桜のお酒
風邪がなかなか治りません。えーと。桜茶酒の事ですが、簡単です。「桜茶」のお酒です。花茶の本などには八重桜を丁寧に漬けてある「桜酒」がありますが、なかなか大変なので、ずぼらをしてこれを作ってみたのです(笑)。発端は、ひとり分づつパックされている「さくらティー」を買った事。これをお手紙に入れて「桜だより」にしようと考えたんですね。ところが、私にはちょっぴりこのお味が馴染まなかったのと、自分が大好きなのでつい、「お茶便り」をしてしまう事に疑問を感じる出来事があり(泣)、すっかりがっかりしてしまったので取りやめてしまいました。するとこの、「さくらティー」が手元に残ってしまったのですね。うーん、この多量の桜茶をどうしよう。TVで、桜茶を日本酒に漬けておいて飲むと体にいいと言っているのを聞いて、「あれ? じゃ、ホワイトリカーに漬けてもいいんじゃ……」と思いつきました。で作ったのがこれ。さくらティー11パック。約22輪。漬け込みは去年の7月。これは調味してあるものでしたので、そのまま漬けました。ちょっと塩が勝っていますが、美味しく出来てます。ソルティードックの変形版だと思えば、まあそんなものかな、と(笑)。今年は普通の桜茶と、桜の葉っぱを入れたのとを少し作ってみようかなー、と考えています。普通の桜茶は、塩がたくさんついているので、網状のものに入れてまずよく篩うといいみたいです。それから水にくぐらせて塩抜きをして。あまり長くすると桜のいいところも出てしまうので、気をつけて塩抜き。それでホワイトリカーを注いで漬け込みます。冬や早春に、桜に思いを馳せる事が出来る楽しい飲み物だと思います。