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カテゴリ:映画・TV・音楽・エンターテイメント
NHK BS1で先週、3夜連続で放映されていました。
臨死体験等の研究で著名な作家・立花隆氏が 1年間、このテーマでさまざまな人たちにインタビューし、 自身の考えも織り交ぜて構成されていました。 臨死体験なんていう、「非科学」と言われる分野に 真正面から切り込むとは、NHKも変わったものだ……、 と思いましたが、実は今から20数年前の『NHKスペシャル』でも 立花隆氏の監修で、その名も『臨死体験』というテーマの 番組が放映されていたそうです。 さまざまな研究者が登場する中で、 米国の脳医学の権威で、自身も対外離脱を体験したという、 有名なエベン・アレクサンダー医師も登場。 番組に花を添えました。 ただ、肝心の「人は死んだら、その心はどうなるのか」 というところの立花氏の解釈は、 僕にとってはどうにも後味のスッキリしない感覚が残りました。 氏は、人の意識は脳内で作られる、と解説しています。 (僕にはそう聞こえました) 僕は、人の身体は、たとえそれが脳であったも この物質世界だけに通用する器官であり、 意識というのは非物質世界の存在である、 と解釈しています。 つまり脳と意識は、相関関係はあったとしても、 意識の根源が脳内にあるのではない、 と考えています。 でなければ、生まれる前はどうであったか、 という話と辻褄も合わなくなりますし。 でも、この種の話は、 それこそ科学的に分析できていない分野ですから、 いろんな学説があってしかるべき、とも思います。 「意識は脳で作られる」という解釈も、 いわゆる一つの解釈、と捉えれば、 また自説の肥やしにもなるかもしれません。
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