マーケティング戦略論
本日はマーケティング戦略論の授業でプレゼンテーションを行ないました。テーマは流通チャネル政策。従来4Pの1政策として捉えられがちだった、流通チャネルは、マーケティング戦略と、消費者の行動によって決まるというものです。ゲームのように、この戦略だからこのチャネル政策でというものではなく、消費者の行動や、自社の戦略にFITした流通チャネルを考えなければならないというものです。マーケティングにしろ経営戦略にしろ、ゴルフのスイングに似ていると思います。グリップの握りを変えただけで、バックスイングがおかしくなる。だから、スタンスを広めにとって、玉を打ちに行くと、クラブが外から入ってスライスになる。そのうち、頭が動いていることに気づき、軸を意識して振るとフェードボールが打てるようになる。また・・・現実の世界ではひとつの意思決定が次々と悪循環や好循環を生み出していきます。やり方が定石と多少異なっていても、全体としてバランスが取れたとき、「なんかFITしてるなー」と感じたとき、物事がうまくいきだします。そう!経営の中で我々は常に試行錯誤を繰り返しているのです。だから流通チャネルだけを試行錯誤させても意味がありません。マーケティング戦略のなかの一つの要素として、どう変えたり、位置づけするかということなのです。