Romance夢紀行

[読書感想] カテゴリの記事

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  運命は炎のように　リサ・マリー・ライス

  【送料無料】運命は炎のように ［ リサ・マリー・ライス ］ ＜あらすじ＞かつて特殊部隊に所属していたハリーは“兄弟”とともにセキュリティ会社を共同経営する一方、暴力に苦しむ女性と子どもを密かに救出する活動をしていた。そんなある日、質素な身なりの美女エレンが事務所を訪れる。元勤務先の不正を知ったことで、その経営者に命を狙われているという。詳しい事情を聞くうち、エレンこそ、彼が心身ともに辛い時期に支えにしていた歌手本人だと気づき、エレンを守りぬこうと決意する。が、ひょんなことから彼女はハリーがその経営者の仲間だと誤解してしまい…？オススメ度：★★★★☆ 【送料無料】愛は弾丸のように [ リサ・マリー・ライス ]に続くシリーズ第２作。１作目のノリと作風がお好きでしたら、こちらもオススメです。 とんでもない里親に育てられた３人の男の子たちが兄弟のように団結して生き抜き、軍を退役して、評判のよいセキュリティ会社を共同経営する一方で、虐待された女性や子供に別の人生を与えるひそかな活動も行っています。今回はアフガニスタンで瀕死の重傷を負ったハリーがヒーロー。怪我で生きる力を見失いかけていたときに、心の支えにしていたイヴという女性による２枚のCD。まさか自分のもとに助けを求めて逃げてきた美女がその女性とは。即座に謎めいた女性に心ひかれるハリーですが、１年もの間見えない恐怖と命の危険から逃げ回ってきたイヴは簡単には他人を信じることができず、パニックにおそわれて逃げ出してしまいます。少しずつ信頼を積み重ね、また家族に近い兄弟たちとも交流をはじめ、守られている実感を持ち始めるヒロインでしたが、過去にかすかにかかわりあった人物を手がかりに、 悪は刻々と手を伸ばしてくるのでした。怖くてページをめくる手がとまりませんでしたが、面白かったです♪　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝今回、作家さんの遊び心で、たぶんですが、シャノン・マッケナ作品の姉御タマラのデッドリービューティ（だったかな？）による危険なジュエリーが、作中の小物として登場しています。そうすると、思わせぶりな献辞も、イタリア在住で仲がよいらしいと聞くシャノンあてのものかなと想像してしまいます。危険で美しすぎるタマラのロマンスは【送料無料】危険な涙がかわく朝 [ シャノン・マッケナ ]で発表されていますヨ。未読の方はこの機会にぜひ。

  July 24, 2013

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  裏切られた愛情　ジョージーナ・デボン

   裏切られた愛情　-【電子ブック版】＜あらすじ＞ピッパは双子の兄が戦死したという知らせを受け愕然とした。だがどうしても本当のことだと信じられず、自ら兄を捜すため、男装をして軍医の助手となり手がかりを探すことにする。あるときひどい怪我をした男性の手当てを手伝うことになり、その苦痛にゆがんだ顔を見たとき、彼女は思わず息をのんだ。見たこともないぐらいハンサムな男性―そのうえ、鍛え上げられた裸身が、まばゆいほど美しい。状態がひどく、命も危うい彼は病院に運ばれることになるが、それを知ったピッパの口を思いがけない言葉がついてでた。「僕の宿に運んでください」。 毎日暑いせいか、新刊に手が伸びず、ものすごく久しぶりに再読。発売当時の1回目の読後感はあまりよくなかったのですが、この作家さんは他の本も全部持っているので、これだけ処分する気持ちになれず、棚においてあったのでした。今回はヒロインよりもヒロインの親戚やヒーローの視点で読み返してみると、もう少し読みやすかった気がします。ロマンスという点では、ヒーローが気持ちよりも愛国心を優先させるなどやはりほろ苦さはあるものの、赦しというものの難しさがうまく表現されていたのかもしれないなという気がして、私の中での位置がちょっぴり上がりました。

  July 19, 2013

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  許されぬ愛の続きを　シャロン・ペイジ

   【送料無料】許されぬ愛の続きを ［ シャロン・ペイジ ］＜あらすじ＞伯爵令嬢のマデリーンと厩番のジャックは互いに惹かれあいながらも、身分違いの恋と想いを胸に秘めていた。そんなおり、ジャックが殺人犯として逮捕され、死刑宣告を受けてしまう。-二年後、ある手紙で彼の無実を知った彼女はジャックを脱獄させるべくダートムーアの監獄に潜り込み、間一髪で計画を成功させる。謎の刺客に追われながら、真犯人を明らかにするため事件現場の伯爵邸へと急ぐふたり。危機を乗り越えるたび絆は強まり、やがて気持ちを抑えきれなくなった彼らは唇を重ねてしまうが…。 オススメ度：★★★☆☆ シャロン・ペイジというと官能的な作風を思い浮かべますが、二見文庫から発表されている作品群は、ストーリーや恋愛を中心にしたロマンス作品かもしれません。貴族令嬢と厩番のロマンスというと、リサ・クレイパスの「もう一度あなたを」を思い出しましたが、あちらはヒーローがアメリカで成功し大富豪として（少なくとも金銭面では）望ましい結婚相手として現れるのに対し、今回のヒーローはダートムーアの牢獄からヒロインの助けを受けて脱獄し、追っ手から逃げつつもヒーローの過去の冤罪の嫌疑を晴らすべく奮闘するヒロインを守るといった立場。ヒロインは資産家の祖父から浪費家の家族のことを頼む、と言われて、その方に資産管理の責任を一身に負っているしっかりものです。ただ恋心と罪悪感だけはどうにもならなくて、わが身の安全は考えず、ヒーローを脱獄させることを決意します。それは隣人の女性とコンパニオンの二人の女性が亡くなった事件の真相を追究することでもあり、ヒロインにも危険が迫ります。お互いに思いやり気持ちを感じつつも、身分の差がもたらす見えない壁を感じていて、切なさたっぷり。命を狙われながら危険を切り抜けていくストーリーはスリルありました♪　

  July 12, 2013

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  愛の記憶はめぐって　パムローゼンタール

  【送料無料】愛の記憶はめぐって ［ パム・ローゼンタール ］ ＜あらすじ＞裕福な上流家庭に生まれたメアリーは、反目していたローウェン侯爵家の三男キットと幼さゆえの情熱で駆け落ちした。しかし、若すぎた二人は心のすれ違いから離ればなれに。それから９年ー。メアリーは旅先のフランスの宿で偶然にも戦地から戻ったキットと再会した。見違えてしまうほど、たくましい大人の男性になったキット。彼が今もまだ、メアリーが贈った懐中時計を大切に持っていることを知り、閉ざされていた彼女の心は揺らぐ。一方キットは、祖国イングランドのために反政府勢力の動きを探るべく、懐かしい故郷に戻ることになった。無邪気だったメアリーとの想い出が残る、生まれ育った土地へ…。別々の道を歩み、大人になった二人の再会。あの頃と変わらない情熱と変わりゆく時代の波に翻弄されながらも、止まっていた時と愛がふたたび輝きを取り戻して…。ＲＩＴＡ賞受賞作家が贈る、珠玉の愛の物語。オススメ度：★★★☆☆長らくつんでしまっていましたが、読み始めたら一気にラストシーンまで読了しました。 しぶさの光る大人のロマンスだったかも。一度結婚生活が破綻しても、同じ相手ともう一度恋に落ちるのは「ありでしょ！」という方にはオススメ。別居生活9年の駆け落ちカップル。若く無鉄砲な時期に、幼馴染の相手と結婚した二人でしたが、すぐに結婚生活は破綻。離婚は難しいため、決闘騒ぎの末、お互い別の相手と、自分らしく暮らしていましたが・・・現在と過去の思い出が錯綜しながら、物語が進んでいきます。ひさびさの再会後も、強く惹かれあうものを感じつつ、政治心情の違いや過去のカレ、過去の彼女のイメージで発言してお互いを傷つけたり。9年という月日が変えたもの、変えなかったもの、変わってしまったこと。ケンカしたり、傷つけあったりしつつ、夫婦としてしっかりと絆を深め合っていく二人が素敵でした☆

  July 9, 2013

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  「Warsworn」読了しました♪

  予想を超える展開に目が離せず、寝不足気味の２晩を経て読了しました☆ 1巻の終わりは、苦難は想像されつつも希望の持てる終わり方でしたが、2巻はララが異文化のの中でもまれ、疫病に遭遇し、判断のミスで苦難に陥り、多大な犠牲を払い、そのことでキアの体制やプレインズとザイのやり方を統合していくというキアの理想自体に疑問をもつメンバーが現れ、かなりピンチに陥ったところでつ・づ・くというエンドマークだったかも。全3巻のなかの中継ぎですので、最終巻に向かって、怒涛の盛り上がりをみせています。二人の絆という点では、危うさを感じつつも基本そこに愛があり安心できましたが、今回は苦難がハンパなかったかも。喪失の連続で、涙なみだでした。ただララの怠け者？の馬だったり、戦士たちに薬草集めをさせてしまったり、サイマスがザイの宮廷でやんちゃし放題で周囲を大困惑させていたりと随所にユーモアも散っていたり、荘厳なセレモニーもあり、映画のように場面が思い浮かぶような見どころシーンもたくさんあり暗いばかりではなく、読みごたえもばっちり。いままで噂には聞こえていた戦士僧侶ですが、たしかに強烈ですよ。理解度50％位だと思うので、7/20発売予定の日本語版「銀色の草原の約束」で読み直して、細かいニュアンスやストーリーを確認して、次巻のwarlordをよみたいと思います。Warswornのebookにも、warlord冒頭ちょっと見せということでおまけページがついていて、Warsworn読了後に流れで、続けて読み始めたら、2巻のラストの10日後ぐらいのようで、ララがボディガードたちに剣の訓練を受けていましたが、腕前のほうは絶望的な様子でしたヨ。 楽天コボタッチをお持ちなら・・・ 　Warprize-【電子ブック版】Warsworn-【電子ブック版】Warlord-【電子ブック版】＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の書籍2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら  

  July 7, 2013

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  「Warsworn」読んでます　２

  ほぼひと月止まってしまっていましたが、エリザベス・ヴォーンのwarswornを再開しました。ページをめくる手が止まらなくて、33%→66%まで一気に進めることができました。なんとなく読了の見通しがたったので、amazonで検索してみたら、日本語版がヒットしました。7月20日発売の日本語版タイトルは「銀色の草原の約束」になったんですね。ララの馬は白馬じゃなかった気がしますが、素敵な表紙～。胸を衝かれる場面が多く、ハンカチというよりはタオルが必要でした。読了した量が多すぎて、書ききれないので、印象に残った出来事とおおざっぱな話の流れを思いっきりネタバレありで記載しますね。6月4日の続き。＝　 かなり適当なので笑って許してくださる方のみお読み下さい＝   看病を続けるララですが、赤ちゃんは元気なものの、ヒーラーの老女も逃げた男性も皆、亡くなってしまいます。そしてエパーが発病してしまいます。ララとイズドラの必死の看病もむなしくあっという間になくなってしまうエパー。亡くなる前に、自分がいなくなっても、ララのそばにいることを誓わせます。ショックを受けながら、エパーの遺体を燃やす準備をしていると、ララにも発病の気配が・・・ イズドラには、彼女と赤ちゃんは40日間ほかの人間から離れていなくてはならないこと、キアを守るため、彼には絶対近寄って欲しくないこと、そして町に火をかけ、自分のことは慈悲をもって殺して欲しいと頼みますが、ララを背負ってイズドラは町を出て、出口で待っていたキアに渡します。キア、マーカス、ギルズ、イズドラは軍隊とは離れた小川の近くにテントを張り、献身的にララの看病をします。意識が混濁し、高熱で苦しむ彼女を、ギルズが小川で冷やすことを思いつき、ララの状態は峠を越えます。そこにジョディンがやってきて、軍隊のほうでも発病者がでたと知らせてきます。急いでもどるキアたち。キアが指揮をとり、町での手当てやララでの看病の経験から、伝令に必要なことをそれぞれのテントに伝えさせ、病み上がりのララを含め、元気なものは病気のものの看病に奮闘します。 レイフが発病したという知らせにララが駆けつけると、そこには4人の少女にしかみえない戦士たちが一生懸命看病していました。手出ししにくい雰囲気に、助言だけして、戻ることにするララ。病気が治まる気配はなく、10人に一人が亡くなっていきます。 厳しい状況のなか、周囲に笑顔を運んでくれていた赤ちゃんが発病してしまいます。マーカスとイズドラがかわりがわりに面倒を見ていて、異変に気づいたマーカスがララのもとに飛んできます。いつもは身体をおおうマントもなしに、すぐに湖に連れていき、水につけて、体温を下げようとしますが、次第に少なくなっていく呼吸・・・。仲間が亡くなっても悲しみをあらわにしなかったマーカスや駆けつけてきたイズドラなどの戦士たちが悲しみに声を上げます。ララもその現実を認めることができず、ひたすらに湖の中で、赤ちゃんの背中をなでてあげていると、息を吹き返しました。そしてキアが発病したというしらせが飛び込んできます。イズドラに、将軍としてではなく友人として、自分にもしものときがあれば、ララを守って欲しいと頼むと、イズドラは了解します。キアが指揮をとれなくなり、序列2位のイフテンが指揮権を委譲されますが、セネルを召集すると、責任の重さを感じながら、キアのかわりにララが指示を出します。ララを面白く思っていないイフテン。リーダーたちもイフテンにつくもの、ララに味方してくれるもの、いろいろな立場の人物が居ます。初めてララを見かけたのは、サイマスが負傷して城内に忍び込み、テント内から聞こえたサイマスの叫び声で殺されたのかと思って、ララを殺そうと思って待ち伏せていたのに、夜の庭園を歩くララを見て、魅了されてしまったことを話して、譫妄状態へと陥ってしまいます。 キアのテントにもどると、イフテンがナイフを持ってキアのそばに立っています。わざわざ殺さなくても、自然に自分の手に指揮権がくる、そうしたら、いったんプレインズに戻って事の次第を報告し、春には侵略してやると脅すイフテン。ララには自分の国に戻れと。逆上したララは、心に思いうかぶまま、イフテンに呪いをかけると、怯えて逃げていきます。  ＝＝＝＝＝＝＝極限の状況で、みんなが看病に奮闘していますが、特にギルズが大きく成長しています。もしもキアが亡くなったら・・・マーカスは死ぬことになり、ギルズもまた、彼らの慣習から外れたということで殺されてしまうことを覚悟しているようです。エパーとイズドラのbonding、絆を通して、その強さが伝わってきました。プレインズの人々の、そしてキアの考える絆をララはこれから築いていけるのか、将軍を狙っているイフテンの動きも気になり、これからどういう展開が待っているのか楽しみです。楽天コボタッチをお持ちなら・・・ 　Warprize-【電子ブック版】Warsworn-【電子ブック版】Warlord-【電子ブック版】＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の書籍2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら  

