ＭＡＹの日記

[歌舞伎] カテゴリの記事

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• 四月大歌舞伎＠歌舞伎座　夜の部

  今回の演目と演者的に前方センブロなんて手に入るわけもなく上司は番頭さん（しかも2家）にお願いしてなんとか歌舞伎座１６列を手にいれたと月初話してくれた。「ーーも早くしないとほんとに見れなくなるよ？」とか言いながら空席調べてくれた上司は良い人・・・なのだろうけど「毎日戻りを確認してます。最後まで粘るんです。絶対１０列より前で見るんです。ーーさんより前で見ます。やってやりますよ」「ーー、２階席ならまだ空いてるよ？」「いやだから前で見るっつってんじゃんか」結局粘り勝ちした・・・のかわかんないけど毎日見てたらある時ちょうど９列が空いて即購入。センブロじゃないけど！花道全然見えるブロックだし！！で即決。結論から言えば公休日だった今日、たまたま１０列より前をゲット出来たのは超超超ラッキーな事だった。後から知ったけど今日は玉様のお誕生日だったそうでね・・・・そりゃーほぼ満員の夜の部だし前方はほぼ御贔屓さんか玄人さんが座ってるわ。月初早々観終わってた上司の「なんかさー・・落ち着いて考えたらジジイ２人がいちゃこいてんの見せられててさーとか思っちゃうよね」って感想はまんま途中で思ったとして拝見するたび・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人なの・・・？って思わず思ってる程（もう人超えて妖の類なんだろうなと思ってる）やっぱりやっぱりやっぱり玉様はお美しくていらっしゃった。立ち姿綺麗。腰の位置高い。顔も頭も小さい。肌綺麗。所作しなやか。出て来た瞬間に有無を言わさず空気全部持ってくあの感じがなんとなく蟒蛇っぽくてしなやかで華奢だけど強くて妖艶で綺麗。実父と同い年とか・・・・・・・やっぱ玉様人じゃないんじゃないかな・・ニザ様！！言わずもがな！悪役のニザ様大好きーーーーーーーーーーーーーかっこいいーーーーーーーーーーーーーってキャピルンしながら見ていた。鶴屋南北の脚本もやっぱりほんとにすんごい好き。人の悪いとこどろっどろに出しつつ悪に華が、ってのがいい。好き。於染久松色読販も神田祭もひたすらご両人の綺麗さと美しさを堪能。至福。至福の数時間。「ーー、3幕全部みる？」「見ますよ。18,000円払ってんすよ。とりあえず最後まで見るでしょ。」「俺帰ったよ」「玉様とニザ様見て満足して帰る人沢山いるの知ってるけど、離席も失礼でしょ。若手頑張ってる演目でしたよね」「お腹すいちゃうしさー帰るよあの演者と演目だと」「ーーさんの18,000円と私の18,000円の貨幣価値違いますもんね」と、上司はお目当てだけ見てそっこーで帰った為見ていないという３幕めも勿論見る。３幕め『春』１、２幕がスタイル抜群に良い２人メインだった為・・・・あれ・・・そんな頭でかかったっけ？背低かったっけ？てか久々みたら菊超太ってんじゃんっっっ！！！という衝撃。種ちゃんっっっっっっ可愛いっっっっっっっっっ広角ずっと上がってる可愛いっっっっっ踊り綺麗可愛いっっっっ踊る時の表情とかちょっと四代目感入ってるじゃんでも種ちゃんがやると可愛いっっっっいつかMONOEYESのライブ会場で会いたいねっっっっっ全てが可愛いっっっっ『夏』・・・・あれ・・児太郎君そんな太ってたっけ？激太りしてんじゃん・・・・・・醜女って設定じゃないよねこれ・・化粧・・化粧そんなだったっけ・・？『秋』爆睡『冬』松禄の息子（左近君）・・・・・・・超可愛・・・・・・・・・・・・・そしてこの前”写ルンです”の使い方わかんなかった君も出てるんだねっっっ頑張ってるねっっっっっ！！！頑張ってね！！！３幕めも個人的に大変楽しめました（秋以外）満足・・・至福の時間・・・美しいもの見て心も眼球も魂も磨かれた気がする・・・（ちょいちょい悪態かましつつも、だ）帰り、喫煙所でタバコ吸ってたら「・・・・・・・・・・・・・・・・お前も（喫煙者）かよぉっっっっっ」って衝撃を思わずうけるような子に出会いましたが今回はライター借してくださいとかは無かった。ババアは外出時常に２本携帯しているので前回出会った子のように１本は快く差し上げられるのだよ。ところで毎回思うけど神田祭ってなんで道端でカップルがいちゃこいてるだけで２０分っつー短時間の合間にすごい人数に喧嘩ふっかけられてんだろう・・・・・エド・・・・コワイマチ・・・・そんで今まで生きて来てリアルにホッペに指刺された事って無いんだけど（肩ポンポンってやって刺す遊び的なやつはある）あれされたら（刺されたら）一瞬で好きになるよなぁってなんでか今日は思った。ニザ様か玉様にほっぺ刺されたらたぶん白目むいてその場で卒倒するもん。多分”刺される”って表現の仕方からもう間違ってると思う。

  April 25, 2024

• 三月大歌舞伎　第一部　”花の御所始末”

  本作、シェークスピアのリチャード3世と足利の世継ぎ問題を絡めたという。49年ぶりの作品。共にセンター試験で日本史を選択していた父娘で観劇。足利３代以降あたりが山川さん（山川出版「日本史」：高校の時の教科書）一番内容薄いからここら辺あんまわかんないよね、なんて始まる前お互い言い合ってましたが父親はちゃんと予習してきていましたがそしてその予習によるプレゼンをちょっと聞いてから見たんですがおおおおお面白かった！！面白かったよ！！！！！！！！もうちょっと歌舞伎歌舞伎してても良いかもだけど面白かった！！！脚本も設定も衣装も舞台装置も花道の使い方も面白かった！音楽ちょっと古めサウンドだったけど面白かった！出演陣も良かった！ラブ久しぶり！！亀鶴さんも久しぶり！！雀右衛門さん、最近ほんとよく見る！好き！（一時期の梅玉丈現象）なんというか新作歌舞伎に関しては個々のセンスがこれ以上ないほど出ますな。見る側の合う合わないもあるんだろうけど自分は幸四郎さんの新作とか、再発掘（再想）、すごい好き。「蝙蝠の安さん」また見たいもんなー。（切実に阿弖流為希望。なんなら團子ちゃんと息子君でもいい）「面白かったね！」と観劇後に感想を言い合いながら父親と銀座でお昼を食べている時、父：「4月は歌舞伎座（ニザ様）に明治座（幸四郎丈）にと俺たち忙しいな・・・まずは明治座周辺の美味い店を探すところから・・・」感性と感覚が同じで（ついでに顔も）これほどありがたい事はない。そして4月の公休日、歌舞伎とライブで全部埋まる楽しい未来。

  March 14, 2023

• ナミダドロップス＠神田明神ホール

  見たい舞台今月１個ある。どーしよー。とかほざいてたけど見たいんだから行くか、と行ってきた。だって鶴屋南北もヴィクトル・ユーゴーもどっちも大好きだもん。金幣猿島郡もノートルダムもどっちも大好きだもん。下村尊則さんの下村スカーを見たくて大学の授業が休講になった日、そのままその足でライオンキングの劇場行って当日券で２階席最前ど真ん中で見たのは20年以上前ですか。（20年以上前から欲に忠実・・・・・）当時シモーヌって呼ばれていた記憶。力強いスカーでシンバ絶対負けちゃうやん。思いながら見ていた記憶。（もちろんシンバが勝ったんだぁ〜・・だってディズニーだから・・・・）その後ユタのヒノデロ見てあまりの美しさにびっくりした記憶。久しぶりの下村さんはお名前変わって下村青さんになっていらした。・・・・ス・・・・・・・スカーおじさんっっっっっ！！！！！！（見た目超エリザベートのトートだけど）う・・・歌ってっっ！！！！そのまま歌ってくださーーーーーいっっっっっっっっっっっ！！！！！１って、ジタバタしました。久々の四代目、前に多分バンアパの原さんが何かで言ってたロックミュージシャンババア化現象を思わず思い出した。（お洒落がすぎて一見ババアみたいなファッションになる現象のこと）四代目が「水・・水を・・・・」って言ってる時、リアルに売店のお茶売り切れてた＆ホール内自販機無いしで喉からっからすぎてやや集中切れ気味＆手持ちのラムネを口に入れ唾出して飲むっつー荒業を1人粛々としていた自分も「水・・・水を・・・・・」って心から思ってたよ。双面道成寺のシーンでお・・・踊ってっっ！！！そのままガンガン踊っちゃっていいよーーーーっっっっっ！！！！ってジタバタしました。（脳内では四代目、踊ってたけども）なんか色々・・・脚本にうーんと思うところもあり・・・色々・・・否、結構・・・あった・・・・・オリジナルが好きすぎるが故・・・という事にしとくか。見ながら2013年に話題になった​モーリスさんのスピーチ​を思い出したり。topicはちょっと違うけど今日観た劇について言えば男として生きる、女として生きる、自分は自分らしく生きる。ただ、それだけ。個人がどういう風に生きようと雨は降るし太陽は明日も上がるし、人生は続く。ああいうパターンは「異形」じゃない。ただの「人」だと思うんだね。で、ただの器（体）の中に色々な人落としこんじゃってた（なんなら蛇と鬼）鶴屋南北、天才だな。と改めて思った。

  March 12, 2023

• 九月大歌舞伎　第三部＠歌舞伎座

  演目：「東海道四谷怪談」配役：民谷伊右衛門：片岡仁左衛門　　　お岩：坂東玉三郎　　　　　　38年ぶりの配役という。開演前から話題になりすぎてて取れると微塵も思ってなかった＆チケット完全諦めていたけれどたまたま友達からのメールでたまたま見た空席照会でたまたま空いていた２階席最前という良席から観劇させて頂きました・・・ありがたや。昨日夜には「ニザ様になら殺されてもいい」というご存知着地点予想でしたが、違う。違う。玉様の、お岩さんが、凄すぎて。服装が質素でも体調が悪くても顔が崩れてしまってもその場にいるだけで透きとおるようで元武士の娘の凛とした強さもあって儚げで艶があって妖感があるどうにもこうにも表現出来ない佇まいから滲み出るオーラ。所作もラインの作り方も全てが綺麗すぎて気品があって・・・・・・・お岩さん以前にこの世の人なのかな玉様・・・・・（ひたすらに失われる語彙力）息をする音も、唾を飲むのも憚られる空気、玉様のお岩さんの出す圧と雰囲気にどっぷり呑まれてたっていうか玉様お岩さんは「うらめしや〜」ってあの怖さじゃなくて人としての蝶番が外れた怖さと強さと重みとっていうか・・・・めっっっっっちゃめちゃ惹きつけられて集中して見てたら全身に力入っていたみたいで家ついたら体バッキバキになってました。疲れた・・・・・。一階席だったら熱だしてんなこれ・・。さてニザ様の伊右衛門、数年前に竹三郎さんの会（2013年）で見た事があります。その時は「ニザ様が旦那様なら足蹴にされても生傷たえない生活でもいい」とかほざいてたんですが（竹ちゃんのお岩さんがすごく可愛いお岩さんで、もー苛めないであげてよーっっっと思いながら見ていた）今日のニザ様伊右衛門見ていてこの人（伊右衛門）、ほんとに奥さん（お岩さん）のこと、女性として好きだったんだなって思いまして・・・・血の巡りがよくなる薬ちゃんと渡してたりそれ毒でしたーってわかった時焦ってたり命に別状はないって独り言言ってから家入ったり顔が崩れちゃったお岩さん見て震えてたり改めて思えば、蚊帳まで質に入れるぐらいなのに鏡と化粧箱（しかも塗りの箱）、残してくれてんじゃん・・・お岩さんを”足蹴”にした→吹っ切ったんだなって思ってなんか泣けてきたっつーか・・・（疲れてんのかな・・・）ヤクザ紛いで金によくよく目の眩むDVクソ野郎だけど・・・暖かさもちょっとあったっつーか・・・寂しい家のセット、粗末な着物の衣装、色味の無い舞台全体がニザ様伊右衛門と玉様お岩さんを引き立てる小道具にすら見えていた圧倒的御両人。圧巻の１幕でした。細胞が震えた。見れて本当に良かったです・・・・・・・っっっっっっっっ！！！！！！！！！！この話、一番怖いの何気に伊藤家の皆さんで伊藤家の皆さんの最後は因果応報というか、なんといいましょうか。友達から「金があったら私だって伊藤家寄りの人間だ」って追加連絡きたけど、・・・・お金、なくてよかったよね私達。でもニザ様かかっててお金がもし手元にあったら・・・確かに紙一重だよね・・・・・。お岩さんばかりがクローズアップされがちな四谷怪談だけど人が生きる世に、現代に、確実に通じる不変のテーマが根底にあって鶴屋南北ほんと人の汚い部分についてストーリー書く天才だなって毎回思う。（面白いし”魅せる”話しだしで凄い）そしてその天才南北の書いた脚本にこんなにハマる役者がいる時代を生きてて最高に幸せだなと思う。残虐で欲深くて愚かな、いつの世の中も人間が一番怖い。今回の歌舞伎座も客席日本野鳥の会の集まりなのかと見紛うばかりに皆様オペラグラスご持参でいらしてました。この光景、ニザ様か玉様がいる時に限っての最早風物詩ですな。人って美しいものに貪欲ーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・ほらほらほらほら！みんな、伊藤家紙一重！！！！

  September 26, 2021

• 積む詰む

  今月の歌舞伎座２部の良席なんてとれるわけもなく楽日まで残り3日を切りましたが最早２階席だって端か後方しかなくて同じ15,000円払うなら１階でニザ様を見上げたいんだ・・・ニザ様より上段から見るとか違うんだ・・・このままだと去年同様2月は飛ばしだ・・・・・・・ここからは完全に貧乏人の愚痴っつーか恨み節っつーか歌舞伎は見に行く事自体が自分にとって嗜好品というか贅沢な事なのでファンクラブ的なものがあっても入らないと決めていますが（馬よりボートよりパチンコより沼と分かっている）歌舞伎を若い人にもっと見てほしいってんなら本物見せてくれよと。長年の御贔屓さんとタニマチさんが時間もお金も持ってるから若い（歌舞伎カスタマーだとたぶんまだ若い方）ファンは本物の歌舞伎見たくてもチケット取れないよ。古典の本物、歌舞伎の本気見せてくれよ。２階席空いてるなら贅沢言うなぁ？端でも後方でも空いてるなら行けばいいってぇ？ちっっっがうんだよ。花道出てきた瞬間、一瞬で場の空気全て持ってかれるあの感覚は２階だと花道見えないから無理なの！！ニザ様に関しては全体じゃなくてニザ様が指１本動かすのとか視線（黒目）ちょっと動かすとかを見たいの！！！前回のニザ様最前列で運使っちゃったよなぁ・・・（涙）でもあれはあれであの数時間幸せ過ぎたから良いや・・・（喜）と、まあこのように2月チケット争奪戦に完全に負けた３０代歌舞伎ファンは卑屈にボヤきます。

  February 25, 2021

• 山城屋

  ネット立ち上げて「え！？」って声が出たぐらい、ショック。もう藤十郎さんの曽根崎心中のお初を生で見る事は叶わないのか・・・。素人でも感じられる出てきただけ存在だけで上方の空気と色を持っててなんとなく何やっても艶っぽくて可愛らしくてあのふわ〜って柔らかい声と物腰と仕草と表情を見られないと思うと寂しい。合掌。

  November 14, 2020

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  十月大歌舞伎　第三部　＠歌舞伎座

  ​10月あっという間すぎてあっちゅーまに千穐楽日。・・・・午前中にチケットとってギリギリまで資料作って家を飛び出た。演目：梶原平三誉石切。主役：梶原平三景時。誰が梶原を演じたかと。どなたが主役だったかと。ニザ様ーーーーーっっっっお久しぶりですーーーっっっっっっっ！！！！！１ミエをきる度にいやぁああああああああ好きぃぃぃいいいいいーーーーーーーっっっっっっっっ！！！！って前の座席に思わず完全全力の顔もドロドロなるレベルでヘッスラかましかけたぐらい（ソーシャルディスタンスのアレで前と横の席は空いてる）全身全霊でニザ様の美しさに平伏そうとしている自分がいました。ちょっとした所作や動作が美しいーーーーーーっっっっっっ！！！ってなってほんの一瞬の表情が優しかっこよすぎーーーーーっっっっっっ！！！！ってなってニザ様が尊過ぎて好き過ぎてどうしよう。ジタバタしたくてどうしよう。という、暴れ倒したい気持ちをひたすら堪えるのに必死だった。ところで昨日夜にチケットの空きを見た時は端席しか空いていなく・・・く・っっっ流石ニザ様・・・・と思っていましたが今朝見たらドセンが空いたのでドセンでありがたく拝見させて頂いたんですが学習しない馬鹿なもんでまたドセン取った結果、どえらい緊張しちゃって。えへ。（もーちゃん的）刀がね。ドセンだから刀が名刀かどうか目利きしてる時にね刀の切先がこっちに真っ直ぐ向いたんですよね。でね。このまま刀飛んできて刺さっても「勿体のうございます・・・」つって半笑いで川渡れるな。って本気で思ってる自分がいました。ちょいちょい渡りかけていたところ、歌六さんの泣かす演技で現実に戻れた。幸せって・・・生きてるってこういうこと・・・・・っっっ​

