悠遊自手記@kyoto

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  地蔵盆　三景

  今日はいつもより早く朝９時過ぎに京都に着いたのですが、朝早くからこんな景色に遭遇しました。町内の世話役さんが地蔵盆の準備をなさっているのです。そして、少し行くと・・・・お地蔵さんの、もぬけの殻の祠が・・・その横を見ると・・・お地蔵さんは今日の晴れがましい日に合わせて、ここに一時引っ越しておられました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　交通量の多い場所なのでここなら安全、雨対策にもと言うところでしょう。 そしてもう少し進むと・・・寂しい祠が・・・・。　　　　　　　　　　　　　　　ここは既に地蔵盆が終わったのでしょう。こうした地蔵盆をもって夏の色々の行事も終わり、秋を迎えることになるのですが、来て欲しい秋が来る前に、強い台風が来襲するとか、台風対策も考えなければならないのは困ったものです。

  2016.08.27

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  総供養法要勤修

   智積院の難しく読めない行事について、今迄にも書いて来ましたが・・・今日通りますとまたまた『難題』が立てかけてありました。『総供養法要勤修』は「そうくよう ほうよう ごんじゅ」と読むのは今までの経験で分かるのですが、右側に書いてある『日月牌』については恥ずかしながら、読み方も、意味も分かりませんでした。帰って調べて見ると「にっぱい」「がっぱい」と読む『日牌』と『月牌』を合わせた言葉であることが分かりました。しからば『日牌』『月牌』とは???  　仏教で、毎日、寺で回向する位牌を日牌と言い、毎月のを月牌と言うらしいです。敬虔な仏教徒の方は当然ご存知なことなのでしょうが、私は初めて知る言葉でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　また、 不定期にしかお参りしない我が家の位牌は何と言うのか ?? なんて考えてしまいました。当件について関心をお持ちの方はここを見て下さい。 過日、傘をさしたこの和服の女性の写真を載せましたが・・・洋服でもなかなかのものでした。　　　　　　　　やはり雰囲気が良いと「サマ」になります。 当寺院の紅葉までの花のリレーの繋ぎは、この百日紅というところのようです。 

  2016.08.26

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  道いろいろ。

  『行列で占領される道』四条河原町を歩いていると・・・長い行列が出来ていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この辺りでは今までに、行列が出来ることは無かったので先端が始まっているのは何処か??  　　　　　　　　　　　　 わざわざ『探索』して来ました。ヒマ人ならばこ予定(?) 変更です。行列の長さは50mほどあったでしょうか、先端はここでした。中岡慎太郎旧居跡のこの店今までになかった店です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かと言って今までは何屋さんだったのかも憶えていないのですが・・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多分最近出来た店だと思いますが、この行列はネット社会なればこその現象なのでしょう。 『年寄り(子供にも)に優しい道』こちらは渋滞が常態化した清水寺に近い、東大路なのですが・・・歩道の自転車走行について・・・年寄りや子供は走行可、そして走行禁止は『原則』とか。年寄り、子供にとっては分かり易いですが、それ以外の人はどう言う時歩道を走れるのでしょう??   分かり難い表示です。　　　　　　　　　　　この歩道を自転車を走っている壮年の人を見た警察官はどう言う態度をとるのでしょう?? そして最後は・・・前にも書きましたが『危険な道』です。四条通りのこの突起物、近々撤去予定と書いてあることを前書きましたが今だに手付かずです。　歩行者が歩き易い様にと、折角歩道の幅を広げたのに、こんな突起物がアチコチにあるのですから『危険な道』であること間違いなしです。

  2016.08.22

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  路地(ろーじ) と　図子(辻子)

  8/10のブログに六原地区の『路地』と『小路』の事について書きました。 当日のブログでは抜けられるのを『小路』と表現されていましたが、私の理解は行き止まりを『路地』、向こうの通りへ抜けられるのを『図子』でした。そこで前にも書いたことが有りますが、同じ六原地区の路地の再生で全国区的に有名になった『あじき路地』と『田中図子』へ行って来ました。まず、あじき路地ですが・・・入口には路地内、住民、店舗の表札が並び・・・向こうが行き止まりです。行き止まりから、振り返り・・・こう言う光景を見ながら向こうに見える、元の入口から出ることになります。このあじき路地の少し北に有るのが・・・・この図子です。(あじき) 路地と同じ様な佇まいですが、進んで行きますと・・・天井のある出口(入口でもあり)があります(天井の上は左右どちらかの家の２階でもあります)振り返ると・・・こう言う光景です。そして通りへ出て見ますと・・・こう言う形になっていて、反対側の通りへ抜けられたことになり、抜けたこの通りは花街・宮川町です。  あじき路地について詳しくはここを。

  2016.08.21

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  三条周辺情景

  三条大橋の橋下の水際は素足で水の中に入ったりして若い男女や、高校生達が『涼』をとる姿がいつも見られるのですが・・・今日はこの光景でした。橋脚に佇むアオサギ、そして散在する岩の上には・・・ちょっと見難いですが・・・沢山の鴨が・・・。　　そして、もっとアップしますと・・・子供連れの日傘をさしたママさんまで写っていました。そして少し下流では、これもいつもの光景ですが、鮎を釣る(多分)釣り人が、サマになる格好で・・・。釣り人も多分ヒマ人、対岸で見ているお二人さんもヒマ人、こちらの岸から眺めて、写真を撮っている私はもっとヒマ人であること言うまでもありません。鴨川から少し離れた寺町商店街には・・・まるで鳥獣戯画の垂れ幕が数メーターお気にぶら下がっていて壮観でした。  

  2016.08.20

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  『送り火が駄目なら〇〇〇があるさ』

  昨日書きました通り16日の大文字の送り火は行われはしたのですが、遠くからは雨で見ることが出来ませんでした。そこで・・・『送り火が駄目なら送り鐘があるさ』と遅れはしましたが寺町三条のここ、矢田寺へ鐘を撞きに行って来ました。行きましたら、折から早くも地蔵盆が行われているのです。子供達がゲームをしてる奥へ進み・・・お賽銭を入れて鐘を撞き、精霊をあの世へ送り、これでお盆を終わることが出来ました。ところで地蔵盆ですが、23～25日辺りの土曜か日曜に行われるのが多いとおもうのですがここでは早や18日に行われていたのでした。因みに、私が行ったのは13時40分位でしたので下のスケジュール表の『ゲーム』中でした。矢田寺の地蔵盆は18日でしたが・・・・ここは・・・赤矢印の貼り紙がスケジュールなのですが・・・　　　　　　　　　　　　　　標準的な日程の様です。それにしても立派な祠です。  ついでながら15日のブログに書きました、大谷祖廟の万灯会ですが、灯が点った写真が京都新聞に載っていましたので添付します。

  2016.08.18

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  無情の雨で５分の２が５分の０に。

  昨日は16日、五山の送り火でした。8/6のブログに載せました、豊国廟横から左大文字と船形の点火を見るべく、8時の点火を待っていると生憎の雨が降り出したのです。それでも点火の8時に合わせ、傘をさし、孫達を連れ・・・・豊国廟の530余段の階段へ向かうこの参道を行き、階段の手前の車が駐っている所を左へ折れ、見える場所に着く頃には雨が強くなり出し・・・　　　　　　　　　　　　　　　幾ら見ようとしても雨がスリガラスの役目を果たす様なことになって・・・・見えないのです。　　　　　　　　　　(この場所からの『観衆』は４組でした)少し様子を窺っていると・・・雨脚が益々強くなり出したので、何も見ず退散しました。退散する前に余りに見えないので、ひょっとして延期かもと、13日のブログに書きました、自宅ベッドから左大文字が見えると言う閑人さんに電話をすると・・・『今を盛りに勢い良く燃えているよ』とのこと。ああ無情の一言でした。今日の新聞に依りますと・・・市内からでも、大文字すらぼんやりとしか見えない場所もあったとか。ましてや、京都の街の西北端にある左大文字と船形を対角線の南東の端の豊国廟から見ようとするのですから見えないのも当然だったのでした。・・・と言う事で今年の大文字はパーで良い報告が出来ません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来年こそは・・・。  