  July 6, 2013

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  ベルベットは愛の語りべ　 シャーロット・フェザーストーン

  【送料無料】ベルベットは愛の語りべ ［ シャーロット・フェザーストーン ］ ＜あらすじ＞侯爵令嬢ルーシーは、きらびやかな社交界の花という仮面の下に、愛されたいと願う気持ちを隠していた。彼女に無関心な両親が望むのは、爵位のある男性と結婚して跡継ぎを生むことだけ。父が押しつけてくる花婿候補のサセックス公爵は堅物で冷ややかで、キスさえも礼儀正しい。確かにハンサムかもしれないけれど、彼には心なんてないに違いないわ。周囲が公爵を賞賛するほど、ルーシーの心は頑なになった。だがあるとき、彼女の向こう見ずな振る舞いに怒った公爵が思いがけず情熱を燃やした声で告げた。「きみを誰にも渡さない」   オススメ度：★☆☆☆☆ 設定はすごくおいしいかんじなのに、それを活かしきれず、（もしくは欲張りすぎ？）　やや強引な展開で、全体の印象がくすんでしまった気がします。でもヒロインにターゲットロックオン、嫌がられようとも守りぬくヒーローが好みでしたら、お試しください♪ 【送料無料】オニキスは誘惑の囁き [ シャーロット・フェザーストーン ]に続く、シリーズ第2巻。1巻はヒロインが作家志望ということもあり、挿入された作中話がデス卿やら悪魔やら、相当ゴシックっぽい雰囲気が漂っていました。 今回は引き続きヒーロー側でテンプル騎士団の血脈をうけつぐ秘密結社としての活動もあり、その敵との攻防などもあり秘密めいた影をまといつつも、ややミステリタッチのヒストリカルといった路線で少し雰囲気が違ったかも。 ヒロインは超名家の令嬢で、恵まれた育ちではありますが、愛情は受けずに育ったことで、愛ある結婚を願っています。父が薦める相手は、爵位のつりあいは取れているものの、自分に対しての情熱や愛を感じられず、以前の恋人で亡くなったと思っていた男性を見つけたいと思っていますが・・・。 ヒーローは1巻からずっとヒロインに対しての愛情を周囲には隠しきれていませんが、ヒロインだけにはその気持ちが伝わっていません。おまけにヒロインには亡くなったと思っていた恋人が実は生きていて、ヒーローの敵になると告げてしまったために、ヒロインからするとほぼ敵対関係ということに。 いじましいまでのヒーローの献身に、読んでいて心から応援したくなりましたが、ヒロインに対しては・・・うーん。いくら愛情に恵まれていないとはいっても、金銭的には不自由のない生活で、世間知らずなかんじでいかにもお嬢様っぽい言動が、ちょっと共感できない部分がありました。父親に結婚を強制される、今の鳥かごから別の鳥かごへ移されるような事態への拒否反応は十分理解できるんですけれど。途中、驚くべきヒーローの過去も明かされ、事態は急展開。 後半は第3巻へとつながってい今回のヒーロー姉の誘拐とアレンウィックとの過去の因縁、そしてロマンスを予感させるエピソードで終わっていました。ここまでシリーズを読みすすめてくると、やはりどういう結末になるのか、とっても気になります。黒幕の正体はなんとなくわかった気がしますが・・・。

  July 4, 2013

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  花嫁にキスを　ディアドラ・マーティン他

  【送料無料】花嫁にキスを ［ ディアドラ・マーティン ］ ＜あらすじ＞仕事は成功しているのに心は満たされないー。ダナの人生には、夫と子どもが欠けているのだ。祖父母の家を訪ねた際に参列した結婚式は、希望に満ちた感動的なものだった。いつになったら自分にぴったりの相手とめぐり合えるのだろう。もし一生会えなかったらどうなってしまうのか…。ディアドラ・マーティンの『期間限定の恋愛』ほか、ウエディング業界で働くヒロインを描いたクリスティ・リッジウェイの『臆病な恋人』、パリを舞台にしたローラ・フローランドの『パリと憧れとチョコレート』を収録した「結婚」がテーマのアンソロジー。オススメ度：★★☆☆☆これ！　という作品はなかったですが、一番印象に残ったのは「パリと憧れとチョコレート」だったかな。憧れのショコラティエに苦し紛れに（実在しない）婚約者が居ると言ってしまうのに、そのショコラティエと恋仲に突き進んでしまうというとんでもないヒロインでしたが。ヒーローも実力も華もある人物ですが、ある意味変わり者というか・・・。自分のことオタクとか言っているし。ユニークだったなぁ。ヒロインが許容範囲だったら、かなり楽しめる作品だと思います。こちらの作品が好評でチョコレート関係の作品が２作出版されたようですが、それも納得。作られたり、食べたりしているチョコレートが本当においしそうなんです！　もっと読んでみたいな～と思いました。読んでおいしい話をお探しの方にオススメ。

  July 2, 2013

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  図書館司書グウェンの恋愛通信 ポーシャ・ダ・コスタ

  【送料無料】図書館司書グウェンの恋愛通信 ［ ポーシャ・ダ・コスタ ］ <あらすじ>バツイチの図書館司書のグウェンはある日、正体不明の相手からエロティックなラブレターを受け取った。妄想のなかで、現実世界で、グウェンが繰り広げる、大胆・セクシー・キュートな恋愛模様。オススメ度：★☆☆☆☆　セクシー路線のロマンスをお探しの方に。 ポーシャ・ダ・コスタというと、Vコレクションから「【送料無料】青い幻覚 [ ポ-シャ・ダ・コスタ ]」が出ていましたね。そちらは、数百年半分生きている（のか残留思念なのか）お城の貴族とそこに偶然引き寄せられてしまったカップルのうにゃむにゃな話で、Vはそもそも愛はあまりないかんじのシリーズなうえに、いまいちな印象でしたが、こちらの文庫は主人公の普通の司書がちょっぴり太めだったりして完璧な美人ではないところが感情移入しやすく、（実際にこんなことがあったら怖すぎでしょ、そんなことしたら危なすぎでしょと思うことを横においておけば）ロマンステイストもあり、ホットなシーン満載。セクシー路線のさらっと読めるロマンス本をお探しのかたはお試しされてみてもよいかも？ちなみに「青い幻覚」はamazonでは電子本が購入できるみたいですよ。

  July 1, 2013

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  大地の誓いにメロディを　パメラ・クレア

  【送料無料】大地の誓いにメロディを ［ パメラ・クレア ］ ＜あらすじ＞植民地戦争終結間近のニューヨーク。英国王の血を引くレディー・セアラは、叔父である英国軍司令官ウェントワースを訪ねる途中、現地の部族に拉致されてし まう。レンジャー部隊隊長コナー・マッキノンは、宿敵ウェントワースの命によりセアラ奪還におもむくが、彼女はすでに屈強な戦士長の花嫁となっていた。セ アラを救う方法はただひとつ、自身が結婚の契りをかわす相手として名乗りをあげることだけー。オススメ度：★★★★★時々読み進めるのがつらいなーと思う残酷な場面もありましたが、生と死が隣り合う場所で生き抜く人々の力強さ、生のはかなさ、生きる喜び、（レンジャー部隊を含めて）家族の絆が伝わってくるシリーズでした。今作も読み応えあり。マッキノン兄弟を主人公にすえた3部作最終話となります。毎回、窮地に陥った女性がヒロインとなっていますが、今回は司令官ウェントワースを訪ねてきた姪で、王族でもある人物が攫われてしまい、ヒーローが救出に向かうことになります。力強く、誇り高いヒーローの魅力はいつも通りです♪ 今まで薄情、冷酷にみえたウェントワースの感情なシーンあり。そして絶体絶命の場面で彼がどんな決断をするのか、ぜひぜひご自身でご確認くださいね。ヒロインはとある事情で植民地へ来ていたのですが、文字どおりの箱入り娘が苛酷な試練を通して、愛を育てることで、一人の女性へと成長していく、そんな姿を読むことができました。 フェイスブックでファンに発表されていたというおまけの短編も、兄弟間、夫婦間の愛情が伝わってきてとっても微笑ましく、すごくうれしいプレゼントでした☆そしてあとがきにありましたが、なんと！！！　あのウェントワースを主人公にした作品が予定されているそうです。今作でちょっぴり人間らしさを表にだした感のある複雑な彼がどんな女性と恋に落ちるのでしょうか。単純に楽しみというよりは、なんか怖いものみたさも交じってしまうんですが・・・（笑）未読の方のために、ここは字の色を変えておきます。

  June 13, 2013

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  星空に夢を浮かべて ジル・バーネット

  【送料無料】星空に夢を浮かべて ［ ジル・バーネット ］ <あらすじ>十九歳のリティはこの八年間ずっと、ダウン伯爵リチャードに想いを寄せてきた。が、リティが彼に近づくたびにその行動が裏目に出て、騒動を起こしてばか り。そんな彼女をリチャードは“おてんば娘”と呼び、子ども扱いしていた。ある夜、海岸で出くわしたふたりは密輪現場を目撃し、密輪船に閉じ込められてし まう。脱出方法もなく、小さな船倉で身を寄せあうふたり。ほの暗い蝋燭の灯りのなか、大人の女性として成長したリティの美しさに気がついたリチャードは、 思わず唇を重ねてしまい…。 オススメ度：★★★★☆夢見る夢子ちゃんのヒロイン。 さらにはドジっ娘というよりは、（ヒーローにとっては）歩く災いのような存在です。前半繰り広げられるその災いぶりは必見！　わざとではないのとヒーローの内心怒りの対応には噴き出さずには読めませんので、外出先で読まれる方はご注意くださいね☆自分を憧れの眼差しでみつめるヒロインとは距離をもった付き合いしてこなかった放蕩者のヒーロー。前作同様、神の手　魔女の魔法により、本人は気がつかないまま、彼を愛する女性とむきあわざるを得ない状況に追い込まれていきます。あまりにも無防備すぎるヒロイン。傷つくこともあっても信念は曲げない様子に、物語が進むにつれて二人のロマンスを応援したいという気にさせられます。そうそう、今回もヒーローを敵視するヒロインのペットには笑わせてもらいました。実は・・・というオチを期待していたんですが、かれは本物の犬だったんですね！　 そして前作の登場人物たちも顔出ししていますので、ファンの方は彼らのその後がわかりますよ♪  

  June 12, 2013

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  夜霧は愛をさらって　コニー・ブロックウェイ

  【送料無料】夜霧は愛をさらって ［ コニー・ブロックウェイ ］ ＜あらすじ＞１９世紀初頭のロンドン。上流階級の婦人たちの宝石を狙う盗賊「レックスホールの生霊」の追跡を任じられた腕利きのスパイ、セワード。「悪魔のジャック」と恐れられ、どんな時も冷静さを失わない彼の罠にかかったその盗賊は、なんと女だった。セワードは彼女の巧みな色仕掛けに混乱させられ、ついに取り逃がしてしまう。以来彼は、女盗賊が憎き敵とわかっていながらも、その時感じた狂おしい熱情をなぜか忘れられずにいた…。ある夜、セワードは捜査のために訪れた舞踏会で、美しく憂いをまとうアンと出逢い、一目で恋に落ちてしまう。ところが、実は彼女こそ、セワードがいまだ行方を追うあの女盗賊なのだ。彼はそんなこととは全く気がつかない。一方、アンは自らの正体を隠したまま、しかしあの夜から芽生えた彼への想いを抑えられず、やがてー。華やかに社交界と、その裏で繰り広げられる禁じられた愛の行方は。 オススメ度：★★★★★【送料無料】ドーバーの白い崖の彼方に [ ジョアンナ・ボーン ]以来、最高にクールな諜報員でした！！！この原書は[All Through the Night]というのですが、シャノン･マッケナの短編が収録されているアンソロジーも同じタイトルなので、数年前にそちらのアンソロジーを買おうかどう しようかすごーく迷って検索するたびにブロックウェイのこの作品も同時にヒットしていて、どんなお話なんだろうなと思っていました。コニー・ブロックウェイの作品は、ブライダル･シーズンのような明るい作風であってもどこか陰影がある気がします。（薔薇の狩人３部作とマクレアン・トリロジーは物語世界にぐいぐいと引き込まれて読み応えがありましたが、登場する人物の闇が深すぎて、私はちょっと苦手だったかも）ヒロインの設定は、女盗賊だったり、偽霊媒師だったり、名門女性でもお金に困ってなんとかしなくてはいけない状態で・・・あれ、このように書きだしてみるとお金に困っているヒロインばかりだわ。物語の展開上、お金って、あらゆる行動の強力な動機になりますもんね。ともあれ、いろいろな事情で世間での姿に仮面をつけているような女性が多い気がします。今回のヒロインはお金だけが行動の動機ではないわけですけれど、そこが読みどころのひとつだと思いますので、これから読む方はお楽しみに♪世間を騒がせる女盗賊の裏の顔は、親戚の女性の付き添いをするしとやかな未亡人。盗賊を探索する役目をおうヒーローは、追跡中に知り合った二人の女性のどちらにも強く惹かれ、とまどい、混乱します。読んでいて、一人のヒーローと二人の女性のロマンスのようでした。複雑なヒロインの心情も、強く伝わってきました。正体が判明した後の二人はどうなるのか、わくわくどきどきしながら読み進めることができました。圧巻のラスト。納得のエンドマークでした。オススメ。 