  October 27, 2020

• 九月大歌舞伎　第二部 @歌舞伎座

  久しぶりに歌舞伎。実に去年の年末以来。歌舞伎座は1年ぶり。（2月のニザ様は行きたかった気持ちをひたすら自ら粛したんだ〜・・・）久々の歌舞伎でしたがチケット自らモギるだったり熱測ったり筋書き販売無しだけど簡単な筋書き”ご自由に”で用意してあったり席両サイド空いていたり１幕総入れ替え制だったり見た２部の演目も舞踊メインであんまり喋らなかったり登場人物全部で４人だったり浄瑠璃＆三味線チームが黒い布を口に巻いてて苦しそうだったり出来る対策は全力やってくださっているのが分かりました。ありがたや・・・ありがとうございます。久々すぎて「お菓子どうぞー」「いやっ久しぶり！元気してた？」っつーおば様等の会話さえ懐かしい。久々すぎて「着てくる洋服間違えた・・・」の感覚すら懐かしい。（着物、Tシャツ（己）、授業参観的ワンピースの並び）さ、久々すぎる歌舞伎、感想。演目：「色彩間苅豆　かさね」与右衛門：幸四郎かさね：四代目席がドセンすぎて前すぎて・・・っっふ・・・震えるーーーーっっっっっ！！！（座席無かったら倒れてる）（・・・もっと遠くから慣らしていけばよかった・・）藁からめっちゃイケメン出てきたーっっっっっっ！！！！！（語彙力）化物役いっつも怖すぎーーーーっっっっ！！！！！（最高）三味線に和太鼓に浄瑠璃っつーライブ感に血が沸いた。生きるって生きてるって、こういう事。こういう事だよ。・・・アスパラさんのライブ再開の際はきっと泣きながら気絶する気がする。・・・今日のチケット代8,000円は3月→12月に延期になっていたけどいよいよ先日中止が決まったスターとバンアパさんの対バン返金分9,960円から出しましたよ・・・。久々の歌舞伎になんとなくメデタイ気持ちになって三越地下で赤飯買って帰りました。帰宅後、赤飯噛みしめながら思った・・・こういう・・こういう1日こそ人生の至福・・・（泣）

  September 16, 2020

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  九月大歌舞伎

  ”生きる”ってこういうことーーーーーっっっっ！！！！

  September 16, 2020

• 八月花形歌舞伎

  行くなら吉野山ーーーーーっっっっ！！！8月の予定分からなすぎてチケット激戦なのわかってるけど手が出せないーーーっっっっ！！！吉野山１演目に8,000円か・・・・8,000円か・・・・・・・・いや・・・予定が、立たない、の、ほう・・・

  July 1, 2020

• 蝙蝠の安さん

  チャップリン映画「City Lights」歌舞伎版。チャップリン映画のスラップスティックな底にある世の不条理とかフワっホワっとした人の暖かさとか優しさとか切なさとかに日本人の美学をそっと添えたラスト。やっさんの「恩は掛けるものじゃあねえ。恩は着るものだ」からの表情と最後の一言に号泣必須・・・・（ネタバレなるから公演終わってから）泣きながら「・・・良いもの見せてもろた・・・・」って温かく帰れるラスト。映画のラストシーンも好きだけど歌舞伎版のラストも良い・・・っっみんな・・・・みんな早く観に行くんだ・・・・ストーリーが良いのは言わずもがな、音楽も衣装も配役も凄い良い・・・・チャップリン映画が好きな人も歌舞伎が好きな人も幸四郎さんの新作楽しみにしてる人も・・・早く・・・早く是非観に・・・・・・っっっっっ！！！！

  December 19, 2019

• 四月大歌舞伎＠歌舞伎座　夜の部

  昨夜帰宅後空席確認したらなかなか良い席出てたけどだいぶ疲れてるしどうしようかなー・・・とか考えてたら目の前で売れてしまった。（深夜２時の話）さてどうしようかな・・・と今朝パソコンを立ち上げたら今日分で昨夜よりも更に良席が出てたので即購入。歌舞伎の神様ありがとうございますーーーーっっっ！！！！一、実盛物語平成最後の歌舞伎鑑賞においてニザ様を拝見出来た事は大変喜ばしい事であり本当に貴殿のその存在、ありがとうございますニザ様。尊い。さ、あれだ。源氏の白旗を握った女の人の腕のあの話だ。号泣。・・・おかしい。こんな「泣いてまうやん・・・・これ泣いてまうやつやん・・・・・」って前回見た時ならなかったのに・・・・・・今回はニザ様と歌六さんの優しい演技に全私がえらい勢いで泣いた。こんなに涙だだ漏れすると思わずタオル等を手元に用意していなかった為最後懐紙を柔らかくしてマホロちゃんの鼻をかんであげるシーンで実盛様・・・私めにもその紙頂けますか・・・状態。ガチガチ古典的なところとニザ様味・人間味あるところとの緩急が凄い・・・・。そしてその懐の広さや無ー限ー大ーーーーーーーーーーーーー。（前回見た菊五郎さんも懐広い大将だったが）米吉君が良い女になってた。なんか可愛さ抜けて大人になってた・・・ってこれ毎回言ってないか。そして馬ーーーー！！馬にっっ！！私、馬になりたいーーーーっっっ！！！って最後思った・・・。一幕目からこんだけ金無い金無い言ってて生活も困窮しつつあるけど叩いた１８０００円この幕の為だけでも元取れたっていうか最早お金じゃないもの見せてもらいました。来て良かった。心からありがとうございますニザ様という感想に１周回って戻る。二、黒塚あ〜やっぱ２幕目の音楽（音）が好きだ〜。もう歌舞伎っていうかライブ来てる感覚になるぐらい好き。前々から書いてる通りCD音源欲しい。琴の暗闇悲壮感と三味線の細胞と感情煽る感じと笛の空気切り裂く感じの「異世界来た」感が凄い好き。そしてその個人的最高潮テンション上がる曲で踊る四代目の綺麗なこと・・・。歌詞もよく聞けばババアの心情を綺麗に歌っててさー・・・もう本当にこの演目歌舞伎の素晴らしさギュッって濃縮して全部詰まってて全人類に見て欲しいよ。欲をいえば今回、溜めがクドい！！そのクドさが時として良いよね四代目！の、はずが、鬼に変わる時結構サラっと台詞に移っててちょぴっと・・・ほんとにちょっぴり物足りなさあったか・・・。更に鬼に変わってからがなんか早巻きになってたっつーか・・・アニメーション的な動きっつーか・・・・・・なんか・・・・・・ワンピースの影響こういうとこに出てくるのかな。そして照明がまたちょっと変わってた。良い！！今回のが前回の明るすぎた照明より好き！！！！暖色から寒色に変わっていく感じとか良い！！そして若手２名、大変に良かった。２人とも身長も同じぐらいで同じぐらいキレもあって種ちゃんも鷹之資君もどっちも凄い良かった！ババアに向かってく必死な感じが若さ迸ってて良い。四代目が踊り、音楽が鳴り出すと歌舞伎座全体が徐々に安達ヶ原の夜に染まっていく感じと鬼に変わった後の観客がすごく集中して闇に侵食されて呑まれていく感じ、最高だ。今回初めて気が付きましたが鬼に変わった後の岩手が完全にマヌル猫感あり。前からモッフ思ってたけどマヌル的モッフだったのか・・・・・衣装も鬘も最高かよ！！！！最終幕は岩手に感情移入せざるをえない視覚的効果も発見したところで最後の最後の目を閉じる前の岩手の動作をちょっと変えたような・・・気が・・した。（今回の動作のが人間味あって好き）歌舞伎で一番好きな演目の黒塚が平成最後に見れて個人的には嬉しかったのだけれど本当は季節的にも千本桜の狐ちゃんやろうにも手の怪我の治り具合的に狐ちゃんのケレンは無理だったのかなー・・とか・・・ちょっと思いました。狐ちゃんも、久々に見たいな！待ってます四代目！！！三、二人夕霧・・・・・一幕目で号泣、二幕目で超集中した為か・・・なんかもう満足感と同時に感情動きすぎた疲労感すごくて・・・・・・・上向いて居眠りぶっこいてしまいすいませんでした・・・・・・・そんな薄れゆく視界と記憶に残ったのはニザ様のお孫さん、踊りが綺麗ということ。・・・・・・・・・・本当は女方のがあってんのかな・・って・・・前から思ってる・・・・。演目のタイテに問題あるんじゃないかな・・・・ってのは言い訳・・・いや、タイテの組み方問題あったんじゃないかな？！今後、これから先何十年、何百年、年号が何度か変わって文化や生活様式や生活環境が変わっても同じ演目で涙したり同じ話で感動したり笑ったりそういう、生きてる時代が違っても人として共感できるモノは残っていって欲しい。令和になっても、歌舞伎見るぞ！​

  April 24, 2019

• 三月大歌舞伎＠歌舞伎座　夜の部

  ​いやー・・・良い席出なくて・・・・・そらこのメンツでこの演目で良い席なんて出ないよなーって分かってはいたけど、定期的に見てたけど、本当に出なくて・・・一、盛綱陣屋秀ちゃん is 最高だ。まじで。という、感想・・・。語彙力なくなるぐらい秀ちゃん、最高だった。ニザ様はもうかっこいいわ武士だけど人だわで１シーン１シーンの心情とか気持ちとかすんごいちょっとの所作、微動さで観客に気持ちを伝えてくれるとことか松嶋屋さんのお兄様方に揺さぶられる感情の波に溢れる涙は抑えられず、タオルで押さえました。最近父（センター日本史専攻）が「歌舞伎見てると鎌倉幕府をもう一度勉強したほうが良いと思って」と、鎌倉幕府のネタの多さに気が付き、本を購入した。先に気がつかないといけなかった娘（センター日本史専攻）もそういえば・・・一番苦手な時代がそこだったな・・・・と鎌倉時代、安土桃山時代あたりについて父が購入した本を４冊ほど借りましたがまだこの時点で１冊目にしか手をつけられておらず「佐々木って誰！？」と思いながら見てました。佐々木って奴がそのままいたら歌舞伎じゃねーんだよ。真田ん家の話だよ。というツッコミはポンコツな己から己へ。てへ。・・・馬鹿がっ！！（自分めっっ）見る前に気がつけよっっっ！！！！二、雷船頭今日は偶数日なので幸四郎船頭さんver.・・・・四代目の女船頭も見たいが・・・・・（なにせ時間とお金が・・・・）でもしゅっとしてイナセな船頭さん、かっこよかったので満足。三、弁天娘女男白波偶数日なので弁天小僧菊之助　四代目南郷力丸　幸四郎さん鳶頭清次　猿笑さんああああああああああああこれがお家芸とそうじゃない事の違いなのかあああああと。本家本元菊五郎さんのを見た時、「嫁入り前のお嬢さんは無理あるってーーーーっっっっっ！！」菊五郎さんが花道から出てきた瞬間は思ったのに徐々にきちんと嫁入り前の娘に見えてきて最後はちゃんと弁天”小僧”に見えていた、あの不思議な歌舞伎マジック、一切無し！！！！菊五郎さんの匂い立つちゃっきちゃきな江戸っ子な感じが０！！！いや可愛いよ！可愛いんだよ四代目！！！嫁入り前で美人でってほんとそうそう！！可愛い娘さん！！！でも悪さがっっっっ悪さが足りないっっっっ！！！出ちゃってる！出ちゃってるよ育ちの良さが！！！！！悪く見せようとした結果、悪さがくどさになってる！！！超くどいっっっ！！！！！！！菊五郎さんの持つあの”江戸っ子ばりばりのサパサパした爽やかな悪さ”って息子の菊之助さんのを見た時も感じなかったんだけど（海老verはやたらいかつい娘であった事と”悪すぎ”てひいた）あれ継承できる人って誰なんだろう・・・ひょっとして奇数日でやってた幸四郎丈だったりしたのか・・・・？・・・・・・・・間違えたか・・・？観劇日・・・・・・。​

  March 20, 2019

• 壽 初春大歌舞伎＠歌舞伎座

  ​​昨年は最前列ドセンで無駄な緊張しまくりながら観劇した結果翌日全身筋肉痛になるという失態を犯した歌舞伎初めでしたが今年は自分の持ってる番号の席に普通におばちゃん座ってる・・・そんな歌舞伎初めでした。「・・・ちょっっ・・・・誰ーーっっ！！おばちゃん誰ーっっっっっ！！！！」って焦った・・・。１、絵本太功記正月一発目からずっと泣きの演技が続くこの演目・・・。さらにはこれ夏の話だと思うんだが・・・・・テーマは「家族愛」だったような気がしないでもない。米吉君がこっち（歌舞伎座）に。今年も。斬新且つ面白ふんだんなポスターを毎年刷ってくる新春浅草歌舞伎には、今年も出ず。（今年は超！普通なポスター過ぎて浅草行くのやめました・・・）なんか・・・大人に・・・青年になったなぁ・・・（前から青年だったけど）こんな可愛い嫁いたら戦場に出るの躊躇うわなぁ・・・そしてキッチーの演技はやはり大きい。さすがの兄弟で白鸚さんと似ている・・けどなんか弟のが色々な意味で厚くて大きい。そして毎回思うけど東蔵さんと雀右衛門さん居ると歌舞伎見にきてる！って安心感。２、勢獅子何気なく年間通して一番目にする歌舞伎役者さん＝梅玉氏（不思議だ。）そんな梅玉氏に”お手を拝借〜明けまして〜〜”で、年明けを祝わせて頂き嬉しかったです。中村玉太郎君がいきなし大人になってたよ！韓流スターみたくなっててびっくりした！！その他は割愛だ。割愛だよ。も〜〜〜っっっっ種ちゃん呼んでよ！！！！３、松竹梅湯島掛額七さんには雪がとても似合う・・・・・・・・・。綺麗な動く美人画を見てるようだった七さんの人形振り。ド級の素人の私が見ても上手なのが分かる。線の細さと腰の高さと顔の小ささと手の綺麗さと血の気通ってない感じが人形やる前から人形感あるし・・・美しいってこういう人の事なんだな・・。しかしながら四代目の人形振りの動きを見て度肝を抜かれた時のような衝撃は無く。・・・もともとお人形さんみたいに綺麗な人が”人形振り”するとちょっと人間っぽい動きしただけで違和感ってなってお人形さんみたいじゃない人が人形の動きすると超！人形！！ってなる、という真逆の錯覚が生まれるんだなと思った・・。七さんも四代目もどっちもすんごいすんごい上手なんだろうけど・・・なんか・・・・タイプ？人形の種類・・違う？・・・的な？関節の中にも糸が通ってるか通って無いかっつーか・・・支点の支え部分が文楽人形タイプかひょっこりひょうたん島みたいなタイプか・・みたいな・・・あーーーーーー文字に起こせないなっっっっっっ過去度肝を抜いてくれた四代目はまた歌舞伎座でコメディアンヌにチャレンジっつーことでコメディアンヌやっててもいちいち動きが綺麗で凄いなぁ。苦手な部門にチャレンジしようとしてるのかなと思うと四代目、頑張れ！でも私はやっぱり四代目の古典且つ女方が見たいよ！！と。直近見た四代目も死装束だったんだけど今回も白かった・笑幸四郎氏については面白も真面目もどっちも好きですがこういう顔が良くて気が強くなくてどっちつかずなお小姓役、ハマるよなぁ・・・って。お茶のクダリで四代目がベロ出しした時の返しが天才でした。流石！！！６月の新作歌舞伎、幸四郎さんが噛むってだけで楽しみ倍増。期待増倍。超！！！！！楽しみにしてます！！！！！！歌舞伎も見たし、いよいよ年明けた感。​​

