Geburtstag /ドイツの誕生日会
「皆さん、お誕生日会してますか?」「周りの人の、そしてご自分のお誕生日をどれ位大切にしていますか?」欧米や欧州がカード社会なのは、よく知られていることだろうと思うけど、誕生日をとても大切にするこの風習には、私はアメリカに渡った時に驚かされたものだ。そしてここドイツ・・・ここに住み始めて早3年、これまで招待された誕生日会の数々、改めてその思い入れの強さを実感するこの頃。それらはホームパーティであったりレストランを貸しきってであったり、温かかったら屋外だったりと様々なのだが、ある程度のパターンが見えてきた。←遅すぎ?!◆30歳、40歳など、次の年代への移り変わりの歳のものは更に盛大に行われる。(最近何故かこのクチが多い!先週末のものも、50人程の集っていた)◆パーティは、その当日に行われるのではなくて前の日の夜から集い、日の変わり目を皆でお祝いする。◆その、誕生日への変わり目のときに、唄を歌い、ハグをし合い、それからギフトを開けるお披露目が始まる。◆その後ダンスへと続き、朝まで残る人が多いが帰る人もいる。ざっとこんな感じ。呼ばれる年齢層は幅広いことが多く時にご両親なども参加しているのだが、60,70とお歳を召した方々が夜中の日の変わり時まで一緒に参加してお祝いをしている!なんてタフなんだろう!と感心させられる私。しかし、幾つになっても誕生日を大切にして皆でお祝いする習慣、素敵だと思う。その日から始まっているその人の人生、喜びと感謝を人々と共に分かち合う。大人の集い、大人の遊び、楽しみは無尽蔵にある。