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のんびり幸兵衛夢日記

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2005.04.06
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カテゴリ:出来事
ここ数日、右の肋骨あたりが痛くて、寝るのも食べるのも一苦労だし、咳やくしゃみは絶対出来ないので押し殺すのに一苦労しています。
特につらいのが、寝ている姿勢から起き上がるときで、腹筋に力を入れるととても堪えるのです。
そのため目覚めてからヨイショと起き上がるまでの決心がつくまでに、しばらく時間がかかります。
さて、いくぞ、と自分に言い聞かせれば、少々の痛さは納得がいきます。
・・・それが!

今朝は、思いっきり痛い目にあいました。
日頃、どんなことがあっても決して言い争ったりしない父と母なのに、リビングで大きな声が聞こえてくるのです。
母はとても興奮していて、その声からは、なにかとんでもないことが起こっているのを感じさせました。

えっ、なに?なんか、えらいこっちゃ、起きな、起きな、いてっ、アイテッ!!
とベッドでマヌケにもがきまくる私。
そのうち、玄関のドアを「ドカンッ!!」と閉める音がして、父が出て行ったようでした。
なんじゃ、なんじゃ?

そのあとも、私は亀のようにゆっくりと上着を羽織り(痛いのです)、やっとのことで部屋から脱出して母に、どうしたん?と聞くことが出来ました。

「保険証を無くしたっていうねん」

絶句。目の前が真っ暗になるとはまさにこのこと。
そのあと、1時間ほどして父が戻るまで、二人とも一言も口を利きませんでした。

昨今これだけ個人情報の漏洩が問題になっているというのに。
不正使用や、金銭の請求などさまざまな被害が起こりうるということは、誰にでも分かること。
クレジットカードは、紛失したらすぐにカード会社に連絡すれば、即座にその効力を停止してもらえますが、保険証の場合、その身分証明書としての効力は、そのような即時性はないでしょう。

この保険証で、私自身医療機関にかかって薬をもらっているし、再交付が出来るとはいえ手元にない期間があるというのは、とても困るのです。

結果的には、奇跡的に、どこかに挟まるようにして落としていたところを、誰かが拾って交番まで届けてくださっていたようでした(詳しくは知りません!聞きたくもありません)。

家の中が、さぶ~いまま、いつもと変わらず散歩に出かけたのですが、昼前に帰ってみると、母が寝込んでいました。
家計簿をつけていたら視界が暗くなって、文字が見えなくなってしまった、とのこと。
「疲れてるんかな?」と聞いても、首を振るばかりで、何も言いませんでした。。

後で調べてみたら、保険証を紛失した場合は、まず最寄の警察に遺失物の届出をする以外に、個人情報センター(消費者金融系)、CIC(銀行系の情報センター)にそれぞれ登録しておくと、悪意の第3者がなりすましによって金融機関からお金を引き出すといった被害を、「ある程度」防ぐことができるようです。
ある程度というのは、このような情報センターに加盟していない金融会社での被害は止められないので。

そして、健康保険組合に、被保険者証滅失・き損・再交付申請書と、被保険者証滅失届を提出して、再交付してもらうことになります。

・・ありがたいわ、まったく。よ~く勉強に、なりやした!





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最終更新日  2005.04.06 16:49:02
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