  June 11, 2013

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  微笑むまでそばにいて　シャロン・サラ

  【送料無料】微笑むまでそばにいて ［ シャロン・サラ ］ ＜あらすじ＞まさか私があの大財閥シュトース一族の血を引いているなんて！サヴァンナは亡父の遺言状から自身の生い立ちを知り、衝撃を受けた。彼女の実の父親はシュトース家の御曹司で、余命わずかな恋人との間にできたサヴァンナを引き取ろうとした矢先に事故死したというのだ。亡き実両親の面影を求めマイアミへと赴いたサヴァンナは、突如何者かに命を狙われる。抵抗もむなしく意識が遠のきかけた瞬間、彼女の脳裏に男性の姿が浮かんだ。故郷で帰りを待つ最愛の人ジャッドー死ぬわけにはいかない。彼のプロポーズに返事をするまでは。オススメ度：★☆☆☆☆　  亡くなった養父の深い愛情には心なごまされましたが、いつもの癒しパワーは若干トーンダウンだった気がします。 ロマンス面でも、婚約直前の彼がいて、途中から命を狙われているヒロインのサポートに駆け付けてくれて、愛情面はゆるぎなく、その点ではハラハラドキドキもなく、安定感ある関係で自然な流れでしたが、読者としてときめきは少なかったかも。 どうやら今までチラチラ出てきていた亡くなった父親の親友のバドという人物が最終作の長女ホリーのお相手のようですね。  

  June 10, 2013

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  約束の海に舞う天使と　クレスリー・コール

  【送料無料】約束の海に舞う天使と ［ クレスリー・コール ］ ＜あらすじ＞ベルモント伯爵の孫娘ヴィクトリアは家族旅行中に船が難破して両親を失い、南海の孤島に漂着した。８年後、伯爵から捜索を依頼されたグラントは、美しく成長した２１歳のヴィクトリアをついに発見する。しかし彼女は以前、島に来た船乗りに襲われそうになった経験からグラントを信用できなかった。そのことを知って心を痛めた彼は「きみを命にかえても守る」と約束する。彼の紳士的な態度からその言葉が真実だとわかり始めたヴィクトリアは、これまでの孤独から解放され、彼に心を寄せていく。グラントも、ロンドンの上流社会の女性にはない健康的な魅力を持つ彼女に惹かれていった。ロンドンへ帰る船の中で、彼への信頼と安らぎで経験したことのない幸せに包まれるヴィクトリア。グラントは、ヴィクトリアを無事に伯爵のもとへ送り届ける使命感と、彼女を守ると約束した責任感から、自分の想いをひた隠していたが…。オススメ度：★☆☆☆☆　 難破ものはあまり好みではないのですが、大好きなクレスリー・コールの作品なので、読んでみようかなと思って手に取ってみました。ヒーロー兄の作品が「【送料無料】嵐の海に乙女は捧げて [ クレスリー・コール ]」ですが、読んでいなくても大丈夫。ただその後の彼らも今作に出演していますので、（義母の性格の丸くなり具合とか）読んでおくと、より楽しめるかもしれません。  12歳の少女が両親とともに乗った船が難破してしまい、家庭教師の女性と二人きりで離島で暮らし始めて8年。以前、立ち寄った船員に乱暴に扱われた記憶の残るふたりはすぐに救助の手とは信じられず、逃げ回ることに・・・。何とか捕獲（笑）して、船の難破の記憶におびえるヒロインをなだめつつ、ヒーローは帰路の旅に。彼女に手こずらされつつ、 惹かれていく気持ちを、その責任感から自分に強く否定して、自制心を保とうと努力しますが、まっすぐにせまってくる彼女の魅力からは逃げられなくて・・・。しぶしぶ罠にはまったフリをしてプロポーズをしたら、逆にそっぽを向かれてぎくしゃくしてしまう二人。ヒーローは普段は規律を大切にして、数字にも強く、頼れる相手なのかもしれないけれど、恋にまっさかさまな状態だとどうにもこうにもヘタレな感じで、どうにも読んでいて肩の一つも叩いてやりたい気分になる人物でした。（汗）　一方ヒロインは置かれた環境でがんばれるヒロイン。他の男も見てみたらとちょっと助言してみたくなりました。

  June 9, 2013

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  エリザベス・ヴォーンの洋書「Warsworn」買いました

  昨日のクーポン券500円分×３枚届きましたが、実際に使えたのは２枚でした。以前送られてきていて使用した分のコードも混じっていたようです。割り引きが使えるとなったら無駄に積読に終わるかもと思いつつ、再読したばかりでいま一番続きを読みたいと思っていたエリザベス・ヴォーンの洋書EBOOKを待ちきれなくて買ってしまいました。早速読み始めましたが、1作目を読んでいるので世界観が飲み込めているのと、ヤングアダルトの読者層も意識しているのか、基本的には難しい言い回しや単語が少なく、（人名とか軍や馬の専門用語とかはいちいち辞書を引かないとさっぱりなんだかわからないのですが）とても読みやすいです。サクサク進んでます。＝　以下ネタばれあり かなり適当なので笑って許してくださる方のみお読み下さい＝ 2作目は1作目のラストの続きから。 ララはキアの軍の中央でマーカスやレイフやプレスト、エパーやイサドラに守られながら、馬の負担を軽くするために順繰りに馬に相乗りさせてもらいつつプレインズへ向かっています。エパーとイサドラは絆を結んでいる（ザイでいう結婚）ことがわかったり、実はマーカスも過去に絆を結んでいた人がいたらしいとか、軍内の地位や序列、メンバーの顔ぶれもわかってきます。しきたりにのっとって裸足で将軍の元へとむかったウォープライズ。足を怪我しているため、マーカスから歩かないようにと馬から下ろしてもらえませんが、馬上からブラッドモスという外傷と血止めに効く？？？植物を発見し、自分でつめないのならとボディガードやギルズに頼んで腕いっぱいにつんでもらっています。効用を説明すると、次第に戦士のみんなも摘んでくれはじめて・・・エパーは馬の怪我にも効くのか、なんてきいたりしています。ララはみんながひたすら続ける馬の話や進軍＋ホームシックでいらいらしています。キアも軍のとりまとめのため、あちこち移動しながら行軍を続けていてなかなかララと一緒にいることはできません。やっと戻ってきて、ボディガードたちとも距離をとらせてララを池のほとりへと誘い出してくれます。甘いひと時を楽しんでいたところに斥候から反乱の報告がはいります。ザイ国の領土の砦に囲まれた町に軍が進軍してくることを伝え、開門を要求したところ、門は開けてもらえず、石つぶてが投げられ、矢で追い払われたため、反乱だと思われる、と。 セネルを開き、ザイの言葉を話せるものを派遣して、それでも門を開けないなら町を平らげるしかないというキア。ララは自分をいかせて欲しいと頼みますが、マーカスが自分の身も守れないものを行かせられないと実力行使で諭します。町の近くまでくると、ある危惧がララの頭にうかび、斥候に再度話を聞くと、閉門されていた門には血で「Ｐ」と描かれていたと。疫病の「Ｐ・・・」 プレインズには「疫病」がないようで、軍の面々はぴんとこない様子。ララはギルズに治療の用意をさせつつ、使者として町を訪れるレイフにショウガなどの液にひたした布であちこちを覆わせたり、いろいろな対策をして送り出します。反撃も反応もなくひっそりとしている町。治療にいくつもりのララでしたが、キアは絶対に許そうとせず・・・。 ２３％くらいまで読了しました♪Warprize・・・空色の瞳の異邦人WarswornWarlord第2作では、「病人には近づくな」という命令に従わなかったララのせいで？　ララとキアの二人が重い病にかかってしまい、そんななかキアは将軍位への挑戦をうけることになってしまう。負ければキアは死に、ララも生きてはいられないというような内容のようです。うーん読みたい。そして多分スピンオフというのが「Warcry」のようです。これは女戦士アティラのロマンスのようですね♪　お相手は1巻に登場していたあの人？？？楽天コボタッチをお持ちなら・・・ 　Warprize-【電子ブック版】Warsworn-【電子ブック版】Warlord-【電子ブック版】＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の書籍2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら  

  June 2, 2013

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  ハイランドの騎士に導かれて　リンゼイ・サンズ

  【送料無料】ハイランドの騎士に導かれて ［ リンゼイ・サンズ ］ ＜あらすじ＞イングランド領主の娘アヴリルは、その炎のような赤毛と頬の小さなあざを気にするあまり人前で吃音が出てしまい、何度も縁談を断わられていた。そんなある日、異国で捕虜となっていた兄が、スコットランド人の友人ケイドを連れて帰還する。頭を負傷し昏睡状態だったケイドも、アヴリルの献身的な看護の甲斐あって意識を取り戻す。目に後遺症が残ってしまうが、ケイドには自分の容姿がよく見えないとわかると、アヴリルは彼の前では自然にふるまえ、次第に好意を寄せ合うようになるが……オススメ度：★★★★☆このシリーズのヒロインたちは継母や実父に虐待されたり、嫁ぎ先で義兄に乱暴されそうになったりと、かなり悲惨な目に陥ってしまうのですが、天真爛漫で一見繊細に見えながらも心は折れないヒロインと、時に（ヒロインによって）混乱させられながらもヒロイン一筋なヒーローのラブラブパワーで、全編明るい雰囲気で楽しく読める作品だと思います☆今回も、主人公たちが命を狙われますが、事件の背景や犯人などの推理面の構築や登場人物の行動のちぐはぐさなどはずさんさを感じましたが、そこはご愛嬌。なんといっても深刻なテーマや場面、熱いシーンでもたいていは笑いで落とす、そんなユーモアのある作風には明るい気分にさせられてしまいます。（大好きな「いつもふたりきりで」の逆バージョン）一時的に見えないヒーローと悪魔のしるしを見せたくないヒロインという美味しい設定で、ヒロインが緊張したりすると吃音がでてしまう、それをキスで止めるヒーローがとっても微笑ましかったかな。個人的には1巻のヒーローたちの衝撃的な出会いの場面（馬に乗って濡れた衣装を乾かす・・・）が忘れられないなと思いますが、この３巻も「ありえないでしょ？」というシーンには困らないと思いましたよ。これから読まれる方はどうぞお楽しみに♪

  May 22, 2013

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  ＜番外＞キングダム　10巻まで読了

  先日、無料で読めるサイトをご案内したキングダムですが、読んでみました。思わずページ送りする人差し指に力が入ってしまいました。面白かったです。話題作、人気作品でも、30冊刊行されてしまっていると、なかなか1巻に手がでませんが、途中まで読んでしまうと、面白ければ続きが気になるわけで。まんまと罠にハマってしまいました！（笑）農村の貧しい青年が、幼馴染と一緒に幸せになるために将軍を夢見て鍛錬していますが、そこに偶然通りかかった高官と思しき人物に幼馴染はスカウトされて都に行ってしまいます。そしてある日、瀕死の重傷を負った幼馴染は地図を託して死んでしまいます。その場所に戦いを切り抜けて行ってみると、待っていたのはおささなじみにそっくりな秦の国王　政　だったのでした。幼馴染の復讐のため、将軍になるという夢のため、政と共に行動することになりますが・・・。内容は戦争や切り合いなどのシーンが多かったのですが、以外にドライな表現なためか、戦争という情熱の結果だからなのか、嫌悪感なく読み進められています。  ほぼ後ろだてのないながら、中華統一を目指す国王とともに、主人公は亡くなった幼馴染との約束と自分の決意のため将軍になるという目標のために、各地で起こる戦乱のなかで獅子奮迅の活躍をみせ、最初は一兵卒の立場から戦を体験し、そして周囲に認められるようになってくると戦を指揮すること、将軍とはどういう存在なのかということを具体的に学んでいくことになりそうです。これらの思考・戦略って現代の経営学などにも通用するのかしら。人気があるのは血なまぐさくて、ストレスが解消できるとか、登場人物同士の篤い友情とか忠誠心からだけではない気がしてきました。×　×　×　×　× 漫画でははじめてebookタイプをパソコンで読んだのですが、小さな字などはつぶれてしまって読めない箇所もあり、やはり漫画は本タイプのほうが読みやすい気がしました。でも部屋のスペースなどのことを考えると・・・やはり30冊超を新たに書棚に置くのは大変ですよね。画質には目をつぶりebookにするか、スペースは何とかすることにして本タイプにするか。いっそオークションで、買って、売ってしまうか。悩ましいです。

  May 15, 2013

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  電子ブック「Angels' Dance」ナリーニ・シン　読了