  2016.08.17

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  お盆の新墓参団は３人。

  今まで、お彼岸やお盆に、自分の家のお墓参りと既に亡くなっている高校同窓生のお墓を参りはいつも２人で行っていたのですが、今回は新メンバーが加わり墓参団は３人になりました。その３人のメンバーで今日同窓生のお墓３ケ所とメンバーの家のお墓２ケ所の計５ケ所のお墓参りに行って来ました。最初に行ったのが花街・宮川町の直ぐ近くのこのお寺に眠る、10年程前に亡くなった同窓生のお墓です。　何と水を汲むのが手動ポンプでした。そして観光客で歩くのもままならない、清水寺参道を通り・・・清水寺の奥の同窓生のお墓にお参りして・・・産寧坂、二寧坂、ねねの道を通り行ったのが東本願寺の大谷祖廟です。このお墓のことは我が家の墓もあるでいつも書いているのですが・・・。ここの我が家のお墓と同窓生のお墓と、今回新メンバーで加わった同窓生の家のお墓の計３ケ所をお参りしたのでした。折から万灯会で提灯の受付もあったので・・・・仲間は名前を書いて、寄進しました。そして無くなった同窓生のお墓にお参りし、いつも書いている我が家のお墓にお参りして・・・新しく加わった友人の家の墓へ行こうとすると・・・・なんと我が家のお墓と６０余歩しか離れていない場所にあることが分かったのです。・・・と言う事は既に亡くなってお墓に入っている友人と今回お参りした内の２人がお墓に入れば近所付き合いできると言う事が分かったのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今までは近所付き合い出来るのは２人と思っていたのですが、３人なら・・・死んだ後も心強いなんて言いながら(笑)無事５ケ所のお墓参りをして・・・ここから・・・八坂神社を抜け・・・河原町のミュンヘンに直行、乾いた喉を潤して散会したのでした。

  2016.08.15

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  ヤマボウシの実と観月会(かんげつえ)

  さる方のブログで数日前、ヤマボウシの実が赤く色づいた写真を載せておられました。ヤマボウシと言えば毎年、私も花や実を載せている智積院のものも色づいたかと、早速行って来ました。ところが・・・智積院のヤマボウシの実はまだまだこんな緑のままでした。アップで撮って見ると・・・『あれ???』と、あるものを想像してしまいました。その有るものとは・・・・直ぐ近くの池の蓮の実なのですが・・・・形は違いますが何か似ていると連想したのでした。ここまで枯れて来るとちょっと違いますが・・・。 ところで、智積院の掲示板に今年もまた観月会のポスターが貼られていました。主たる部分をアップしますと・・・・当ブログに時々コメント頂く、東の料理人さんが確か２年程前だったと思いますが、かなり早く申し込まれたにも拘わらずチケットは売り切れていたと聞いたことが有ります。私は行った事ないのですが、人気がある様です。

  2016.08.12

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  その着眼、アイディアに感心しました。

  昨日六道・珍皇寺の迎え鐘を撞きに行ったことを書きましたが・・・その珍皇寺は・・・京都市で問題になっている空家率の高さ、高齢化に関し一番進んいる東山区の中でも特にその傾向が顕著な『六原』地区にあります。その対策に行政等が有形無形の支援をしていることでも有名な地区なのですが・・・・。六波羅蜜寺を出て四条に向かって歩く出して、ふと気が付くと・・・真新しいこんな案内板がアチコチにあるのです。しかも、仁丹の住所表示板はホーロー製ですが、これは銘も入った陶製で立派なものなのです。良く通る道なのですが、初めて気付いたのです・・・と言うよりまだピカピカですので設置してまだ間がない筈、これは何か地域ぐるみの町興しか、何かに違いないと思い家に帰って早速調べてみると・・・・なるほど、成る程・・・素晴らしい事と感心するプロジェクであることが分かりました。設置目的、誰が、小路と路地の区別等など・・・・私が下手に書くより、こことここを見て頂けば分かりますので是非見て下さい。

  2016.08.10

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  精霊のお迎えに行って来ました。

  毎年同じことを書いて恐縮ですが、お盆の歳時記と思ってお付き合い下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(しかも、一昨日(8/7)にも触れていますが)今日は酷暑のしかも昼下がり、一番暑い時を狙って、精霊を迎えに六道さんに迎え鐘を撞きに行って来ました。何故暑い時を狙ったかと言いますと・・・普段は長蛇の列で待たねばならないのに、去年暑い時に行くと空いていたので、柳の下のドジョウを狙ったのでした。狙いはバッチリで参拝者は少なく・・・(外人さんも来ていましたが)多い時は裏の門を出て100mにも及ぶ列が出来ることがあるのですが・・・ほんの2～３人待ちで撞けたのです。このあたりの詳しいことはここを見て下さい。順番待ちの長蛇の列のことも載っています。去年のブログコピーのような記事ですがお許しください。 ところで、六道さん(珍皇 寺)の列が長いとき、待つのが嫌で行くこの六波羅密寺の迎鐘は・・・もっともっと空いていました。   

  2016.08.09

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  青龍　現る

  私は風水を信じるものではないですが、京都に居る以上どうしても関わりが有ります。京都を、「四神相応(ししんそうおう)の地」として都づくりをして、東西南北の四方を四神(ししん)の青龍（せいりゅう）、白虎（びゃっこ）、 朱雀（すざく）、玄武（げんぶ）が守護するので長く栄えることができたとか。yahooの画像を借りるとこう言う事になります。今でも朱雀という地名があり、青蓮院門跡の山の上の舞台は青龍殿であり、今は聞かなくなりましたが、京都の第一工業製薬が作っていたのが、ゲンブ石鹸であったりしました。前書きが長くなりましたが・・・・こんな事を書きましたのは・・・昨日の陶器市の途中・若宮天満宮でこんなものを見たからです。この若宮神社で３年前に手作りり鍾馗さんを作るイベントがありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私も手作り鍾馗さん作って、今も門に飾っているのですが、その企画をしたのもこの京都造形大学の学生さん達だったのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(その時の記事は当時の画像制限でがぞうを削除していますがここです)最近、大学と地元とのコラボ企画が多いですがこの大学の企画は既に何年も定着している様です。折角ですので部分毎アップしますと・・・頭は・・・　　　　　　　お腹は・・・・足は・・・・尾は・・・・この様になっていました。四神について詳しくはここを。

  2016.08.08

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  順序が逆でした。迎えたものを送るのです。

  今まで長年、暑い暑いと言って来ましたが、そんなもの大したことが無かったのです。今日の京都の最高気温37.6度、明日の予報は37.7度です。体温を超える暑さが今まで有ったでしょうか??  しかも少なくとも明日と連日とは??ともかく、夏暑い京の面目躍如です。そんななか、今日 (8/7) 錦市場へ行く用があり、 久しぶりに自転車で出かけた帰り・・・五条坂に差し掛かると・・・こんな光景でした。うっかりしていましたが・・・陶器市が始まっていたのです。確かここを通ったのは11時前だったのですが、既に暑さも大変なものでしたが、その暑さも何のその・・・・既に凄い人出でした。外人さんの姿も・・・そんななかこの案内が目に入ったのです。アップしますと・・・　　　　　　　　　　鐘を撞いて(正しくは引いて)精霊をお迎えする六道珍皇寺の六道まいりも始まっていたのです。そこでふと、気づいたのですが・・・昨日のブログで偶々、盆が済んで精霊をお送りする五山の送り火のことを書いたことでした。お迎えしたものをお送りするものなのに、昨日と今日の記事はその逆を書いたことになったのです。もちろん本番の送り火はまだ先のことですが・・・・後の祭りです。逆にはなりましがお盆もいよいよ本番です。六道参りのことは去年詳しく書いていますのでここを見てください。そして関連記事を前日に書いていますのでこことここを見て頂ければ大体のことはお分かり頂けると思います。 

  2016.08.07

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  ５分の2は見えます。ひょっとするともうひとつ。

  昨日、今日と(明日も) 京都も大阪も体温以上の気温で、何もする気が起こらないのですが・・・暑い中、今日前にも書きましたが、また豊国廟横のこの場所を通り、お盆も近く、五山の送り火(8/16) も、もう直ぐと思い見渡して来ました。前に載せたここからの眺めは見通し良く見えていたのですが、今日は遠くはぼんやりでした。それでも左大文字と・・・船形は見ることが出来ました。近くで有りながら、この場所から送り火を見たことがないので、詳しいことは分からないのですが・・・ひょっとすると左端方向に鳥居が、右端のほうに妙法の妙の字だけが見えるかも知れません。大文字はこの清水山の向こうの方なのでここからは見えないはずです。わざわざ遠くへ行かなくても、直ぐ近くから五山の内の２つが見えるなら・・・久し振りに送り火を見ようかと思いながら眺めて来ました。