  January 18, 2019

• 『坂東竹三郎語りの会』＠浅草木場亭

  「竹三郎、オダサクを詠む」オダサク。織田作之助。大阪の作家。「夫婦善哉」しか読んだことがなかったけど本日は短編３部作のうちの一つ、「女の橋」を竹三郎さんが朗読してくださった。・・・・雪子のその後（話の続き）が気になるー！！！あぁ短編集、探して買わなくちゃ。竹ちゃんの演じる"お母さん"の役、歌舞伎でも朗読でも表現方法は全然違うのにどっちも・・・どっちも毎回泣きそうになるなぁ・・・・・。（今回は途中から恭介馬鹿野郎かよ！！にムカついて涙は出ず。）ところで何故竹三郎さんはこの話をチョイスしたのか・・・という疑問を持って語りを聞いていたんだが大阪の話だから？ご自身も上方の役者さんで大阪の人だから？母役が得意だから・・・・？今回どうしてこの作品だったか、ってご本人から説明欲しかったか・・な。途中滑舌の問題も若干あった・・・ような気もしないでもないけどご本人が今段階でどれだけ喋れるか、喋りだけでどれだけ観客の心掴むかというチャレンジをしているのかなと自分は勝手に思っていて、凄く勇気を頂いたというか。８０過ぎて他ジャンルで舞台に立つっていう挑戦の心がかっこいいなと。実際舞台に立たれている姿、本当に綺麗でかっこいい。（語彙力の無さ）竹三郎さん、だから好きなんだよなぁ・・・と思いながら聞いていました。自分はー舞台と観客席は彼岸と此岸程の隔たりがあると思っていましてーそれは歌舞伎でも音楽でも同じでしてージャンル問わず舞台の上で命削ってる人達は彼岸に存在してるぐらい遠い存在でーなので握手とか声かけとか同じ目線に立つってこと自体がー自分にとっては違和感のある事でしてーなので自分からは決して握手してくださいとか行かないんですがーーーーーーーーーーーーーーーーーー本日ーーーーーーーーー竹三郎さんご本人御自ら微笑と共に手を差し伸べてくださってーーーーお言葉も頂きましてーーーーーーーーー「ひーーーっっありがたやーーーーーっっっっっ（顔めっっっっっちゃ綺麗ーーーっっっっっ）！！！！」と諸々感動感激しながら、ありがたく、日頃のお礼も伝えつつ、握手をさせていただきました。テンションMAXな状態で劇場を後にしましたので２日連続の滝雨も何のその、ビッチャ上等。ビッチャで帰った。ビッチャで。家帰ったら浅草の雨酷すぎてニュースなってたけど気にしない。上がってる写真の時間帯こそ丁度浅草歩いてたけど気にしない。一番気にしないといけない事は完全TPOに合った服装してなくて場違い＆折角の近距離で美しい顔を拝見する機会を頂いたのに今日に限ってメガネ着用だったからレンズ越し＆フレームが邪魔でリアル感を損なっていたという事・・・。今日のイベントは普段行ってるライブじゃないの！！！マダム達、みんなちゃんとして来てた！！！ジーンズなの私と斜め前におっちゃんだけだった！！！！ワンピースとか！！！せめて襟付きだったな！！！！！！！！！ほら、心のゆとりないとこういう事なるじゃん！！！でも今日心地よい朗読聞いて握手までしていただいたから明日からめっちゃ頑張れる気がします！！！！竹三郎さんきっかけで歌舞伎を好きになった事、最早誇らしいです！！！いつまでもいつまでも舞台に立ってその綺麗なお姿、我々に見せて下さい！！！！

  September 18, 2018

• 「七月大歌舞伎」＠大阪松竹座　夜の部

  本当は２２日に行きたかったんですが、空席出ませんで・・・。２２日の夜まで粘っていたら２３日の前方列が空きまして・・・・弾丸日帰りで行ってきた！行ってきました大阪松竹座！！終演時間が帰りの新幹線終電（東京行き）間に合わないかもだった為名古屋まで新幹線で出て名古屋から横浜行きの深夜バス乗ってそのまま仕事直行プランもあるな・・って・・・・・熟考した結果・・・・・・・制服全部持って・・・・・・・大阪行ってました・・・。終電間に合ったんだけどね！御堂筋線１５時に全面ストップから夜もまだまだ遅延とかなってたんだけどね！めっちゃ走ったよね！最後幸四郎さんと一緒に捌ける、ぐらいの勢いで松竹座飛び出たんだよね！己の日頃の行いの悪さを呪ったよね！さ、無事帰れましたので気持ち落ち着けまして感想残しておこう！​１、元禄忠臣蔵　御浜御殿綱豊卿​数年前の京都顔見せリベンジ。京都では体調不良で降板されたニザ様。ニザ様演じる綱豊卿は・・・それはそれはデッカいデッカい漢でした・・・。「畏れ入りました・・・・」とただ見ていたこっちが言いかけそうになる程のそれはデッカい御仁でした・・・・。青山青果脚本で眠たくならず、どんどん集中して魅入っていくって役者さんの力なんでしょうね。感服。最後「お囃子が鳴っているから、そろそろ私の出番だな」って笑顔でくるって振り返った時、「だだだだだ大好きーーーーっっっっっ！！！！！」って叫びそうになりましたが飲み込みました。飲み込んでそのまま平伏しそうになりましたよ。助右衞門２度目の中車さん。もう発声が歌舞伎のソレになってて演技は勿論言わずもがな。感情持ってかれた結果今回、涙出ました・・・・・。ニザ様とがっつり打ち合ってる。中車さんを見ていると血ってこういう事なのかなと心底思います。昆虫大好き！との振り幅とかやばいぜ。昆虫より中車さんが凄いぜ！！久々に見た壱ちゃんはやはり上方の女であった。２、二代目松本白鸚　　十代目松本幸四郎　襲名披露　口上・・・幸四郎さんは世代的にも筋肉少女帯のファンなのかなっておもいました、まる。​​​３、女殺油地獄​​​ニザ様監修。しかし筋書きによると「幸四郎氏なりの与兵衛さんを作っていただければ」と。うーん。確かに・・・・。ニザ様与兵衛と幸四郎与兵衛・・・・・全然違った。この作品、二ザ様のと孝夫さん時代のと映画とビデオで見ているんですがで、毎回鳥肌立てながら「怖美しーっっっっ！」とかなってるんですが幸四郎氏による与平衛さんという人間の解釈も私アリだなとおもいました。甘えたさんで内弁慶でとことん馬鹿で愛嬌持ちで、馬鹿。馬鹿な子程可愛いってこういう人の事だよなぁ。最初「幸四郎氏が演じるともうコメディになっちゃってんじゃん！」とか、思ったりもしたけど観客側に「もー与平衛さん、アホやなぁ」って思わせる為のものなのかな・・・って怒ってても「ぷんぷん」って擬音語が見えるレベルでぶりっ子炸裂させてて流石だなぁ・・・って確かにこいつに殺されたくないよな、ってとこで四代目。いやー四代目と鴈治郎はんがご夫婦役でね。もうね、おたくの油屋儲かってまんな、と。間違っても「ぼちぼちでんな」とか言わせないよ。っていう裕福感。久々古典の女形な四代目見たけどめっちゃ失礼な事書くけどいつも「このブス共。」って上から見下されてるけど・・・・・今回ばかりは勝ったんじゃね・・・・？って思いました・・・・。後日友人にこの話したら「相手、男だろ」と。これ以上無い程の正論で切り替えされた。ぐぅ。不毛すぎるライバル心はまだまだ滾りますが落ち着いて考えたら「所帯じみてる」と与兵衛さんに言われてたお吉さん四代目。そういうメイクで出てきてんだよ馬鹿野郎（自分）。私はあなたの古典を見たいです。古典の四代目が好きなんです。観客見下してくる女形の四代目が好きなんです。さて所作が綺麗といえば竹ちゃん！竹ちゃんのお母さんが暖か過ぎて全私が泣いた・・・・。３人兄弟の真ん中で与兵衛さん的プラプラしている馬鹿野郎な私が泣いた・・・・。「うちの両親もきっと同じ事してくれちゃうだろうなぁ・・」と勝手に妄想して泣いた・・・・。そして米パパが激痩せしている事がちょっと心配だった・・・。殺しのシーンはニザ様の時のような怖すぎて美しすぎて息が出来ん・・・・・・・というものではなく、ほんっっっと馬鹿過ぎてキレちゃった、人殺しになっちゃった、的。でも本当は親思いで甘えたちゃんなだけで腹の底から悪い奴じゃあないんですよ、的。出だしのホンワカ感、後半にも余韻を残すというか。ニザ様の与兵衛は序盤からちょっと気難しくてサイコな感じ若干匂わせてるけど幸四郎与兵衛さんは衝動的な殺意すぎて短刀手から外す仕草とか焦る感じとか、ホンワカさんに戻ってるとこがなんか・・・憎めない人・・・・。もうちょい動きにタメがあったら・・・とか生意気にも思ったけど殺しの美学じゃない与兵衛さんだから焦って焦ってとにかく人を殺めにいったこの感じでいいのかなとも思った。てかこの時点で新幹線の終電気になりすぎて時計みながら舞台みながら与兵衛さんお金懐に入れると同時にこっちも懐に荷物準備したりでなんか落ちついて見れなかった事も事実。落ち着いて最後まで見たかったよ〜！！！弾丸でしたが本当に見に行ってよかった。楽しかった！面白かった！！７月の松竹座はいつも良いなぁ。いつも面白いなぁ。来年も楽しみです！！！！！来年は新幹線終電問題と前後左右座席十字に恰幅の良い人がそろってビンゴ！って言われながら床抜けないかな、とか。隣のおじさんと見てる間中ずっと肩が当たってたとか（身幅がお互いデブで広い為）肘掛なんて争奪戦する前から存在すら皆無とかリアルに空気薄くて舞台見ながら酸欠なりかけたりとか段一郎さん・・夜の部いない・・・・・とかそういう不安要素無しで行きたいですな。・・・痩せよう。

  July 23, 2018

• 新作歌舞伎「NARUTO」

  ４月の上旬にまずナルト君とサスケ君のビジュアルが公開されましてナルト君のビジュアルの完成度の高さが段違いに良く、その写真の１ショットから滲み出る原作への愛っつーかリスペクト感に「巳っ君・・・・・・流石・・・・・・・・・・・っっっっっ」と唸らざるをえなかったわけですが敵役が今回公開されまして「・・・・・おじさん達、やっぱり原作知らないっしょっっっ？！！！！」というツッコミね。入れざるを得ないわコレ。私、ナルトはジャンプでの連載開始当初本誌で読み、コミックは中忍試験から砂隠れの里ぐらいまでしか持ってないですが四代目は大蛇丸が断然ニンだと思ってますよ。四代目は大蛇丸でしょ・・・原作の蛇感余裕で超えてくるよ四代目は・・・・・・。とか思ってたら笑三郎さんが大蛇丸ってーーーっっっっっっ！！！！！！！！違うよっっ笑三郎さんはイルカ先生だよっっっ！！（悪魔で私の主観です）先生といえば一番重要人物・・・多分一番ファンからのハードルが高そう・・・なカカシ先生はカカシ先生は・・・といいますと嘉島 典俊さんという方が。（ワンピース歌舞伎に出ていらっしゃる役者さんですね）梅丸君がサクラちゃんを演るとの事ですが・・・・・梅丸君は日向ちゃんのイメージっつーか・・・・（個人的な意見です）と、上に書いた感じですと凄い楽しみにしてる感出ていますが意外に冷静に見てるとこある。ワンピースよりナルトの方が歌舞伎に合ってるかな、とワンピース歌舞伎やります！となった時思った気持ちは変わらず。しかし。しかしだ。「興行成績は悪くても古典を」、と言うニザ様の気持ち、理解する。古典に入る前の登竜門として、原作ありき、キャラクターのファンありきから一気に個々の役者にファンをつけようとして若手に新作をやらせる松竹芸能さんの気持ちも分かる。ワンピースで原作ファン（と、多分集英社の関係者）に「凄い！」と思わせた２名を今回主役に持ってきたステップアップ、アリっちゃあアリだと思ってる。でもその２名こそ、古典やってほしいっていう気持ちもある。うーん。複雑。でも、多分見る。はず。８月はこっちかメタルマクベスか迷い中。

  April 27, 2018

• 歌舞伎座百三十年 四月大歌舞伎　＠歌舞伎座　夜の部

  ​​​ただひたすらにかっこよくてただひたすらに悪くてただひたすらに可愛い４月は仕事もプライベートもわちゃわちゃしていた為観に来れる日は千秋楽の今日しか無く＝良席での観劇は無理でしたが来て良かった・・・・っっっ観る事が出来て本当に良かった・・・・っっっっ四世鶴屋南北作　　『通し狂言　絵本合法衢』　　立場の大平次片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候出てきただけ立っているだけで（悪者にも関わらず）会場全体を明るくさせるその華、オーラ、圧たるや唯一無二。当代片岡仁左衛門丈！！！！人が斬られてるシーンで「ぎゃーーーっっっっっかっけぇええええーーーっっっっっっっ！！！！！」って叫びたかった。（周りの方に迷惑になるので我慢しました）バッサバサ人を斬った後朝日と共に「もう夏の朝だねぇ」風なセリフを清々しい感じで仰った瞬間「斬られるならニザ様が良いですーーっっっっっっっっ！！！！！」って前の座席ヒールでガッツガツに蹴り倒したくなるほど暴れ狂いそうになった。（前席の方に迷惑になるので自制しました）ご存知！鶴屋南北仕様のドロッドロストーリーなこの演目、しかしながら当代片岡仁左衛門が演じれば劇中に爽やかな風が吹く。「悪い」の形を完璧に演じ分けていらっしゃった2役、（２役の中でも要所要所で更に細かく演じ分けるという凄さ・・・）どちらも救いようのない悪人であるにも関わらず家臣、女子供、動物が殺されてしまう話にも関わらず観終わった後の爽快感や珍奇。本当はもっともっとこの２役今後も観たいけれどご本人が仰られるように出ずっぱりで立ち回りも多い本演目、２５日通しでこの狂言をご本人が満足される形でお客様にお見せする事は確かに大変な事だなと、惜しみつつも納得致しました。舞台やライブはやっぱり生き物だから観られる時に観なければならないんだよなぁ・・としみじみ。昨年の７月から鶴屋南北シリーズを観せて頂いておるんですがどれもこれも全部面白かった・・・っっっっっっ！！！！！今！この時！見る事が出来て本当に良かった！！！！！！！！（めっちゃ欲を言えば孝夫時代からニザ様を観ていたかったっっっ！！！）切り口上「本日、これきり」での閉幕後、「本日終了、早く帰ってね」の終演アナウンスが全く聞こえないほど拍手が鳴り止まず、歌舞伎でのカーテンコールを好まれないと伺っていたニザ様が柔らかい笑みでカーテンコールに応えて下さいまして・・・（感涙）年季の入った・・というか年配のニザ様ファンの方々皆さんが本気のスタオベと（これぞまさに万雷の）拍手でニザ様を迎えた時、鳥肌が止まりませんでした。千秋楽だったという事、このお役の演じ納めだったという事もあって幕が開いた直後から今まで感じた事の無い空気感だった歌舞伎座。緊張感のような・・・ニザ様の演じる役への愛おしさっていうか・・名残惜しさっていうか・・・なんかいろんな感情が渦巻いてた観客席と若干の緊迫感が感じられた演じ手側であるニザ様と舞台と観客席の感情がカテコのニザ様の笑顔でピタッと噛み合ったっていうか・・・言葉に出来ないぐらい、凄い感動しました。仁左衛門さん、カーテンコールに応えて下さってありがとうございました。そしてあの場にいたお客様へも。ありがとうございました。沢山思った事あれど、やはり片岡仁左衛門という歌舞伎役者が舞台に出てくださる限り自分は歌舞伎を観続けたいんだと再認識。至高・・・・至極・・・・至上・・・・・？なんて言えば良いのか分かんないけど・・・・好きすぎてこの人の為に使う自分の人生の時間さえ愛おしい（笑）７月の松竹座は今年も行く決定。余談っつーか記しておかないとっつーかニザ様のカーテンコールを観た直後、感傷に浸る間も無く閉幕と同時に速攻でその場を去り帰路へスタートした人生の先輩方にのんびり感動していた若輩者は悟った。「・・・・・勝てない」と。

