庭に孔雀、裏には死体 ドナ・アンドリューズ 早川文庫
【中古】 庭に孔雀、裏には死体 ハヤカワ・ミステリ文庫/ドナ・アンドリューズ(著者),島村浩子(訳者) 【中古】afb<あらすじ> わたしは母と親友と弟、三つの結婚式の花嫁付添人を頼まれ、式の準備に追われていた。衣裳選び、式に彩りを添える孔雀の調達などと、やることは山ほどある のに、家の裏から死体が見つかったせいで、ミステリ好きの父にひっぱられて犯人捜しをするはめに…スーパーウーマン、メグと変人揃いの親戚一同の活躍。謎 解き、ユーモア、ロマンスが融合したアガサ賞、アンソニー賞、マリス・ドメスティック・コンテスト受賞作。ふだん子供が学校に出掛けていると、その間は学校で勉強をしてくれているのだ(当然居眠りなんてせず、全力で勉学に取り組んでいる)という幻想にひたっていられますが(成績表を確認する瞬間を除く)、このところの毎日といえば、朝いつまでも眠っているし、気が付けば冷蔵庫を開けているか、食べているし、24時間そばで観察する&されると、そんな幻想も醒めて(!)しまい、つい声がとがってしまいがちなワタシ。息抜きしようと笑える話はないかなと思って本棚を開けてみたら、この作品を見つけました。こんなシチュエーションあり!? というくらいおかしみあふれる設定でロマンスは香り程度。せまいけど密な人間関係が交差して、個性いろいろで、家族のよさとかわずらわしさがこもっていて、主人公たちの悲喜こもごもがすっごく笑えて、大好き。数少ない常識人に思える(でも奇人変人な家族となんとかうまくつきあえる彼女が一番ヘン?)ヒロインが、みんなにふりまわされているので、ちょっとないでしょという展開や奇天烈な行動も、なんか納得させられちゃうんですよね~。厳密にはロマンス本ではなくユーモア・ミステリですが、ミステリの進行の片隅でチラっとうかがえるヒロインの恋がもうみていてもどかしく応援したくなります。オススメでーす。注)おそらく抱腹絶倒させられるので、電車の中で読むには向きません。でも「 ハゲタカは舞い降りた」以降とんと続きが出ないんですよねぇ・・・。ぜひ読んでみたいというかたはシリーズ1作目「庭に孔雀、裏には死体」からどうぞ~。発行順に読んでくださいね。2001年に翻訳された作品で、すでに絶版になってしまっていますが、amazonなどでは古本で購入できます。(電子書籍なし)英語では続刊でているんだけどな。そういえば、イローナ・アンドルーズの中編DAIAMOND FIRE でも、常識人タイプのネバダがブラゴジラ化(結婚式の準備が大変すぎて???不条理なまでに我儘さを発揮するまたは周囲に厄災を振りまく花嫁のこと)していましたが、西洋の小説では鉄板ネタ? この作品にもブラゴジラが出現してました☆1作目 【中古】 庭に孔雀、裏には死体 ハヤカワ・ミステリ文庫/ドナ・アンドリューズ(著者),島村浩子(訳者) 【中古】afb2作目 【中古】 13羽の怒れるフラミンゴ / ドナ アンドリューズ, 島村 浩子 / 早川書房 [文庫]【宅配便出荷】3作目 【中古】 ハゲタカは舞い降りた / ドナ アンドリューズ, 島村 浩子 / 早川書房 [文庫]【宅配便出荷】We'll Always Have Parrots (2004)Owls Well That Ends Well (2005)No Nest for the Wicket (2006)The Penguin Who Knew Too Much (2007)Cockatiels at Seven (2008)Six Geese A-slaying (2008)Swan for the Money (2009)