  2016.08.06

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  『左近の山桃』 は 雄のようです。

  『左近の桜、右近の橘』と言えば　京都御所の紫宸殿ですが、それと同じように智積院の金堂には私が名づけただけなのですが左近の山桃、右近の楓があります。正面からは上手く収まらないので斜め前から撮りますと・・・手前がその山桃、向こうが楓です。丁度金堂から見て左に山桃があり・・・右に大きな楓が有りますので・・・左近の山桃、右近の楓と名付けているのですが・・・この木が食べられる赤い実が生る山桃であることは・・・木の根元に立っている棒に・・・この様に書いてあるので知っていて、今までずっと実が生らないか観察して来たのですが一向に生らないのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　余りに長年ならないので、ふと「ひょっとするとイチョウの木の様に雄雌があるのでは???」と思い調べて見ますと・・・正にその通り山桃には雄雌があることが分かりました。この場所にこの山桃が移植されて数年、その間一度も実がなったことが無いのは雄の木なのでしよう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今までずっと観察し、待っていた愚かさに今頃気付いたのでした。 ついでながら上の写真遠景の蓮池はこんな状態でした。

  2016.07.24

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  祇園祭り　第２弾　後祭り

  過日、7/16～7/17の事を数回にわたり書きました祇園祭りは『前(さき)祭』でした。以前は全部一緒にしていたものを２年前から前後２回に分けて行うことになった「後祭り」の巡行は明日24日に行われます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2014年に49年ぶりに元の姿の前祭り、後祭りの2回で行われるようになった)私はちょっと行けませんのでどうしようかと思っていましたら、丁度良い具合に今日の京都新聞にその記事が載っていました。昨日(7/22)は宵々山、今日(7/23)が宵山、そして明日が巡行です。前祭の宵山は確か10数万人の凄い人出でしたが、後祭りは宵々山では有りますが１万人の人出だったとか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人出が少ないとは書かずに『しっとりとした雰囲気で』と書かれているのがなかなか良い表現かと思います。そして、今日は宵山で明日は巡行。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前にも書きましたが前祭の反時計回りとは逆に時計周りです。

  2016.07.23

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  祇園祭り山鉾巡行　その３(完)

  昨日の続きです。四条通りを東進し、河原町での辻回しで向きを北に変え、市役所のある御池通りで向きを西へ。　御池通りを西進し新町通りで またまた向きを南に変えます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今まで通って来た通りと違い、その新町通りの道幅が狭く電線類が蜘蛛の巣のように張り巡らされている中を進むのですから大変です。四条通りなど広い通りを行く時は鉾の屋根の上で手持ち無沙汰にのんびりしていた人が俄然忙しくなります。山や鉾がここまでやって来るのに時間が有る為、昼食とビールで喉を潤してからの出動です。室町通りを進むと確か帯屋さんだと思いますか毎年飾られる、鯉の模様のこんな派手な飾りがあり・・・新町まで進みますと、丁度、鶏(にわとり)鉾がやって来るところでした。何の説明も要らない光景です。真前を通り過ぎる時はこんな感じで、高さがお分かり頂けると思います。電線や家に当たったり触ったりしないように屋根の上の人は『格闘』していますが、狭い通りいっぱいに進む山鉾と家の間の狭い空間に沢山の観客がひしめいているのですから、観る方も格闘です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ、ここでは広い通りで見るより、上を見上げる形になるので、余り苦労なく写真撮ることが出来ます。鶏鉾が通り過ぎますと・・・木賊(とくさ)山が通り、次に・・・・菊水鉾です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同じような光景が繰り返されて・・・各々が自分の鉾町へ帰って行きました。

  2016.07.20

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  祇園祭り　山鉾巡行　その2

  昨日の続きです。まず最初に訂正です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日の記事の「くじ改め」の 下の写真で神主さんと書きましたが間違いとの指摘をもらいました。正しくは門川京都市長でした。また紫の装束の右端は山田京都府知事でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　門川市長についてはどこかで見た顔と思いつつこんな格好をされていると気づきませんでした。さて、四条通りを東進し、寺町のお旅所前に特設されたテントの前まで進み・・・神主さんから榊を受け取り・・・榊をお供えして、全員が八坂神社に遥拝します。(河原町から左へ曲がって八坂神社へは行かないため)                        そしていよいよ、四條河原町へ到達すると・・・四条通りから河原町通りへ直角に方向を変える「辻回し」です。鉾の下に置いてある青竹を・・・敷いて、水を撒いて摩擦係数を下げて前輪を横に引っ張ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(余談ながら鉾の組み立ては釘を使わず全て縄で組むのですがその姿が上の写真に写っています)これはまだ進行して来たまま東を向いていますが・・・青竹を敷き・・・後輪に車止めをして・・・水をかけ・・・横に引っ張ります。一回で最初はこのように、45度回転しましたが・・・(この時に歓声が上がります)あとは２回で９０度回転し・・・・四条通りから河原町通りへ向きを変えました。ここまで見届けると・・・次の見物のため四条通りを西へ向かいますと・・・宵山で紹介した船鉾などとすれ違い・・・巡行が終わるあと追いかける様に、信号機を元の向きに戻す車とすれ違い・・・現在巡行中で「お留守」の長刀鉾保存会の町屋の前を通り・・・烏丸通りを渡り、室町を北へ・・・。河原町から御池通りを巡行してくる山鉾を待ち受けるため、新町通りへ行くのですが・・・・明日に続けます。

  2016.07.19

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  祇園祭り　山鉾巡行　その１

  昨日の続き、翌日17日は山鉾巡行です。長時間の催しなので遅くから出かけて追いかけると場所場所で見られるのですが、やはりメインイベントの長刀鉾のお稚児さんの注連縄切りを見て貰うため、注連縄切りの現地についたのが確か、８時半前。それから９時20分頃の注連縄切りまで立って待つことになるのですが・・・・早々と人がいっぱいで前の方に進めずかなり後ろでの見物になりました。交通が遮断されると、まず最初に山鉾巡行の邪魔になる道路に出っ張っている信号機を90度回転して道路に並行にします。何しろ数が多いから大変な作業です(終わった後、元に戻します)以前に書きました、歩道拡幅工事に伴い、歩道の真ん中の障害物になった送電関係のボックスですが、未だに撤去されず・・・祇園祭りの間だけなのでしょう、このド派手な看板が至るところに立っていました。話は横道にそれましたが・・・・いよいよ注連縄を張る作業が始まり・・・間もなく完了です。そして間もなく巡行の先頭がやって来ました。そして毎年くじ引きで順番が決まる中、『くじ取らず』で毎年先頭を走る、長刀鉾がやって来ました。沢山ある鉾の中で、本物の人間のお稚児さんが乗っているのは長刀鉾だけで、他の鉾はお稚児さんの人形が乗っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　このお稚児さんの重要な役目が・・・張られた注連縄を切る『注連縄切り』です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　張られた注連縄が台の上に載せられ・・・ちょっといた場所が悪く肝心のお稚児さんが見えないのですが、刀が見えるでしょうか??その刀を振り上げ・・・・エイッと降り下ろされて注連縄が切れ、前へ進みます。今年新調された背面を飾る「見送（ みおくり）」が新調され伊藤若冲の「旭日鳳凰（きょくじつほうおう）図」です。       詳しくはここを。そして次から次へ山や鉾が来るのですが・・・今度は場所をもう少し西へ移動して『くじ改め』の見物です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　巡行の順番は先頭の長刀鉾以外は予めくじ引きで決まるのですが、その順番通りかを改める儀式です。一基づつ文箱に入った順番の札を差し出します。これが正に差し出しているところで、神主さんが読みあげます。それがこんなに小さい子が役目を務めると、神主さんの顔もほころびます。勿論大人も勤めます。そして鉾は四条通りを東へ東へと進み・・・・寺町の(八坂神社の)お旅所前で八坂神社『遥拝』の儀式があり、河原町の高島屋前で９０度方向を変える『辻回し』の見せ場を作り進んで行くのですが・・・・明日に続けます。冒頭に書きましたがお稚児さんは人形です。そうそう、この鉾の上の手持ち無沙汰そうに見える人が重要な『仕事』をするところも明日書きます。　　　　(その仕事については３年程前にも書いていますので前から当ブログを訪問願っている方はご存知かと思いますが・・・)　　　　　　　　　　　 