  April 26, 2018

• ワンピース

  後にも先にも劇団四季で一番好きな俳優さん元・下村尊則さんこと現・下村青氏がワンピースにご出演なさるとーーーっっっっっっっ！！！しかもイワンコフ！！絶対良いに決まってる！！！！チラシのお写真も大変に良い！！！！素敵ですっっ！！！！巳っくんの隣に写り込んでいらしたのはこの布石だったのか・・・全然わかんなかったぜ・・・普通に観に行ったんだと思ってたぜ・・・・遠征考えて無かった〜・・・・・・でもこれは行きたい〜・・・・・・・・

  January 26, 2018

• 壽 初春大歌舞伎＠歌舞伎座　　昼の部

  座席、センブロ、しかもドセンが前日戻りで空いた。新年一発目の歌舞伎鑑賞だし、襲名だし、こんな席二度と座る事無いかもだしとちょっとテンション上がって購入した。が、足組んだら偉そうか・・・・とか腕組んでも偉そうか・・・・とか・・・なんか・・・とりあえず不相応過ぎたってか・・・・・・・馬鹿野郎！テンション上げてた自分っっ！！！隣の隣の席の足投げ出して腕組んでたおっちゃんが若干羨ましかった・・・・・・・こっちは翌日足が謎の筋肉痛だよっっっっっ！！！！この席は間違い無くこれ以上無いぐらいの贅沢な席。あんまり前すぎるとライブと一緒で全体が見え辛いですね。で締めます。さ、気を取り直して感想を記しておきましょー。１、箱根霊験誓仇討正月一発目から仇討ち、且つ紅葉散る秋の話という・・・・何故のこの演目チョイスだったのかが大変謎ではありますがめっっっっっっちゃ久しぶりに愛之助さんを見まして（実は途中まで梅玉さんだと思ってた）あぁ、やっぱりこの人上手なんだよなぁ・・・って再認識。中村屋兄弟の仇役、滝口上野なんてもう絶対嫌！！こんな奴と枕一緒にするとかぜっったい無理！！！！って見てる側の嫌悪感バンバンで凄い。もともとこの役、四代目だったんだよなぁ・・・・・・（・・・愛之助氏で寧ろ良かったような・・・と悪魔で個人的に思います）お兄のクララが立った〜！の後ろで笑顔の秀太郎さんが素敵でした。七さんは腰の位置が高い。そしてやはり細い。そして常に人差し指が湾曲していて凄い。２、七福神目出度い感半端無くて大変正月的な。これ1幕目のが良かったんでないの・・・・・・・？門様がずっと笑顔でいらっしゃったのが素敵でした。うん。目出度い。３、菅原伝授手習鑑　車引き/寺子屋＜車引き＞今月の歌舞伎座は高麗屋さん襲名披露です。となるとやっぱり勧進帳をみねば、と、普通はなりますので実際夜の部のチケットのほうが良席の空きは出ないし幕見も立ち見が出ていたりするぐらいですが、ですが、「車引き」、コレです。私の今月の一番見たかった一幕こそコレ。はい、キャスト、どん！松王丸　幸四郎梅王丸　お兄桜丸　　七藤原時平　彌十郎お察しーーーーーーーーーっっっっっっっっ阿弖流為じゃんっっっっっっっっ！！！！阿弖流為キャストじゃんっっっっっっっっっっ！！！！！！と、いうね。実際見終わった後の感想としては「今日の２万はこれを観れただけでも十分・・・」ぐらいの満足感＆感動。阿弖流為の時よりも圧と厚みが増したようなお三方。３人で同時に見栄をきった時に「今後の歌舞伎の興行かかってますーーーーーっっっっ！！！」って大向うかけたかったぐらいで。語彙力無い自分の言葉では筆舌し難いけど３人共、華が凄いあって見ててワクワクする。特に新幸四郎丈とお兄は何時見ても凄い楽しそうに歌舞伎やってる。あ、この人達の舞台って絶対楽しいな、この人達の歌舞伎絶対楽しませてくれるな、という。良い席だった為松と梅は常に足の親指を立たせている、とかそういう今まで知らなかった細かい所まで見れました。そして台詞が体に響く距離だったのも迫力あって良かったなぁ〜でも全体が見れなくてまた阿弖流為見た時みたいに「・・一体どこに視線を合わせたら良いの？！！！（ジタバタ）」状態だったなぁ〜あ〜歌舞伎好きだな〜今後も見続けたいな〜って思った。＜寺子屋＞どの時代の人間が見ても、何かしら共感出来るだろうこの話自体とても好き。色々な配役で見てるけど全然感動しない時もある自分的に不思議な演目。過去1、嗚咽止まんないぐらい涙出てタオルで口抑えながら見たのは松竹座でのニザ様松王丸の寺子屋。後にも先にも歌舞伎を見ていてあんなに泣いた事無く・・・。本日の松王丸は白鸚丈。・・・泣いた。年間通して意外にそのお姿を一番目にしているであろう梅玉氏の落ち着いた式部も武士の嫁感出まくってる戸浪の雀右衛門さんもすっごい良かった。そして本日本幕の主役である白鸚氏の松王丸はニザ様の武士然！！！とした松王丸ではなく凄い人間味溢るる・・・”親”であり一人の人間な松王丸だった。桶開ける動作入った瞬間に思わず涙出ちゃったもんな。人間の弱さと優しさを兼ね備えた松王丸だなぁと。ニザ様の武士と人の狭間に凛として立つ松王丸も大好きだけど人間人間してる柔らかい松王丸も良いなぁと。そして藤十郎さん、魅春さんが後半出ていらしてすんごい圧のある幕引きでございました。メンバー凄いな・・・・・・。あ、四代目出てました。コロッケ先輩がやる谷村新司にそっくりでした。坊っつーか・・・一人オッさん交じってるじゃんっっっ！！！！他の子供と遊び行く時完全保護者じゃんっっっっっっ！！！！出てきた時、引っ込む時、歓声が凄かったですね。花道でのやり取りも流石の尺長め。お帰り四代目！総じて、大満足の今年の歌舞伎初め。筋書きさえも満足度高く。襲名された３名の直筆年賀状の白鸚氏の書いたワンコがぐぅ可愛！！！だったり襲名祝いの寄せで篠山紀信氏の着てるシャツが欲しかったり三谷幸喜のハズし方やっぱ苦手だったり海洋堂のCEOから祝いの言葉があったり・・・・。実寸代のフィギュア作らせてるところもツボるんだけど製作を海洋堂さんに頼むっていうとこ！！！！そういうとこ！！！そういうとこも好きだよ染様！改め新幸四郎丈！！！海洋堂さん渾身の1/1フィギュアが面白すぎて友達にメールしたら「”ライバルはキムタク。数秒しか映らないシーンのTシャツにこだわってた事がその理由”ってTVで言ってるの見て、歌舞伎のほうがよっぽど衣装こだわってんのに阿保やこの人・・めっちゃ好き。って思った」という返信が来ました。we love 新幸四郎丈、ということで。新しいお名前になっても今後も益々妄想して頂き、その妄想を形にしていって頂きたいと思います。阿弖流為的歌舞伎NEXT第二弾、我々、大変楽しみにしております。あー面白かった！

  January 19, 2018

• 通し狂言「霊験亀山鉾―亀山の仇討」@国立劇場

  昨日の２５日天皇、皇后両陛下も御鑑賞されたという。国立劇場、お住まいからめっちゃ近いしね。てか・・・ニザ様、見たかったんだよね・・・・（わかるよその気持ち！と不遜ながら同調）はい。感想。二幕目最後、三日月バックに人に刀突き刺しながら自分が殺めた人間の数指折りながら数えてるシーン「わっっっ・・・・わっっっっっっ・・・笑うてはるーーーーーっっっっっ！！！！！」（ジタバタ）謎に関西弁になってしまいながら突っ込む私はもうなんだ綺麗すぎてかっこよすぎてただただジタバタしたかった。座席なかったら（いくら爺婆率が高いとはいえ）モッシュとかおこるんじゃないの？何？あのかっこよさ？人殺しくそ野郎（の、お役）なのになんで「かっこいーっっ！！！」ってなんの？まーそれにしてもチケットの取れなかった今回の国立劇場。己の公休日の良席（特A）は待っても待っても出てこなかった。その為、珍しく１階最後尾でおとなしくみる父と娘。「こんな後ろで見るなんて初めてだな」と父・談父ちゃん、それぐらい今回は取れなかったんですよ。そして花道を通るニザ様を間近で見て「・・・・やっぱかっこいいなっ！！」とウキウキしながら耳打ちする父。ジタバタしながらそれに頷く娘。父ちゃん、気がつこうか。娘、７３歳にこれ以上無いぐらいキャーキャーしてる。今回はもう人としてはくそ野郎な人殺しの水右衞門と隠亡の八郎兵衛の２役。２役揃ったポスターが１２３０円と良心的だったがだからこのサイズのポスター家のどこの壁に貼るんだよおおおお！！！！！という心の悲鳴。今回八郎兵衛役をやるにあたり、上半身を脱いで彫り物見せないといけないってんで胸筋を鍛えたというニザ様・・・・・いやっっ・・もう・・・っっっ尊いーーーーっっっっっっ！！！！！！！（歌舞伎のおかげで細美さんの墨とかTシャツ脱ぐのとか普通に普通なものとして見えてる）そしてその２役、もう歩き方から立ち振る舞いから喋り方から手の持ってきかたから立ち姿から全て、それぞれの人物全てを別人として演じていらっしゃった。感服です。私は貴方が舞台に立ってくださる限り、歌舞伎を観ますよ。ええ観ますとも。例え以降TVが買えず携帯がスマートフォンに変わらなくともだ・・・・っっっっっ。秀ちゃん。出番が少なかった・・・。正味２０分ぐらいしか出てこなかったけどガッツリ存在感。セリフ一つ一つが重い。雰囲気が柔和。素敵。吉弥さん。吉弥さんを見ると「あ、今日は上方の歌舞伎を見に来たんだ」って思う。今回の丹波屋おりきの吉弥さん、「すっげええ滲み出る上方歌舞伎感！奥から品がある女！！！」と、いう。最高。どの役やっても大阪感と何かこう上品さがありませんか吉弥さん。女が憧れるあのふわっと香る気品が無敵。てか前から思ってて今回改めて思ったけど顔の造りと所作が玉様に似ている。隼人のお父さん。ニザ様に瀕死の状態で足蹴にされながら「スパイで入ったのに女郎に骨抜きにされて熱入れて馬鹿なやつ（笑）」って言われてた時、「本当、お前馬鹿野郎かよ」って素で突っ込みながら「てかニザ様になら足蹴にされて最後トドメさされていい。そのポジションいつでも変わります」とか気持ち悪い事考えてた。「実際はイケメンの息子さんいてはります」とか冷静に突っ込みも入れてた。「その役はやっぱ（前回演った）染様が・・・ニンなんだろうな・・」とかも思ってた。失礼ながら。総じて、実は、話の内容とかニザ様の登場時間とか夏の松竹座のが満足感は高かった。ものの、今回も見に行って本当に良かった、という満足感。一万円切る値段でニザ様見れるって安すぎませんか。ニザ様が主役ならばもっと取って頂いて全然構いませんよと会場にいる誰よりも貧困層であろう私が思います。四世鶴屋南北の話ってちょっとユーモアあってでもブラックで人間の明るさとドロドロしてるとこと全部丸出しにしてくる。藤子F不二雄先生の短編的なファンタジーさとリアルと人間くささが凄い魅力がある。登場人物も面白い人間ばかりで演出もちょっと驚くような演出がされててこういう人を天才というんだろう。果たしてその天才は、数百年後に15代片岡仁左衛門という自身の書いた登場人物にこれ以上ないぐらいハマる役者が現れるという事が想像できていただろうか。現代にいたらきっと15代ニザ様に合う脚本書いてくれてたろうな〜。それも見て見たいもの〜。絶対面白いやつじゃんそれ〜。とか、ニザ様好きすぎてよく分からない妄想まで始まる始末。ポスターは断念したけどちゃっかり２枚取ってきたフライヤー見て未だにニヤニヤしてる。

  October 26, 2017

• 巳

  みっくんおめでとーーーっっっっっ！！！！！あのセンスについていける女子はやはり年上の方だったかと・・・（笑）いろいろと芸能な方々と絡む事が多いであろう環境下の中、芸能と関係の無い方を伴侶に選ぶとこがまた巳っくんっぽい。ババア的好感度もやはり引き続き高い。シンゴちゃんにもその幸せ分けあげてね、って先日の納涼歌舞伎で「二大陸半端ねぇ・・・（爆）」って思ったオバチャンの老婆心。

  August 29, 2017

• 大阪松竹座新築開場二十周年記念 七月大歌舞伎＠松竹座　夜の部

  「ニザ様の盟三五大切」のポスター、超欲しい！！！！とかほざいていたら流石商人の町大阪。大阪松竹座ロビーで普通に販売している驚愕と衝撃の事実。１枚３０００円、２枚だと”あら！お得”５０００円。しかし駅などに貼ってあるサイズまんまの為このサイズ貼れる壁のスペース無いぜ？！という平成のカースト制をまじまじと感じて悔しさマキシマムなまま購入断念。（A3サイズで１枚3000円だったら私は買っていましたよ）はい。本日７月１３日のメインイベント。歌舞伎です。ニザ様が本日のメインです。もうポスター出た時点で大阪に来る事は決定事項でした。炎天下５時間USJを練り歩いていた馬鹿は馬鹿なりに考えてちゃんと替えのTシャツ持ってきてましたんでTシャツ着替えて歌舞伎鑑賞。さて、感想いってみよ。一、舌出三番叟壱ちゃんと壱ちゃんパパによる舞踊。・・・今まで似てないと思ってたけど並ぶと意外に顔似てるんだね。てかパパ・・・・踊りもやはり・・・・・・・・・・・・パパ・・・・・リズム感・・・・・・ぐ〜・・・・・ZZZ・・・・・・・今日のメインだっつーのにも関わらず船を漕ぐ私。ここぞとばかりに早起きしてUSJ行った疲れが溢れ出た３０分。似てる！！顔が！！！が、感想。・・・その他は似なくて良かったね壱ちゃん・・・とちょっと思った事も記しておこう。で、メインのメイン！本日の目玉はこれ！！これなわけ！！これの為に日帰り大阪しちゃってるわけ！！！通し狂言　二、盟三五大切　勿論そのポスターのお姿だけで大阪往復を決意させた当代仁左衛門が主役。もし、私が糸井重里であれば、「全米驚愕！」とか「日本中が泣いた！」とかそういう感じでアオリを作るとして「全人類よ。刮目せよこれが当代片岡仁左衛門だ。」こういう感じになるでしょうか。作品は四世鶴屋南北のもの。井上ひさしに似ていると思いながら見ていた。（時の流れ的には井上ひさしが南北に似ているのか）シリアスなシーンで面白をぶっこんできたりするわりに泣かすところは泣かす、笑かすところは笑かすの緩急がすごい。作品自体も面白いなと思いましたが演じてる演者さん達が皆凄かった・・・・！！！！私多分ここで初めて君について良い事書くと思うんだけど松也、良かったよ・・・・っっっっっ（感涙）ニザ様、染様の新旧二代歌舞伎界イケメンが揃っていたのも暗い話にも関わらず舞台がすごい華やかで素敵でした。染様も凄い良かった！キャラクターに凄い合ってたんだけどなんだかニザ様だけはちょっと別格っていうかニザ様ちょっともう神の領域っていうか拍手するタイミングを失うほどの圧倒感をニザ様からは感じる。あの魅入り過ぎて息のできないような凄みと圧と空気感、きっと劇場（ライブ）じゃないと体験できないから本当に全人類に観ていただきたい！！！当代仁左衛門！！！！！！！！「カミカケテサンゴタイセツ」、今風に超！簡単に言うところの”キャバ嬢に騙されて金貢いだら破滅したバカな男の逆恨みの話”でご存知！ストーカー行為炸裂とかもう本当ニザ様演じる源五兵衛に同情なんて出来ない行動自体はクソ野郎にも関わらずニザ様が演じるとどうして狂気で人滅多刺ししているシーンでも涙腺が震えるのでしょうね・・・。私狂った人間がガンガン人殺してるシーンで泣きそうになったの生まれて初めてですわ・・・・。（最近の松竹さん、クソ野郎がテーマな作品続いてますね・・・・）ニザ様の至高の技を見させて頂いておきながら何なんですが私の見終わった時の感想、「首になってもいい。小万になりたい」これ。これに尽きる。女の本懐だよ。

