真っ白な景色の中で。
新年ということで、ちょっとデザインを変えてみました。かな~り自分好みに仕上がっております。今日はスノボに行ってまいりました。大晦日に思い付き、元旦に申し込み、2日に出発できるなんて、便利な世の中です。「バス往復+リフト1日券+ボードセットレンタル」で¥4,300。なんともまあ、至れり尽くせりです。スノボは毎年何回か行っているのですが、毎年そのシーズンの初すべりは緊張します。なにせ、約1年ぶりですからね。そして、案外身体が覚えてるな~とホッとするのです。だんだん調子が出てくると、難しいコースにトライしたくなるもの。「えいや」っと上級者コースに飛び出して、後悔して降りてきます、はい。それでも技術的には滑れるはずなんだから、なんだか悔しくて、懲りずにトライして、また雪だるまになるのです。 技術的にはいけるはずなのに、なんで転ぶんだろう。普通のコースでできている何かができていないことは明らか。あるいは、普段やっていない何かをしてしまっているのかも。そう考えてみると、急で凸凹の斜面を降りる時って、怖さから「下」ばっかりを見ている気がします。「下」を見るから姿勢が前のめりになって、バランスを崩すんじゃないか。そう思って意識的に「前」を見るようにすると、いけるんですよ、これが。視線を上げることで上体が安定して、多少足元がグラついても持ちこたえられるんです。転ぶことの怖さから「下」を見て進むと、かえって転びやすくなる。その怖さを横において「前」に目を向けると、実は安定して進める。それはスノボに限ったことじゃなく、「どこかへ向かう」っていう行為にならなんだって当てはまるんじゃないかと思います。目指してる場所をしっかり見据えること。そのためには、足元にある恐怖に打ち勝つこと。スポーツがくれる気付きって、色んな応用が効く幅がありますよね。身体を動かして分かったことって、生き物である僕らの根っこに通じやすいからなんでしょう。普段頭ばっかり使っているだけに、今日はナイスでした。頭も身体も同じくらい動かしてあげて、心もやわらかにいきたいものです。筋肉痛さん、どうか来ませんように…。