  2016.07.18

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  祇園祭宵山見物 ２

  祇園祭り宵山見物のスタートはこの眺めから始まりました。遠くからの友人なので宵山と巡行だけでは物足りないかと、宵山の前に加えて最初に行ったのです。 清水寺音羽の滝の上のここは、布団着て寝たる姿の東山三十六峰のひとつで我が阿弥陀ヶ峰の北、清閑寺山の北に位置します。清水山から華頂山の将軍塚へ(この写真は3/12のブログに載せたものです)。まず、京都の街を俯瞰してもらい・・・知恩院へ下りると、笠をかぶった、仙人のような長いヒゲを蓄えて、杖を持った老僧のようなひとが鐘を眺めているのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お経の経典でも出すのかと思ったら・・・何となんと、タブレットを取り出し撮影を始めたのにはびっくりでした。そう言う世の中になったのですね。そう言う時代と言えば・・・知恩院で東洋系外国人の団体ばかりと、やりしごし・・・白川の阿闍梨橋まで来ると・・・・今度はこんな光景でした。今、若い娘がゆかた姿での観光が大流行りですが、白人外国人観光客が多いことも象徴するショットでした。 そして、四条まで出ますと・・・鴨川の堤も・・・・橋の上も人人ひとで自分のペースで進めない状態でした。この鴨川から鉾が立っている烏丸通り周辺まで歩くのがそれはそれは大変でした。沢山ある山や鉾ですが大体大きな鉾は四条烏丸周辺に集中しています。最初が烏丸通り東の長刀鉾で・・・烏丸通りを渡ると、凾谷鉾その向かいが・・・確か一番大きいはずの月鉾です。あとは辻々に山や鉾が点在です。これは変わった形ですので、撮った船鉾色々巡ったのですが・・・余りの人に圧倒されて早々に退散、この後のビールの美味しかった事この上無しでした。　翌日は巡行・・・最初９時過ぎの長刀鉾の稚児さんによる注連縄切りを見て貰いたかったので早くから押し掛けたのですが・・・・明日に続きます。

  2016.07.17

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  盛りを過ぎると・・・。

  梅雨もほゞ終盤を迎え、あとは梅雨明け宣言の時期が近づいて来ました。梅雨を彩った智積院のアジサイも『盛り』を過ぎて、殆どの花が萎びて来ていたのが気になっていたのですが・・・朝方通りますと・・・この光景です。大勢の若い僧が花を摘んでいるのです。何分にも本数が多く、植えられて数年経過しているものですから花も大きく、数もかなりのものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　盛りには楽しませてもらった身としましては、そのご苦労を目の当たりにして 『感謝・感謝』で、その現場を通り過ぎたのでした。 そして、我が隠れ家の半夏生なのですが、盛りには白い化粧した姿をレポートしましたが・・・こと、ここに及んで、白い化粧が剥げて(実態は緑に変色)　こんな状態になって来ました。やはり、『半夏生』は『半化粧』でないと趣きがない事の証明です。 さて、帰りにまたまた智積院を通りますと・・・落ち葉や剪定クズの捨て場がこの有り様でした。紅葉の時は赤い山ですが、今は紫の山です。前に撮った盛りの頃の写真がこれなのでが・・・この様になっていました。広い庭の維持の大変さを再認識して、これからも感謝の気持ちで参拝しないといけません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　智積院の庭もこの辺り有料でないのでつくづくそう思うのであります。

  2016.07.15

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  ここにも早やヤマボウシの実が・・・。

  ブロ友のジュラさんが昨日のブログ にヤマボウシの実を載せておられました。ヤマボウシの実が食べられるのを教えてもらって初めて智積院の庭で『試食』したのが確か昨年のことでした。早速、智積院の今年の作柄(?) を視察(?)してきました。いつも横を通りながら全く気付かなかったのですが、上の段に登って良く見てみると・・・・・・・生っていました。しかも去年と違い今年は『豊作』の様です。まず、ヤマボウシの白い花が咲き、その横でアジサイが咲き、咲いたアジサイが見頃を過ぎて萎れて来ると、ヤマボウシが実をつけ、赤く熟れていく・・・・そしてその横の池では蓮の花が真っ盛り・・・・そう言えば・・・蓮の実も食べられると教えてもらいながら、さすが畏れ多くて食べられなかったのも去年のこと。花と実のリレーを追いかけていると・・・１年なんてあっと言う間です。

  2016.07.03

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  半年の穢れを祓い、無病息災を祈願

  早いもので今年も半分が終わりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　6月30日と言えば『夏越祓（なごしのはらい）』 半年分の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願するために行ってきました。前に町屋の衣替えの記事で紹介した京都新聞のこの漫画の6/16号にも取り上げられていました。　　　　　　　　水無月も6/6に取り上げましたがここにも書かれています。6/6のブログはここです。あちこちの神社でやっていますが、今日行ったのは地元のこの新日吉神宮(いまひえじんぐう)です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　もともとお祓いが行われている時でも参拝者は少ない上に、終わった後でしたので私以外『無人』でした。上の朱色の門をくぐりますと、舞殿の向こうに茅の輪が見えます。舞殿の横を通りますと茅の輪です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここの茅の輪は確か２～３年前紹介したのですが、その時と全く同じです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横にくぐり方の案内があるのもまた同じです。千年も命が延びても困るのですが・・・この様に３度くぐり・・・石段を登り、本殿へ・・・お参りしたあと本殿を一周回り・・・本殿前石段下の眺めはこうです。　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ずっと私一人でしたが、やっとお一人お見えになりくぐっておられました。これで千年は無理でも、お賽銭は少しでしたが、少なくとも今年の残り半年は何とかご利益がありそうです。夏越祓い　詳しくはここを

  2016.06.30

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  1ケ月の長丁場がいよいよ始まります。

  今日京阪電車に乗りますとこの吊り下げ広告が目に入りました。早いもので今年も祇園祭りの季節がやって来ました。メインイベントの宵山や山鉾の巡行にスポットライトが当たりますが、7/1から１ケ月もの間、様々な神事や行事が繰り広げられます。山鉾の巡行が2014年から昔の姿に戻って前祭(さきまつり)が17日、と後祭(あとまつり)が24日にと分けて行われるようになったので一層長くなった様な気がします。因みに前祭は薙刀鉾を先頭に23基が反時計回りに、後祭は10基が時計周りに巡行します。私のお薦めは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1. 宵山　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2. 長刀鉾のお稚児による 注連縄切り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3. くじで決まった順番通り並んでいるかをチェックする くじ改め　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4. 高島屋前などで90度方向転換する 辻回し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　5. 新町通りなど細い通りを家や電線に触れないようにかきわけかきわけ進む迫力の巡行例年見に行って当ブログでレポートしていたのですが、振り返りますと前祭と後祭にわかれてからは見に行っていませんので、当然レポートもしていなかった様です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は前祭の宵山、巡行とも友人を案内する予定ですので、上の5項目などレポート出来ると思います。前祭、後祭など詳しいことはここを尚、薙刀鉾の見送(鉾の背面を飾る装飾品)今話題の若冲の「鳳凰」の絵で新調されたのでこれも見ものです。　　ここです。

  2016.06.29

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  対照 と 相似ってこんなこと。

  『対照』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　6/14に載せた三十三間堂のカラタチの生け垣の写真ですが・・・こちらは6/18の枳殻邸のカラタチ(枳殻)です。真言宗智山派の智積院　片や浄土真宗東本願寺派(正式には真宗大谷派)の枳殻邸。『相似』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは6/12載せた智積院での写真ですが・・・同じく6/15の青葉祭り当日撮った写真です。 『対照』と『相似』各々の詳しい説明は不要と思いますが・・・・。

  2016.06.18

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  智積院の青葉祭りに行ってきました。

  今日(6/15) 先日載せましたこの智積院の青葉祭りに行ってきました。私の記憶では昨年は行かなかったが、一昨年(2014)に行って当ブログに詳しく書いたと思っていたのですがブログを遡ると詳しく書いたのは2013年のことで、２年間は行っていませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかも、2013年のブログは画像制限のため画像を削除している始末でした。と言うことで過去に拘らず、新たな気持ちで書くことにします。日頃人影も疎らな智積院もこの日ばかりは・・・ここも無料なのですが・・・例年のことにつきバスし・・・・講堂へ進みます。入ると直ぐこの光景です。綺麗どころも入口で貰った、このお堂巡り集印用紙に朱印を貰う為に並んでするのです。(私は朱印を頂くこともパスです)因みに巡るお堂は金堂・大日如来、明王殿・不動明王、上の講堂阿弥陀如来、大師堂・弘法大師、蜜厳(みつごん)堂・興教大師です。日頃、智積院の庭を我が庭のように振る舞っていますが、この庭(日頃は有料)に入るのはこの日か誰かを案内する時だけです。後は曲がりくねった廊下を小さい庭と、襖絵を見ながら進みます。そしてここは・・・七条通りを東進して、東大路にぶち当たる門からの入口で門の外に見えているのが七条通りです。分かり易い様に帰り撮ったこの写真の場所です。メインイベントの柴燈護摩他は明日に続きます。