  July 13, 2017

• 六月大歌舞伎　昼の部　@歌舞伎座

  稲葉さんの喉薬効かないんですけど。薬には個人差がやはりありますね。繰り返しますが私は牛柄サロペットのオジサン派です。咳出てる状態で観に行くのは色々申し訳無くももう今日しか昼の部いけないので強行で歌舞伎座ー。１、名月八幡祭先月の松竹座に続き、またしょーーーもない野郎が出てくる演目。平成の世でもノンフィクションでバンバン起こっている話。対象が芸者かアイドルか女優かアニメか声優さんかという違いだけ。芸者さんも芸能人だから江戸も平成も一緒か。前に松緑さんの「京人形」見た時、「あ、もうこの人こういうのピッタリすぎるほどピッたる（←ニュアンス的な）」と思いましたが、いやー今日の縮屋新助も「はいはい！ぽいぽい！！」っていう納得のね。筋書には陰の部分をあまり強調しないように・・なんて書いてあったけど出てたよっっ俄然闇部分が全面に出ていたよっっっ！！”結末はきっと勘違いストーカー野郎逆ギレ”感がすでに前半部から滲み出てしまっていたよっっ！！！しかし役がピッタリすぎてもはや笑えないレベルで鳥肌立つっていう怖さ。松緑さん自体も一歩二歩踏み外すと・・・っていう陰の部分がチラチラする恐怖。美代吉：笑也さん。なんかすんごい痩せられましたね・・・・・・・スケートのせい・・・？前回の歌舞伎座で笑也さんが目線こっち方面に落としてくださった時あまりの美しさに隣の男性が「ふわっっ」って声出して驚かれていたんですが今日の私の隣の男性客の方もきっと笑也さんファンで「この距離でオペラグラス使う？！」って距離で笑也さんを見ていらっしゃいました。その美しさは舞台上だけでなく観客席の男をも惑わす・・・。今回って大抜擢・・・？になるんでしょうかね？なんかなー・・・小狡い感じしないんだよなー・・溢れ出る良い人オーラ。・・・・・・・・声荒げたりとか普段しないから裏返るのかなー・・・って思いながら見てました。で、また普通の人間な四代目：三次。「この人が金の無心をするような生活してるわけがなかろーが（棒）」と、思わず普通のトーンで突っ込みたくなるこちらも滲み出てしまう所作の綺麗さ。動き、わざと粗くしてんだろうけど下作感０。違和感１００。やっぱ妖・・・・妖か婆が・・・・・・・・竹ちゃんが可愛すぎて団扇で顔隠しながら笑うの可愛すぎて「きゃーっ！！」ってなりましたよ。その団扇を持っている手の綺麗さを延々と眺めていたいぐらい。そして浴衣の着方がほんっっっっっっっっとうにかっこいい！！！！猿弥さん：大好き。　２、澤瀉十種の内　浮世風呂種ちゃんさぞかし可愛んだろうて〜わくわく⭐️なんて軽い気持ちで見始めましたが”可愛い”じゃない種ちゃんやっぱり踊り超上手いんじゃん！！！！！！！四代目と対等に踊ってんじゃん！！種ちゃんめっちゃすげぇっっっっっ！！！！！「種ちゃん可愛い〜（ハート）」で済まされないぐらい超絶レベル高い舞踊演目になっとりました。２３分じゃ足りないよ〜・・・種ちゃんも四代目ももっと見たいよ〜・・・幕が開いてすぐの場面の早朝感。映画のワンシーンみたいですんごい素敵だった。こういうの！こういうのが素敵なの！！！あんな小林幸子で赤いロングドレスとかじゃないの！！！踊りもその内容も面白くって見てる人を飽きさせない一幕でしてやはり歌舞伎の神様（２代目）は偉大。という事を改めて実感した。その２代目の技を継承”出来てる”「市川猿之助」って凄い。大向こうと共に「種ちゃんMONOEYESチケ取れたー？！」って普通に声掛けたかった。３、御所桜堀川夜討　弁慶上使米吉君が痩せている状態をキープしているーーーーーーっっっっっ（感想毎回これかよ）なんか・・・成年になられたんですね・・・・いや、成人男子なのは前からなんだけどさ・・・。そして演技が上手になってる気がする！！！！ちょっと船漕いでたりしてて感想米吉君フォーカスで終了っす・・・。そして歌舞伎座の８月演目の中に今年も「東海道中膝栗毛」が入っているのを知りました。思わず演出を誰がするのか即チェックしましたらば昨年と同じ御仁がされるという・・・・・・・・。・・今年はラスベガスっつー単語入ってないだけ・・・・・・・・・・・・・・・・ね・・・・・・・まぁ・・・ね・・・・・・。演出も脚本も染様に任せてみてーーーーーーっっっっっっっっっ！！！！きっと良いの出来るからさーーーーーーーっっっっっっっっっっっっっっっ！！！！それか阿弖流為チームで一回歌舞伎座仕様の歌舞伎作ってみてほしい。歌舞伎座の御簾裏にドラムセット組もう。

  June 23, 2017

• 五月花形歌舞伎＠大阪松竹座

  自分アルアルなんですが、「松竹座へ行く前日は必ず仕事でトラブルが起こり、ほとんど一睡もしないで大阪行きの新幹線に乗る」もうもう仕事で「きーっっっっ」ってなって行ってきました行ってきました大阪松竹座通し！！！日帰り大阪！！！！午前の部は完売で諦めていたら２日前の深夜に良席の戻りが出たんだ〜・・・・歌舞伎の神様っっっっっほんっっっとうにありがとうございます！！！で、大阪行くならせっかくだから通しで。もう通しで観劇。さて感想残しておこう！！！昼の部１、戻駕色相肩歌昇君の客席に目線を落とす感じがパワーアップしていらした。顔も綺麗だし所作も丁寧なんですが、私は弟君贔屓だったりします。２、金幣猿島郡これ前回新橋で演った時、面白すぎて２回観にいったやーつ。歌舞伎って超！面白いエンターテイメント！！って興奮したやーつ。新橋の時よりブラッシュアップされててやっぱり良かった＆好きだった！！ボロボロの傘ひっかけて浅沓でカポカポ花道歩いてくる元公家の忠文観る為だけに１６０００円払ってても惜しく無いと言っても過言で無いぐらい何故かこの忠文というキャラクターが好きです。前春猿さんが演られていた役を笑三郎さんが演じておられて両者ver共に素敵だったですよ。もう麗しいその立ち姿。大詰で右と左で清姫と忠文を踊り分けるその綺麗さと器用さに「あーもうこの人どんだけ大口叩いたりしてもなんか踊り見てると全て許せる」とか上から物言ってすいません。後見が段一郎さんでいやちょっとかっこよすぎる後見さんだと正面で踊ってる主役の踊り見たいけど後見の段一郎さんも目は見たいってなってでも踊りみたいし否、目が段一郎さんみたがってるしって心と頭がガチャガチャになった結果、眼球がブルブルしてただ座ってるだけなのに酔いました。後見さんにイケメン持ってくんの禁止で。夜の部１、野崎村前違う人の配役で見た時泣けなかったけど今回涙出た・・・・・・・。前違う人の配役で見た時「てめぇ雇われ先の大店の結婚前のお嬢に手ぇ出しといて都合良い事ばっか言ってんじゃねえよ！！そんで最後いっちょまえに泣きながら花道去ってんじゃねえよ！！何の涙だよそれっっ！！！」と思いましたが今回も思いました。最低だよなあいつ。お光ちゃん・・・良いんだよそんな奴。いなくなってくれて良かったんだよ・・・。泣。２、怪談乳房榎お兄ちゃん大活躍！！お兄ちゃんかっこいい！！！四代目カレー作るんだね！でもそれどうせお弟子さんが作ってるんでしょ。の、感想も何もかも、最後に四代目が子供に刺されて死ぬっていう「普通の人間の役やってる四代目が普通の人間に刺される」という衝撃に全て持ってかれました。普通の人間役やってて刺されるってレアすぎない？！！！（昨年夏の坊主は坊主枠なので普通の人間から除く）「嘘でしょっ！」って思わず口に手持っていっちゃったもんな。総じて、全ての演目で必ずしょうもない最低な男が出てくるという松竹さんの５月のテーマは大変にゲスの極みだった花形歌舞伎。ある意味、世情を組んだ演目構成でそこも大変面白かったと思います。演目全部面白いってなかなかない。行って良かった！！！！！！！！！

  May 23, 2017

• 空きが出た出た

  昼の部完売で完全に諦めていた大阪松竹座の空きが出た。公休初日に空きが出た。あ〜・・・・よい・・・よい・・・・・。新幹線：13,000円往復26,000円。チケット16,000円：せっかく昼行くなら通しで夜も32,000円。日帰り大阪：58,000円。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・購入ボタン押す事に４時間費やしてみたら外はもう明るいなぁ。岡田あーみん先生の描く岡田あーみん先生的なテンションで最終的には購入してみました。分かりますか。一升瓶ゴンッって頭にやってバッキャローマンダラ笑わせんじゃねーギャハハ、的な例のアレです。そしてカードの請求書見て「ひーーーーーーっっっっっっっっっっっっ」ってなる、いつものヤツです。

  May 22, 2017

• only気分 一路向西

  博多座二月花形歌舞伎に行こうと思っていたんだが来週研修ぶっこみあったり今月人出不足で出勤日ぐちゃぐちゃだったりどうやら博多、今回行けそうに無い。ここ数年もってして初めて、四代目地方遠征に行けそうに無い。男の花道に出てくる加賀屋東蔵：坂東竹三郎氏と（前に明治座で見て肩で泣く竹ちゃんにボロ泣き）雪之丞変化の日替わり巳っくんだけでも（前に名古屋で見て最後全部持ってかれた）遠征する意味があったのになー。更にいうなら四代目の女方、あれだけ「このブスども」って蔑まれた視線客席に落としこまれても尚、「はいはい、綺麗綺麗。もうこっちブスで良い良い」っつー境地に達する”好き”なのに前回の時の歌右衛門の写真いまだに机の上になんとなく置いてあるぐらいなのになー。てかMacで見ると博多座のオンラインチケットページ全バグで表示される時点で「・・・・・もう今回は行くの諦めなよ・・・・」と誰かに言われている気がせんでもない。２月頭は羽田ー博多間のエアチケ高くて微妙に旧正月の来日中国人観光客の煽り食らったと若干の恨み節が口から出ないでもない。３月の歌舞伎座と４月の歌舞伎座と５月の松竹座、演目が出た時点でちょっと博多行きを諦めた自分もいないでもない。

  February 15, 2017

• 壽新春大歌舞伎　＠新橋演舞場　夜の部

  傾城反魂香で感動したその足で、新橋演舞場へ。もう１月で歌舞伎観れる日は今日しかないもんで歌舞伎通しっつーか歌舞伎ハシゴ。エビ氏による義賢最期を観てあー・・・愛之助って上手い人なんだな・・・って思ったり笑三郎さんがセリフの出を間違えた時（初。びっくりした）あー・・・同業者でも何言ってんのかわかんないんだな・・・って思ったり中車さんが歌舞伎の動きのソレになってて器用な方なんだな・・・って思ったりつーかこれ完全に笑三郎さん（は大変に美しく強い小万でした）の無駄使いじゃね？！って思ったり錣引で久々に梅玉さん観て元気そうで何よりだったりやっぱ米吉お姫様でも可愛い！だったり諸々の感想ぶっ飛ばして本日のメイン、私が歌舞伎で一番好きな演目、「黒塚」です。もう一昨年になりますか。お正月の歌舞伎座で黒塚がかかった時、私３回行きまして四代目市川猿之助が踊る事で歌舞伎座全体の空気を徐々にゆっくり侵食していく感覚とそのピーンって張った空気の中、発した台詞が音波みたいに空気切り裂いた事に鳥肌おっ立てて観てましてそして最後、中村屋お兄が尊く〆るという舞台全体の空気感に度肝抜かれていたんですが今回、そういった生きたまま逆さ吊りにされて肝抜かれる事は無く。妊娠もしておらず。そういった予定もなく。特筆すべきは中車さんが歌舞伎然となっていらっしゃった事と笛の方がすげぇ気合入っていた事と２幕目への持って生き方がスムーズになっていた事とやたら変化する照明の当て方。照明、今回だいぶ変えてきてたけど私、断然前のが良かったなぁ・・・・・・・”そういう”風””に、ちゃんとこちらは”見えている”んだけどなぁ・・・やたら明るすぎたり、やたら暗すぎたりしてたよーな。私、黒塚について結構思う所がありまして「どうして岩手は三日月の下で踊るのか」真如の月は満月なはず。でもどうして黒塚の月は満月ではないのか。真っ白すぎるほど純粋な岩手だったが故、真っ黒になってしまったけどそれでも真実の姿は”純粋すぎるほど純粋な心を持つ人間”であるからして真実の姿を写す満月の下ではこの人、鬼にはなれない筈。旅人の為に薪拾ってきたりお花摘んだりすんだよ。どんだけ善い人だよ。人間が妄想する時、自分の世界に入り込んだり迷う時って大抵薄暗い時であって繊細な光の三日月だからこそ、岩手は昔を懐かしんで昔の岩手で踊るしちょっとしたかけ違いから鬼になってしまうのかな、と。めっちゃ明るい（満月下）時、人間って気狂うかな。否、私だったら狂わないわ。「薄暗いけど薄らボンヤリ微妙に明るいススキ野原」っていうのが私なりの黒塚２幕目の舞台イメージだったりするわけですが今回、・・・・・明るっっっっっっっっっ！！！！！！ってちょっとその明かるさにびっくりしたぐらいで。岩手の感情に沿った照明演出だったのかもだけどなんか・・・こう・・・・・・・四代目、悩んだ事ないのかな・・・・・・・って・・・あんなハッキリした感じじゃなくて・・・こう・・・ボンヤリと・・・・人間と妖の狭間のボヤけた感じっつーかさ・・・そんな中で影は輪郭くっきりで、って感じっつーかさ・・・誰しもが陥る可能性のある”人”である岩手だからこそなんか色々考えるっていうか岩手という登場人物に感情移入してしまうのは私も一応性別女だからですかね。私だったらどうにか逃げた夫探し出してまず夫から殺めるけど。とか思ってる時点で心は限りなく黒に近いグレーなもんで月の満ち欠け関係なく、改めて鬼にはなれないんですけども。筋書にあった二代目の言っていた”足りない部分”って何だろうかと。これだけ話しも登場人物も舞台美術も音楽も踊りも全てが出来上がってしまっているのに足りない部分って何だろうかと考えた時、これ悪魔で個人的な意見だけど「継いだその人その人のオリジナリティ出してその人が良いと思うように変えていいよ。その継いだ人それぞれの”完成系”作ってね。」という、先人から継ぐ者へのメッセージだったのかなって思うところある。それと、阿闍梨祐慶役を誰がするかってとこで足りなさ出てくると思うところある。阿闍梨次第で岩手どういう気持ちでその目を閉じるのか、すごい左右されると思う。（一昨年の中村屋お兄の阿闍梨は尊かった為、岩手のその後を心配する事なく離席。）今回、そんな先人のお気遣いどおり、現市川猿之助を継いでおられる四代目がオリジナリティ出してみたわけだから愚痴愚痴言う事でもないし、言えないんだけどさーーーーーーーー・・・・・・・・・ってめっちゃ言ってるけども。そんで愚痴愚痴言ってるけど四代目市川猿之助の演る「黒塚」、やっぱりすんごい好きなんだけども。

  January 11, 2017

• 新春浅草歌舞伎@浅草公会堂　午前の部

  お年玉は壱ちゃん。滲み出る育ちの良さ・・・・。さて感想いってみよ。１、傾城反魂香　泣いた。おかしいな・・・松竹座で壱父と今回壱ちゃんに教えてくれた師匠のやつ見た時は「手柄も立ててないのに我侭言ってんじゃねーよ又平ぃ」ぐらいの事思って見ていたはずなのに・・・北の方を演じる竹ちゃんの物腰の柔らかさと諸処に滲み出る優しさに「こんな優しい奧方（竹ちゃん）が長年連れ添っているだろう師匠（光信：門様）は悪い人では決して無くて意地悪で言っているんじゃあないんだよな・・・・」と、メインそっちのけで後方部に感動していたはずなのに・・・・又平：巳っくんおとく：壱ちゃん壱ちゃんと巳っくんの距離が色んな意味で超！近かった！！！力量同じぐらいの役者さんが夫婦演ると、・・・・この話こんな感動話だったんだ・・・って、涙拭いながら思いましたよ。若手２人、凄い良かったのに今回は年配組が完全に足引っ張ってたような気がしましたが新手の若手潰しか何かですかこれ。そして鼓は師匠より壱ちゃんのが上手かった気がしましたが気のせいですか。きっと違うね。２、吉野山だから着物が汚れてるってーっっっっっっっっ！！！！！！！という、一年越しに再び同じツッコミをぶっこませる源九郎：松也氏。なぜ、彼の着物はあそこまで白くなるのか・・・・そして頭のお年玉時点で溢れ出る育ちの良さを醸し出していた壱ちゃん静御前はやはり壱ちゃん祖父演じる静のビッチ感には遠く、襟の抜き方もやや遠慮し気味であり祖父による静で毎度思う「そ・・・そんな抜きますかっっっ」「めっっっっっちゃ女に嫌われる女っすねっっっっっ」という強か且つ男手玉にバンバン取れる感滲み出るビッチな女では無かった。巳っくんの藤太はねーえっとーねー猿也さんが私の中でデフォルトになりすぎててねー線が細いと思いましたー。そしてこちらも放たれる巳っくんの真面目な空気感が「あ、最後面白い人出てきたー」と、いうより「最後まで丁寧に踊らはってねぇ・・・（シミジミ）」。通して、大変に良いものを見せて頂きました。傾城反魂香、本当に良かった！！！良いもの見せていただいておいてアレなんですけど浅草、お客さんのマナー悪すぎじゃないですか・・・・。携帯バンバン鳴るわビニールガサガサ何度もさせるわ喋るわお客さんが浅草歌舞伎舐めてかかってる感がなんか腹ただしかったっつーか・・・・公会堂、電波入らなくして欲しい。ケチな私が設備投資にお金かかるならカンパするよ。レベル。

