|
テーマ:富士山(5912)
カテゴリ:鉄道
祝! 富士山の世界遺産登録!
関係者の皆さんの喜びはひとしおでしょう。 日本人善太としても、日本の象徴の1つである 富士山が世界遺産に登録されたというのは、 願ってもない話だと思います。 さてこの富士山の世界遺産登録を機に、 鉄ちゃんにとっても、非常に気になる ニュースが舞い込んできました。 数日前の日経新聞によると、 山梨県側の富士山の麓を走る富士急行が、 富士山新五合目をめざして 登山線の建設を計画している、というのです。 富士急行といえば、 絶叫マシンやお化け屋敷で全国的に知られている 『富士急ハイランド』の運営会社。 その影に隠れてしまいがちな本業の鉄道は、 しかし古くから起点の大月を接点に JR線と線路がつながっていて、 今は最盛期に比べると細々ではあるものの、 それでも東京からの快速電車が1日数本、 行楽時期には臨時の快速電車がこれまた1日数本、 乗り入れてきます。 その富士急行が計画しているのが、 富士吉田市内の本線から分岐し、 途中、有料道路の富士スバルラインを線路敷きとして活用。 そのまま新五合目まで向かうというもの。 JRとの乗り入れ関係にあることから、 東京は言うに及ばず、 はるか成田空港にも直通電車を走らせることができ、 成田経由で入国した多くの外国人客を ダイレクトに富士山へ案内することができます。 かなり意欲的なプランですが、 実現にはさまざまなハードルがあるそうで、 まだまだ決定には時間がかかりそうです。 そもそも富士スバルラインは、 僕もかつてバスに乗ってで走ったことがありますが、 新五合目に近づくにつれ かなりの勾配と急カーブの連続であり、 そんなルートをJRの電車がふつうに走れるくらいの水準で 線路が敷けるのかどうか。 富士急行は「大丈夫」という見解ですが、 にわかには信じられず。 箱根登山電車ほどの急坂ではないにせよ、 特別に機関車の後押しが必要なのではないか、 と思うと、運行に手間ひまがかかり、 これまた現実的ではありません。 しかし、もし現実のものとなれば、 鉄ちゃんとしても興奮もの。 日本の、世界に誇れる鉄道路線の一つになるでしょう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月23日 00時30分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[鉄道] カテゴリの最新記事
|
|