  2016.06.15

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  新しい発見

  本人は『日頃の行いが良いから』と言いたいのですが、傍から見ると『悪運強く』と言うことなのかも知れませんが・・・今日は早くから予定していたゴルフでした。連日ぐずついた天気が続く梅雨真っ最中なのに天気予報は幸運にも今日だけが終日太陽マークでした。しかし気温が30度を超えるとも。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と言うことでカンカン照りの暑さを覚悟してタオルも飲み物も着替えも沢山用意して行ったのですが・・・それがどうでしょう、ほゞ曇天で気温もそう高く無く、確か午後２時過ぎから強い日差しがありましたがほゞフレイの終わり近くりのことでした。・・・と言うことで梅雨にも拘わらず、雨で中止にもならず、強い日差しもほゞない、最高のゴルフ日和にプレイが出来たのでした。 ・・・と言うゴルフの日でしたので全く関係無い過日の『新しい発見』のことを書きます。今まで「からたち(枳殻)」については棘のこと、白い花のこと、緑の実のこと、金色の実のことなどを四季折々東本願寺の枳殻邸へ見に行って、何回も書いて来ました。ところがなんとなんと、「こんな所にからたちが・・・」と言う発見をしたのです。それはいつも通る三十三間堂の南門へ繋がる朱色も門と塀の前に植えてある生垣の中の一部がカラタチだったのです。長い塀の殆んどはシャリンバイのような木の生垣なのですが・・・ずっと向こうのこの南門の近くだけが・・・　反対から見ると・・・この位置なのですが・・・棘のあるカラタチだったのです。ただ枳殻邸のカラタチはかなり伸びるに任せているので棘もそのまま、花も実も観察し易いのですが・・・ここはピシッと直線的に剪定されているので棘も無残(??)な姿でした。美観上、安全上この方が理に適っているのですが、カラタチの四季を追いかける者にはちょっと寂しいカラタチではあります。それでも近くでカラタチを観察できることはありがたいです。

  2016.06.14

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  花街風景

  ご存じの通り、京都には祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東の5つの花街(かがい)があって『京都五花街』と言われています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その中でも祇園甲部は格が高いと言われているひとつです。その祇園甲部については今までに数度取り上げて来ましたが今日四条に出るのにまたまた通って撮って来ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今までに何度も見られた風景だと思いますがお付き合い下さい。　写っている人達は折り畳みの椅子持参で町並みの絵を画いているグループでした。祇園甲部と言えば建仁寺の直ぐ傍です。塔頭の両足院の半夏生のポスターが貼ってありました。去年まではこのお寺の半夏生には大いに関心が有ったのですが、今年から我が家で無料で見ることが出来るようになったので・・・・無視です。  

  2016.06.13

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  実に涼し気な出で立ちです。

  高温多湿、雨の中を汗を拭き拭き歩いている前に・・・なんと涼しげな出で立ちでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぱっちり決まっていて一部の隙もありません。いつもの智積院の光景でした。  ところで、７日のブログでは咲くのがまだ先でしょうと書きました桔梗なのですが、早や咲き始め、6/15の青葉まつりに間に合いました。この蕾、蓮の花が咲く時のようにポンと音がするのでしょうか?昨年の青葉まつりは準備段階や終わった後のことは書きながら、当日は行けなかったてすが今年は当日のこと報告出来そうです。

  2016.06.12

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  知る人ぞ知る広告

  京阪電車の宣伝はなかなかユニークなものが多いのですが今回、一編成 全て車両がこんな吊り下げ広告で統一されていました。お稲荷さんや・・・お稲荷さんの千本鳥居や・・・嵯峨の竹藪や・・・・八坂の五重の塔や・・・これは哲学の道だと思うのですが・・・・説明は勿論、何も字がないのです。これらのキャラクターが有名なので説明なんか要らずに分かる人が多いのかも知れませんが門外漢には意図がさっぱり分かりません。気になるので京阪電車のホームページを見たのですが、私の見た限りではこのことについての記事がないのです。この吊り下げ広告をしている電車が何編成あるのか知りませんが他の編成車両では見たことがないので、私には益々ミステリーです。知る人ぞ知るとしか言いようがないのです。

  2016.06.09

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  長谷川等伯が無料で観られる日。

  昨日はこの季節に毎年書いている記事を書きましが、今日もまたその続きの様に毎年書いている内容で恐縮ですが・・・・智積院の青葉祭りの案内です。　　　　　　　　　　　智積院の庭で日頃当ブログで取り上げているのは無料のゾーンですが、この青葉祭り当日は日頃有料の『利休好みの庭』や宝物殿の国宝・長谷川等伯の障壁画なども無料で観られます。この赤矢印が上の写真の護摩供養が焚かれる場所です。護摩供養もなかなかの見ものです。祭りの準備では無いのでしょうがアチコチで若い僧が草むしりと掃除をしていましたが、なかなか絵になるシーンかと思います。赤矢印はこのお寺の『紋』桔梗です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参道の両脇に咲くのですがまだ少し先のようです。まだ先と言えば・・・菖蒲が終わったこの池、次の蓮の花を咲かせる準備中です。更に奥に進むとアジサイです。後ろの木は先日実を載せました、梅の木です。ここのお寺のアジサイも知名度が上がって来て、最近は本当にカメラマンが増えました。アジサイと言えば宇治の三室戸寺ですが有料です。こちらは常に無料です。これもよく書いている事ですがここは元々 豊臣秀吉が、3歳で死去した愛児鶴松のために建てた祥雲寺というお寺だったのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上に書きました等伯の障壁画も利休好みの庭も秀吉が画かし、作らしたものなのです。豊臣家が滅びた時、家康が元々秀吉と対抗していた和歌山の根来寺の塔頭智積院にこの祥雲寺を与えて今の智積院となった経緯があります。秀吉贔屓としてはどうしても言いたいので、またまた書いてしまいました。 

  2016.06.07

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  『今後』とはいつなのでしょうか?????????』

  確か半年程前に書いたことなのですが・・・京都の四条通りでは歩行者が歩き易くする為の歩道拡張工事が終わり数ケ月 経ちました。歩道の幅を広げると言うことは・・・・車道が狭くなることになります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今まで片側２車線だったものが待機場所やバス停付近を除き片側１車線になりました。お蔭で、拡張工事中や完成後渋滞が酷く、非難ごうごうだったのですが、四条通りへの車の侵入を抑制する施策により渋滞に関しては最近は落ち着いてきた様です。ところが・・・。今まで歩道の車道側の端にあった関電の送電線地下埋設の地上ボックスが歩道の拡幅により歩道の真ん中に鎮座することになり大変危険な状態になったのです。その時、当ブログにボックスの角にクッション材を貼った写真を載せ、こんなことでは危険なことには変わりない、直ぐにでも歩道の端に移動すべしと書いたことは憶えて居られる方もあると思います。 そして・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真の日付によりますと、今年の4月13日なのですが・・・この様なことが書かれていたので・・・ああこれで歩行者も安全に歩けるようになると思って安心していたのです。 ところが・・・一昨日通りますと・・・状況は全く変わっていないのです。寄せられた苦情が多いので、取りあえずこんな紙を貼ったようですが、『今後』と言うのはいつなのでしょう???  京都市と関電の連名と言うところから見て、移動させるには難しい問題があるのかもしれませんが???      『今後』とは国語的にとは果たしてどれくらい先のことを言うのか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、ここで言う『今後』はいつ頃なのか気になるところです。角に貼ってあったクッション材が無くなっているのは、いたずらなのかも気にかるところです。さて、何人の人がこのボックスにぶち当たったのでしょうか???　 

