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テーマ:愛犬のいる生活(77286)
カテゴリ:ごめん、Pinkyが素晴らしくて
捨て犬だったダコタは保護され、介助犬として教育を受けるが、背中に疾患が見つかり不合格となる。 そして縁あって、心臓病のご主人のもとへもらわれていく。 急に発作を起こすご主人。彼の様子を観察するうちに、ダコタは発作を予知出来るようになった。 それからは、ダコタが発作をご主人に知らせることによって、前もって発作に備えて薬を飲み、発作が終わるまで、ダコタと二人で静かに時間を過ごせるようになった。 そして、ダコタのお陰で職場復帰まで果たしたご主人。もちろんダコタも共に出勤し、会議にも同伴。 そんなダコタとご主人の愛と希望に満ち溢れたストーリー。 番組が終わった時にはピンさんを抱きしめていたRottmammy。 涙を流しながらピンさんに 「ありがとう」 と何度もつぶやいていた。 そして昨日、ピンさんとコンビニへ行く途中、見知らぬおばあさんがわたしたちに声をかけてきた。 「あのねぇー。この前ねー、病気のご主人のねー、発作を知らせるワンコちゃんがねぇー、テレビに出てたのよー。」 「あ、観ました!涙でしたねぇー」 「観た?」 おばあさんは嬉しそうに微笑んで、話を続けた。 「いつもね、あなたとね、あなたのワンコちゃんが歩いているのを見てるのよ、わたし。 それでね、さっきもね、ワンコちゃんがね、あなたの顔をチラチラと見てね、ずっとあなたを意識して歩いてたのねぇー」 するとピンさん、おばあさんのところに駆け寄って、スリスリと頭をおばあさんのお腹にすりよせて、 おばあさんの顔を見上げた。 「ほらぁ、わたしが言ってること分かるもんねぇー。ワンコちゃんもママの体調とか全部分かってるもんねぇー」 ピンさんとおばあさんはしばらく二人で会話を楽しんでいた。 おばあさんとピンさんの会話を聞きながら、何気なく前方を見ると、お母さんと子供たちがおもちゃのボールでテニスを始めた。 お母さんがボールを投げて、女の子(幼稚園児かな?)がおもちゃのラケットでそれを打っていた。 お母さんは紙袋にたくさんのボールを持っている様子。 次から次へとボールを放るお母さん。 女の子の妹らしき3歳くらいの女の子がボール拾いをやっているが、全く追いつかない様子。 そしてそのカラフルなおもちゃのテニスボールがコロコロコロっとわたしたちの方に転がってきた。 ピンさんはmammyの顔を見て、『どうしたらいい?』と聞いてきた。 "pick it up!" とピンさんに返事をすると、ピンさんてば転がってくるボールをジーっと見つめているかと思うと、鼻先でボールをピタっと止めた。 そしてそのボールを鼻でmammyの方に転がした。 (゜ロ゜) ヒョオォォ! ピンさん軽くすごくない?(驚くmammy) 慌ててそのボールを拾うと、またまたボールが転がってくる。 今度はピンさん前足でそっとボールを止める。mammyが拾う。 おばあさんは手を叩いて喜ぶ。 拾ったボールの数5個。これ以上はmammyが手で持ちきれないからピンさんに、もういいよ!と声をかける。 おばあさんは穏やかな声で 「ほらねぇー。ワンコちゃんはママの気持ちぜーんぶ分かってるんやもんねぇー。 小さい子がびっくりしないように、優しくお手伝いさんしたもんねぇー」 ピンさんはおばあさんに駆け寄り、 「えへへへー。ありがとう、おばあちゃん!」 と頭をなでなでしてもらっていた。 ピンさんとそのお母さんのところにボールを持っていくと、お母さんは「すいません」と紙袋を差し出した。 ピンさんは「いえいえ、どういたしまして!」と、そのお母さんに頭を低く下げてなでなでしてもらいに駆け寄った。 そしてコンビニまで買い物に行き、その帰り同じ道を通ると、まだお母さんと子供たちは遊んでいた。 子供たちはわたしとピンさんを見つけると、動きを止めてボールを持った手を大きく振って笑った。 ピンさんはほのかにスキップをして女の子たちの前を通り過ぎて行った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.20 23:31:52
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