全国相互利用となったものの…
Suicaをはじめとする交通系ICカードが、今年3月から全国で相互利用可能となりました。つまり、首都圏のSuicaやPASMOを使って、関西の私鉄にも乗ることができるようになったのです。先週、大阪へ帰省した折、電車移動でさっそくモバイルSuicaで乗車を試みました。モバイルSuicaアプリ画面 posted by (C)まさやん6312ケータイにSuica機能を搭載させるモバイルSuica。残高が不足すると、ケータイ上のアプリからネット接続し、1,000円単位でチャージが可能。月締めで元々紐付けしてあるクレジットカードから後日引き落とされるようになっています。このチャージには、もっと優れた機能が設定できまして、それが『オートチャージ』というもの。あらかじめ「○○円以下になったら、○○円をチャージする」という具合に設定できます。僕の場合は、「1,000円以下になったら、3,000円をチャージする」設定を施していて、改札を通るときに1,000円以下になると、その場で改札機から自動的に3,000円がチャージされるので、チャージの操作が不要で実に手離れが良いんです。オートチャージ設定画面 posted by (C)まさやん6312最近は、街中のコンビニや飲食店でも交通系ICカードで支払いができる店が多くなってきたので、もし財布を忘れて外出しても、僕の場合、ケータイさえ持っていれば、何でも事足りることになり、とても便利なんですね。で、このオートチャージ機能も乗り入れ先の関西でも効くのかなぁ、と楽しみにしていました。ところが……。さすがにオートチャージ機能は働きませんでした。チャージされていないことに気づかず、次に改札を出場するときに残高不足で改札扉が閉まってしまったのです。モバイルSuicaの利用履歴 posted by (C)まさやん6312上の写真は、ここ最近の利用履歴です。8月15日に大阪地下鉄の難波駅を出場したときに、残高は1,000円を切って770円でしたが、チャージはなされていません。(青矢印)で、その後、同じ8月15日に南海橋本駅で出場しようとした際に、残高不足であえなく改札扉が閉まったため、このときは大慌てでネット上から取り急ぎ1,000円を手動チャージしました。(緑矢印)そして埼玉へ戻った後の8月18日、再び残高が1,000円を切っていましたが、西武本川越駅の改札から入場する際には自動的にオートチャージがなされています。(赤矢印)ということで、オートチャージ機能は、どうやら首都圏でしか機能しないようですね。僕はもうひとつ、ふだんの定期券が首都圏私鉄用のPASMOであり、これにもオートチャージ機能を付けているので、今度大阪へ行った際は、PASMOのオートチャージも機能しないのかどうか、確かめたいと思います。【中古】 Suica、Edy、ICOCA電子マネー・ビジネスのしくみ /竹内一正【著】 【中古】afb価格:105円(税込、送料別)