イエス 4
イエス『ハウス・オブ・イエス』1999年発売の、ラスベガス・ハウス・オブ・ブルースでのライブ。アルバム『ラダー』発売後とあって、このアルバムからの曲が多く演奏されています。だいぶお歳をめしたメンバーで、不安を感じながらオープニングが始まりましたが「ユアーズ・イズ・ノー・ディグレイス」が始まるや不安は完全に払拭された。『ラダー』からの曲もなかなかいい。このライブでまた認識したのはスティーブ・ハウがイエス音の柱であると言う事です。特に「パーペチュアル・チェンジ」での演奏は印象的です。「アウェイクン」は一番の見せ場でしょうか。前からこの曲のライブを観たいと思っていましたが、やはり良い。名曲です。決して派手ではありませんが、味わいのある曲です。静と動の微妙な感覚、特に「静」の部分に魅力があるこの曲を完璧に再現しています。そして、定番、「シネマ」「ロンリー・ハート」「ラウンドアバウト」の連続技。カッコイイ!!ジョンもよく声が出ていますし、クリスも機嫌がよさそうだ。日本的に言えば団塊世代なのに、この演奏には敬服します。