  January 11, 2017

• 酉年だけど巳な話

  巳っくんかっこよくなってーーーーーーーーっっっっっ（感涙）落ち着いた感が出た巳っくんの新春浅草歌舞伎鏡開きの写真見ましたっババアは今年も髪の毛伸びるの異様に早くない？巳っ君を引き続き応援しております。ちなみに私個人の２０１６年歌舞伎納めは岡山で見た巳っ君早変わりAプロverの「獨道中五十三次」。これ、感想書いて無かったなぁ。「老後の楽しみが増えた。」ま、歌舞伎を観劇するにはそれ相応のオアシが必要なんだけどさー今後、私の人生に於いて払い続けられるかってとこが重要なんだけどさー岡山行って、巳っ君見れて、心底良かったと思えた。最後放心状態だった巳っ君にかける言葉的なものは私の語彙力では見つから無いのだけれど良い意味で心臓ぎゅーっってなりました。２月の博多座ではまた「せんせぇえーーーーーーいぃぃっっっ」絶叫が見られますかね。前回爺だったから次は外人か人形に当たりたーーーーーーーいぃぃっっっ１月は浅草に新橋、２月は博多だ。で、３月は切り替えて音楽のほう。てかね、歌舞伎って生オケじゃないですか。生演奏でね、太鼓や笛や三味線や。長唄も生歌でね。更には綺麗な着物や化粧を施したこの世ではない世界が目の前にあってストーリーが奏でられとるんですよね。歌舞伎ってすっげぇええええええロックと思うんだよね。どうにかもうちょっと巷に「歌舞伎isROCK」って伝わる方法は無いもんか。話戻して一昨年、韓流スター風。昨年、無印カタログ風。今年、必殺仕事人風。今年何があったんだよ、ぐらいのイメージチェンジ。新春浅草歌舞伎、実は毎年ポスターに一番注目してます。てか・・・壱ちゃん・・・・壱ちゃんの写りね・・・・・（涙）違う！違うんです！！この子・・・・っっこの子舞台の上だと超絶美しいんですよーーーっっっっとポスター見てる人一人一人に声かけていきたい。

  January 3, 2017

• 『阿弖流為』　衛星劇場録画

  TV で見てもかっこよかったんだよぉぉぉぉーーーーっっっっっっっっっっ！！！！TVサイズで見てもこの迫力とこのかっこよさ。両花道を使用して染様とお兄が最後のシーンに向かう場面、家族全員が「かっこよすぎかぁぁぁーーーっっっっっっ！！！」と絶叫しました。なんだろうなこれ。なんだろうこの作品の何度見ても面白いかっこよさ。だから再演希望＆サントラ欲しいんですよ私は。

  November 12, 2016

• 美しい人

  仕事帰りに東劇でシネマ歌舞伎「ワンピース」観ようと思ってたんだけど朝３時起きの時点で握っていたコンタクトレンズ＆メガネをカバンの中に入れ忘れて仕事に来てしまっていた。寝起きの自分アルアル。すんなり早めに帰宅し、諸々の用事などを済ませようかと何気なくパソコンを立ち上げてみると「春猿さん河合雪之丞を名のり劇団新派入団へ」というニュース。巡業で「これからも歌舞伎宜しくね」的口上を述べていた春猿さん、歌舞伎の舞台にはもう出ないって事？あれはある意味別れの言葉だったの？という、新しい道に進むと決意した春猿さんリスペクト＆応援したい気持ちと共に、正直ちょっと・・・否、だいぶ、予想以上に寂しい気持ち。笑三郎さん、笑也さん、春猿さんという澤瀉３美女を楽しみに歌舞伎に行く、っていう事が今後なくなってしまうんだな〜・・・と思うと寂しい。私は初めてお三方が揃って歌舞伎の舞台に出ているのを拝見した時、（「楼門五三桐」で左側に３人並んでいた）その全員のあまりの綺麗さに体がびっくりしすぎて細胞がどうかなった結果、幕間にいきなり生理になりまして（もうその月は終わってた日程だったにもかかわらず、だ）「大丈夫大丈夫！あんた”も”一応女だよ！！！」と細胞が自身を慰めてくれた事件を一生忘れない事でしょう。その人がやりたいと思う事、進みたいと思う道の通せんぼをせず、その道が開かれた道であるようにと何かしらの形で引導を渡す事は継承芸能の文化の中ではすごく革新的で素敵な事と思う反面、一度去った事がある人間はどういう状況であれ去る者を追う事は出来ないんだとしんみり。春猿さんという名前も華やかで綺麗な名前だったけど雪之丞という新しい名前も白兎屋っていう新しい屋号もとても可愛くて綺麗。雪之丞さんを見に、新派行ってみようかな。

  October 27, 2016

• a man in wolf's clothing

  いやいやそれマンウィズじゃんっっっ！！wolf in sheep's clothingじゃん！！！！と、いうわけで。一人ぼけツッコミから日記は始まりまして巡業も始まりましてもうあるところでは過去イチ盛り上がっちゃってて凄い。もうちょっと思わず笑っちゃうほど凄い。化け猫出てくる話の裏でcatfight凄い。皆突き抜けて愛してんなぁ。皆に愛されてるなぁ。そして皆手の平で踊ってんなぁ。いやいやそれ狼でも羊でも猫でもなくて猿じゃんっっっ！！The punkiest monkey that ever poppedのほうじゃん！！！皆、punker、だな。来週楽しみ。

  October 3, 2016

• ひとりたびごじゅうさんつぎ

  １０月、友達は九州へ。私は西日本へ。私の手元にあるチケットはAプロ。配役を今更落ち着いて見てみる。よーくよーーーーく見て考えてみる。考えてよ〜くよ〜〜〜〜く記憶を探ってみる。埒があかないので２年前の新橋演舞場の時のパンフレットを開いてみる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・巳っ君が宙乗りすんのBプロのほうだったーーーーっっっっっっっっっっっ！！！！！！！あ、巳っ君お誕生日おめでとうございます。

  September 16, 2016

• 八月納涼歌舞伎　第二部　＠歌舞伎座

  前売りで売り切れた第二部。前日戻りでなんと初日に観に行ってしまった。一、東海道中膝栗毛超ドリフ。出だしから「あれ・・これ記憶のどっかしらにあるシムケンとカトちゃんのコント・・・・」まさか染様の口から「志村、後ろ後ろ！」が聞けるとはー（今日イチの爆笑ポイント）ずるいなー。その長廊下みたいなセット出てきた瞬間から見てるこっち側は既にドリフな展開期待しちゃってたもんなー。今までやってきた自分たちの作品をパロディにしてやってきた事全部詰め込んでみました！と、いう。「趣向を凝らす」ってまさにこういう事なのかな！と。では感想いってみよ！シンゴちゃんの「飯だ、食え」（誤）・・・「みんな、ご飯だよ」（正）配膳されたご飯が菜っ葉の水煮だったらここが今日イチになっていたかもしれない・・・・・・・。まさかのKOTAROrap、GOTOrapより良かったと思いまーす。歌舞伎座でラップかますって意外に前人未到の異業なのでは・・・・シドーさんはデービッドがあまりに大きく細かく笑いを取りにきていた為、大岡伊勢守忠相で花道歩いて出てきた時、客席から笑いが起こってしまうという。（去年の納涼歌舞伎での巳っ君さながら）シドーさん面白役、上手いよなー・・・・うん・・・面白役、上手い・・・・。久々の壱ちゃんは相変わらず可愛いっっその滲み出る上方の古き良きこってり感さえ感じさせる女、好き。右近先輩、こういうのにもいつも出てくれてありがとうって毎度思ってるよ・・・。門様、その彫りの深さからニンだったように思うんですが、これ、ニンっていうのか・・・？笑三郎さん、いつもとメイクも使ってるカラーもだいぶ変えてたけどやっぱり美しーっっっっ笑也さん、・・空を刻むとワンピース歌舞伎でこういうの見たな・・・というデジャブ。春猿さんが胸パッド入れちゃうと客席の女全員負けちゃうからさ・・・という完全なる敗北感。梵太郎役の染様息子金ちゃん。公家顔だぁ・・・。数年後横に立ってるお父さんみたいにハッチャケられそうか、と、いうと、ちょっと違う。何やら落ち着いた雰囲気をお持ちで。昔見たドキュメンタリー番組では妹さんのほうが俄然染様っぽい動き方をしていたのをふと思い出しました。政之助の團子ちゃん。子供って大きくなるの早いんだなぁーーっっっ！！！！の衝撃。舞台に立ってる事自体終始楽しそう・楽しんでる感があっておばちゃんなんか感動した。金太郎君と同じ振りで動かなきゃいけないとこで振り付け間違えて背後に立ってた四代目に一瞬厳しい顔されてちょっとショゲてたのが印象深かったっつーか・・・。確かに「子役でもバイトでも何でも、給料貰ってたら責任が生じるし皆プロなんだよ」byアキちゃん（友達）なんですけども、この一瞬で現実に返ったっつーか・・・そんな團子ちゃんにとっての歌舞伎界のパイセンであり親戚、四代目市川猿之助さん自体はどうだったかと言いますと・・・いまいちー・・・吹っ切れたコメディアンヌに成りきれずっつーかー・・・器用なはずなのにそこんとこ不器用なのか根が暗・・・・芯から真面目な方なのか。宙乗りで回転かましまくり最後まで笑いとってきた染様あっての二部だったように思いました。でも自分たちをパロるってアイディア、すごく面白くて良いなって思ったよ！四代目。染様 isエンターティナー。染様 and シドーさん　are コメディアンヌ。と、いう第二部一幕でございました。と、思いきや、実は最後の最後に竹ちゃんに持ってかれた膝栗毛。竹三郎さんは頭からノリノリでノリノリすぎてセリフ飛んで（笑）二人の宙乗りを見送る時はとっても嬉しそうで楽しそうで。歌舞伎が低迷していた時代を身を以て知っている”歌舞伎”という形の継承を凄く大事にしていそうな竹三郎さんが新しい事やアイディアに意欲的で寛容で受け入れていて且つご自身も楽しんでいるという事が大変に素敵な事で素敵な方だなと幕が閉まっていく時にお姿を見ながらシミジミと思ったのであった。寿猿さんと同様にお元気そうで本当に嬉しい。粋な大向こうさんに染様が言う前に「四代目、後ろ後ろ！！」って大向こうを入れて欲しい・・・クス。と想像で笑えました。誰かーーーっっっっお願いーーっっっっ。二、艶紅曙接拙もう中村屋のお兄ちゃんは私の目には近藤さんにしか見えない・・・巳っ君っっっっっっっっっっまさかの踊りながら視線を客席に斜めに流し落とすというっっっ流し目をっっっっ巳っ君がっっっっっっ今日初日にもかかわらずっっっっっ正直ジタバタ通り越してびっくりしすぎて「え？！」って声出た。びっくりしといてなんですが〜・・・すんごいすんごい素敵でした。扇雀さん、溢れ出るその地域の商店街の仕切りや女将風味。好き〜。今日初めて思ったんですが壱ちゃん（甥）って扇雀さん（叔父）にちょっと似てるんだね・・・で、で、で、ね正直１５分ではっちゃけ膝栗毛からのこの幕をやるのって演じる側もちょっとキツいかなとかも思うんですが、メインな踊りが心躍らないっていうか・・・・ワクワクしないっていうか・・・・・・それこそ後ろに控えてるお兄とか扇雀さんとか巳っ君が踊るほうが面白そうっつーか・・・と、超ど級の素人は不遜にも思いました・・・・・そんな個人的には心の中で突っ込み入れまくってた踊りを後ろからずーーーーーっと笑顔で見るお兄、良い人・・・・・ってちょっと感動した・・・・巳っ君も踊り真面目に見てたけどいつか巳っ君がその踊りを踊ってくれる日をBBAは楽しみにしています。つーか去年の巳っ君とお兄の演目今年もでも良かったよっっっ

  August 9, 2016

• 葉月

  歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」特別ポスターverが看板になっていました。こ・・・こっちを正面看板にしたんだねっっっ手前の完全ドリフターズ感出してるお二方の後ろで凛々しい扇千景・・・否、扇雀氏。前に松竹座で観た扇雀さんの「嫗山姥」、面白かったんで実は１部も・・・１部も行きたいんです・・・・（涙）まー、２部は既に売り切れているので（またか〜と同時にだよね〜とも思う）”ご存知！”戻り待ちなんだけれども。しかし戻り待ちで必要不可欠な”使えるクレカ”が現在手元に無い危機なんだけれども。そして今日初めて知りましたが２部、弥次さん喜多さん２人で宙乗りなんですなー。（そりゃ１人だけラスベガス飛んでくわけにはいかないか）２人かー思い出すなー新橋演舞場で蔵之介氏と一緒に飛んでいたのをー（棒）多分、四代目の好きな男性の顔の造りと私の好きな異性の顔の造形はピタリだと思う。「私たち、己に無いものを他人に求めてるんだよね〜」「鼻と輪郭がね〜コンプレックスだよね〜〜〜」って、ねー。歌舞伎枠で言えば巳っくんの顔も多分好きな顔の造りなんだと思うしそのお顔好きカテゴリにミュージシャン枠として稲葉さん、チバさん、ミヤジが入れば私はパーフェクトです。何の話しだ。

  July 28, 2016

• 「〜宙乗りができるまで～新臺猿初翔～」＠歌舞伎座ギャラリー

  散髪が早く終わったのでブラリ歌舞伎座へ。先月、幕見席から千本桜観た時、この鳥屋・・・簡素っていうか即席感半端なくない・・・３ヶ月このまま・・・？と疑問に思いました。という感想を記していたわけですが、やはりというかなんというか大変シンプルな造りであった。ここ抜け道無いよね・・・とも思っていたんだけど成る程ああやって普通に抜けていたんだね〜。しかしそこ放映したらパニックなるんじゃなかろうか８月〜。安全対策は万全を期しているんでしょうけれども、「じゃ、飛んでください。」と言われると〜・・・・（ワイヤー想像より細かったし）自分だったら怖い。試運転で浴衣の上から無理やり装置つけて飛ぶ段一郎さん。（カメラさんもっと追ってもっと寄ってっっっ）そして憎いぐらい睫毛の長い四代目。（カメラさんもしや狙ってのその角度・・・・）（黒Tの多分設営スタッフか業者の方が飛んだ時、段一郎さんが飛んだ時、飛ぶご本人程ガンガンにワイヤーを揺らしていらっしゃらなかったのが気になりました。）そして何故か肩部分が青く染まっている四代目コメント中プレゼン・・・あんま上手くない・・・・？に流れる目線カメラの映像が凄い勢いでガッタガタしていてこんな揺れてんの？！そんな揺れてんのに笑顔で去っていってたの？！あんな揺れてんのにもっと揺らしてたの？！というところが「宙乗りが出来るまで」っていうか「宙乗り」一番の衝撃。これ笑えない。笑えないよ自分だったら。普通に酔いそう。命、賭けて　命、削って観客を楽しませてくれているんだなぁと、しみじみ。

