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テーマ:新幹線(113)
カテゴリ:鉄道
3年後の開業をめざし、新青森から新函館までを結ぶ
北海道新幹線が工事中ですが、 このほど、新函館から札幌までの延伸が決定しました。 鉄ちゃんとしても喜ばしいことです。 小学生の頃、全国に新幹線を張り巡らす計画が打ち出され、 それが国中に土地の高騰とインフレを起こした挙げ句、 円高不況やバブル崩壊で、大半が事実上の着工不能に。 一時は、もはや東北新幹線の青森延伸ですら 夢のまた夢になっていました。 それが八戸、新青森と東北新幹線は全通し、 いよいよ新幹線が北海道の地を踏むことになります。 新函館までの開業が決まると、 札幌延伸はもう悲願中の悲願。 「道の中心地への延伸は当然」という向きもありましたが、 国家事業として本当に認められるか、 きわどいところだったと思います。 それにしても札幌まで開通すると、 東京からわずか5時間程度で到達するんだそうです。 四半世紀前までは青函トンネルすらなく、 連絡船で津軽海峡を渡るだけで片道4時間を要していました。 連絡線を挟んで前後の列車はどちらかが夜行となり、 最低でも2日がかりの時間を要していたのです。 それが5時間あまりで到達できるのですから 隔世の感がありますね。 それにしても北海道に新幹線が走る時代は、 一生来ないと思っていただけに、 感慨深いものがあります。 ただし札幌延伸の工事期間は20数年で、開通予定は2036年。 けっこう先の話ではあります。
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