テーマ:着物生活を楽しく♪(1692)
カテゴリ:徒然草
ミュージカル本番3日前。 大勢のスタッフがスタンバイされるゲネプロを翌日に控え、 照明位置、マイク位置を頭に入れながらの通し稽古。 主役級は、ピンマイクをつけるが、 私などは舞台4箇所にセッティングされる置きマイクの位置を叩き込み、 効率よくマイクを利用できるよう、それが自然に振舞えるよう、動きを調整する。 いつもと変わりない先生の怒声を浴びながら、 もう、後はないのだと、さすがに皆の顔も引き締まっている。 出番が ほんのぽっちりの私でさえ、これだけ不安で緊張してしまうのだから、 長台詞が多々あり、泣かせる場面を請け負う主役なメンバーさんたちの緊張は 如何ばかりか、、、、と思うのだが。 少なくとも これまで何度も舞台を踏んできた子どもたちは、 早く衣装を身に着けて、早く舞台化粧を施されたい。 口々にそう言っては、目を輝かせ、 期待ではちきれんばかりに 本番までの時間をカウントダウンしている。 頼もしいこと! と 思いたいけれど、 正直、素人の私の目から観ても、まだまだ「 完璧 」な仕上がりには程遠く、 これって、「 浮き足立っている状態 」 だとは言わないか? こんな仕上がり状態で 平気で、舞台を踏める、と思っていることが不思議で、 この根拠のない自信、は 何処から来るのかが不思議で、 異様なほどの盛り上がりの空気に溶け込めず、 独り、輪の外でおたおたしている。 スタッフの御方がそれに気付かれたか、 「 りうりうさん、この子たち、皆本番に異常に強いんです。 本人たちが、その魔力を必要以上に過信しているところが 困りものですけど。 大丈夫! 本番では ヤりますよ! 」 ぅぅぅ 。 これだけ瞳を輝かせているお子たちだもの。 当日、彼らがこの輝きで元気いっぱぃに 語り、歌い、踊るだけで、 伝えたいことは伝わるのかもしれない。。。。 ひとを 心配している場合ぢゃない > ぢぶん そんな暇があるのなら、その分、自分の役を仕上げるのだ! ふぁいと、ふぁいと > ぢぶん この日は 生憎の大雨。 でもでも、金曜で幸い。 この金曜土曜にしっかり降って貰い、 どうぞ本番の日曜日は、皆さんが足をお運びいただけるよう、 是非是非 晴れて欲しいと 祈るような想い。 、、、自他共に認める「 絶対晴れ女 」 の 私。 本領発揮するのは今こそ! (笑)。 生憎の土砂降りでも構わないやう、 今回 練習用に買ったポリエステルの和服のなかで、 思ったより似合わず、すっきりとも見えず、気に入っていない、 買ったのをちょっと後悔している和服(汗)を着て来たことが、 何気に自分のテンションに影響を及ぼしていることを感じる。 この日に来られた、本番にお世話になるスタッフの御方に、 「 りうりうさん、まさか、そのお着物、本番用ではないですよね? 」 と訊ねられたことも、 和服込みで自分自身がダメ出しされたやうで ヘコむ気持ちに拍車をかける。 今更のやうに。 着るもの、って大事なんだなぁ、と痛感する。 そのTPOは大前提だけれど、 何より「 自分 」のポリシー通りの。 自分が好きで、似合っていて。 その場にそれを着ることを選んだ自分が 胸を張って纏っている、ということ。 大事なんだなぁ、、、と。 嗚呼、でもでも。 和服に目が肥えちゃうと、 余りの奥の深さ、高価さに。 観るだけ なら イイけど、 不幸の元だわ^o^; > ぢぶん んなことよりも、本番、本番っ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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