  July 28, 2016

• シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 阿弖流為』@東劇

  スクリーンで見ても面白かったんだよ〜〜〜実際見ていた時の両花道に正面にっっっっっどっっどこに視線を合わせたらっっっ（ジタバタっっっ）の心配ご無用。なんとまさかの両花道をまるっと１つに２画面方式。さらには映像ならではのエフェクト有り。（実際見ていた時、確かにこんな感じに目が勝手に見えていたような気がする）シネマ歌舞伎はどうやら新橋演舞場Verだったのか・・？な？松竹座で見た時とちょっとだけ違うところもありましたが（私的一番印象深かった「ここに”在る”全てを守る」ってシーン、なかったような・・）シネマ歌舞伎用、映像用として撮影している感じの印象でした。いや〜阿弖流為、NEXTしてたぁ〜。ストーリーが面白い。衣装が綺麗。メイクが素敵。登場人物も立ち回りもセリフも音楽もかっこいい！でもやっぱり劇場で、あの場にいないと感じられないような、温度的な雰囲気的な直接肌に感じる感覚的何かはシネマ歌舞伎だと限界があるのかな。再演熱烈希望です。私が関係者だったならば、新橋演舞場上演時点でクマコグッズ作って大阪松竹＆シネマ歌舞伎で物販。ちょっと稼いで次の公演につなげるのに・・・っっっっワンピースの商魂（流石の集英社さんジャンプショップ持ってるだけあってグッズ強いよね）見た後だと余計っっっっ・・・悔しいっっ悔しいほど無力な自分っっっ（何この感情）そしてサントラが欲しいですよぉ！私はぁ！！ところで本日は予てより（１年前時点で）「阿弖流為見たい！」と言っていた（が、娘一人で大阪に見に行かれてしまった）母と見に行ったんですが「何これ。歌舞伎！！超歌舞伎！！歌舞伎座でも全然出来る歌舞伎！！！」という、前半部だけで完全に母親の感性はNEXTしてまして後半部はクマコシーンでバンコーより先に「クマコォォォーー・・・っっっ（泣きそう）」シンゴちゃん父にお兄謀られる「あぁっっっっっ！！！！！！（泣きそう）」七君長セリフ中「・・・・（泣きそう）」そんな母の本日の感想文「今日は目も心も洗われる良いものを観られて幸せでした・・・」そんな母も再演、超希望。染様があの立ち回りで長いセリフすらすら言えるうちに！再演、お願い致します！！！！！！

  July 27, 2016

• 口惜しや〜・・・・・・・・

  小林製薬認定の「オードムーゲ達人」。某お方がちょいちょい宣伝挟んでくるミラクルブロスんとこと化粧水だけでも”０”が何個違うのか。達人という単語はこの場合適しているのかどうなのか。私だったら私だったら、某ブランドの顔がVになります美容液かマスクを使ってもらって使用前使用後ってするのにっっっ目がリフトします美容液でその目ちょっとだけキュッてするのにっっっっ「化粧品は年代によって使う物を変えたほうが良いよ」って普通のトーンでそのまま言いたい。

  July 19, 2016

• 七月大歌舞伎　昼の部　@歌舞伎座　

  夜の「荒川の佐吉」が話題に上がる中、午前の部の方が俄然私好みであった。てか泣いた。柳影澤蛍火、泣いたよ。通し狂言一、柳影澤蛍火　柳澤騒動護持院隆光：猿之助クソ坊主ーーーーっっっっっっっっっ！！！！！！！（私の最大級の賛辞）いや〜クソ坊主とはまさにこの事。最初紫からのオレンジからの最後清浄色。どんどん成り上がっておられて。最後のドンデン返し的な脚本も秀逸。クソ坊主っぷりにもドキドキしましたが何が一番動悸息切れしたかってこんな風に切られて殺される四代目見たの初めてかも・・・の衝撃。（基本殺す側か自ら切腹のような気がする）死ぬ間際の声のデカさの異様と死にそうなのにご存知！ちょっとクドめの澤瀉屋っっっ！！！（私による大好きという意）四代目への礼賛は舞台上のその演じる姿のみにあらず。桂昌院：東蔵さん怪演。クソババア。（私なりのこれ以上ないほどの賞辞）帰りの電車の中で人間国宝に認定されたという事を知りました。おめでとうございます。ババア、めっちゃ本当にすんごい良かったです。おさめの方；尾上のほうの右近君前述の”泣いた”、とはまさに右近君の演じるおさめちゃんの最期のシーン。歌舞伎界のはにゅーゆずる（と私的に位置付けている）こと、尾上の右近君。ユヅらしさが最大限活きていたおさめちゃん。適役。ドンピシャで適任。役に負けてない２面性と小生意気感とでもでもピュアなとこも出せますねん私、右近君。「大奥に上がってからのおさめは、別のおさめ」の台詞、もう感服しちゃったもの。今日歌舞伎鑑賞教室に来ていた女学生達、最期のシーン特に涙とか出なかったと思うんだ。大奥生活は辛かった事、本当の父親が誰か嘘ついていた訳、勝てない戦の前に心中を選んだ気持ち、ぜーんぶ一人の男の為。人生全部弥太郎の為。きっと２０年後、君達もBBAと同じこのシーンで泣く事だろう。ま、BBAそこまで本気で一人の人間を好きになった事ないんだけどさ・・・・。柳澤吉保：エビ氏私史によるエビ氏観劇史上、一番のハマり成田屋ご贔屓さん方はこれを観てどう思ったのかっっ聞きたーいっっ！知りたーーーーーいっっっっっ！！！この脚本をエビ氏に持ってきた四代目、大当たりっていうか凄い。こんなドンピでハマる役、凄い。私がこの脚本持って来られたエビ氏だったら「嫌味？」とか軽く思っちゃうかもなんですが当の本人そんな考え微塵もなさそうな好演。エビ氏なら婆だって抱けそうだし女踏み台にしてのし上がりそうだしもうその覇道途中の陥れだの屍累々だの大事な人間斬っちゃうなんかもぜーんぶ納得の許容範囲ですっ！と言い切れるほどのハマり。（本来成田屋に生まれている為別にそんな事は必要ないんだが）気になった事は一番最初の「出世」っつー時が筆書体なのに丸文字炸裂で普段から筆使いの巳っ君に字の書き方習おっか・・・・って思った事ぐらい。これ将来海老蔵wikiとかで当たり役の欄にあってほしい。それぐらい良かったんだエビ氏！！！上記４名以外の配役もこれ以上にないほど話にハマってて実物がイメージを超えてくるめったに無い感動。手放しで面白かった！！って言える。この脚本を選んで、これで海老に演ってもらうってした四代目のセンスと眼！！！！これ、偉業だと思うっっっっっっっっ！！！！！！（私のブログで踊っていない状態での四代目がここまで褒めちぎられた事があるだろうか。否、無い筈。）今日、お盆中元だしきっと宇野先生も観に来てて間違いなく満足されたと思う！！！筋書きに落ちが全部書かれてるのにはちょっと先生ご立腹かも！！！（家帰ってから読み返して判明。）二、流星　　市川猿之助宙乗り相勤め申し候後見イケメンだわ（段一郎さん）右側の巳っ君（牽牛）イケメンだわでも真ん中で主役踊るし一体どこに視点置いて見たら良いのさ〜私先月から何度同じ言葉ほざいてんのさ〜の心配も数分後にはかっ消され真ん中で軽やかに踊る流星に釘付け。どのポイントからってそらーあなた出ました！四代目真骨頂婆！！！！！（私の私による私なりの讃美です）なーんでお面つけてるのに後ろ姿なのに全身全体が”どっからどう見てもすんごい婆”なんだろ・・・・私、踊りとかやった事なくて超ド級のど素人だけどこの人の舞踊見てると魅入るあまりなんでか口が空くんだよなぁ・・・・途中から会場全体の空気もまるっと持ってって持っていったままほんじゃーさいなら〜（キャハッ⭐️）って宙乗りしつつ頭からつま先まで全身でお愛想をフルに振りまき、笑顔でお手振りして最後には平泳ぎをかます流星。もうなんか「何だアレ・・・」ってなってて残された人全員に向かって屁とかこきながら去っていってほしいとか思ってた。あれ”人”なの？なにこの感想。

  July 15, 2016

• 七月大歌舞伎　夜の部　@歌舞伎座

  本日10日は10月の有休申請日。昨夜飲み会、とりあえず帰宅、朝３時半起きで４時のバス、職場で有休争奪戦に挑みつつ、仕事ちょっとこなしてから、帰宅10時の洗濯。仮眠3時間とってからの午後４時半歌舞伎座。つまりは精神ユラユラ状態での観劇。さ、感想いってみよ。江戸絵両国八景一、荒川の佐吉・・・・う〜ん・・・・・・・・・・・・ニザ様の時は感じなかった脚本の色々が「う〜ん・・・」「う〜ん・・・」となったのは多分今回の佐吉はリアルだったから。ニザ様はファンタジー、四代目はリアル。前評判「涙なしにはっっっっ」だったにもかかわらず、リアルが故、逆に涙出ず。エゴの塊っつーか我儘炸裂させすぎだろ、佐吉。お前視点で物考えすぎだろ、佐吉。の突っ込み多数。好きな女子いるし実力主義の世界だしと堅気でなくなる佐吉。辰の家に居候して子供を育てる佐吉。いきなり家出るかもとほざく佐吉。辰に（仕事終わりに夜なべしてまで）花見いく時用の小遣い作ってもらう佐吉。辰宅で人殺ししといて遺体そっちのけで今ならイケる気がするっっと飛び出ていく佐吉。旅人が合ってるんだわといきなり旅に出る佐吉。子供の将来を考えたらどうするのが一番なんだよ佐吉！いやだいやだと駄々捏ね繰り回しとる場合か佐吉！裁縫ぐらいやろうと思えばできるだろ佐吉！子供育てるなら地に足つけた生き方に戻せよ佐吉ーーーっっっ！！！！ダスティン・ホフマンはフレンチトースト最後のほう上手に作れてたけど飯の面倒も辰が見てる風な発言あったよね・・・・佐吉の生活力の無さーーーーっっっ！！！！！！大工仕事で一目置かれてたぐらいならちょっと本気だせば諸々なんとかなりそうなのにーっっっっ！！！！荒川の佐吉：猿之助ニザ様の時には何も思わなかった湧き出る疑問の数々。それほどリアルな等身大の困ったちゃん佐吉だった、という事。最初のほう、腕捲りすると何度かルフィに見えましてやんちゃくれ＝海賊王っていうベクトルが確立してしまったんでしょうか。私側によるものかそれとも四代目さんのほうか。乳児の時の卯之吉への頭の撫で方と成長した卯之吉への撫で方が同じだったことが個人的に違和感。乳児ん時って確かに旋毛から前へ向けるけど後頭部成長してからって旋毛からほっぺに向けて両手落とさない？ほっぺつけるとこも右と右左と左ってなるのが普通だよなー悪魔で舞台だから顔はこちらに向けないといけないのかーとか祖父に溺愛されていた３０年前の幼少自分を思い出していたら泣けなかった。（そんなに愛情貰っといてなんでこんななんだよ３０年後）そして頬を寄せた時の顔が鼓に寄せた時の顔と同じである事が若干ツボであった。何より！何より！！の違和感はそんだけお世話になっといて身勝手しといて辰には別れの言葉も感謝の言葉も改めて無しかよーっっっっ！！！と、いう。良くも悪くもリアルな佐吉だったからこそ要所要所で演技って分かる部分の導入が見てるこっち側の思考回路ガチャガチャになった結果、「うーん・・・」という。辰の配役、巳っくんにしてくれてありがとう・・・ってところが一番泣けるっちゃあ泣ける。相模屋政五郎：中車さんなんかちょっと重厚感さえただよう政五郎。説得力有り有りでニン。八重ちゃん：米子正月に掲げた目標を有言実行している米吉君、かなり痩せているーっっっっっ門様にお守り渡した直後、門様死亡というすんごいサゲマンっぷりがそうやって親分の娘然でプライド高くツンツンしてるからなんだぞっっとイコールで米吉君の八重ちゃんに対する解釈と私の八重ちゃん解釈もなんとなくイコール。この八重ちゃんならもしニザ様が佐吉だったら「佐吉ぃ〜？？どこが良いのさ〜」ってならないだろうなぁ・・・。大工辰五郎：巳っくんボンクレーの時も去年の納涼でも思ったけど実は細かく人物を咀嚼してそれを器用に演じられる役者さんなんだな。と。今日の３時起き、実は巳っくん巡業見たさの為。（チケットまだ取れてないのにもかかわらず）３ヶ月後の自分はあの日あの時早起きして本当よかったと思うだろうと今日確信しました（チケットまだ取れてない・・以下略）総括「荒川の佐吉」サブタイトルつけるなら「底抜けにお人好しな男鰥２人によるお江戸版クレーマー・クレーマー」改めて自分は真山青果の書いた舞台用の脚本が苦手な事が分かった。四代目にボコられた後捕らわれた身の段一郎さん。その役、段一郎さんにしてくれてありがとう・・・。全然本筋と関係ないところで泣きそうになるような愚者が大先生の脚本苦手とかほざいてすいません。壽三升景清二、歌舞伎十八番の内 鎌髭　　歌舞伎十八番の内 景清〈鎌髭〉エビさんは前もその前も同じ事思ったけど喋らなければ動かなければ派手で綺麗なんだなぁ・・・・。そして市川右近丈は来年から成田屋さんに引っ張りだこっていう伏線張られたなぁって寂しい。古典演目にもかかわらず巳っくんの頭が動きません！！！巳っくんの眼球が動きません！！！！！巳っくん化粧が上手くなったのか顔つきが変わったのかやけに男前にーーーっっっっっ！！！！！何があった巳っくん！！！！BBAは嬉しくもちょっと寂しい！！！！！そして安定の良い声。尾上のほうの右近君は一時期の四代目みたく「私のほうがあんた達（客（性別女に限る））より綺麗」感が出てきましたね。確かに綺麗だけど面長なのにホウレイ線から顎にかけての頬肉ボリューム具合、あの若さで弛みって事あんの・・・・って君はBBAを不安にさせる・・・・。左團次さん久しぶりだったんですけどちょっと見ないうちにすごい年を取られたように思いました。去年のクリスマス頃は寒空の下上半身裸でサンタさんだったのに・・・っっっっっっやっぱり、見たい物や見たい人は見られる時に見なければならないんだなぁ。〈景清〉阿古屋：笑三郎さん出の際は「美しー・・・・・」猿弥さんに啖呵切るところで「かっこいー・・・・・」ちなみに隣の知らぬご婦人も全く同じ独り言をつぶやいていました。女界のトップ取った女の凛々しさが潔かったっつーか潔さが凛々しいつーか壮麗というか端麗というかとにかく美しい超えて麗しい。秩父庄司重忠：猿之助出ました！古典な四代目！！やっぱ素敵。古典な四代目ほんと素敵。座ってる時の手の置き方だけで素敵。屁理屈・・・智で相手を説き伏せる重忠、ぴったり。そして巳っくん夜の部出ずっぱりで本当にお疲れ様です。落ちついて考えたらエビさんと四代目が歌舞伎座で「花形」じゃなくて「大歌舞伎」打ってんだ・・・凄いや・・・・・・・・・・・。

  July 10, 2016

• UNIQLO

  エアリズムの動画にも段一郎さんが・・・・・っっっっありがとうありがとう四代目・・・・・・・・っっっっっっ段一郎さんの紹介文：「スーパー歌舞伎２『ワンピース』にも出演」・・・・・・・出ていた。間違いなく、出ていました・・・・・・・・・。主役であるはずの四代目がなんだかあんまり「オススメ！」感を出されていないのが気になりますが（真面目か。という。）私も今の制服に変更した冬からエアリズムを着用しております。段之さん程私はうなじ見せないもんで襟がヒーチテックより深めの丸襟、ちょうど良い。乾燥早いし海外製の薄い白シャツでもブラが透けなくて良い。冬に買ったからプロパー（一番高値）で買いましたけども・・・確かに丈夫なので買い足し無しで夏を迎えました。外国人の方が襲名幕の例のあれ着てるのを見ると・・・海外に２代目猿之助（神）の黒塚の隈取りが出るのか・・・・・・・となんだか感慨深く手を合わせて拝み倒したい気分になりますが、やっぱりっつーかだよねーっつーかレインボーなほうを着ている外国人を私は未だ見た事がありません。サンフランシスコかNYあたりにはいらっしゃるんでしょうかね。

  June 30, 2016

• 中の人

  ナチュラルボーンイケメンのブログにまるで公園で遊ぶ子供を見るような眼差しの段一郎さんがっっっっありがとう・・・っっっっありがとうイケメン＆四代目・・・・・っっっっ（「つーかイケメン、お前足蹴にされてるぞ」の突っ込み込）段一郎さんまさかの登場以上にヒールを履いている人と同じところにタコがあるのはなんで？以上に・・・袿におすべらかしの下はモジャ公なんだなぁ・・・・・って・・・・「ミッキーの中の人、おっちゃんでした」的な・・・・そして何故そんなしち面倒くさい剃り方（逆靴下風）を・・・