  Angels' Dance-【電子ブック版】 ＜あらすじ＞Angels' Dance is the compelling story of passion, love and danger in the Guild Hunter world. Jessamy, a beautiful flightless angel, has always held her own in the world of angels and archangels . . . until she meets Galen and begins to dream of flying . . . Galen is fierce and passionate, but he finds himself growing protective towards Jessamy: so vulnerable, and so strong at the same time. It's clear there is something growing between them; will they find a way to dance together?展開から目が離せなくて、過去最高のスピードで読了しました。ロマンス好きとしては、メインテーマが「相手のことが好きすぎる。ぶきような愛」という感じの今作はまさに好みの内容で最高に面白かったです♪　80％くらいからはラブラブになって、遠距離恋愛になって別離のつらさも乗り越え、甘いあまーいラストシーンが待っていました。時系列は本編よりも前。まだラファエルが大天使になっているけれど、10人衆にはなっていないようです。他にもヴァンパイアのディミトリやさらに若いイリウム（人間の恋人のところにいそいそ通っています！） 、アオドハンなども出てきてファンには嬉しい顔ぶれ。ガレンって、ガレンって・・・エレナが天使になった後に鍛えてくれた天使じゃないですか！（シリーズ第2作）　エレナが天使になってから、リフュージで優しくしてくれた飛べない天使がヒロイン。知の番人として、幼い天使たちの教師として満たされていると自分に言い聞かせていたものの、あるとき見覚えのない若い戦士ガレンに鋭く見つめられて・・・。 彼は別の大天使ティタスの宮廷からラファエル側に移りたいと願い出てやってきたようです。幼い天使の教育を任されているジェサミーはほとんどの天使を知っていますが、彼は別の大天使ティ タスの宮廷で、家庭教師をつけられて育ち、初対面。ジェサミーの動かない羽をみて、生まれつきなのかなど不躾な質問をぶつけてくるガレンにかっとさせられるジェサミーですが、一方でぶれない眼差しにひそか にときめきを感じています。いつか自分に飽きて捨てられてしまったら立ち直れない、とガレンからのまっすぐすぎるアプローチに素直になれなくて。  二人がぎこちない距離にいるそんなとき、ジェサミーが自宅でヴァンパイアに襲われます。ガレンがジェサミーの家を訪ねようとしていたときだったために、助けに入って事なきを得ますが、なぜ、どうしてジェサミーが襲われたのかという疑問が残ります。大天使アレクサンダーの軍隊が不穏な動きを見せています。アレクサンダーは戦いに生きている戦士ではありますが、ジェサミーの記憶に残る彼との会話ではリージャンに継ぐ年齢の古来からの天使でもあり、深遠な知恵者でもあり、ラファエルをはじめ、ラファエルやガレンなどとも話し合い、 突然の行動は彼の個性にあわないため、何か隠された事情があるのではという疑いを持つことに。おそらく、アレキサンダーは信頼していた誰かに裏切られて傷つき、いまは本人しかわからない場所に眠っているのではないか、という推理がそれから起こる（起こらなかった）出来事で裏付けられていきました。ラファエルの領地へ軍の訓練のため行かなければならないガレンはどうしても彼女と離れていられるとは思えず、ジェサミーを連れていくことにし、リフュージから離れられないと考えていたジェサミーを説得します。心を通わせていく二人ですが、 感謝の気持ちから自分と一緒にいてほしくないと考えるガレン。ジェサミーに自信を持たせ、他の選択肢も持たせようとあえて一歩ひいた距離を保ちます。蜜月のときのあと、ジェサミーはリフュージに帰ります。別離はいつまでともわからず、お互いにとってつらいものとなりましたが、気持ちは確かなものに。幸せなエンディングでした♪ ×　×　×　×前半はジェサミーが「飛べない」というコンプレックスで、自分に自信が持てず、飽きられてしまうのではないか、恋がおわったときに傷つくのがいやだ、という理由で恋に前向きになれません。 ガレンの求愛を受けるようになって、ジェサミーは他のヴァンパイアや天使からも求愛されるようになります。「野蛮人」と揶揄される彼ですが、ジェサミーが微笑んでいるからという理由で、彼を蹴散らそうとはしません。自分自身を選んでもらいたい、そんなスタンスは読んでいて大変もどかし～！！！　あとおそらくニューヨークだと思うのですが、時代が昔の設定ですので、野趣豊かなラファエルの領地の魅力や、飛ぶことの魅力がたっぷり語られていたように思えます。タイトルのAngels' danceも実に壮大なシーンでした（笑）が、むしろ飛ぶことに関係しているほうがぴったりきたかもしれないのにな。Angels' danceの詳細はぜひご自身でご確認ください☆　ふふふ。作品を通して、ジェサミーのその時々の気持ちが、手で表現されていたのがとても印象的でした。基本的には二人の気持ちはお互いに向いているので、気をもみつつも、安心してラストシーンまで読みすすめることができました♪　大満足な1冊。

  May 7, 2013

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  電子ブック「Angels' Dance」買ってしまった

  Angels' Dance-【電子ブック版】 こらえ性もなく、楽天koboのメルマガのクーポンに踊らされ、またもやナリーニ・シンの短編を買ってしまいました。リサマリーライスも自分で勝手に放置プレイとなっているのに・・・。検索したら、短編ばかり集めた本「Angels' Flight」が新たに出版されていたようなのですが、それだと取り掛かるまでに時間がかかりまた積んでしまうことが確実なので、やや割高かもしれませんが、読みたいものから買うことにしました。これには前回買ったAngels' Pawnも収録されていました～。公式HPで抜粋を読んだら、エレナが天使になってから、リフュージで優しくしてくれた飛べない天使がヒロインだったんです。知の番人として、幼い天使たちの教師として満たされていると自分に言い聞かせていたものの、あるとき見覚えのない若い戦士ガレンに鋭く見つめられて・・・。前回読んだAngels' Pawnの主人公たちは、友人以上？恋人未満といった雰囲気で、火花は散らしつつも今後への期待が高まる終わり方で、話の内容もロマンスの香りもありつつ大天使への恐怖と、関係者の力関係がメインという印象でしたが、今回は2600歳の内気な才女ジェサミーと250歳（だったかな？）の戦略家でマッチョなガレンの熱いロマンスが中心。（たぶん。かなり読みたいところだけ読んでいますが）とっても目が離せない展開です♪　昨日から読み始め、一生懸命読んでいて、いま38％まで進みました☆Angels' Pawn-【電子ブック版】 Angels' Flight-【電子ブック版】

  May 4, 2013

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  ふるえる愛の灯火に　リサ・クレイパス

  【送料無料】ふるえる愛の灯火に ［ リサ・クレイパス ］ ＜あらすじ＞１９世紀、南北戦争後のアメリカ北部。ある寒い冬の日、ルーシーは家に帰る途中で誤って凍てついた川に落ち、元従軍記者のヒースに助けられた。彼は自分の 腕の中で震えるその人が、以前から秘かに想いをよせていた女性だと気づく。ヒースの暖かな自宅に運び込まれ、傷の手当てを受けながら彼の記者としての戦争 体験に耳を傾けているうちに、外には雪が降り積もり、ついにルーシーは家に帰れなくなってしまった。そのまま彼の家で二日間を過ごすも、この冒険を誰にも 打ち明けられないルーシー。なぜなら彼女には婚約者がいたから…。そうして瞬く間に夏を迎えたある日、近隣で起こった火事に巻き込まれたルーシーは、再び ヒースに救い出される。冷めやらぬ興奮のなかで、ヒースはルーシーに熱いキスをし、彼女もまたそれに抗えなかった。ところがすぐそばで二人を見ていたの は…。貴重な初期のヒストリカル・ロマンス。オススメ度：★★★☆☆作品世界には引き込まれました。主人公ふたりの傷つけたり傷つけられてりというかなりリアリティある風景に、読んでいてちょっと疲れてしまいましたが、お互いに理解と絆を深めていく様子には説得力あったかも。狭い社会の地元から、夫によっていやいやながらも都会に連れ出され、視野も広がり、自分の足で立ち始めるヒロインの変化が◎。乱暴に言えば北部も南部も同じアメリカですけれど、こういう作品を読むと、小説ではありますけれど、過去には国が半分に割れて戦争を行って、どちらにも深い傷が残ったのだなということに気づかされます。そして「南部美人」とか南部のマナーとか、北部のクールさとか、小説などで褒め言葉などで出てきてもイマイチぴんとこないその魅力が、今回の作品ではそもそもそういったものが生まれる土地の雰囲気が少し伝わってきた気がします。

  May 3, 2013

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  ろくでなしに愛を　ジュリー・アン・ウォーカー

  【送料無料】ろくでなしに愛を ［ ジュリー・アン・ウォーカー ］ ＜あらすじ＞兄が仕事中の事故で命を落としてから、アリは何者かにつけられている感覚をぬぐえないでいる。だから、兄の親友だったネイトに助けを求めることにした。ネイトとは、たった一度だけ情熱的なキスをしたが、彼はアリを好きじゃないらしい。でも、助けてもらうのに、好きになってもらう必要などない。アリの兄とともに海兵隊を退役したネイトは、改造バイクの店で働いているはずだ。けれど、彼の職場を訪ねたら、バイク店とは思えなかった。そして、アリの姿を見て不機嫌になったネイトは…。特殊作戦部隊“ブラック・ナイツ・インク”始動。オススメ度：★★★☆☆　マシンの改造屋を隠れ蓑に活躍する特殊部隊って・・・なんだか武田ランダムハウスのタラ・ジャンセンのシリーズを思い出しましたが、倒産してしまった今、あの続きは日本語で読むことはできないんでしょうか・・・ さて今回の作品はたぶん初邦訳作家さん。アメリカでも2012年にスタートしたばかりという新しいシリーズのようです。元軍人の兄が事故死したあとに、誰かからつけられたり、部屋に誰かはいったような気がして不安が高まっているヒロイン。助けを求めて、兄と兄の親友の勤め先である改造バイク店に向かいますが、そこで見たものはとても普通ではないもの、個性的すぎるひとたちばかり。事情を説明すると、自分が狙われている事情はどうやら兄の死とも関係しているよう。いつもそっけない兄の親友はいつにもましてヒロインを避けています。初めて会ったときから好きなのに・・・一方ヒーローは、妹に手を出したら殺してやると脅され、距離を保つようにしていました。ところが親友の死などで突発的に心理的に距離をおけないときもあり、気持ちは高まるばかり。でも親友の妹だけには明かせない暗い秘密、彼女とだけは恋人にはなれない理由があったのでした。拷問などやや残酷なシーンがあるので、気になる方は御注意を。第2作以降に続くカップル候補、個性的な男性陣が出てきていましたよ。

  May 2, 2013

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  はじめてのダンスは公爵と　アメリア・グレイ

  【送料無料】はじめてのダンスは公爵と ［ アメリア・グレイ ］ ＜あらすじ＞早くに両親を亡くして以来、後見人のもとで暮らしてきたヘンリエッタ。これまでの後見人はみな不慮の死を遂げ、彼女は自分が呪われた身だと信じて疑わなかった。そんな彼女は、新たな後見人に定められた公爵のブレイクを訪ねる。気高い美貌の公爵にヘンリエッタはひかれるが、自分と一緒にいると彼の身にも危険が迫ると案じ、距離を置こうとする。一方、ブレイクも美しく純真な彼女に心を奪われていき、自分の立場と想いの間で苦しむことに。ヘンリエッタの社交界デビューが近づくなか、ふたりの関係に大きな変化が…。オススメ度：★★★☆☆　★3.5かな。　ヒロインは幼いうちに馬車の事故で親と死に別れ、その後後見人が亡くなるたびに次の後見人元におくられるという落ち着かない生活を送り、安定した生活を求めています。できれば後見人が管理するという彼女の財産を自分自身で使わせてもらい、静かな生活をしたいと願っていますが・・・ 両親の残した後見人のリストの最後に上がっていたのはヒーローの父。すでに事故で亡く、後見の座をヒーローは放蕩者としてならしていてむしろ若い娘からは遠ざけられなければならない人物でした。慌てて過去の恋人にシャペロンを頼んで、だれか頼りになる男性と結婚させて送り出そうとしますが、候補として出てくる男性はヒロインに相応しい人物とは思えず、誰もかれも気に入らなくて。可もなく不可もなく毒もなく・・・さらっと読了できたけど、あまりにも予定調和的な話の流れで、少しのものたりなさを感じる作品だったかな。

  April 30, 2013

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  リサ・マリー・ライス短編　読み始めました

  【送料無料】Reckless Night and Hot Secrets ［ Lisa Marie Rice ］ ■Reckless Night（ Dangerous Passion Novella）Victor "Drake" Drakovitch used to run a criminal empire, but he gave it all up for the woman he loves. Now his only wish is to live a long life with his beautiful wife, Grace. But how to thank the woman who has given him everything?This Christmas, Grace already has what she wants—unquestioning devotion, fierce protection . . . and the best sex a woman has ever had. Until terror strikes and Grace realizes that the best gift of all is a dangerous husband.■Hot Secrets（ Dangerous Lover Novella）Jack Prescott knows how dark and cruel the world can be, but since marrying Caroline he also knows that it carries love and light. When a violent monster of a man breaks into Caroline's bookstore on Christmas Eve, Jack, a martial artist and former Army Ranger, will stop at nothing to save the woman he loves . . . all the while hoping she remembers the combat lessons he has taught her.体調は低空飛行のままですが、約束があったので鎌倉まで出かけてきました。 【送料無料】悲しみの夜が明けて [ リサ・マリー・ライス ]と【送料無料】危険すぎる恋人 [ リサ・マリー・ライス ]の短編２作が収録されています。「鎌倉までの道のりにあまり厚くなく、片道で読了するほど短くはないもの」という視点で選んでみました。ハーレクインロマンスくらいの厚みです。なんだかんだ読書ばかりしてられず、読むスピードも遅いので、読めたのは10ページくらい。今回初めて読書用ルーペを使ってみたのですが◎でした。他の方がどうされているかはわからないのですが、わたしは当初想定していたタテ方向ではなく、インデックスというか色の付いているもち手部分を手元に持ってきて横向きにかざすほうが、ページの端の部分のゆがみがでない＆ページの一部が切れないで読めて快適でした。＝　以下ネタばれあり かなり適当なので笑って許してくださる方のみお読み下さい＝＜Reckless Night＞時系列は本編のあとの12月23日。名前を変え、過去の自分たちを捨て去って新生活を送っている二人。グレースはドレイクの誕生日プレゼントに手作りのラッピング用紙に包んだ絵画をプレゼントします。クリスマスまであと2日と迫っていて、10回くらい転生しても使いきれないくらいのお金を持つドレイクではありますが、ブランド品などは欲しがらない妻に果たしてどんなクリスマスプレゼントをあげたらよいのか、本当に困り果てている様子。そしてグレースは地元の仕事の関係者たちを招いてドレイクの誕生日パーティも企画しています。ドレイクは普段３種類のセキュリティをパスした人物としか会わないのに、セキュリティチェックもなく悪人までも招き寄せるがごとく窓も開け放って・・・。手作りのキャンドルと美しくセッティングされた食堂を見るとドレイクはグレイスに何もいえなくなってしまいます。誰にも心を許さなかったドレイクは妻であるグレイスだけには心を許し、今ではグレイスが彼の生き方を決めているのです。＝＝＝＝＝＝相変わらず危険すぎるヒーローでありながら、心優しい芸術家の妻のいいなりになっている様子を楽しみたい方にオススメ。この後事件は起こるのか。二人のラブラブ生活で終始するのか。わくわくします。 

