ＭＡＹの日記

今回の演目と演者的に
前方センブロなんて手に入るわけもなく
上司は番頭さん（しかも2家）にお願いして
なんとか歌舞伎座１６列を手にいれたと月初話してくれた。
「ーーも早くしないとほんとに見れなくなるよ？」
とか言いながら空席調べてくれた上司は良い人・・・なのだろうけど
「毎日戻りを確認してます。最後まで粘るんです。絶対１０列より前で見るんです。
ーーさんより前で見ます。やってやりますよ」
「ーー、２階席ならまだ空いてるよ？」
「いやだから前で見るっつってんじゃんか」

結局粘り勝ちした・・・のかわかんないけど
毎日見てたらある時ちょうど９列が空いて即購入。
センブロじゃないけど！花道全然見えるブロックだし！！で即決。

結論から言えば
公休日だった今日、たまたま１０列より前をゲット出来たのは超超超ラッキーな事だった。
後から知ったけど今日は玉様のお誕生日だったそうでね・・・・
そりゃーほぼ満員の夜の部だし前方はほぼ御贔屓さんか玄人さんが座ってるわ。

月初早々観終わってた上司の
「なんかさー・・落ち着いて考えたらジジイ２人が
いちゃこいてんの見せられててさーとか思っちゃうよね」
って感想はまんま途中で思ったとして
拝見するたび
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・人なの・・・？
って思わず思ってる程（もう人超えて妖の類なんだろうなと思ってる）
やっぱりやっぱりやっぱり玉様はお美しくていらっしゃった。
立ち姿綺麗。腰の位置高い。顔も頭も小さい。肌綺麗。所作しなやか。
出て来た瞬間に有無を言わさず空気全部持ってくあの感じが
なんとなく蟒蛇っぽくてしなやかで華奢だけど強くて妖艶で綺麗。
実父と同い年とか・・・・・・・
やっぱ玉様人じゃないんじゃないかな・・

ニザ様！！
言わずもがな！
悪役のニザ様大好きーーーーーーーーーーーーー
かっこいいーーーーーーーーーーーーー
ってキャピルンしながら見ていた。
鶴屋南北の脚本もやっぱりほんとにすんごい好き。
人の悪いとこどろっどろに出しつつ
悪に華が、ってのがいい。好き。
於染久松色読販も神田祭もひたすらご両人の綺麗さと美しさを堪能。
至福。至福の数時間。


「ーー、3幕全部みる？」
「見ますよ。18,000円払ってんすよ。とりあえず最後まで見るでしょ。」
「俺帰ったよ」
「玉様とニザ様見て満足して帰る人沢山いるの知ってるけど、離席も失礼でしょ。若手頑張ってる演目でしたよね」
「お腹すいちゃうしさー帰るよあの演者と演目だと」
「ーーさんの18,000円と私の18,000円の貨幣価値違いますもんね」

と、上司はお目当てだけ見て
そっこーで帰った為見ていないという３幕めも勿論見る。

３幕め
『春』
１、２幕がスタイル抜群に良い２人メインだった為
・・・・あれ・・・そんな頭でかかったっけ？背低かったっけ？
てか久々みたら菊超太ってんじゃんっっっ！！！という衝撃。
種ちゃんっっっっっっ可愛いっっっっっっっっっ
広角ずっと上がってる可愛いっっっっっ
踊り綺麗可愛いっっっっ
踊る時の表情とかちょっと四代目感入ってるじゃんでも種ちゃんがやると可愛いっっっっ
いつかMONOEYESのライブ会場で会いたいねっっっっっ
全てが可愛いっっっっ

『夏』
・・・・あれ・・児太郎君そんな太ってたっけ？
激太りしてんじゃん・・・
・・・醜女って設定じゃないよねこれ・・
化粧・・化粧そんなだったっけ・・？

『秋』
爆睡

『冬』
松禄の息子（左近君）・・・・・・・超可愛・・・・・・・・・・・・・
そしてこの前”写ルンです”の使い方わかんなかった君も出てるんだねっっっ
頑張ってるねっっっっっ！！！頑張ってね！！！


３幕めも個人的に大変楽しめました（秋以外）
満足・・・
至福の時間・・・
美しいもの見て心も眼球も魂も磨かれた気がする・・・
（ちょいちょい悪態かましつつも、だ）


帰り、喫煙所でタバコ吸ってたら
「・・・・・・・・・・・・・・・・お前も（喫煙者）かよぉっっっっっ」
って衝撃を思わずうけるような子に出会いましたが
今回はライター借してくださいとかは無かった。
ババアは外出時常に２本携帯しているので
前回出会った子のように１本は快く差し上げられるのだよ。

ところで毎回思うけど
神田祭ってなんで道端でカップルがいちゃこいてるだけで
２０分っつー短時間の合間にすごい人数に喧嘩ふっかけられてんだろう・・・・・
エド・・・・コワイマチ・・・・
そんで今まで生きて来てリアルにホッペに指刺された事って無いんだけど
（肩ポンポンってやって刺す遊び的なやつはある）
あれされたら（刺されたら）一瞬で好きになるよなぁって
なんでか今日は思った。
ニザ様か玉様にほっぺ刺されたらたぶん白目むいてその場で卒倒するもん。
多分”刺される”って表現の仕方からもう間違ってると思う。