【感想再掲】誰かに見られてる カレン・ローズ(文春文庫)
【中古】 誰かに見られてる / カレン・ローズ, 長野 きよみ / 文藝春秋 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】<あらすじ> 「代わりに最終審判を下した―あなたのつつましい僕より」。有罪となるべき極悪な被告たちが、金の力や脅しによって検事補クリスティンの担当する裁判から 放免されると、決まって彼らは殺され、正義の味方気取りの犯人から手紙が届く。やがて魔の手はクリスティンにも迫る。2005年最優秀ロマンティック・サ スペンス賞受賞作。September 19, 2007の日記+2012年11月11日読書メーターでのレビュー内容の再構成です。ブログで好意的に紹介されていたので、買ってみました。期待して読んだのですが、もう期待以上の作品でした♪ ヒロインは有能な検事補で氷の女王と囁かれる仕事の鬼。 刑事のヒーローも、ヒロインの過去の仕事が原因で強い不審の念を抱いていますが、近くで過ごしてみて、印象が改められていきます。氷に固く秘められている彼女の本質を守ってあげたい…自分の仕事が理由で奥さんを亡くしてから初めてわきおこった気持ち。 辛い過去を抱えていても、二人ともすごくまっすぐで、 好 感持てるヒーロー、ヒロインです。サスペンス部分は緻密な筋立てでむっちゃ怖いです。内容にぴったりのタイトル。ページをめくる手がとまらない。か なり分厚い作品ですが、一気に読み切りました。久しぶりに充実したロマンチック・サスペンス作品を読むことができ、大満足です。これはのちほど私のロマン ス本ランキングに入れようと思います。 →→→ ロマンス本ランキング 文春文庫っていままであまり読んだことのなかったのですが、これからは新刊のあらすじなどはチェックしてみようと思います。<10/12追記>カレン・ローズ「復讐の瞳」が早川文庫から先日発売されました♪