  2016.06.02

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  錦市場の若冲展 (???) 観て来ました。

  伊東若冲生誕300年記念で東京では若冲展が開催中ですが、凄い人気のようです。観に行かれたブロ友さん達の記事によると待ち時間320分の表示があったりして余程 時間帯を考えて行っても相当の待ち時間を覚悟せねばならない様です。ところで、若冲と言えば京都錦市場の青物問屋の長男で、若い時は家業をしていたのですが確か40才位で弟に家督を譲り隠居して画家になった人で錦市場は生誕の地でもあります。そんなことを当ブログで前に(2/5. 2/7. 2/16)書いたことがあったのですが・・・昨日、映画を観に行く時、買い物を頼まれ錦市場に行ったのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寺町通りから錦小路に折れますと何か華やかな雰囲気なのです。何かと言いますとアーケードの下にこんなものがぶら下がっているのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかも、この様に、錦市場の400～500mの長さに延々と・・・・まるで『若冲展』です。今東京で行われている『若冲展』が今年の秋には京都へ来るらしいのですが、まず先行して若冲の地元でと言うことでしょうか(笑・笑)折角ですので西の高倉通の入口までに、ぶら下がっているもの全てを撮って来ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　枚数が多いですが関心がお有りの方は見て下さい。高倉通からの入口には2/5のブログに載せたこの「絵」がまだありました。折角の企画ですが・・・関心を持って見上げている人はいませんでした。若冲に関心ある人と、ここへ買い物に来る人や観光客とは関心事が違う様です。

  2016.06.01

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  智積院　三景

  先日、京都大原三千院の ♪♪ 女ひとり ♪♪を載せましたが、京都七条智積院の ♪♪ 女ひとり ♪♪ です。カラオケの歌詞のバックに使えませんかね?? ひとりと思えば、今度はふたりです。      しかも外人さんの女性がふたりと言うのはちょっと珍しい光景です。　　　　　　　　　　　　　そして梅の木をふと見ると・・・早くもこんな大きなな実が沢山生っていました。 智積院では無いですがいつもの場所にまたまたこんな看板が立っていました。   　　観光客の特に多いゴールデンウイークならではなのでしょう。                  

  2016.05.04

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  遅かった牡丹 と 鴨川三景

  多くの方のブログの牡丹の便り に触発され、昨日「忍ぶ川」を観に行く時、寄り道して建仁寺の牡丹を観に行ったのですが・・・ほゞ完全に花は終り・・・白い花と・・・黄色い花だけが数輪残っているだけでした。思いつくのが遅いとこんなことです。美樹克彦の歌ではないですが　♪♪花は花は花は・・・遅かった♪♪ 　　こんな歌ご存じない方の方が多いかもしれませんが「花はおそかった」と言う一世を風靡した歌なのですが・・・。 そして「忍ぶ川」を観た帰り、天気の良い4時頃の三条大橋の光景なのですが・・・これを撮ったのには訳がありまして・・・4/21「米」を観に行った帰りに雨の中のこんな光景を撮っていたので対比したかったのです。アップしますと・・・　　　　　　　　　　　雨の中、傘をさして座るこの方、物思いに耽っている様子が気になりまして・・・。 上の傘をさした方はじっとしていてビクとも動きもせんでしたが・・・角度を変えて床に目を転じると・・・もう一人、否、もう一羽　全く動かないのがいました。　　　　鴨川でアオサギは良く見ますが、大体水辺にいるのですが、こんな所にとまっているのは初めて見ました。　　　　　　　　　　雨が降っていたからなのでしょうか??? 

  2016.05.01

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  ５～６年前と思っていた事が16年も前の事でした。

  昨日の続きです。三千院から寂光院へ 向かいました。 寂光院で拝観料を払う時、本堂が燃えたのが５～６年前でしたかと訊ねてみると１６年前だとのこと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんなに経っているとは年月の過ぎる速さを改めて知らされました。紅葉も良いですが、新緑のトンネルも素晴らしく・・・菊のご紋がばっちりの風景です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　火災後再建された正面の本堂へ上がりますと・・・こんな光景で・・・新しく作られた地蔵菩薩もちろん撮影禁止だったのですが・・・ 火災で炭になった地蔵菩薩はどうなったかと訊ねると・・・別の場所にと教えられたのがここです。　　日頃は公開していないらしいのですが・・・何と何と皮肉にも・・・翌日からの公開なんて・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　案内を拡大しますと・・・　この案内だけを見て・・・門をあとにしました。 そして山越えで静原の部落を通り次に向かったのが、これもいつもの後輩さんリクエストの貴船です。鴨川の床(ゆか) と同じ様にここでも川床(かわどこ)の準備が行われていました。京都人でも滅多に行くことのないここ貴船ですが、テレビのドラマのお蔭でこの石段の景色、本当に全国区で知られるようになりました。ここのおみくじは水の神様にあやかってみずにつけると字が浮かび上がるようになっています。このあと帰りに御所の細道と梨の木神社へ寄ったのですが・・・御所から出て来る人がやけに多くいつもの雰囲気と違うのです。何が??? と思いながら帰ったのですが、テレビの報道で分かりました。過日書きました迎賓館の一般公開初日だったのです。・・・と言うことで一泊二日の行程を無事終了したのでした。行程の全てをいつもの後輩さんのマイカーでの移動でしたので短時間で回る事が出来ました。  

  2016.04.29

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  情報交換と燻製と京都観光

  4/26のブログに書きました通り、4/27～4/28の一泊二日でいつも当ブログに登場する「いつもの後輩」さんともう一人の後輩さんとの3人で情報交換会と燻製作りと京都観光をして来ました。まず27日は前々から約束していた、我が隠れ家での燻製を作りながら、ビールを飲みながらの情報交換でした。雨の降る中、ブルーシートで作った屋根の下で、昼の12時から、夜の8時までの長時間に渡り会議は続きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつもの後輩さんの奥さん手作りの、こんな立派なタケノコごはんの弁当を食べながら・・・燻製を作りながらだったのですが・・・・その場で食べると言うより土産に持って帰って貰う目的でしたので・・・・鶏の胸肉、ウインナー、塩鮭、塩サバ、いぶりがっこに、チーズ等など、沢山作ったのですが、チーズだけ失敗しました。(6pチーズを買ったのですが、種類を間違ったのかトロトロ溶けるので燻しを続けられなかったのです)作ったものをにいつもの後輩さんが写真撮影用に綺麗に並べてくれました。        　　　　　　　　　　　　 (上の方は翌朝の朝食用のパンなどです)今までも情報交換会は長かったのですが、燻製作りと並行でしたので新記録の長い会議(?)になりました。 隠れ家に一泊して翌日の今日はいつもの後輩さんのリクエストで大原と貴船観光でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みなさん良くご存知な観光地ばかりですが旅の思い出を手繰りながらお付き合い下さい。まず最初の ♪♪ 京都大原三千院 ♪♪に 到着したのが朝9時半頃で、しかも雨だったので・・・人影も少なく、新緑も苔も一層映えて・・・雨また良しでした。庭を見ながら、お茶を飲む (デュークエイセスではないでが)「女ひとり」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残念ながら　♪♪ 結城に塩瀬の素描の帯  ♪♪ は着ていませんし、　♪♪ 恋に疲れた ♪♪ かどうか分かりませんでしたが・・・。シャクナゲは・・・上のシャクナゲは散り始めていましたが・・・　　見頃のものもアチコチに咲いていました。苔の中の・・・頬をついた「わらべ地蔵」牡丹も・・・見頃でした。国宝阿弥陀三尊像は勿論撮影禁止の為、パンフレットから・・・駐っていた車のナンバーが『三千』　このお寺所有の車のナンバーは全て『三千』だと言うことでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　門前も帰る頃には来た時と違い、こんな状態になっていました。続いて寂光院に向かったのですが明日に続けます。

  2016.04.28

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  伏見に港あり。

  昨日の続きです。伏見と言えば酒どころであると同時に。昔は交通の要でもありました。京都から大阪への船便の発着場の『伏見港』が ありました。竜馬の寺田屋は正にその為の宿だったのです。それから時は移り、今は伏見周辺を周遊する観光舟が走っています。月桂冠の酒蔵の裏に係留しているこれは三十石船でしょうか。その先に十石舟の乗り場があり・・・今、正に出港です。先ほどの三十石船と並びますとこれだけ大きさが違います。そして寺田屋を通り周遊することになります。この十石舟と三十石船の伏見周辺の観光コースについて関心があありの方はここを見て下さい。そして淀川の枚方と大阪の天満を結ぶ観光船についてはこことここを見て下さい。因みにこの近くには「伏見港公園」があり「伏見港体育館」もあります。 それから酒どころの伏見は元々「伏水」と書いたようにあちこちに名水が湧いています。ここ清酒「神聖」の白菊水もその一つです。汲みに来る人が絶えません。みんなこの様に沢山のペットボトル持参です。みんなお互いさまなので、幾ら沢山汲んで時間がかかっても大人しく待つのがルールの様です。

