飲み場はあったのでしょうが疲労困憊のため断念しました。そして渓谷沿いに50分の歩きでスタート地点に戻り長丁場の厳しい登山を終えることが出来ました。因みに登山開始が10:15 登山口への下山が16:40 6時間25分を要しました。