スマートフォンを買って
日本のニュースが読めるアプリをダウンロードして
情報を得ているものの、
やはり生身の新聞に勝てるものは無いと思います。駐在の方から1ヶ月くらい経った読み古しの日本の新聞を頂いていて、
端から端まで読み、いろいろな記事を楽しんでいます。
日曜日の朝日新聞の生活面では、
わたしの大好きなイラストレーターの益田ミリさんが
『オトナになった女子たちへ』という連載をしていて、
これがとてもおもしろいのです。
ちなみに、益田さんの『すーちゃん』は
「あたしのことかい?」と思わせる主人公を描いた泣ける4コマ漫画。
「あたしのことかい?」と思っている女子は
このご時勢、星の数ほど居るのだろうな、と思います。
わたしの近くにも多そうです。さて、この度のエッセイは、「なまいき」だった20代についてでした。
わたしも特に20代前半は自分には何でも出来る気がして
とても生意気でした。
今でも職場では生意気なのですが、
この年ですので、「なまいきな女の子」というよりは
益田さんのおっしゃるように、「怖いおばさん」です。
朝日新聞社主催第59回全日本吹奏楽コンクール全国大会の
出場団体のリストも見ることができました。
わたしの母校O高が全国大会に悲願の初出場、
そして銀賞を受賞したことは既に同級生たちから聞き及んでいました。
こちらはコンクール後に行われた地元の音楽祭での演奏。
紙上では更に驚きの発見がありました。
中学校の部に地元の学校が入っており、
その指揮者の欄に、大変お世話になった先生のお名前を見付けたのです。
先生に初めてお目にかかったのは、中学生の時。
地元の合同演奏会で彼女の指揮で一曲だけ演奏したことがありました。
その後、わたしの母校に移られ、弟の担任を一年間されました。
大学三年の時、教育実習にわたしが母校へ行くと、
弟の縁からホームルームの指導担当をして下さいました。
チョー生意気な女子大生だったわたしを辛抱強く見て下さいました。
ずいぶん経ちましたので他の学校でも活躍されていたと思いますが、
今年は隣の学区の中学(母の母校でもある!)で
全国大会初出場を果たしたようです。
こちらも初出場にして銀賞。スゴイ!
H先生にまた会いたいな。それにしてもリストの中に、
ローマ三部作をはじめとするレスピーギの曲の多いことといったら!
驚きです。
こんなに日本の吹奏楽団たちに愛されているなんて、
レスピーギさんも草葉の陰で泣いて喜んでいると思います。
ちなみにイタリア人はレスピーギのレの字も知らないと思います。