  April 28, 2013

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  雪降る夜に願いを叶えて　グレース・バローズ

  【送料無料】雪降る夜に願いを叶えて ［ グレース・バローズ ］ ＜あらすじ＞公爵令嬢ソフィは、雪の日に赤ん坊を抱え、途方にくれていた。メイドが故郷へ帰るのを宿まで見送ったところ、赤ん坊を置いたまま姿を消してしまったのだ。おむつさえ替えたことがないのに、泣き続ける赤ん坊をどうすればいいのか…。そんな時、偶然にも子供の扱いに慣れたヴィムという男性が現れ、赤ん坊をあやしてくれた。旅の途中だという彼を、お礼をかねて屋敷へと招いたソフィだったが、吹雪のために閉じ込められてしまう。ともに赤ん坊の世話をするうち、ふたりは相手を想うようになる。じつは男爵であるヴィムはソフィを使用人だと思い、公爵令嬢であるソフィはヴィムをただの旅人だと勘違いしたまま…。ふたりが、真実を知る時は来るのか？雪降る夜のロマンティックなヒストリカル。オススメ度：★★★★☆　★4.5　 マグノリアから出版されているのはヒロイン兄＋異母兄のシリーズ。こちらは同じ夫妻から生まれた女性姉妹がヒロインをつとめる新シリーズ第1作。ずっと家族の中の「いい子」の妹として過ごしてきたヒロインのソフィー。クリスマスは例年家族で祝っていましたが、なぜかにぎやかな家族のなかでいい子として過ごすことに耐え切れない気がして、使用人には休暇を与え、ロンドンの邸宅でひとり過ごすことにしていました。兄たちが迎えに来るまでの間、何も起こるはずはなかったのに、赤ん坊を連れたメイドを宿に送っていくと、メイドが蒸発してしまい、泣き続ける赤ん坊と取り残される羽目に。困っていたところを助けてくれた男性に家まで送ってもらうことになりますが、雪に降り込められてしまいます。お互いの身分を誤解したままで・・・。怪我をした動物は放っておけない、世話焼きで愛情深いヒロイン。生後6ヶ月の赤ちゃんを世話しているうちにどんどん情が移っていきます。姉妹たちの世話を通して赤ちゃんの世話に詳しいヒーローも、行かなければならない場所があるのに、二人から離れがたい気持ちがわいてきます。雪で世間からほぼ隔絶された世界で過ごす3人。そんなクリスマスにソフィーが神様に願った夢は、実現不可能にも思えますが・・・。赤ちゃんのいる生活や二人の気持ちが丁寧に描かれていて、お互いが恋に落ちる瞬間に居合わせたような気持ちになりました☆　暖炉の暖かさまで伝わってくるようです。読後感◎。 物語り後編では、ヒロイン兄たち、そして困ったちゃんの公爵と公爵夫人も登場。物語を盛り上げていましたよ。 ↓　↓　↓　ヒロイン兄たちのロマンス　↓　↓　↓ 　

  April 27, 2013

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  あなたに出逢うまで　ジュディス・マクノート

  【送料無料】あなたに出逢うまで ［ ジュディス・マクノート ］ ＜あらすじ＞霧がたちこめるある晩、名高い貴族である伯爵スティーヴンは車道に突然飛び出してきた男性を轢いてしまう。自らに過失はなかったが、その彼の婚約者が米国 から来ると知り、出迎えることに。翌日、港では教師のシェリダンが途方に暮れていた。付き添っていた令嬢が船中で知り合った男性と駆け落ちしたのだ。そこ へシェリダンを令嬢と誤解した伯爵が“婚約者”の死を知らせるが、その直後シェリダンの頭上に積荷がー。三日後、彼女は伯爵の屋敷で意識を取り戻すも、す べての記憶を失っていて！？-。オススメ度：★★★★☆　★4.5 面白かった～。一気に読みたかったのと、疲れているときにマクノートのジェットッコースターは精神的にキツいので、ずいぶん長い間積んでしまいました。今回も冒頭からやっかいな状況へと物事が突き進んでいきす。泥酔した男爵をあやまって馬車で轢いてしまい、罪悪感から亡くなった男爵の婚約者を波止場まで迎えに行くスティーヴン。男爵が亡くなったという事を相手に伝えたとたんに波止場の事故に巻き込まれますが、その相手は実は婚約者ではなく、その付添い人シェリー。付添い人は頭をぶつけたことで記憶を失ってしまってしまい、自分を看病してくれたスティーヴンを自分の婚約者だと勘違いしてしまいます・・・。こんがらがった状況に加えて、こんな状況を作り出してしまったというスティーヴンの自責の念、過って轢いてしまった人物の婚約者にとってかわるなどできないという道徳観、シェリーの体調のために婚約者のふりをしなければならないという状況、それにもかかわらず惹かれあってしまう二人。偽りの婚約が本物になりかけたとき、事件が起こります。ユニークな親戚たちの助けもあり、プライドもなにもかも、かなぐりすてて二人の仲を修復しようとするシェリー。でもすでに傷ついていたスティーヴンは自暴自棄になっていたのでした。お互いを傷つけあいながらも、思いがけない人物の手助けでからまった糸がほどけはじめます。修復不可能ではないかと思われるほどの絆がどのように回復されるのか、ぜひ本編でご確認くださいね。これだからマクノートはやめられない。

  April 25, 2013

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  舞踏会で秘密をささやいて　アメリア・グレイ

  【送料無料】舞踏会で秘密をささやいて ［ アメリア・グレイ ］ ＜あらすじ＞伯爵令嬢ミリセントは、田舎からロンドンに呼び寄せられる。けがをしたおばを世話してほしいという話だったが、おばの真の目的は、ゴシップ記事の代筆を頼むことだった。なんとおばは、トゥルーフィット卿という名前で新聞のゴシップ欄に記事を書いていたのだ！おばの生活費のため仕方なく引き受けたミリセントだったが、舞踏会で仕入れたゴシップをダンスカードにこっそり書いているところを、放蕩伯爵として有名なチャンドラーに見つかってしまうー。その場はなんとか切り抜けたミリセントだったが、こそこそした行動のせいで伯爵家の家宝を盗んだ犯人なのではと疑われてしまって…。オススメ度：★★★☆☆　★3.5怪我をして出歩けないおばに頼まれて逆らえず、伯爵令嬢が身分を伏せてゴシップ匿名記者として 情報収集するヒロイン。密かにゴシップを探るために目立たないように過ごしていること、ひっぱりだこの花婿候補にすげなくすることで、逆にヒーローの目を惹いてしまいます。そんな彼女の行動をいぶかしがりながら、盗賊の一味ではとあやしみながらも、惹かれてしまい、彼女から離れていられないヒーロー。放蕩ものの面目躍如？か、野を超え山を越え・・・といったら大げさですが、正式な訪問を拒むヒロインをどこまでも（笑）追いかけていきます。ふたりの恋のかけひきやテンポのよい会話を軸にゴシップ記者の秘密、世の中を騒がしている盗賊探しが盛り込まれ、読んでいて楽しいロマンスでした☆

  April 24, 2013

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  華麗なる英国レディの恋　エリザベス・ロールズ、デボラ・ヘイル他

  【送料無料】華麗なる英国レディの恋 ［ エリザベス・ロールズ ］＜あらすじ＞ 人気実力派作家が紡いだ１９世紀の恋。紳士たちが愛した、４人の美しき貴婦人ー珠玉のヒストリカル短篇集。拝啓。子爵さま（エリザベス・ロールズ）／すれ違いの求婚劇（マーガレット・ムーア）／仮面舞踏会の魔法（デボラ・ヘイル）／君にすべてを捧ぐ（ジュリア・ジャスティス）ジュリア･ジャスティスは、残念ながらウェディングストーリー2002からの再録でした。確かにこの作品読み応えありましたけど（瀕死の患者さんを看取る為に隊列から一時はなれる場面は記憶違いでなければ映画のイングリッシュペイシェントを思わせましたよね）、すべて新作を期待していたのでちょっと肩透かし。でも細部の記憶が薄れていたので、久しぶりに読んで面白さを再確認。つい他の作品も読みたくなって、やはり軍隊ものの中編が収録されている「　【中古】ロマンス小説 クリスマス・ストーリー2006 灼熱の予感【10P17Apr13】【fs2gm】【画】...」を読み返してしまいました。デボラ・ヘイル作品　久しぶりに再会して美しく成長していた幼馴染の女性に今度こそつきあってほしい、家庭を築きたいとアプローチの機会を狙っているヒーローですが、どうやら相手には兄のような存在としか思われていません。なお悪いことにその女性は別の男性に興味を惹かれている様子で・・・エリザベス・ロールズ作品　昔、親友の画家の妹と過ちを犯してしまい、親友たちは彼に会うことのないイタリアへと旅立っていってしまいます。なぜかその親友から自分の家の室内画を描かせて欲しい、ただし直接会わずにすませたいという手紙が届きます。彼らがどうしているのか気になったヒーローは、密かに様子を見に行きますが、そこは治安の悪い地域で、なお悪いことに部屋には美しい妹しかいませんでした。 マーガレット・ムーア作品　婚約者に自殺されてしまったヒロイン。婚約者の双子の兄は自殺をヒロインのせいだととげとげしい態度を隠しません。舞踏会の晩も彼がヒロインのいとことキスしているのを目撃してしまい、他の人に見られたら大変といとこを安全な場所に戻します。嫌がらせがわりにキスをされているところをおじに見られてしまい・・・今回、普段割合苦手なマーガレット・ムーア作品が、作品の長さが短すぎて物足りない部分はあったのですが、おじのたくらみやら、婚約者の死の理由の裏事情やら、意外に面白く読みました。 デボラ･ヘイル作品は短編ながら主人公たちの心の機微そして恋に落ちる瞬間がすごくよく表現されていた気がします。スピン臭がするのですが、該当作品はあるのでしょうか。あとで過去作品を見てみなくては。

  April 22, 2013

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  気高き騎士のベッドで　メアリー・ワイン

  【送料無料】気高き騎士のベッドで ［ メアリー・ワイン ］＜あらすじ＞キアー・マクウェイドはスコットランド人領主の三男でありながら、跡を継ぐことになった。強欲な父やふたりの兄が相次いで命を落としたからだ。彼は国王に忠誠を誓い、そして花嫁を見つけるために、急いでロンドンへ旅立つ…。イングランド人伯爵令嬢ヘレナ・ニヴェットは憧れの宮廷で拝謁を賜るが、そこは彼女が夢みていた場ではなく、以来、緊張の日々を送っていた。そんなある日、彼女は逞しいスコットランド人男性と出会いひと目で惹かれるが…。好評シリーズ“気高き花嫁たち”第三巻。オススメ度：★★★★☆悪役は悪役らしく、主人公たちは嫌味がなく好感がもて、無理のない展開で私にとってははずれがない印象の作家さんです。 今回のヒロインはイギリス貴族の名門の令嬢ですが、家族のため陰謀あふれる窮屈な宮廷に出仕しています。単なる駒として友達もなく、スパイの一人として兄に扱われる日々のなか、宮廷で親友と思える女性にはじめて出会います。でもその親友を兄は汚名を着せて追い落とそうとしていて・・・自分の保護者である兄に逆らえるのか、迷っているときに事態は起こり、やはり親友を裏切れなかったヒロイン。そしてそこにヒロインをかばってくれる男性が現れます。兄によって仕置きをうけ、屋根裏部屋に食事もなく放置されるヒロイン。そこに助けに踏み込むヒーロー！　悪役たちの活躍で、ヒーロー、ヒロインは窮地に陥り、エリザベス女王も閉じ込められたというロンドン塔に押し込められてしまいますが・・・緩急ある展開で最後まで楽しめました♪

  April 19, 2013

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  ノーラ・ロバーツ　完全ガイド　愛の世界

  【中古】 完全ガイド　ノーラ・ロバーツ愛の世界 ／デニスリトル(著者),ローラヘイデン(著者),オフィス宮崎(訳者) 【中古】afb ＜あらすじ＞全世界で１億５千万部の「ロマンスの女王」ノーラの素顔と作品の全てがわかる。その生涯、知られざる私生活、創作の秘密とは…。自筆の旅行記、秘蔵フォトから全作品紹介まで！唯一のオフィシャル・ガイドブック。第１章　ノーラの素顔が知りたい！／第２章　作家としてのキャリア／第３章　作品データ／第４章　シリーズがおもしろい／第５章　ノーラの旅日記／第６章　すばらしき仲間たち／第７章　ファンからの手紙／第８章　ノーラのこと、もっと2005年発行の本なので、ファンのかたはご存知のかたがほとんどだと思いますが、たまたま古本屋さんで見かけて、ノーラファンの友人の顔が頭に浮かんだので購入。持っていないようだったらプレゼントしようっと。読んでみたら、編集サイドやプロモーター？、代理人の方たち制作スタッフのインタビューなどを通じてアメリカの出版事情やハーレクイン作家からニューヨークベストセラー作家にのぼり詰めるまでの裏側の事情がわかって興味深かったです。本は作家さん自身の創作なくては始まりませんが、こんな風に裏方の方たちの努力に支えられてベストセラーは生み出されていくんだなぁと。掲載されている作品リストは、この完全ガイドが発行されてからさらに長いものになってしまっているものの、別名義（J.D.ロブ）については最初本人が乗り気でなかったなど、大人気のロングシリーズ刊行中今となってはへぇ～な事情、本人の個性が伝わってくる旅行中の日記など、素顔がちらっとうかがえて面白かったです。

  April 16, 2013

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  不思議の愛の国に招かれて　シャイアン・マックレイ

   【送料無料】不思議の愛の国に招かれて ［ シェイエンヌ・マックレイ ］＜あらすじ＞愛の国ワンダーランドのハートの王から、彼の運命の相手、王妃として呼び寄せられたアリス。王国では呪いのため長い間子供が生まれず、呪いを解けるのは王妃だけだという。そしてアリスは王妃になるための試練を課せられ…オススメ度：★★☆☆☆　中編2作収録。作品世界は「不思議の国のアリス」へのオマージュっぽい作品でした。登場人物たちのふるまいが極端で奇矯な部分もちょっとその雰囲気あるかも？ふくよかすぎて自分の容姿に自信をもてないヒロインは、ワンダーランドのウェアタイガー（虎男）の最高位の王であるヒーローに拉致・監禁され、王妃としてふるまえるよう調教されてしまいます。ロマンスファンが読んで楽しい程度の●Mテイストです。１対複数とかホットさなどはマヤ･バンクス作品などで慣らされてきていて（爆）、なんちゃってS●は【送料無料】フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ　上 [ E　L　ジェイムズ ]や【送料無料】ダーク・ガーデン [ エデン・ブラッドリー ]で慣らされてきて、それは平気（！？）なのですが、私は今回の作品（特に中編2作のうち最初のハートの王）ヒーローの愛が感じられなくてNGでした。 というのも人間には見えてもウェアウルフが本質的には虎だと考えるなら、社会の中に序列があり、その規律を教えるというのは納得なのですが、そもそも彼女を王妃とするというのはカードのお告げで、国に子供が生まれないがための解決策であり、本人の希望とは関係なく調教していくわけです。お話はあくまでファンタジーではありますが・・・

