人が亡くなるとき
ホスピスのボランティアに行ってきました。先週、ある患者さんのご家族の方がたくさん見えられていました。いつもボランティアの喫茶コーナーにコーヒーを飲みにいらしていた方です。今週、行ってみたら、その患者さんは亡くなっていました。ホスピスなので、毎週のように、患者さんは亡くなります。コーヒーを出してお話をしたり、ご家族の方の悩みを聞いたりするのも仕事のひとつです。でも、親しくなりすぎるとお別れが辛くなるので、あまり深入りしないようにしてきました。でも、考えてみたら、人は皆死ぬのです。その時期が、早いか遅いかの違いだけです。そして、死んだらそれで終わりではないと、私は思っています。あの世があって、そこへの旅立ちにすぎないと・・・この世での生き方が、あの世での生き方を決めるともいわれています。先週亡くなった患者さんは、たくさんの方がお見舞いに来られ、娘さんが毎日のように付き添いをされて幸せな方だと思いました。きっと、慕われた方だったのでしょう。そうでない患者さんも、たくさんいらっしゃいますから。ふと、自分は、どんな死に方をするのだろうと考えました。不登校の子どもに、暴力をふるわれ、殺されるのではないかと思いました。そして、子どもはきれると、このウチに火を付けてやると叫び・・・わたしは、こうして死ぬかもしれないと覚悟をしました。でもまだ生きています。生かされていると言ってもいいかと思います。このことに感謝をしつつ、子どもと向き合い、いつ旅立っても、後悔しないように一日、一日を大切に生きていくしかないな~人生なるようにしかならないですから。