山崎さん、宇宙での無事を祈る!
山崎直子さんを乗せたスペースシャトルが日本時間5日夜、打ち上げられる。山崎さん打ち上げへ 家族らエール「頑張れ」(日本経済新聞 電子版) 山崎さんに一番求められることは何か?それは宇宙空間で行われる実験の成功ではない。生きて帰ってくること当たり前だが地球には重力がある。大気が安定しているのも重力のおかげ。空気を吸えるのも、重力があるからだ。我々を守っている重力は、スペースシャトルにとって大きな壁。人間が宇宙へ飛び出すには、この重力に勝たなければならない。宇宙飛行には何が起きるかわからない。実際、スペースシャトルは過去に大きな事故を起こしている。86年に起きたチャレンジャー号爆発事故 。 この事故で7人の宇宙飛行士が亡くなった。そして03年に起きたコロンビア号空中分解事故。この事故でも7人の宇宙飛行士が亡くなった。私は今でも思い出す。チャレンジャーの事故があった後、レーガン大統領が出した声明を。実に感動的なスピーチだった。「亡くなった宇宙飛行士の遺志を継いで挑戦を続けるべき」というメッセージだった。レーガン元大統領のスピーチを暗唱しよう!「チャレンジャー」の事故とレーガン大統領の演説レーガンには好きじゃない部分があった。だがこの時ばかりは即座にレーガンの考えを支持した。宇宙がそこにある限り、人類は挑戦する。人間とはそういったものだ。しかも、宇宙には無限の可能性がある。宇宙への挑戦は、人類の未来を変える。危険を覚悟するだけの価値がある。山崎さんは、日本人としてではない。「人類代表」として危険な旅に出ようとしている。スペースシャトルに乗り込む飛行士たちは「彼ら」ではない。あの飛行士たちは「我々」なんだ。そう考えると、今回のミッションはすごく身近なものに感じる。私は思う。喜ばしい日にこそ、悲しい事故のことを思い出すべきだ。多くの命が失われたからこそ今のスペースシャトルがある。宇宙への挑戦が続けられている。だからこそ、山崎さんには無事生きて帰ってきてほしい。山崎さんをはじめ、飛行士たちの無事生還を心から願う追記5日夜、ディスカバリーは無事軌道に乗った。「ディスカバリー」が軌道に、打ち上げ成功(読売新聞)宇宙船の事故は打ち上げ時に多い。ひとまずは安心。※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。