  April 11, 2013

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  愛しき美女と野獣は　エロイザ・ジェームズ

  【送料無料】愛しき美女と野獣は ［ エロイザ・ジェームズ ］ ＜あらすじ＞美しすぎる容姿が災いし、あらぬ噂を広められて社交界を追われた子爵令嬢リネット。娘の行く末を心配する両親は、足が不自由で変わり者と噂される伯爵ピアズなら、喜んで娘を花嫁として迎えいれるのではないかと思いつく。奇策と承知しながらも、他に選択肢のないリネットはピアズの住むウェールズの城へ。すると、意外にもそこはただの城ではなく、重篤患者を受け入れている巨大な病院だった。伯爵ピアズは一流の医師でもあり、頑固で荒々しいその気性から、世間からは「野獣」と呼ばれていた。はなから結婚する気などない彼は、すぐさまリネットを追い返そうとする。ところが患者や医療の現場に物怖じする様子のない彼女に、ピアズは少しずつ心を開いていき…。珠玉のおとぎ話シリーズ第２弾は『美女と美獣』をモチーフに描く、切ない愛の物語。オススメ度：★★★☆☆ ★3.5くらい「美女と野獣」という モチーフだけを使って、作家さんが自由に物語を編み上げたという感じのストーリーでした。エロイザ・ジェームズは美女というので儚い感じか、無垢な大人しいかんじを勝手にイメージしていたのですが、全然違いました。無垢な社交界の美女ではありますが、どこかしたたかさも感じる知的な女性。一方野獣役のヒーローはといえば、外見は足が不自由で体格のよいむさくるしい男性ですが、医師でもあり、またまた野獣＝粗雑、単細胞というイメージからは遠い（振る舞いは粗野ではありますが、内面的には）複雑な人格。双方の家族から婚約という自分の望まない立場へおいやられつつ、本人たちは結婚はまっぴらという立場のため丁々発止とやり合ってます。でもその息の合い方から周囲からは「結構よい組み合わせなんでは」と思われるくらい。遠慮がない分、段々とお互いのことがわかってきます。一見美女と野獣という二人はまったく違うように見えますが、家族の喪失という共通の経験が内面的に二人を近いものにしているのかも。スキャンダルで人気は凋落してしまったものの、美女として育ったヒロインは美しさをよりどころにしているところもあり、後半ではそれがひっくりかえされてしまい、試練が訪れます。お互いに傷つけあっていて、読んでいてちょっぴり苦い気分でしたが、試練を乗り越えたあとのハッピーエンドの味は格別でした♪

  April 10, 2013

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  ナリーニ･シンの短編「Angels' Pawn」読了しました

    Angels' Pawn-【電子ブック版】 伊豆高原＆小田原城に遊びに行ってきました。車窓からみえる海はずっと白くかすんでしまっていてちょっと残念。このところ旅行には文庫を数冊持って行って読めないまま帰ってくることが多かったのですが、今回はコボタッチ持参でずいぶん軽量化されました♪今回の短編は前回以上に記憶に頼り印象に残った部分のみのご紹介になっていまして、かなりはしょってます。おまけに意訳にかなり想像が混じっていますので、ご興味あるかたは、ぜひ原文で～。契約を破ったヴァンパイアが大天使にどんな罰を与えられるのか、ものすごい流血の惨事になるのではと予想して読みながらひやひやしましたが、実際には250年間は子どもを作ってはならない（＝つまり自分の子どもを持てない）、ナザラスカ本人の恋人となるなど血は流れないものの、本人たちにとっては血も涙もないような処断となったようです。ナザラスカの屋敷を出ればジャンヴィエールとアシュウィニの雰囲気は盛り上がるのかな・・・と期待していると、それは肩透かし。全編を通してヴァンパイアの強力な誘惑は堪能できたものの、二人の関係の具体的な進展はなく、次回作もあるのかと期待をもたせるような終わり方でした。＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の電子ブック2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら

  April 2, 2013

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  ナリーニ･シンの短編

    Angels' Pawn-【電子ブック版】 今日はサントリーホールのイベントに行ってきました。整理券配布の待ち時間などに少し読み進め、90%くらいまで読了しました。大天使ナザラスカはどれほど怖いのか、話が進むほど盛り上がるというより、登場人物たちは恐怖ですくみあがってます。 今回の短編は前回以上に記憶に頼り印象に残った部分のみのご紹介になっていまして、かなりはしょってます。おまけに意訳にかなり想像が混じっていますので、ご興味あるかたは、ぜひ原文で～。ジャンヴィエールとアシュウィニは火事騒ぎを起こしてモニークを連れ帰ることに。敷地内の車庫からハマーを強奪し、カーチェイスの末逃げ切ります。大天使ナザラスカとの契約を破ったためにギルドハンターのアシュウィニが連れ戻しにきたとわかると、モニークは震え上がります。帰る途中で怪我を負うジャンヴィエール。血が必要な状態になってしまい、アシュウィニは自分が提供しようかと言います。「自分のことを信頼してくれるのか」と聞かれて「あなたが万全の状態でいてくれないと困るから」というようなことを返してしまって、ジャンヴィエールはどこかへいってしまいます。無事連れ帰り、仕事は終わったので戻りますというアシュウィニに、ナザラスカはとどまるように命令します。その後 ジャンヴィエールとアシュウィニ、新旧のナザラスカのボディガード、しおらしくなったモニーク、モニークの兄（弟？）がそろって晩餐会となります。モニークへの罰の予感、不穏な気配がひたひたと押し寄せてきています。＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の電子ブック2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら

  March 31, 2013

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  ナリーニ･シンの短編

    Angels' Pawn-【電子ブック版】 今日のお出かけにはばっちり充電したコボタッチを持っていきました。片道1時間弱の道のりだったのですが乗り換え４回くらいあり、読書にはちょっと慌しかったですけど、コボタッチはスリープモードがあり、電源を落とすよりも早く画面が復旧するのでいいですね。今回の短編は前回以上に記憶に頼り印象に残った部分のみのご紹介になっていまして、かなりはしょってます。おまけに意訳にかなり想像が混じっていますので、ご興味あるかたは、ぜひ原文で～。ジャンヴィエールとアシュウィニが目的としているモニークを庇っている（？）キャランというフォックスキス団のリーダーとはバーで接触します。ジャンヴィエールはキャランとは旧知の仲のよう。その晩宿泊先に戻るってアシュウィニが部屋からさまよいでると、モニークが別の部屋にいました。絶世のヴァンパイア美女で、キャランといわくありげな感じなのを見かけます。ジャンヴィエールがヴァンパイアになったのは、ヴァンパイア女性に熱い恋をしたから。その後その恋はさめ、毒の大天使ネハのもとに彼は贈られて恐ろしくも甘美な体験もしたようです。まだ気持ちは残っているのかと聞くアシュウィニに、彼女と恋に落ちたのは今の自分ではないから、と。いうようなことを言っていました。 ＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の書籍2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら

  March 28, 2013

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• 3月新刊は充実～

  3月新刊は私にとってはとにかく充実～満足なラインナップ♪久しぶりに発売日をじりじりしながら待ち、楽しみにしていた魔女の契りと夜霧は愛とともに、トゥルーブラッド12が手元にそろい、うれしい毎日ですが、浮世の義理がなぜか今週狙ったように舞い込んできて、自分も雑用で出たり入ったりして日中は落ち着かないので、家が寝静まった夜にじっくり読んでいます。【送料無料】魔女の契り（上） [ デボラ・ハークネス ]は早速読了しましたが、期待を超える内容！！！　内容も密度があり、3部作ということで、今回はいわば中継ぎ巻ではありますが、前からの流れをうけてしっかり今後につながる展開もあって、常に川のながれの様に話は流れていて変化があり、目が離せませんでした。次回どういう結末が待っているのか、本当に想像をかきたてられます。また魔女の目覚めを読み返したくなりました！　映画化が決まったようですね。【送料無料】夜霧は愛とともに [ クリスティン・フィーハン ]は、逆に期待がおおきすぎたか、いま半ばくらいなのですが、ページが進んでも新しい内容がないようなかんじで、ちょっと物足りないです。これからの盛り上がりを期待して引き続き読みます。明日はトゥルーブラッド読めるといいな。

  March 21, 2013

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  誘惑の構図　キム・ローレンス

  　【中古】ロマンス小説 誘惑の構図【SS10P03mar13】【画】【中古】afb キム･ローレンス作品のなかでは、お気に入り。初読時は借りたのですが、手元に欲しくて、オクで購入。 シングルマザーが娘を助けてくれた貧しい身なりの男性に惹かれますが、実はリッチな上に、上司にもなってしまい、猛烈にアプローチされても避けられず、さらに男性の猛烈な父親が職権をたてにして関係にくちばしを挟んできて・・・。ヒロインはちょっと頑なかなと感じましたが、過去の様子がわかってくると納得というか。仲人さながらの娘の活躍ぶりがおかしいやら、父親の猛烈ぶりにはあきれ、内容的には結構盛りだくさんではありますが、後半の娘の実の父親関連の事情も話がうまく収集されていて◎だと思いました☆

  March 15, 2013

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  ビューティフル・ディザスター　ジェイミー・マクガイア

   【送料無料】ビューティフル・ディザスター　上（上） ［ ジェイミー・マクガイア ］＜あらすじ＞剃り上げた頭に、タトゥーだらけの筋骨隆々の体。地下ファイトで無敵を誇り、一夜で捨てた女は数知れず…。大学に入学したばかりのアビーが出会ったのは絵 に描いたようなワル、トラヴィス。過去にある秘密を抱えたアビーはこの男とは恋に落ちないと心に決めるが、賭けに負けて一カ月間トラヴィスの部屋に住むこ とになってしまった。型破りな二人の熱くクレイジーな“友情”の行方は？-。オススメ度：★★★☆☆　★3.5かな。【送料無料】フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ　上 [ E　L　ジェイムズ ]、【送料無料】インフェルノ　上 [ シルヴァイン・レイナード ]に続く早川書房リヴィエラシリーズの第3段ですが、この3作のなかでは一番面白く読んだ作品だったかも。「話題作」という売り込みで海外では部数は出ている作品を集めているのかなと想像していますが、文庫系の海外翻訳小説に比べ、文章力や構成力は多少稚拙な印象を受け、商業デビューした同人誌作家といった感じでやや物足りなさが残りますが、コミック感覚でロマンス系の書籍を気軽に読みたいという方にはさらっと読めてよいかも。ただ内容を考えるとセットで2500円超というお値段は高いと思う。版権が高いのか、はたまた装丁や分冊にしているということでこの値段になっているのか素人には事情はわかりませんが・・・個人的には同人誌を買っている感覚。皆さんはいかがでしょうか。★　★　★　 ★　★　★　今回の作品は、電子書籍で発表された作品が口コミで広がって書籍化されたようで、確かにページをめくるごとに事件が起こり、二人の関係や周囲に波紋が広がり、と目が離せない展開。ヒロインは大学に入学が決まったばかり。なにやらいわくありげな雰囲気もあるお嬢様系の19歳です。一緒に大学に進学することになった親友に誘われて大学の地下ファイトを観戦に行きますが、そこでファイターのヒーローと出会います。刺青、筋骨隆々の体格、女泣かせ、と絵に描いたワルそのものです。過去を断ち切りたいと遠方の大学にわざわざ進学したヒロインの未来予想図にはワルとの未来は頭にないため、迷惑なだけの彼からのアプローチ。友達になってほしいという願いに根負けする形で一緒に過ごすうちに、噂とは違う彼の様子に気が付きはじめ・・・。物語後半には、秘められたヒロインの過去の人物も絡み、二人の関係にも波乱が起こります。 ワイルドなんだけど、好きな女性にはめっぽう弱いヒーローをお探しの方にはオススメ。

  March 8, 2013

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  燃える刻印を押されて　ナリーニ・シン

   【送料無料】燃える刻印を押されて ［ ナリーニ・シン ］＜あらすじ＞AAR(オールアバウトロマンス)ベスト・パラノーマル賞受賞! 大人気パラノーマル・ロマンス〈超能力者(サイ)=動物に変身する種族(チェンジリング)〉シリーズ第6弾! 豹チェンジリング〈ダークリバー〉の近衛マーシーは、次々と仲間が“伴侶"を見つけてゆくことにあせりを感じていた。しかし、支配的で強いタイプの女性であるマーシーにとって、男性に屈服するような恋愛などできるはずもない。それなのに今、彼女を熱く惹きつけてやまないのは、保護欲の塊のような男ライリー。しかもよりによって彼は狼チェンジリング〈スノーダンサー〉の副官なのだ…… 巻末には特別短編を収録!  オススメ度：★★★★★ シリーズ前作の【送料無料】封印の獣と偽りの氷姫 [ ナリーニ・シン ]のラスト近くのシーンで、親友の近衛ドリアンが伴侶を見つけたのを喜びつつ、伴侶を持たない近衛がいなくなってしまって、一抹の不安をいだいていたマーシーが今回のヒロインです。ヒロインといっても、近衛としての実力を群れから認められているマーシーはかなり男前（！？）な性格です。自分と同じかそれよりも腕がたって、自分のことを屈服させないような男性を探していましたが、どうしても気になるのが、よりによって狼チェンジリングの副官ライリー。妹ブレンナをサイに拉致されてしまい（【送料無料】氷の戦士と美しき狼 [ ナリーニ・シン ]）、もともと庇護欲たっぷりなタイプが更に支配的な雰囲気をただよわせています。狼と豹のチェンジリングの連絡係として接触の機会があるたびに二人は火花を散らしていましたが・・・。支配的な男性と上手くやっていけるのか自信もなく、 更に違うチェンジリングだというのも周囲からからかわれて悩ましく、軽い関係と割り切るつもりで始めたはずが、実際に相手との関係を築き始めてみると、さっきは自分を通したから今度は相手を尊重するとか、結構二人とも大人で、いい感じ。ただ上手くいくようになると、群れを取るのか、恋をとるのかとまた違う悩みが生まれて最後のほうはかなりせつなく、この辺のふたりの気持ちのせめぎ合いは目が離せませんでした。パラノーマル作品ですが、現代の普通の生活に置き換えても、仕事を取るのか恋を取るのかと悩む人はいるはず。ロマンス面はとても気持ちが入りやすかったです。 ロマンスの一方で、今回はチェンジリングにヒューマン同盟の攻勢がかかっていて、そちらの陰謀も作品の柱となっていました。ただロマンス面の行方を追うのにもどかしく、ページをめくっていたので、そちらはおざなりに読んでました。すぐまた再読しますので、そのときにじっくりと読みこみたいと思います。

