カテゴリ:ワイン日記(ブルゴーニュ)
前回の続き。
2005 Morey Saint Denis 1er Cru Cuvee des Alouettes(Domaine Ponsot) モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ キュヴェ・デ・ザルエット(ドメーヌ・ポンソ) Bourgogne, France - 赤辛口 10,000円くらい, ワインセラーウメムラ, 2008年5月購入 予定していなかったけれど、デリバリーで奮発(?)したこともあり、セラーの手前に入っていたこちらを抜栓。このザルエットは2008年にも開けていて、かなりおいしかったボトル(そのときのブログ)。 前回開けたときのコメント 若いけれどうまい。エレガンスを感じる濃縮度。分析的に飲むと、まだ若い要素が多くて、ワインとしての完成はこれからなのだけれど、若いときの良さがあり開いているので全然おいしく飲めてしまう。熟成してクローズするなら、今飲んでしまっても後悔はないとさえ思ってしまう。 期待して開けてみると、少し還元している。ゲゲッ! そして艶めかしいムンムンとする香りはあるのだけれど、ほんのわずかに微発泡? グッドビンテージらしいボディはあるし、ビンテージなりに熟成して、いい感じではある。だけれど正当派なのだけれど少しぎこちないというか。うーん。 スワリングしながらゆっくり飲むと、次第に還元香が抜けて、艶めかしい熟成香りが支配的になってくる。とはいえ、10年前に飲んだ天使のようなエレガンスあふれる「陽」の感じはなくなってしまった。 前回の予言「熟成してクローズするなら、今飲んでしまっても後悔はないとさえ思ってしまう」が、ある意味当たってしまったような。 飲み頃/総合:このボトルに関しては下り坂/★★★+(香りだけなら★★★★) ワインが高騰していることを考えると、これは安い。 ポンソの長いコルク 俺のデリバリーの「フォアグラと貴腐ワインのテリーヌ」に合わせようと、デザートワインを2種類用意。その昔、ボリーさんがいたころのロオジエで冷製フォアグラのテリーヌに合わせるために、ソーテルヌのハーフボトルを注文したことを思い出す。 2001 Sauternes(Primo Palatum) ソーテルヌ(プリモ・パラテューム) プリモ・パラュームは2月の新年会の飲み残し。5カ月たっても、それほど変わらないのがデザートワインのいいところ(冷蔵庫保存)。とはいえ、人気が無くて残ったワインなので微妙さは変わらず。 2011 Late Harvest Sauvignon Blanc 375ml(Concha y Toro) レイト・ハーベスト・ソーヴィニョン・ブラン(コンチャイトロ) Chili - 白極甘口 「チリ=辛口の赤白」というイメージがあるけれど、意外においしいのがデザートワイン。いろいろなメーカーがレイトハーベストを出している。 フレッシュ感のある甘さで、ソーテルヌより甘さは抑えめ。SBを使っているけれど、アフターに片鱗を少し感じられるくらい。ブラインドで品種を当てるのは、それなりに難しいかも。 チリのレイトハーベストは、コンチャイトロにかぎらず、ハーフで千円台とリーズナブルなので甘口好きにはオススメ。 チリのレイト・ハーベストを探す コンチャもいいけれど、エラスリスやインドミタもオススメ。 おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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