テーマ:本日の1冊(3691)
カテゴリ:読みました^^*☆
なんかね、最近 矢鱈平面的な 久々に重厚な絵画っぽぃ表紙に BOOK・OFFで 目が吸い寄せられたですよ。 『 邪空の王 』 というタイトルのダークさにぴったりで、 物語の中身も重々しく厚~ぃんぢゃないか、と期待させられたです。 イラストは 笹井一個氏。 全然違うんだけど、 ふっと、加藤直之氏や末弥純氏を連想させられ、暫し遠い目。 んで、著者をよくよく観れば、 『 ドラゴン・ランス 』シリーズの人気コンビでいらしたので、 これはもぉ、ゲットだらうと。 ぅぅ。 本のタイトルについては当然至極ながら、 表紙、装丁も、 一目で、ビジュアル的に小説の中身を告っちゃう、 大切で恐ろしいものなのだ、と 改めて。 『 邪空の王 』 全2巻 / ハヤカワ文庫 M・ワイス & T・ヒックマン タイトルや表紙に負けない暝さで重々~。 人間、エルフ、ドゥワーフ、オルクの4種族が割拠する世界で、 異種族間の均衡を保ち、平和に共存しようと努めてきた 人間族の王と第一王子、嫉妬に歪む年少の第二王子。 第二王子への教育のため、連れて来られる身代わり少年。 こと、起こるまでの前振りが とてーも長いのであるが、 その分、きちんと世界構成がなされており、 ど~ん!! 「 そして誰もいなくなった 」的救いのないやうな結末に 存分に衝撃を受ける。 はらはらしながら見守ってきた 哀しい身代わり少年の末路に、 こ、これで終わりなんて、ぃゃん、と思っていたら、 エピローグで 新たな物語が。。(o_ _)oポテッ で、これは未翻訳 ヽ(`Д´)ノ 解説を読むと、『 邪空の王 』は、 ファンタジィTRPG『 至高の石 』のノベライズで、 三部作となることが予定されており、その第一部との由。 はぅ。 で、この物語に出て来るエルフたちは、イヤに好戦的で、 美しき静謐の森の種族的イメージと違っていたのだが、 この世界のエルフは、鎧兜、直垂姿の日本人がモデルらしい。 ぃゃ~~ん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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