  March 3, 2013

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  オニキスは誘惑の囁き　シャーロット・フェザーストーン

  【送料無料】オニキスは誘惑の囁き ［ シャーロット・フェザーストーン ］ ＜あらすじ＞侯爵であるおじの厚意で社交界デビューの機会を得たイザベラは、平穏な結婚を望んでいた。情熱がもらたす身の破滅は、母の過ちと惨めな生活から痛いほど学んでいる。イザベラは代わりに、魅惑的な死神と令嬢の恋物語を小説に描いて満足していた。そんなある夜、舞踏会でふいにざわめきが静まり、完璧な装いのブラック伯爵が登場した。初めて見る悪名高き伯爵は謎めいた魅力にあふれ、危険そのもの。妖しい死神のような漆黒の髪と青い瞳の伯爵にイザベラが目を奪われていると、彼は群衆を割り、まっすぐ彼女のもとに向かってきた。オススメ度：★★★☆☆  ★3.5エピソードの合間に挿入されるヒロインの書いてる小説と秘密めいた雰囲気のあるヒーローにはちょっぴりゴシックの香りもあって、テンプル騎士団の秘宝を守る秘密結社も登場し、ミステリアスな香り付けされたヒストリカル作品でした。貧しく育って裕福なおじにひきとられたヒロインと、同居するヒロイン従妹のロマンスが並行して進んでいきますが、従妹のロマンスは次回作に持ち越し。ストーリー細部でちょっと物足りなさを感じることもありましたが、雰囲気のある作品に一気読み。日々の食べ物にも困ったことのあるヒロインが、どうしても貰ったお小遣いを使うことができないでいるのに、そのお金で買ったものが・・・これはとっても印象に残ったエピソードでした。悪役にすっかりのめりこんでしまっているヒロイン従妹のその後もとっても気になります。本の内容とは関係ありませんが、この表紙は女性がキツいイメージをうけるし、ちょっと苦手かも・・・・。

  March 2, 2013

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  真心の贈りもの　ジュリア・ロンドン/レニー・ベルナード

  【送料無料】真心の贈りもの ［ ジュリア・ロンドン ］ ＜あらすじ＞商人の娘グレイスは、親の期待を一身に受け貴族と結婚すべく修養学校を出たものの、上流社会になじめずにいた。帰省先で昔なじみのバレットと再会した彼女 は、胸の高鳴りを止められず（『真心の贈りもの/ジュリア・ロンドン』）。いつも不運と失敗続きのアリッサ。卒業を控えた休暇を無事に終えるのが最後の課題だ。ところが実家に 向かう馬車が突然暴走し川に転落する始末。助けてくれたのは魅力的な紳士で（『うっかり者のクリスマス/レニー・ベルナード』）。“淑女たちの修養学校”を題材に、人気作家が 特別な季節を描く中編競作集、第二弾。正直、ジュリア･ロンドンの今回の作品は、ヒロインが悪気はなくても男性の心を弄んでる感じがして、好みではなかったかも。商売で成功した大富豪が貴族との縁組を娘に期待して、修養学校に通わせたり、舞踏会を開いたり。娘も親や家族の期待を感じて努力しようとしますが、気になる相手は地元の羊毛で成功した実業家（？）で・・・。レニー・ベルナードはいつもの官能的な場面はほとんどなくて、社交界デビュー前のいつも周囲の笑いものになってしまうお嬢さんがヒロインのかわいらしい作品でしたが、短いけど深みがあってとてもよかったです。貴族の次男として生まれ、財産のある女性との結婚を期待され、それが息苦しくて身分に似合わず自分自身が商売に手を染めたのに、実際に惹かれた女性は莫大な財産が付いてきて、家族も喜ぶだろう、周囲にも財産目当てだろうと思われるなんて、ジレンマですネ。ヒロインの失敗を周囲は笑いますが、ヒーローは笑いません。ヒーロー父も笑いません。人の心を思いやれる気持ちを持った素敵な人物たち♪　ページを閉じたそのあとも幸せが続く予感がして、素敵なロマンスでした☆

  February 28, 2013

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• 青の瞳をもつ天使 [ ナリ-ニ・シン ]続編　続き10(ラスト)

  先日キンドルにダウンロードした（青の瞳をもつ天使 [ ナリ-ニ・シン ]続編にあたる）「Archangel's Kiss-【電子ブック版】」をようやく（！？）一昨日読了しました。最後の20%ぐらいは怒涛の展開、そこを一気よみでメモなど書き留める間もなく進めているので、ご紹介している部分もかなり内容をはしょってます。素敵なセリフ、泣ける場面多数なので、ご興味あるかたは、ぜひぜひご自身で原作をチェックしてみてくださいね！　最初にご紹介したあらすじはこちら今回の作品を全体的に振り返ってみると、1作目ではあまりわからなかったラファエルの生活する場所やリフュージの様子、天使自体についての説明がさりげなく作品の流れの中で読者に紹介されていて、さらにラファエルの配下セブン（7人衆）のお披露目、そして大天使たちもすべて出揃いました。ホント個性いろいろです。強烈～。エレナの存在自体はまだ一般には伏せられています。天使になって翼を持つことになり、その扱いに苦闘しています。飛翔訓練の場面も。ラファエルの弱みとなる存在なので、セブンたちにかわるがわる鍛えられています。そして天使になったことでどうやら新しい能力が芽生えているのかも？ラファエルとエレナの関係は、お互いに他人には見せない心の傷を少しずつみせて、お互いの腕の中でその傷を癒しあい、信頼が強まり、愛情も深まっていきます。天使の誘拐や虐待、その他事件を追いかける一方、エレナは甦ってくる姉妹と母親を殺された過去の悪夢と戦い、また関係が冷め切っている父親との忘れていた思い出が甦ってきて、何度も動揺しています。読んでいて、本当に涙がでました。ラストで悪夢と正面対決することになり、逃げなかったエレナには本当に拍手。感動でした。一番印象に残った場面は32章のラファエルが琥珀の指輪をエレナにプレゼントされるところとイリウムに対するジェラシー（笑）、あとすごく切なかったですが、死体置き場に連れて行ってくれたジェフリー（父）の思い出かな・・・。 シリーズはまだ続くようですので、3巻以降の展開もとっても楽しみです♪2/25の続き ＝　以下ネタばれあり かなり適当なので笑って許してくださる方のみお読み下さい＝舞踏会の前日、食事会でリージャンと3人で顔合わせします。エレナはドレスアップし、ラファエルにエスコートされますが、誰もに注目されつつ無視されるような居心地の悪さを感じつつすごしています。舞踏会でのボ ディガードはラファエルの7人衆の最後の一人エイオーン（Aodhan）でした。思わず何度も後ろを振り返って見上げずにはいられない金髪と白い翼をもつ天使です。エレナとすれ違う 際に翼が触れ合うとなんとなく他人との接触を嫌がるような微妙なそぶりを見せています。 食事をサーブする一人にリボーン（リージャンの甦り人）がいて、エレナは動揺します。大天使たちは集まったこの機会に会合を開いているようです。居心地の悪い会場を抜け出そうとすると、誰かに命を狙われます。逆襲して、犯人を追いかけていると、そこには大天使ネハの娘、アナウスカの姿が！ 護衛は他の場所で足止めされ、１対１で対決することになったエレナ。いたぶられますが、あなどられている気持ちを利用して、なんとか逆襲し、ラファエルに心話で助けを求めます。サムの誘拐やノエルの虐待、その他のほかの大天使に注意を向けるための数々の事件は彼女が糸を引いていたのでした。ラファエルとその他の大天使たちが駆けつけ、しらばくれるアナウスカに、大天使たちは証拠に基づいて彼女を糾弾します。間をおかずミカエラが首を一撃で切断し、その後もどんどんと身体を切り裂かれていき、ネハは悲しみのあまり絶叫します。舞踏会当日。リージャンはとっておきのプレゼントをエレナに用意していました。エレナの姉妹たち、母を殺した過去の殺人鬼パトリスをリボーンとして甦らせ、その場に連れてきていたのです。ショックをうけるエレナですが、そばを守るエイオーンに「ちょっとかがんでいただける？」と頼み、彼が背中にさげていた剣をさりげなく抜くと、すかさずパトリスの首を一撃で飛ばし、首から噴出した血液はあたりを染めました。ラファエルに「（リージャンは彼を）甦らせることができる？」と聞くと、ラファエルは手に天使の炎を燃やし、パトリスを灰にして、その死を確実なものとします。「申し訳ありません、せっかくのプレゼントですが、好みではなくて」とリージャンにいいますが、「せっかくのお楽しみがあっけなく終わってしまったわ」といわれると、もしも死のみがあなたを楽しませるものならば、たぶんもうあなたは生の歩みを止めるのがよいのだとラファエルが宣告し、他の大天使たちもラファエルに加勢して、リージャンを包囲します。エレナにはこの場から立ち去るようにとラファエルは言って、戦いが始まります。エイオーンとジェイソンに守られながらその場を逃げ出しますが、エレナが足手まといとなり思うように早く進めません。飛んで逃げるようにと2人に言いますが、両肘を持って飛んでくれ、エレナを見捨てることはありません。そんな3人を大天使同士のぶつかった力の余波が襲い、地面にたたきつけられます。リージャンを倒して、エレナを探しにいくラファエル。二人の天使の翼に守られるように地面に倒れているエレナ。二人の天使は十分生き延びるだろう。でもエレナは若い、若すぎる・・・。心配するラファエルでしたが、エレナはなんとか無事でした。エピローグ死んだかと思われたリージャンでしたが、ラファエルが部屋の外の水溜りをのぞくとそこに顔が映っていました。リージャンはリボーンを一人残らず殺したようです。自分の弱みを見せるのはなぜかと問うと、ラファエルのことは好きで、エレナは自分の興味を引く存在だからだと。また会おうといって去っていきます。「家に帰りたいわ」ともらすエレナに、ニューヨークの街に天使に変化したハンターは受け入れられるだろうかと懸念しつつ、ラファエルは「次の日の出に出発しよう」と答えます。 ＝＝＝＝＝＝＝androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の書籍2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら

  February 27, 2013

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  悪魔姫　ミシェル・ローウェン

  【送料無料】悪魔姫 ［ ミシェル・ローウェン ］ ＜あらすじ＞カナダに来てあたしは生まれ変わった。もうひとりぼっちのあたしじゃない。親友は人気者グループの中心の女の子だし、学校一のイケメンともいい感じで接近中。だけど…突然現れた謎の青年が、あたしに無言で付きまとってくる。性格も暗そうだし気味が悪いと思ってたら、なんと家までつけてきたあげく、あたしのことを「プリンセス」と呼ぶ。しかも、お腹のなかのあたしとママを捨てて逃げた父親がじつは悪魔界を統べる王で、あたしが王位継承者ってー！？そんな話、信じられるわけがなかった、あの夜、あの事件が起こるまでは…。新感覚のファンタジック・ラブ・ストーリー。オススメ度：★☆☆☆☆ パラノーマル風味のおとぎ話という感じでした。主人公が悪魔と人間のハーフで、16歳になって真の力に目覚めてしまった悪魔の秘密の姫だった！というのが普通のおとぎ話にはない部分かも。4部作になるのかな？　世界観と登場人物の個性を説明して終わってしまった感があり、まだ序章という位置づけかも。表紙も個性的でキュートな悪魔になっていますが、中身もヤングアダルト向けの作風かも。あっという間に読めました。転校生の孤独とか、大人に「あれやりなさい、これやりなさい」と言われることへの反発心とか、わからないではないけれど、内容的には手ごたえがなく、ちょっと物足りなかったかなぁ。

  February 11, 2013

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  すべてはきみへの愛ゆえに　ニコール・ジョーダン

  【送料無料】すべてはきみへの愛ゆえに ［ ニコール・ジョーダン ］ ＜あらすじ＞１８１７年、ロンドン近郊。二年前に婚約者が戦死して以来、ずっと喪に服してきたテス。そろそろ新たな一歩を踏み出そうと気をゆるした夜に、大きな過ちを犯してしまう。そのためテスはロザム公爵イアンと結婚することに。イアンは亡くなった婚約者のいとこだが、テスとはさんざん対立してきたため、結婚など最もありえない相手だった。しかしイアンがハンサムで誘惑に満ちているのも事実。キスだけで自分を失いそうになったテスは彼に惹かれる気持ちを隠しながら、なんとか逃げようとする。さらに、イアンの放埒な過去の秘密を知ってしまうと、テスは小説家ファニーの取材旅行を理由に、遠い古城へ向かうことに。追いかけるイアンは魅惑的な求愛作戦を繰り出して…いつしか、ふたりの敵対関係は快楽に満ちた夜へと導かれていく。美しき古城で織りなす、悩ましい恋の駆け引き。「恋愛戦争」完結編。オススメ度：★★★★☆  ★4.5恋愛戦争シリーズ最終作。このシリーズは1巻は面白いと思ったのですが、個人的にはだんだんおもしろさが下降線だったので、5巻あたりから買わなくなってしまったのですが、たまたま古本屋でみかけて入手したこの作品は読んでみたらとっても好みでした。 社交界デビューしたヒロインをひと目みて強く惹かれるものの、すぐに自分のいとこの婚約者となり身を引いたヒーロー。いとこが戦地で亡くなり、彼の死を悼むヒロインを影からひそかに見守っています。お互いの距離を保つため、会えば小憎らしいことを言い、沈みがちなヒロインを刺激していますが、その薬が効きすぎて（！？）かなり警戒されています。（笑）ヒロインにとっては婚約者という恋愛のいい時期に戦争で亡くなってしまっていちばんよい思い出を残していたリチャードという男性と、放蕩者と名高く、なにかと干渉し、小うるさいイアンは比べ物にならない対象ではありましたが、物語の進行にしたがってその位置づけが大きくかわっていくところも見どころ。物語最初のヒーローは、気になる相手でも素直に気持ちを表現できない事情もあり、家族の愛情にも恵まれなかった過去もあり、小憎らしいことばかり言っています。ところが意外にも紳士らしさを随所でみせ、隠された事情がわかってくるにつれ、このヒーローは独占欲とか庇護欲は過多かもしれないけど、本当にヒロインを大切にしていて守ろうとしているというのがすごく伝わってきます。ここまで大人の男性に愛されたら、もう逃げられないかも。素敵なロマンスでした～♪