  June 21, 2016

• 六月大歌舞伎　第三部　＠歌舞伎座　＜２回目＞

  一、道行初音旅１０日の初見時は一体どこを見たら良いのーっっ？！（ジタバタ）でしたが、さすがに２回目はちょっと落ち着いて全体が観れたように思います。しかしながらその場で地団駄踏みまくってヒール根っこから折ったろけ、状態は変わらず。手が・・・・手が綺麗だ・・・・二、川連法眼館四ノ切。あんだけ何回もみてお腹いっぱいとかほざいてた時期もあったぐらいなのに私史上初めて泣いた・・・・。更には門様の台詞のタイミングで私が泣いた。泣いたでぇ・・・by電王のキンタロス。と、いうのも、先日の父の日、ボロボロの状態で模試を受けて帰り山手線の人身事故にあった挙句、不本意で地下鉄乗り継いだにも関わらず謎な駅からの電車賃とられて改札にクレーム入れてたりしてた何もできていない親不孝＆人としてどうなの、な自分に比べて・・・狐ちゃん・・・・・狐ちゃんは・・・・っていう完全なる個人的な反省と主観が込み込みになってしまった為。しかも門様台詞たっぷりめで言うんだもんなぁ〜・・・・そら、涙でます。ずるい！笑也さんの更に湧き出るビッチ感と相変わらずの隙あらば殺ったんぞ殺めっぞ感が大好きです。色々な意味で強い。強い女シズカ。「何の為にてめぇ置いてったと思ってんだーっっっ！！！」の突っ込み要らずな女。戦場で足手まといになるとご迷惑かしら、とか思わない突っ走り系シズカ。強い。四代目さんが舞う度、見得を切る度、「来月・・・再来月・・・・」とお金がジャリンジャリン落ちる音が聞こえました。あれ？これ先々週も聞こえてたよ？こだまでしょうか。・・・いいえ誰でも？会場にいたお客様の大半にも聞こえてた？古典の四代目さんにこうやって詰まれて積んでいくのかな・・・・もうこんな生活さよなライオンしたいよ。ぽぽぽぽーんって音が聞こえる。まだ・・・まだファンクラブ的なのには・・・・入らん・・・入らんぞ・・・・（その年会費で１回１等席行ける・・と己に言い聞かせてる）

  June 21, 2016

• 六月大歌舞伎　第三部　＠歌舞伎座

  破産へのロンド。やっぱり良い席で見たい見たい見たい！溢れ出る欲求を抑えきれず、沼。歌舞伎沼。もう呼吸器系全部埋まってる状態で沼。一、道行初音旅一体どっっっっこを見たらいいのーーーっっっっ？！！！！！（ジタバタ）履いてる靴のヒールが根元からゴッソリ取れるぐらいその場で地団駄をガツガツ踏みまくりたかった一幕。（実際は周りにご迷惑なので我慢）染様の優雅さや素敵。切り株に置いた鎧の草摺が折れてたのをそっと直す染様・・・可愛い・・・。そしてなんっっって楽しそうに踊るんだ佐藤！否、源九郎！否、四代目ーーーーーーーーーっっっっ！！！！あーもうずっと見てたいずっと見てられるあまりに短い１時間の体感時間。そして逸見藤太の猿弥さんも綺麗。ただのお笑い枠じゃないんだ猿弥さん指先までほんっっと丁寧で綺麗なんだ大好き３人揃いすぎてほんとどこ見て良いのかわかりません状態の一時間。コンタクトレンズの乾きが半端なかった１時間（魅入り過ぎて瞬きが出来てなかった）。悲しいクダリさえもニヤニヤしてしまう意味不明な感情。胸いっぱいすぎて幕間にご飯食べられなかったほど。体調悪い時こそ食べる私がこのような状態に陥るということはもうなんだ私史上どえらい凄い異常な事で・・・。さらには久方ぶりの（顔がわかる状態での）「だっっっ段一郎さんっっっっっ」二、川連法眼館近くで見るとその丁寧さがよりわかってメリハリ感もすんごいわかって可愛さもわかってあーもうもう一回見たい・・・・・っっっっtoday's コンクルはこれに尽きる「四代目・・・超絶かっこいい・・・・・（思わず握ってしまう拳）」笑也さんの静御前はそんなに襟抜いてないけど義経の前と狐ちゃんだけと対峙してる時と女特有のぶりっ子有る無しがあって私がシズカに持っている強い女でありビッチである感が以前より出ていて好き。狐ちゃんに対してはメンチ切り続けてるのが好き・・・。見切れない門様。（やっぱこれだわ）前にみた時より風格がある義経な門様。なんか前は甘さがある義経だったような気がするけど今日の義経は公家顔だけど武将！の凛々しさだった。松也氏、痩せましたね・・・。巳っ君、あれ？今日は目が空虚？！の後、ご存知、泳ぐ視線。そして揺れる頭。安定。安定の巳っ君。・・・・実は怖いものみたさで巳っくんverの巡業見てみたいよ・・・。そして筋書きには乗らない段一郎さんの狐ちゃん。頬袋がもう少しフクッってしてたらそっくりな・・・とか思いつつも今日は角度的に結構見えてたので思わずガン見。段一郎さんの狐の手もくるくる軽やかに動いて可愛い。で、で、で、で、だ。あんだけ罵詈雑言書いておいてやっぱり好きだった四代目。白塗りの四代目、好きすぎてどーしよう。古典の四代目、素敵すぎてどーしよう。の、沼。歌舞伎座は斜め上に向かってのぼっていくんだなぁ・・・・・・・床に体水平に保つの、背筋と腹筋しんどそうだなぁ・・・・・・・・・もう一回良い席（一万五千円）で見たいなぁ・・・・・・見終わった後、座席に突っ伏したのは言うまでもなく。「・・・・・・・・・ボーナスやっぱ飛んだ（既に再び来る前提の過去未来系）・・・・」

  June 10, 2016

• 六月大歌舞伎　「川連法眼館」　＠歌舞伎座

  幕見。そして立ち見。散髪後、時間が間に合う感じだったのでふらっと幕見で狐ちゃん。立ち見。・・・・・フライデーナイトでしたね・・・・。狐ちゃん、上からは初見。幕開き、門様（義経）のお顔が見切れています・・・・・・・・・・・・っっっっっっっっっこっっっ・・・この微妙な角度が悔しいっっっ・・・でも１５００円だから・・・っっっっっ久々の狐ちゃんは狐ちゃんがさらに洗練（？）された可愛さでブリブリしただけじゃなくてちょっとしっかりした狐ちゃん。動きにメリハリあるっつーか・・・・何て表現したらいいのかわかんないけど何度も見ている演目を新たな気持ちで見られるって凄い事っす。（ちょっと興奮気味）と、思うと同時にっていうかこの距離からだと遠近法で狐ちゃんすんごい良いサイズに見えてて（ラブラドールぐらい）そのまま抱えてモフモフして持ち帰りたーーーーーーいっっっっっっっ！！！という完全キモ客心境（な興奮感）も有り。狐ちゃんの可愛さもさる事ながら、佐藤氏がすんごい「武士！！！！」になっていた事がちょっとびっくり。狐に「あーこの人なら・・・ちょっと姿借りてもね〜・・・」と思われてしまうような隙が無い。お母さん看病しに山形戻る→不在、ちょうどいいや姿ちょっと借ります。風。紐・・・紐が・・・。笑也さん。「隙あらばいつでも殺ったんぞ」っていういつでも刺せる構えキープのシズカ、とても好き。門様。門様の義経、その公家風味顔の戦国武将っていうミスマッチをマッチさせる雰囲気が尊い。巳っくん。そのお声は幕見席にまで音波に乗って響きながら届く。１月より良くなってるよーーーっっっっ！ババアは引き続き君を応援します。（何度目かの宣言）。松也氏。よっっっっっっっっく見ておこう４０歳が演じる軽やかなこの狐を。ラブラドールぐらいのサイズの狐ちゃんがすんごい高さまで上げられて正面から飛んできた時、「・・・でかっっっ」（当たり前だ）という今まで見えていたサイズと実寸サイズのギャップに持って帰りた〜いとかほざいてた気持ちは瞬時に失せました。そして桜吹雪をあれだけ散らせる風圧、こんなに凄いんだね・・・・・って事を知りました。さらにこの鳥屋・・・簡素っていうか即席感半端なくない・・・３ヶ月このまま・・・？と疑問に思いました。

  June 4, 2016

• 六月大歌舞伎　第一部　＠歌舞伎座

  染様 is smile セラピスト。壮絶な一幕目の後に爽やか且つ美しい舞台だったため、印象が二幕目の所作事 時鳥花有里に持ってかれたっていうか染様が楽しそうに踊る姿is素敵だったっていうか新旧イケメンが舞台に立ってるーっっっっつー豪華さと澤瀉屋代表の女方２名の両脇が綺麗すぎて麗しすぎての華やかさと良いもの観たーーーーっっっっって満足感。１月のアメリカンなケーキと違う。振り付け酷似してたけど染様is日本のパティシエが作るケーキ。（それでも洋物）時系列戻して頭から感想の記録。一、碇知盛＜渡海屋、大物浦＞あれ・・・？６月花形だったっけ・・・・？？？”若い”印象の”碇知盛”。新中納言知盛：染様。お父様と吉右衛門氏風味。舞台に出てきた時、「・・・８月・・お伊勢からラスベガスってさ・・・」で、すでに１幕目からクスっときていた。銀平娘お安実は安徳帝：初お目見得の武田タケルくんはお人形のように可愛く下手したらこのくらいの子供がいても不自然じゃない自分的に６歳の可愛い子が声裏返らせながら頑張っている姿がなんとも胸熱。お父さんより膝下と腕が長い感じで成長していってほしい・・・・と、BBAは切に願います。相模五郎：タケル父。先日三代目市川右団次を襲名すると発表がありましたがその存在から滲み出る古典な歌舞伎感（腕丈はそういった意味ではpros）、現在重き不在の成田屋さんからお声がけが多くなるのかな〜なんてぼんやり。源義経忠臣：いやぁ〜イケメン揃いで。種ちゃん目張りの跳ね方が可愛い。種兄横顔綺麗。宗之助君YES和顔。巳っ君、化粧上手いのか巳っ君の顔自体が凛々しいのか。古典にもかかわらず落ち着いたその姿、なんか雰囲気が大きくなったように見える・・・（これまたBBA目線による）しかしながら引き続き舞台上での眼球のキョドリはご健在。染様最後の場面さえも一人一昨日方面へ目線を置く巳っ君。（最後の姿ぐらい見てあげてっ）右斜め上の二階席まで目線を上げる巳っ君。安定です。安定のその姿。義経：松也氏、痩せられましたね。（１月比）着物が汚れないか無駄に心配しましたが今回長袖長袖。声通るしセリフも聞きやすは聞きやすいんだよな〜・・・・あんま動かなければ良いの？？？入江丹蔵：久しぶりの亀鶴さん。うー好きだーー。動きが綺麗だー。表情が面白さんだー。女房お柳実は典侍の局：久しぶりの古典な四代目。・・・古典から離れすぎると古典感みたいなのって薄れるんですか・・・？（これは見ている側の問題か）が、出だしの印象でしたがーーーーーーがーーーーーーーーーーーー、引くところは引く、出すところは出して出る！！！という四代目さんに改めまして「わ〜技巧派。」と思いました。先人のやり方を無難にこなしつつちょっと自分も出してみつつのバランスと強弱のツマミを自在に変えられるんだなと。メインが誰かによって立てるか出るかの強弱変えるんだな・・・ずるがし・・・古典で女形の四代目で〜となると特筆すべきが後ろ姿のラインが会場にいる女子全員かかってもかなわないぐらい艶っぽい事〜。男の花道の時よりラインが綺麗になってるような気がする。ウエスト細ー下半身細ー。帯の位置、意図的なのかなー。あざと・・・・こんなん思ってるからすんごい見せ場こそ視界いっぱいにおばさまの素敵な後頭部だったんだよな。（位置的に笑っちゃうほど全く見えなかった。戒めろ、戒めろ私。）要所用所２枚挟んで演じてる感じの（役を演っている役を演る？風）今月は”座頭では無い”四代目。てか、チラシみてぼんやりしてたら気がついたけど今月の四代目さんは1日通して全演目必ず一度は泣かなければならないんだな・・・泣くって疲れるよなー・・・・・お身体、ご自愛ください。猿弥さんが最後法螺貝を吹く弁慶役で個人的に凄い救われまして勝手過ぎる我儘を申せば猿弥さんは「澤瀉屋」って大向こうがかかる中で花道を今後も歩いていって欲しい。二、所作事 時鳥花有里先述どおり、源義経の梅玉氏と傀儡師染吉の染様との新旧イケメンが並んだ演目。どちらもバタくさい顔なイケメン。そうどちらも和菓子では無く。ダブル澤瀉屋の白拍子、笑三郎さんと春猿さんの出番これだけかよーーーーーっっっっっなんっっっっっってもったいないほどの贅沢使いっっっっっっっ美しすぎて舞台華やかすぎて最早尊かったです。魁春さんの冠が斜めだったのが気になりました。重たい内容を心に留めたままちょっとどんより気分で帰宅かと思いきや最後の演目が「ご存知！染様歌舞伎っつったら最後の終わり方明るめ！」でしたのでテンション高く帰れました。良いな〜。ああやって楽しさを良い塩梅に出せる人。スマイル党の副総裁は染様だな。

  June 3, 2016

• さんぶせい

  出た〜出ただよ〜モドリが出たよ〜狐ちゃんが見たい逸る気持ちを抑えて１部を購入。狐ちゃんは試験終わった後に己への褒美とするんだ〜携帯壊れて買わなければならないのに何やってんだ・・・・

  May 27, 2016

• Q&A

  職場の後輩　Q,「KABUKI LION って何ですか・・？」獅子王なんだけど獅子王直訳するとLION KINGになるからDisneyのアレと勘違いされるから回避したとしてKING OF LIONでも良かったのかなとか今更思うけどKABUKI LIONってタイトルだと歌舞伎獅子？KABUKI LIONってタイトルって簡素過ぎた？自分　A,「分かりません」

  May 7, 2016

• 褒

  私の現在の上司はサラリと人を褒めるのが上手。タイミングも言い方もすんごいサラリ。そういうの良いなって、見習わないといけないなと思う。で、で、で、本題。竹ちゃん、四代目ベタ誉め。（唄も語りも竹ちゃんのが俄然上手なんだなって思ったけども・・・（去年８月の四代目朗読演目、今年１月の渋谷、比））今日、竹ちゃんの会だから！いいよそんなこの場にいない奴褒めなくて！！！って、懐激狭の私なんかは思うわけです。最低か自分。澤瀉屋さんの方が何名かいらしてたからなのか二代目猿翁さんも立ててらして人を立てる人、人を上手に褒める事の出来る人間＝竹ちゃん。私の中で坂東竹三郎さんという役者さんの素敵度合い、更に増しました。その人の人柄って、どんな役をやっても滲み出てくるものなのかもなぁ。「四代目から私に注目して下さっている方も中には〜」っておっしゃっててそう！確かに”機”はそう（四代目）なんだけど私はあの灼熱の大阪での竹三郎の会で歌舞伎って面白いっっ！竹三郎さんって凄く素敵っって思いましてそこから歌舞伎に通うようになりました。機はそうでも、そこからの動は竹三郎さんだったりします。自分みたいな人間もきっとでてくる。いつまでもお元気でまたこういった会を催していただきたいです。門様、竹ちゃんの異変に気がついてくれてありがとう・・・・。で、で、で、で、本日、３０周年記念日の美しい人が観に（聴きに？）いらしててでもこういう場ってプライベートだし今日は竹ちゃんの会で竹ちゃん主役だしって事で心内でそっとご本人におめでとうございますを念じさせていただきました。３０周年おめでとうございます。笑三郎さん。笑三郎さんもいつまでも美しくいらして下さいーーーーっっっっっっっ！！！！と、いう、こういうのもたぶん常日頃から褒めるのが上手い人って遠慮しつつもサラっとおめでとうございますをお伝え出来るんだよな〜きっと。「竹ちゃんの会どうだった？」って親からのメールに「すんごい良かった〜」って返したら「明日からちょっとは人に優しく出来るわね」って返ってきて猛省中。

  May 5, 2016

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