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テーマ:鉄道模型(716)
カテゴリ:鉄道
東京タワーのたもとにある展示会場で
『究極の鉄道模型』展とやらを開催しているというので、 行ってきました。 折しも雨のそぼ降るあいにくのお天気。 東京タワーも雨に煙っています。 今回初めて発見したのですが、 タワーの足が地に着いているまさにその場所に、 第一次南極観測で越冬隊に従事し、悲惨な末路をたどった樺太犬たちの 肖像が飾られていました。有名な「タロとジロ」もいます さて、鉄道模型展です。 鉄道模型界ではカリスマといわれている、 原信太郎氏の作品が一堂に会した展示会。 その原氏は御歳93で未だかくしゃくとしておられるそう。 戦前から鉄道模型作りにいそしみ、 社会人になってからもサラリーマンとしての職責を果たしつつ、 欧米にも飛んで彼の地の鉄道車両を調査し、それらも模型化されています。 ちなみにこれは氏が13歳の時に自作した電気機関車の模型。 今でこそ鉄道模型は一定の市民権を得ていますから、 自作用のパーツなども豊富に市販されているのですが、 戦前はまだ模型趣味は緒を付いたばかりであり、 基本的にはすべてのパーツですら自作せねばなりませんでした。 しかも中学生くらいの技能で、ここまで実車に忠実に作り込むのは、 もはや天賦の才能ですね。 写真には撮りませんでしたが、 米国やフランス、ドイツ等で走っていた機関車や客車、電車の精密模型が 所狭しと並べられており、そして最後に日本の鉄道車両の模型ブースが。 阪急電鉄や阪神電鉄等でかつて走っていた懐かしい車両たち。 こちらは日本のSL群です。 最後は鉄道模型のジオラマ。 鉄ちゃんにとっては、こういうジオラマは見飽きることがないですね。 ヨメさん同伴だったので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。
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