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テーマ:駅(42)
カテゴリ:鉄道
最近の鉄道駅は、
昭和の頃に比べてずいぶんと様変わりしました。 JR東日本がはしりの、 駅構内をデパ地下のような雰囲気で店舗開発する、 いわゆる『エキナカ』業態がその際たるものですが、 最近は、公共スペースとしての 駅のあり方を模索する動きも見られます。 わが西武鉄道の主要ジャンクションである所沢駅。 西武鉄道の本社が隣接し、 メインラインの池袋線と新宿線が交差する同駅は、 東急の電車が乗り入れてくることもあって、 数年前から大改良工事が行われていました。 駅の上に人工地盤を作り、 そこに駅施設をすべて移した上で、 本格的なエキナカショップも開発。 所沢の玄関駅として、また西武鉄道のお膝元として 面目躍如の変わりようとなりました。 まだ残工事が各所で残っているのですが、 ゴールデン・ウイーク直前に 駅の屋上に庭園ができた、というので、 ゴールデン・ウイーク中、 たまたま所沢に用事があったこともあり、 少し立ち寄ってみました。 新装なった改札口の脇に、 屋上庭園への入り口があります。 階段を上がり、案内に従って回廊を進むと、 ホントに小さなスペースですが屋上庭園に行き着きました。 使用済みのレールを使った軌道敷きなんかもあり、 駅の施設であることを彷彿とさせます。 お立ち台もあって、ここから下を俯瞰すると、 池袋線と新宿線の2路線の線路が入り混じっており、 ちょうど池袋線の上り電車と下り電車が 行き交うところでした。 さてこの所沢駅の駅上は、 屋上庭園と同じレベルにテラスもしつらえられています。 その名も『とこてらす』。 電車に乗って所沢駅に到着した、 あるいはこれから電車に乗る、 そういう人たちが一服できるようなスペース。 巨大ディスプレーもあって、 西武ライオンズのゲームがあるときは、 ここで中継もするそうです。 このテラスからは、階下に広がるコンコースも望めます。 なかなか立体的な駅になりました。
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最終更新日
2013年05月12日 00時32分10秒
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