天使の傷が癒えるまで マヤ・バンクス
【楽天ブックスならいつでも送料無料】天使の傷が癒えるまで [ マヤ・バンクス ]<あらすじ>生まれながらに不思議な力を持つアリは、その力を隠そうとするせいで、孤独でひどく内気な娘に育った。24歳になったいまは高校でひっそりと教師をしてい るが、ある日、落第させられたことを逆恨みする生徒に襲われ、身を守ろうと必死になるあまり、無意識に“力”を使ってしまった。そのせいでアリの力は周囲 に知れ渡ることとなり、しかも何者かに両親が拉致される羽目に。藁にもすがる思いでアリが助けを求めたのは、一流警備会社の経営者ボー・デヴェロー。魔の 手が迫るなか、寡黙で雄々しいボーだけがアリには頼みの綱で…。『星夜とあなたに守られて』続編!マヤ・バンクスのロマサスは、私がロマサスに求めるものとは方角が違うんですが、気楽に読めるのでつい買ってしまいます。会ったばかりのヒロインにロックオンなヒーローはお約束☆ ちょっと意外だったのが、前回と今回のヒーローたちの大金持ちだけれどろくでなしの亡くなった父親が、今回のヒロインの過去に絡んでいたこと。すでに亡くなっている人物ではありますが、次作でもひょっとして?と思ってしまいますね~。特殊な事情のため学校に通えず自宅学習で育てられて、内気で友達もいないヒロインの変化が劇的でした。高校教師として仕事をしていれば、生徒や生徒の親、同僚などなど周囲とかかわらずには生きていけないと思うので、その辺の言及もなければ影響もないとはちょっと不自然かなと思いましたが、ピンチの時に頼れと言われていた人物のところにたどり着き、守ってもらっているうちに・・・というのは納得。孤独な娘が愛情を原動力に突然スーパーマンに変身したかのような活躍劇は、読んでいてダイナミックだったけど、昔だったら、ヒーローが助け出す展開だったでしょうに(笑)。いかにも今時。そして前回「星夜に守られて」のヒーローが、今回もかーなーりー顰蹙を買う言動で、ちょっと嫌な気分。しっかりヒロインをかばったヒーローのお株は、私の心のなかでぐーーんとUPしたことは言うまでもありません。妻のことを心配してというのはわかりますが、自分のことばっかり! と思ってしまいました。そもそも最初は自分も無理やり彼女に同じことやらせたのでは、と。次回作のヒーローは、超能力のある人物に理解のある言動を示していて、ミステリアスな過去をもつザック??? 気になったのでググってみたら、第3作ヒーローはやはりザックでした♪ すでに5冊発行済で、6作目も予定があるようですよ。Safe at Last (Slow Burn, #3)With Every Breath (Slow Burn, #4)Just One Touch (Slow Burn, #5)Untitled (Slow Burn, #6)