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ちょっとした波乱。

（この日記、もっと早くアップしたかったんだけど楽天メンテ中だったのでこんな時間になってしまいましたorz）来ましたね。ちょっとしたサプライズが。春を告げるポプラの綿毛がふわふわと舞うドルトムント。ドイツ有数の工業都市としても知られるこの町でカリブの島国トリニダード･トバゴが小さな奇跡を起こしました。北欧の雄スウェーデンを相手に堂々の引き分け。選手もサポーターもまるで優勝したかのような喜びようでした。それもそのはず、大会最弱国とさえ目されていたW杯初出場国が歴史的な勝点をあげたのですから。２年前のヨーロッパ選手権で初出場のラトビアが大国ドイツに引き分けて初めての勝点をあげた時を思い出しました。あの時もやはり選手･サポーターの爆発的な喜びようが印象的だったのを覚えています。ところでわれらがサムライブルーにとってこれはちょっと不吉な予兆かもしれません。というのもトリニダード･トバゴの監督、ベーンハッカーは実績のあるオランダ人監督。日本の初戦の相手オーストラリアの監督、フース・ヒディンクもまたオランダ出身の名将なのです。フース･ヒディンクといえば前々回はオランダ、前回は韓国を率いていずれもチームをベスト４に導いた輝かしい経歴の持ち主。さらに言うと日本とオーストラリアの実力はトリニダード･トバゴとスウェーデンのそれと比べてはるかに接近しています。マスコミは対ブラジル戦のことばかり取り上げていますが初戦のオーストラリア戦に勝つことの方が１００倍大事です。そこで勝ち点３を拾うことができれば決勝トーナメント進出がぐっと近づくのですから。勝利の女神が老獪なオランダ人監督ではなくかつて「神様」と呼ばれたブラジル人監督にほほえんでくれることを祈ります。

2006年06月11日

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W杯開幕。　とりあえず波乱なし。

イングランドvsパラグアイ戦、１－０でイングランド勝利です。　ガチでしたね。しかもイングランドの１点もベッカムのフリーキックですからね。　ベタだったなぁ。（記録上はパラグアイの選手のオウンゴールになってるけどあれはほとんどベッカムの得点でしょう）ちょっとパラグアイのイケメン選手サンタクルスを応援してたんだけど（１９９９年にバイエルン･ミュンヘンに来たときから知ってる選手だし）コンディション悪そうで残念でした。でも個人的にこの試合１番の収穫はメキシコ人の主審でしたね。何もパラグアイ寄りの判定をしていたからではありません。髪をベッタリとオールバックになでつけたそのいでたちとくどすぎる顔がどう見てもマリアッチにしか見えなかったからです。　←こんな感じいつギターを取り出して歌い始めるんだろうとハラハラしました（笑）昨日の開会式、歴代優勝チームの往年の名選手たちも登場してサッカー好きにはたまりませんでしたね。ドイツが入場してきた時マテウスがいるのにクリンスマンがいなかったので「ああやっぱり。仲悪いからね」なんて思ってしまったのですがよく考えたらクリンスマンは今ドイツ代表の監督でした（大爆）そりゃ開会式どころじゃないですよねぇ。今日まだあと２試合あります。大好きなポルトガル代表の開幕戦は明日深夜。（明後日明け方とも言う）眠れない日が続きます。

2006年06月10日

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突然の悲報。

サッカージャーナリストの富樫洋一さんがアフリカ選手権の取材先のカイロ（エジプト）で急逝されたというニュースを知って信じられない気持ちでいっぱいです。まだ５４歳だというのに･･･あんなパワフルな方が、風邪をこじらせて亡くなったなんて。もう十数年も前になりますがＷＯＷＯＷのサッカー番組に出演されていてイタリアをはじめとする世界のサッカーの面白さを熱く語っていらした富樫さん。当時イタリアサッカーリーグセリエＡでポルトガル人選手が大活躍する姿を見て私はポルトガル代表にはまっていったのでした。彼らの情報についても本当に詳しかったなぁ･･･今みたいにインターネットも普及していない中での富樫さんの情報の多さ、正確さ、面白さには本当に感嘆させられたものでした。風邪で体調が悪い中無理をしてアフリカ選手権の取材に行かれていたようです。アフリカの未知の原石が輝きだすその瞬間を見逃すまいと思っていらっしゃったのでしょうか。今年のドイツＷ杯も誰よりも楽しみにしていらっしゃったでしょうに･･･心より御冥福をお祈りします。そちらにもドイツでの熱い戦いの熱狂が、歓声が届きますように。Grazie per il tutto , Signor Togashi , Arrivederci !!!

2006年02月08日

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最悪 or 最良･･･？

来年のサッカーワールドカップ in ドイツ、組み合わせが決まりましたね。今日はサッカーに関する話題なので興味のない方はスルーしてくださいませm(_ _)m日本が入ったのはグループＦ、ブラジル、クロアチア、オーストラリアという組み合わせ。この顔ぶれは日本にとって良かったのか、悪かったのか。もちろん本大会まで答えはわからないわけだが現時点で言うとすれば「最悪ではない」とは言えるだろう。なぜそう思うかについてはフリーページに詳しく書いたので関心のある奇特な方はそちらをご覧いただきたい。今回私が一番驚いたことはマスコミの論調が「ブラジルと同じグループに入ってしまった」「ブラジルだけは避けたかった」となっていることである。日本がワールドカップ初出場を果たした９８年フランス大会のときは「いっそブラジルと同じグループなんて面白いのでは」というマスコミも多かったのに。つまり、９８年の時は出場するだけで満足していたものが今回はグループリーグを突破して決勝トーナメントまで駒を進めるのが日本代表に課された「ノルマ」であるとマスコミも認識しているということであろう。私がサッカーを見始めたときというのはＪリーグができるよりずっと前だった。「私が元気なうちに日本はワールドカップに出られるだろうか」と思っていたことを考えると隔世の感がある。ちなみに夫と私が日本よりも応援するポルトガルはグループＤ、メキシコ、イラン、アンゴラのグループに入った。これはポルトガルにとっては「最良の組み合わせ」と言ってよい。もっとも２００２年ワールドカップの時も韓国、アメリカ、ポーランドという恵まれた組み合わせでありながら相手をなめてかかったばっかりにグループリーグ敗退という不名誉な結果に終わった。同じ轍を踏まないように願っている･･･が、「やってもうた」が多いチームなので甚だ心配。

2005年12月11日

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