  2016.04.23

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  ウコン桜の変色度合視察。

  4/15のブログで雨宝院の桜を今年最後の花見と書きました。ところが、黄色から赤く変わったウコン桜のリクエストがありましたので、そろそろ赤く成ったかと通勤(?)電車を中書島駅で途中下車して黄桜酒造のカッパ天国へ取材(?)に言って来ました。京阪電車の中書島駅を出ると直ぐ目に入るのがこれです。酒どころ伏見の銘酒ですが、これ以外にもまだあるのではと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　そして黄桜酒造の黄桜ですが・・・ここは御衣黄ではなくウコン桜が3本程あります。木により、枝により変色の度合いが違うのですが・・・これはまだ少しピンク掛かった程度ですが・・・もう少しピンクが強くなり・・・段々変色が進み・・・ここまでピンクが強くなると・・・直ぐ限界で萎び始め・・・落花を待つことになります。透明の波板の上に落ちた花を下から見ると何か趣がある様な気がしてパチリとしてきました・ご丁寧にこんな案内板がありました。　雨宝院もかかれています。私の感じではどちらか言うと御衣黄は緑が強く、ウコン桜は黄色が強いと思います。折角ですので伏見界隈の写真もう少し撮って来ましたが明日に続けます。

  2016.04.22

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  夏近し風景

  一昨日の続きです。雨宝院からの帰り御所を二つの理由で斜め縦断することにしました。一つは過日ブロ友の あすかのそら さんが走られた『御所の細道』を真似して走ることです。こんな道ですが走っているのスピードが速く、撮ろうとするとこんなに離れて・・・もう１枚と思っている内にアリ粒になってしまいました。これでも拡大しているのです。二つ目の目的は・・・前にも紹介しましたが、もう一度この迎賓館を撮ることでした。・・・と言いますのはこんな新聞記事を見たので紹介するには写真付きが良いと思ったからでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は見たことないのでこの期間に行ってみようと思っています。近郊の方も是非どうぞ。迎賓館から南へ向かいますとまるで緑の小径です。立派なこんな楓もあるのはいいですが・・・下草をもう少し刈って貰いたいものです。そして鴨川に出ますと・・・飛び石を渡る姿はいつもの光景なのですが・・・もう少し下(しも)へ進むと・・・・5/1の営業開始に備え、早やアチコチで床の組立が始まっていました。　　　　　　　　　　　　去年この光景を紹介して・・・早や１年、１年なんてあっと言う間です。これぞ、夏近し風景でした。 

  2016.04.17

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  司馬遼太郎記念館へ行って来ました。

  ブロ友の　この方の記事に誘われて東大阪市の司馬遼太郎記念館を訪れました。前々から私の計画はここに行き、その後、司馬遼太郎が奥さんとの散歩の途中よく立ち寄った喫茶店へ行くことだったのです。しかし行こう行こうと思いながら実現しなかったのですが、良いきっかけを貰った形です。門を入り、自動販売機で500円の入場券を買い・・・広い庭を横切る形で記念館へ・・・安藤忠雄氏設計の建物は・・・アサヒビールの大山崎山荘の半地下の美術館を彷彿させるユニークなデザインでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その美術館の建物はここです。(建物自体半地下のようなので写っていませんが)館内は撮影禁止で紹介出来ませんが、その蔵書の多さにびっくり、それと司馬遼太郎の本は大体殆ど読んだと言自負を根底から覆す著書の多さでした。別棟の書斎は窓越しに覗けるようになっていました。毎年菜の花の季節に行われる「菜の花忌」は有名ですが・・・今はこんな痕跡がある程度でした。菜の花忌を始め記念館について詳しくはここを。そして、冒頭に書きました喫茶店は2ケ所あったらしいのですがすが・・・「街道を行く」の挿絵を書いていてしょっちゅう文章にも登場した須田剋太画伯の絵が沢山あるというこちらの方へ行ったのですが・・・行ったのが11時40分位だったのですが、土日の開店は12時との張り紙。時間を潰してその時間に行ったのですが、シャッターが閉まったまま人の気配すらないのです。　　暫く様子を見ても変わらない為断念したのですが、こんなことならもう一軒の喫茶店の『珈琲工房』へ行けば良かったと思ったのですが、あとの祭り。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記念館を起点にして全く逆方向だったのと次の予定に間に合わないため断念しました。因みにこの字は司馬遼太郎のもの。詳しくはここを。

  2016.04.16

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  今年最後の花見は雨宝院

  毎年遅い桜を求めて、御室の仁和寺へ行ったり、西陣の雨宝院に行ったりしていますが、遅咲きの仁和寺の桜と言ってもさすが、もう遅いし遠いので今年の見納めの桜は雨宝院として行ってきました。何と言ってもここはこじんまりしていて、桜の種類も多く、「無料」なのが良いです。毎年載せている写真で恐縮ですが、塀越しの桜は・・・御衣黄(ぎょいこう)で、緑からピンクに変わる桜ですが、まだ緑でした。 何しろそう広く無い境内に桜の木がいっぱいあるものですから・・・地面はこんな状態でした。桜、桜、さくら・・・の下にアクセントではないですが、牡丹が・・・(幹が木でしたので牡丹のはずです?)色々の桜があり過ぎてこんがらがり、間違っているかも知れませんが・・・  ふと後で気づいたのですが・・・黄色からピンクに変わるウコン桜があったのか、なかったのか・・・撮っていなかったので帰り路に崇徳上皇の白峰神社へ寄り撮って来ました。 ウコン桜もまだピンクにならずに黄色のままでした。例年行くのが遅くて、御衣黄もウコン桜もピンクに変色してから見ることが多いのですが、今年はバッチリの時期に見ることが出来ました。

  2016.04.15

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  花まつり

  3/31のブログに載せた外人の団体さんを撮ったこの写真と景色は同じですが・・・写っているのは・・・・近くの保育園の園児たち。お釈迦さまが生まれた時、右手で天を指し左手で地を指しながら「天上天下唯我独尊」と言ったと言う像に甘茶をかける「花まつり」(仏生会)の主役は子供。通常は入れない門の中の子供。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子供のお祭りでもあるこの日。正に「特権」付与のようです。因みに遠い遠い遥かに遠い昔、私が通っていた幼稚園は仏教系でしたので4/8には甘茶を掛けたのを憶えています。上の門は昔は誰もが通れる門だったのですが、今はここしか通れません。冠木門の横の枝垂れ桜ですがまだ少し早いことを差し引いても今年はちょっと元気がない様に思えました。                                 元気のない枝垂れに対し、ソメイヨシノは元気よく満開で・・・・その向こうではモミジの木が早や秋の準備(?)が始めていました。 そして階段を登り行った、毎年紹介している京都タワーを背景にしたこの枝垂れ桜なのですが・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだ早いのは分かりますが、やはり花の数が少ないようで、今年の智積院の枝垂れ桜は裏年(?)のようです。　(桜に表と裏があるのかどうか知りませんが)　　　　　　　　　　　　　代わりと言っては何ですが・・・京都一周トレイルの中で、道を間違いやすい難関の一つのこの地点の桜は・・・・智積院の桜とは種類の違う枝垂れ桜のようですが、バッチリ満開でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上の案内図につけた赤矢印の部分に咲いています。

  2016.04.06

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  歩きスマホを助長するなんて・・・そんなバカな。

  昨日の続きです。昨日の第一の目的は二宮金次郎の像を撮るためでした。昨日も書きました通りこの小学校は廃校になり通常では何か手続きなどしないと入れないと思っていたからもこの日を待っていたのでした。『薪を背負い、歩きながら本を読む』という勤労・勤勉の象徴として学校に置かれていた「二宮金次郎像」ですが・・・『時代が変わるとこんなことすると危険であり「歩きスマホ」を助長するとして撤去する学校があったり、座って本を読む像を設置したりする動きが有るらしいです』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グーグルで検索しますと確かにこの様な座った金次郎像の画像が載っていました。と言うような話題の中で、この小学校の像が脚光を浴びているという話を聞いたのです。何故かと言いますと色を見てお分かりかと思いますが、この像は陶器製で珍しいというのです。何故、陶器製かと言いますと・・・既にお分かり頂けているとは思いますが清水焼の町の中にある小学校だからです。　　　　この金次郎像も貴重なら、この木造校舎はもっと貴重です。　廃校になったらこの校舎どうなるのかと思っていましたら保存して活用すると言うことで過日耐震工事をしていましので、この校舎も多分『歩きながら』本を読む金次郎像も安泰なのでしょう。 こんなことに関心もったり保存を喜んでいるのは・・・・私こと、この学校のこの場所で、このアングルで60年以上前に毎年こんな記念写真を撮っていた卒業生でなのです。 

