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ワインと絵画がある生活

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2020.05.26
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前回​の続き。本日の主役ドメーヌ・ルロワ。

2004 Vosne-Romanee(Domaine Leroy)
ヴォーヌ・ロマネ(ドメーヌ・ルロワ)

2004年は、すべてのプルミエ・クリュとグラン・クリュをデグラッセし、ACブルと村名だけをリリースしたドメーヌ・ルロワ。いま思うと狙い目のビンテージで早い段階からおいしかった。とくにACブルゴーニュ赤は1.2万円程度で購入でき、あまりのおいしさに2本しか買わずに悔やんだことを思い出す。

2004の村名は、これで2回目くらい。

話は変わって、ルロワの限定ボトルで思い出すのはメゾン・ルロワが西暦2000年を記念してリリースした Bourgogne Hommage a l'an 2000。高島屋では1万円だったけれど、エノテカなどでは5千円アンダーで売られていました。そこで珍しくケース買い。リリース当初は普通だと思っていたけれど熟成とともに成長しておいしかった。全部飲んでしまったけれどね。

最近高島屋に行ったら、このワインの蔵出しが55,000円で発売されるPOPを発見! さすが爆上がりのルロワ。もう1ケース買っておけばよかった。

本題のこちらのワイン。淡い色合いでエッジにはオレンジも入る。トップ生産者でしかなしえない、妖艶で陶酔する香り。香りのボリュームは中程度ながらも、圧倒的な香りの素晴らしさに没頭してしまう。

味わいは、線が細めでヴォーヌ・ロマネというよりはシャンボール。いまが熟成のピークでスムースながらも、ミッドからアフターにかけては若干の荒さ。ビッグビンテージのような充実感は無いけれど、ブルゴーニュの繊細さを感じられて悪くない。

ブラインドで飲んだソムリエ2名曰く「この香りはDRCかルロワなどの限られた生産者のワイン」「ルーミエのグランクリュ」だった。

最近オンライン飲み会で飲んだピノを振り返ると以下のとおり。それぞれ個性があって甲乙付けがたい。

1996 Grands-Echezeaux / DRC→トップ生産者のグレートビンテージ。すべてが充実。少し若め。
1999 Alsace Pinot Noir Wintzenheim / Humbrecht→すべての要素が完璧なタイミングで100%のポテンシャルを発揮。
2004 Vosne-Romanee / Domaine Leroy→香りのワイン。恍惚とする香りはさすが。

97
飲み頃/総合:いま~10年/★★★★+(当時でも高かったけれど、セールで2万円くらいで売られていたNSG2004やACブル2004は買っておけばよかった)






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最終更新日  2020.06.03 20:23:32
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