パプリカ
で、観たパプリカなんですが、結構面白かったです。日本のアニメってすっげぇっっっっ!!!!と、思い知らされました。もう気持ち悪い程の柔らかいアニメーションの動きとビビットな色使いにびっくらする事の連続。更にはこの映画、ボイスアクターが私でも知ってるような有名な人ばかり。なんかこう全体的に作品として、「声優」さんが支えてるとこも大きいと思った。昨今の日本のsatirical (社会風刺的要素)が多く、果たして横1列に座っている5人のアメ人達に理解出来るのか・・・・とちょっと思って考えながら観てましたところ、女子高生の風刺の場面で横の友達とニックさん笑いながらこっちチラ見。→無視。日本の高校生の制服、こちらでも人気です。chaotic, ridiculous, noisy, disorderly, large,??だけど、そこには何も無い。意味も無い。現実は夢の様で、夢は現実のようで、全てが混沌としている、そんな今の日本をちょっと皮肉りつつも冗談めかして書いている。こういうの、基本的に捻くれ者なので、大好きです。クリスさんは、「こういうちょっと社会派な作品凄く好き」と言っていましたので、ま、ちょっと理解出来てるかも。筒井作品風の7・5調のセリフは、英語字幕では表現されてませんでした。意味も大分咀嚼・割合してる感があってそこはちょっと残念かな。まー無理か・・・あんな日本語完全に翻訳するの・・・・・・・。とにもかくにも、映像の綺麗さにびっくり。後サウンド効果もばっちり。なんとなく頭がおかしくなりそうな、あのエンディング、若干クセになりそう。「終わりはどうするんだよっっ」が、印象あった。夢に終わりは、あるけど、無い。