  2016.04.04

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  陶器窯と女子大のコラボ

  今年も窯元まつりに行って来ました。昔は道路でやったり、駐車場でやったりしていたのですが、少子化による学校統合で廃校になった小学校で行われるようになりました。詳しいことは一昨年のブログでも書きましたので良く似た写真が並んでいますがここを見て頂ければと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　去年は『買うため』に行ったのですが、今年は別の目的でした。その目的のことはさておき・・・こんなことが行われていました。この投票で来年のポスターのデザインが決まるようです。このことについては京都女子大のホームページにも取り上げていました。ここです。女子大のホームページに依りますと今年のものも女子大生のものが採用されていたようです。　　　　　　　　　　　　　　　　去年は私は行っていませんまで詳しいことは分かりませんが、去年からこの様な投票が始まったのではと思います。いずれにしても同地区にある沢山の窯元と大学の地域密着の良い企画だと思いました。ところで冒頭に書きました「ここへ行った目的」は明日に。 

  2016.04.03

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  右を向いても左を向いても

  所要で四条に出たのですが、京阪電車の駅から西へ向かって歩いていて・・・鶴田浩二の歌「ふるいやつだとお笑いでしょうが・・・・」で始まる「傷だらけの人生」の続きの歌詞に　♪♪・・・右を向いても左を見てもバカと阿呆の絡み合い どこに男の夢がある・・・♪♪　と言うのがありますが、ふとそんな歌を口ずさんでしまった景色です。京阪電車の駅から四条通りを木屋町まで行くと沢山の人が桜の写真を撮っているのです。私も負けじと右(北)を向いて、パチリ、ソメイヨシノが８分咲き程度だったでしょうか・・・。左(南)を見ても　　こちらは向こうの方はソメイヨシノでしたが手前の名を知らない白さが強い桜は満開でした。ついでに鴨川の景色も・・・それにしてもこれらの写真を撮ったのが１０時前なのに人が多いのは良いのですが、往きの休日の９時台に自宅最寄り駅から乗った電車も、帰りの５時頃七条から乗った電車も満員で立ちっぱなしでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平日のラッシュ時ならいざ知らず、電車がこんな状態ですから推して知るべし、桜の季節の京都は凄い人です。

  2016.04.02

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  智積院三景

  昨日はおんな坂の北側の妙法院のことを書きましたが、今日は南側のいつもの智積院の景色です。七条通りドン突きの智積院のこの門は通常通れず、右方向にある冠木門が入口ですが、多分その門へ向かうだと思いますが・・・・余り見ることのない珍しい欧米系外人さんの団体さんでした。　　　　　　　　私は左折してタンポポの写真を撮った昨日の光景でした。 ♪♪ 京都 大原 三千院 恋に疲れた 女がひとり ♪♪　では無く・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪♪ 京都 七条 智積院・・・・ ♪♪　と言うのはどうでしょう??恋に疲れておられるどうか知りませんが、♪♪ 結城に塩瀬の 素描の帯 ♪♪ でな・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Gパン姿の外人さんの「女ひとり」と・・・こちらはご年配の「女ひとり」の方でした。そのお二人がこんな風に、一枚の写真に。 そして、これは今日の景色なのですが・・・色々催しがあるなあとこの冠木門をくぐりますと・・・金堂の前に輪袈裟でなく、タスキ(?)姿の団体さんがいるのです。何かと近寄りますと・・・この様に「真宗大谷派」と書かれていました。ここは真言宗智山派、真宗大谷派とは浄土真宗東本願寺派です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宗派を超えてお参りに来られているのでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かく言う私も (真宗大谷派の一応信徒ながら) 四国八十八ケ所をお遍路しましたが・・・

  2016.03.31

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  おんな坂三景

  京都の『おんな坂』は智積院と妙法院の間の豊国廟の参道をいつの間にかその様に言う様なりました。そのおんな坂を歩きながら、ふと妙法院の土塀の下に目をやりますと、沢山のタンポポが目に入りました。これはセイヨウタンポポすか二ホンタンポポか見分けないと・・・・と思いチェックしたのですが沢山咲いている花すべてが写真の様に総苞が花に添っている二ホンタンポポでした。 そして、京女の建設現場の前を通りますと・・・以前に紹介したこの看板がまだ健在(?)でした。前に書いた時『モックアップ』なる言葉を初めて知ったのですが、確かに良く見ると模様がついており、建設中の建物(図書館)の壁の『モックアップ』のようでした。早とちりで期限が過ぎても白い板のままなんて思っていたのが恥ずかしいです。そして前方を見ますとこの山頂、豊臣秀吉の墓のある阿弥陀ケ峰ですが・・・花見の好きだった秀吉の為に(???) この景色も、正面の石段の上も桜が沢山植わっています。

  2016.03.30

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  ３ケ所お墓参り

  皆さんお墓参りに行かれておられますが、私も今日友人と二人で３ケ所のお墓参りに行って来ました。(鬼籍に入った友人のお墓２ケ所と我が家のお墓)今日の京都の人、車は凄かったです。３ケ所のお墓を回るのは観光地そのものを歩かねばなりませんので人混みの中ばかり歩いた気がします。京阪電車清水五条駅で待ち合わせて五条坂を東へ・・・いつもは余りこの方向へは歩かないので初めて気付いたのですが、こんな形の街灯が並んでいたのでした。　そして東大路の西本願寺の大谷本廟まで行くと朝市をやっていたのです。ここのお墓に行くのでは無いのですが・・・　ちょっと横道にそれて様子伺いだけして、茶わん坂を清水寺へむかったのですが・・・五条坂方向に振り返りますと・・・愛宕山がこんなに綺麗に見えていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通常は模様も無い一色の山にしか見えないので、こんなに「模様」のある愛宕山は本当に珍しい眺めです。余程空気が綺麗なのでしょう。そして、茶わん坂から清水の舞台の下を通り、音羽の滝の横を子安の塔へ右折するのですが滝の水に並んでいる列が50～60mはあったでしょうか・・・・とにかく清水寺境内は凄い人でした。子安の塔の下の同窓生のお墓にお参りし・・・また舞台の方へ向かいますと、コブシでしょうか、少し花が大きいのでモクレンかも知れませんが、青空を背景にこんなにきれいな景色が見られました。　　　　　　　　　　　　　　　そして、清水坂から産寧坂に折れますと明保野亭の枝垂れ桜はまだと言うか、もうと言うかこんな状態でした。そして、ねねの道を行きますと・・・足元に花灯路の行灯が並んでいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　調べますと花灯路は今日3/21が最終日でしたが、詳しくはここを。円山音楽堂の横から行くのは・・・先ほどは西本願寺の大谷本廟でしたが・・・こちらは東本願寺の大谷祖廟です。　「本」と「祖」の違いです。いつも書いていますがここに我が家のお墓ともう一人友人のお墓があります。愛宕山の眺めが余りに良いのでまたまたパチリと撮ってしまいました。　　　　ここで２つのお墓に参り・・・円山公園を抜けて次の『目的地』へ向かったのですが・・・枝垂れ桜はまだまだこんな状態で満開はまだまだ先のようでしたが・・・木の衰えが痛々しい状態です。　　　　　　　　　　　　　　右下に写って花は別の若木の花です。ここを最後に四条通りを木屋町へ向かったのですが・・・四条通りも鴨川以西は歩道が広くなって歩きやすくなっていますが、鴨川以東は元の幅のままのところへ人が余りに多いものですから、とてもとても自分らのペースで歩けない状態でしたので敢えて１本北の筋へ回り道して西へ向かいました。そして「目的地」はいつものミュンヘンです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前にも書きました名物の焼きうどんでビールを飲んで、二人は西と東に分かれたのでした。

  2016.03.21

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  貸切の休憩所でスマホ操作

  桜にはまだ少し早い三連休ですが相変わらず混雑、渋滞の続く京都・東大路周辺です。そんな中歩いている時、スマホ操作が必要になり駆け込んだのが数回当ブログに取り上げています『専用・無料休憩所』です。　　この右に少し写っている建物です。車の渋滞の列が出来ている東大路と塀一つ隔てた「静寂」の妙法院の休憩所です。10分程いたのですが他の人は誰も入って来ず貸切でした。ついでと言えば失礼に当たりますが『春の庭』の視察??　もして来ました。この塀の向こうが渋滞と喧噪の東大路です。あせびの花の咲く木戸の奥は・・・十月桜と書いていました。ちょっと前まで芍薬と牡丹の区別がつかなかったのですが。牡丹は木、シャクヤクは草と教えてもらったので、差し詰めこれは牡丹のようです。細やかな花の数々でしたが庭もほんの数人の人でほゞ貸切状態の『庭』でした。 

  2016.03.20

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