  February 1, 2013

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• 回復しました

  更新していないのに、ご訪問いただいた方もいらしたようで、ありがとうございます。おかげさまで元気になりました。昨年末からずっと咳風邪だったのですが、寝ていられない時期でもあり、身体は動いたので、あれこれ用事をすませていたのですが、そんな状態のところにどこかで菌をひろってしまったようで、先週金曜日早朝に胃腸炎が発病して、ダブルパンチとなり、完全に３日ノックダウンしてしまいました。今回、結構症状がキツく、大好きな本もまったく読めない日も続き、参りました。健康ってありがたいですね、とほほ。 積読本のほかにも昨日はコートニー・ミラン新刊が到着していたりと、楽しみ盛りだくさんですが、あと２、３日はややセーブ気味にすごしたいと思います。リハビリ代わりに、「【送料無料】愛がきこえる夜 [ クリスティン・フィーハン ]」（何度も読んでますが、なぜか時々狂気に陥りそうになりながらも踏みとどまるヒーローが読みたくて手にとる作品）を好きな場面だけ拾い読み。このシリーズも2作目で紹介がとまってしまっていますが、ぜひ超・超差別主義っぽい俺様な癒し手グレゴリがライフメイトに思いっきり引きずりまわされる（と予想）シリーズ第4作が読みたい！！！　翻訳の予定はないんですかねぇ。第3作はエイダンがヒーロー。闇の一族カルパチアンシリーズについては、原書のタイトルを以前調べたので、ご興味ある方はこちらをどうぞ。 ナリーニ・シンは現在19%でーす。まだまだ先は長いです。

  January 23, 2013

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  胸騒ぎの夜に　リンダ・ハワード

  【送料無料】胸騒ぎの夜に ［ リンダ・ハワード ］ ＜あらすじ＞亡父の跡を継ぎ、ハンティング・ツアーのガイドになったアンジー。だがライバルの出現で仕事が減り、家と土地の売却を余儀なくされた彼女は最後のツアーに出る。が、山中で客が同行者を銃殺、アンジーまでも狙われる羽目に。そのうえ獰猛な熊に遭遇して嵐のなか逃げていると、そこへ商売敵のデアが現われる。突然の登場に驚くも、足を負傷した彼女は彼におぶられて山小屋にたどり着く。衝突ばかりしていたが、ひそかに想いを寄せ合っていたふたりは次第に打ち解け、彼がその場にいた理由を知るやアンジーは…。オススメ度：★★★★☆ いや～人食い熊の迫力のシーンたるや・・・。参りましたね、しばらく肉食もいやだし、クマのいる地域にハイキングも行きたくないなと思わされてしまうくらい怖かった。（いえ、具体的プランを立てていたなんてことはなかったわけですが）ヒーロー、ヒロインのリアリティも、周辺人物が住む僻地の人間関係とかも、その地域にハンティングにいったら、実際そんな人物たちが本当に生きて夫婦でガイドして生きているんではないかなと思えるほどで、会話とか仕草とか行動とか、本当にリアルで熟練の技をかんじます。ただ、なーーーんか最近のリンダ・ハワード作品は初期の頃の作品を読むと感じた恋のときめき、ドキドキ感がない気がする。読んでいる自分が変わってしまったのかしら。ちなみに結構好き嫌いが分かれるらしい【送料無料】ラッキーガール [ リンダ・ハワード ]＆【送料無料】ゴージャスナイト [ リンダ・ハワード ]のノリは、嫌いではないんですけどね。

  January 16, 2013

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  野に咲く乙女に口づけを　ジュリア・クイン

  【送料無料】野に咲く乙女に口づけを ［ ジュリア・クイン ］  ＜あらすじ＞社交界の人気者で、気ままに独身生活を楽しんでいたダンフォードは、遠い親戚が亡くなり、男爵位とコーンウォール地方にある領地、スタンネッジ・パークを相続することになった。美しく維持された領地を訪れたダンフォードは使用人たちから「ヘンリーがここを管理している」と教えられ、てっきり男性だと思いこむが、それはヘンリエッタという女性のあだ名だった。彼女は前領主である親戚夫婦に引き取られ、ずっとここで暮らしていたのだ。男のようにズボンをはき、生き生きと働く姿に驚くダンフォード。一方、ヘンリーは彼が自分を追い出すのだと勘違いし、早朝にたたき起こした上、質素な食事と農作業で、田舎暮らしは向いていないと思わせようとするが、作戦の途中で、ふたりは思わぬ友情を抱くことになる。そんな折、相続に関する書類が届き、ダンフォードは自分がヘンリーの後見人になったことを知った。そうであればヘンリーをロンドン社交界でデビューさせ、ふさわしい結婚相手を見つけなくてはならない。ダンフォードは野の花のようなヘンリーをレディに変身させようと決意する。互いに惹かれあう気持ちを隠してロンドンに向かったふたりは…。オススメ度：★★★☆☆4年間女主人として、領主の名代として、男性のように領地を切り盛りしていたヒロイン。領主だった叔父の死去によって、新たな領主兼自分の後見人になる人物を迎えなければならなくなり・・・そんな無用な人物は追い出してしまおう！！！　ということで、抱腹絶倒の追い出し作戦が始まります。とっても「いい人」で落ち着いたヒーローが、いい味をだしながら対抗していて、可笑し～。物語中盤からは、領地の切り盛りに忙しく、家族同然の使用人以外は他人の目を女性として気にしてきたことのないヒロインが、ヒーローによって女性らしい意識が芽生え、ロンドンでのデビューや新しい友人たちのアドバイスや恋心でその姿が開花していくに従って、「自分が後見する女性と恋に落ちるわけにはいかない」と思っている常識人のヒーローがどんどん追い詰められ、 無意識にかもし出だされている無垢なヒロインの色気にくらくらしている様子がさらに可笑しい。（笑）【送料無料】すみれの瞳に公爵のキスを [ ジュリア・クイン ]、【送料無料】求婚のワルツは真夜中に [ ジュリア・クイン ]に続くスピンなので、あわせて読んでおくとそちらの主人公たちもゆるいシャペロン（または仲人）として今回活躍しているので、さらに作品世界を楽しめると思います☆

  January 11, 2013

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  うたかたの誓いと春の花嫁　メアリ・バログ

  【送料無料】うたかたの誓いと春の花嫁 ［ メアリ・バログ ］ ＜あらすじ＞伯爵家の血筋にありながら、両親亡き後、貧しい田舎暮らしを送っていたハクスタブル家の4人姉弟。そんな慎ましい彼らの家を、ひとりの美しい子爵が訪ねてきた。先の伯爵が亡くなり、ハクスタブル家の長男が爵位継承することになったと告げに来たのだ。突然、豪奢な伯爵邸で暮らすことになり戸惑う一家。だが、後見人をつとめる子爵エリオットには、もう一つ計画があった。それはハクスタブル家の長女との結婚。ところが、美しくも冷淡なエリオットの意図を見抜いた次女のヴァネッサは、想い人のいる姉の身代わりとして、自ら子爵に結婚を申し出た。大胆不敵な求婚とは裏腹に震えるヴァネッサを、エリオットは思わず……!?オススメ度：★★★★☆　★4.5くらいかな。 ハクスタブル家シリーズ第1冊目は、美人ぞろいの姉妹のなかで、唯一不美人（！？）な女性。ただ崇拝者多数にもかかわらず未婚でいる姉妹と違って地元の準男爵の次男に嫁ぎ、１年後に亡くした未亡人でもあります。貧しい暮らしをしていた3姉妹＋弟は、弟が突然遠い縁戚から称号を受け継ぐことになり、その身分にふさわしい暮らしへと生活が激変することになります。主な筋とはまったく関係ないのですが「チャンスの女神様って前髪が3本しかない」「美人は三日で飽きるが、ブスは三日で慣れる」（それにしてもひどい言葉ダ）っていうことが、本を読みながら何度も頭をよぎりました。美人で名高い姉妹の二人は独身で、なぜ不美人といわれるヒロインが２回も結婚することになるのか。なんでこのロマンスが1話目なのか。（もちろん今後の展開はこの話がなければ続かないという風にくみ上げられていてニクい）お話を読み進めていくと、このヒロインは別に結婚したかったとか、単に恋愛の結果結婚することになったのだ、ということではないことがわかってきます。本当にこんな人いるのかな（まぁお話ですが）、自分だったらできるかなと思わされてしまいますが、必ずしも完璧ではないヒロインでありながら、それらの出来事が自然に、なるようになったのだと思わされてくるから不思議です。ハンサムな貴公子のアンニュイを吹き飛ばすような、二人の丁々発止のやりとりは目が離せませんでした☆　シリーズ最初ということで、次巻以降への伏線もばっちり。ミステリアスな親類の彼や、将来が期待できそうな弟、そして美人の姉妹たちのどんな素敵な内面が明かされていくのか、今後が楽しみです♪

  January 10, 2013

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• 青の瞳をもつ天使 [ ナリ-ニ・シン ]続編　続き２

  先日キンドルにダウンロードした（青の瞳をもつ天使 [ ナリ-ニ・シン ]続編にあたる）「Archangel's Kiss-【電子ブック版】」をちょこちょこと読み進めています。日本語の書籍のように一気に読めないのがもどかしいですが・・・12/30の続き＝　以下ネタばれあり かなり適当なので笑って許してくださる方のみお読み下さい＝エレナとラファエルが顔も判別できないほど痛めつけられたヴァンパイアを発見します。その後の調査で、指にはめていた指輪がイリウムのものだったということで、それがノエルという人物だということがわかります。 エレナやラファエルも知恵や推理を巡らせています。ラファエルの庇護下のヴァンパイアを痛めつける理由は？誰が？　ラファエルはドミトリと犯人とその目的を論じ合い、その後エレナを守るようにと命じます。配下のセブンには「エレナを一人にはさせません」と言いますが、エレナに危害を加えないようにと念を押されて、彼女はあなたを弱くする、出来ることならば・・・と抵抗しますが、最終的には同意します。ミカエラがあと１時間で到着することに。エレナが天使として復活したことを聞きつけたようです。エレナが目覚めると部屋のバルコニーには青の天使イリウムが。 ラファエルのことを、アンブロシアのことを思い出しているエレナの顔をみて、昔そういうかおをした女性を知っていると。イリウムに天使の掟を破らせることになった人間の女性のことです。そのほかに（1巻で死んでしまった父親の秘書の）ジェラルディンのことや彼女が通っていたバーのことなど会話しているうちに、いまラファエルが会っているのがミカエラだと知り、怒るエレナ。20%くらいのところまできたようです。昨日、今日と再度青の瞳をもつ天使を読み返して、世界観を復習して、改めて続きを読みたい気持ちが再燃。がんばろうっと。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ androidの無料アプリで、コボタッチがなくても、電子ブックが楽しめます♪　今なら無料ダウンロード＆アプリログイン＆エントリーで500円以下の書籍2冊＋50ポイント　プレゼントkoboを触って試せる全国の場所はこちら  

  January 3, 2013

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  Kindle Paperwhiteを開けた時

  Kindle Paperwhite　こーんな感じで開封していきました♪  開けてみたら、蓋のうらには薄い説明書が差し込まれていました 箱のなかには、説明書、本体、充電用のコードのみ キンドルを使うにはまず充電しないといけないので、パソコンとつないでみました つなぐだけで、自動で充電が始まりました  充電が終わって、電源を入れてみると言語の選択画面がでてきました  wifiの設定をするのに、自宅の無線機器（バッファロー）の暗号キーを入力しなければならなかったのですが、 今回一番困ったのがこの時。 英語の小文字を入力しなければならないのに、画面に表示されているキーボードには大文字しかなく、何度か打ったら変化するのかと思ってもおなじアルファベットが重なるだけで「どうしよう！！」みたいな。 パソコンで検索したら↑マークを押すと表示されるキーボードが切り替わるということがわかりました。 wifiの設定で上手くいかない方もいらっしゃるようで他にもっと詳しい設定を説明されているページもありましたが幸い私はスムーズに進めて、設定完了、リーダーとして使えるようになりました♪ amazonでデータをダウンロードしてみましたが、最初ページめくりなどちょっと戸惑いもありましたが、すぐ慣れました。あとは、電子書籍のデータがより充実してくれることを願うばかりです～。 ☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆　☆今年も拙いブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。

  December 31, 2012

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  潮風がレディに口づけて　キャサリン・アッシュ

  【送料無料】潮風がレディに口づけて ［ キャサリン・アッシュ ］ ＜あらすじ＞伯爵令嬢ヴァレリーは、船旅の途中、謎めいたフランス人神父とともに海賊にさらわれてしまう。解放されるまでの恐怖の数日のあいだ、神父とたがいに支えあううちに、彼女は忘れられない経験をする…。半年後、ヴァレリーは、二度と会えないと信じていた彼、スティーヴンと思いがけない再会をする。彼はじつはイギリス人子爵で、ある目的のために神父のふりをしていたというのだ。欺瞞と陰謀が渦まくなか、ヴァレリーは彼の危険な魅力にとらわれていく。情熱と迫力のヒストリカル・ロマンス。オススメ度：★★★☆☆　★2.5くらいかな。 たまたま古本屋さんで見つけたので買ってあった作品。海賊ものって血しぶきとか、略奪とかが勝手に連想されてちょっと苦手なのですが、この作品はほとんど血なまぐさくなく、読みやすかったです。見所は、略奪船の船長の指示で、ヒロインが縄でしばられてしまってヒーローにそれを解けとか（作家さんの妙なサービス精神あふれる）ホットなシーンも盛り込まれていますが、それよりも自分の使命に縛られて、実際の身分を隠して最初は神父として、次は船長として、ヒロインを敵からも自分からも（爆）守り心を鬼にしてヒロインを自分の手元から家へと送り返しますし、イギリスに渡ってからは自分の使命に伴う危険からヒロインを守ろうと涙ぐましいまでにヒロインを遠ざけようとする努力、克己心がよかったかな。ヒロインは、ヒーローが見方なのか敵なのか、信じていいのか悪いのか、危険に近づけまいとヒーローの張る煙幕に翻弄されてかなり混乱させられます。会うたびに違う顔を見せる彼を嫌いになりたいけれど・・・。自分の直感を信じて飛び込んでいく勇気がすがすがしかったです。読了後、お似合いの二人だなと思えた作品♪

  December 31, 2012

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