のんびり幸兵衛夢日記

湿度は低いので家の中はひんやりしているのに、一歩外に出ると暑い日でした。

青々とした草むらから、ギギギ～ッというやかましい虫の音。
今頃からあんな暑苦しい声で鳴くことないのに、フライングやわ。

ツツジの植え込みがやたらと多い緑道を、アスファルトの照り返しに炙られながら歩いていると、これからもっと暑くなったらどんどん歩けなくなる・・、という思いに駆られ、暑い中、かえっていつもより遠回りして歩き回ってしまいました。

じっとしていても体の機能が滞りなく回ってくれれば、こんなウロチョロすることもないんですけど。
ちょっと怠けるとテキメンに体に出てしまうので、今日もウロチョロ、明日もウロチョロ、するわけなのです。

歩いて体が火照ったので、スーパーの本売り場に寄って帰ることにしました。
ここは、本売り場の後ろ側がＣＤ売り場になっていて、いつもいろんな音楽が流れていています。
30歳代をターゲットにした音楽がよくかかっているので、中高生の頃によく聴いた懐かしい音楽が次々に流れてきます。80年代、90年代の、あの頃。

ええ感じやん、と気分よく雑誌をめくっていましたが、ある曲で、ん、と手が止まりました。
フェアーグラウンド・アトラクションの「パーフェクト」。
この曲は、わたしにとってちょっと特別な思い出があります。

最悪に体調がさらに悪くなって何も食べられなくなり、栄養剤の水分も飲めなくなって、入院したことがありました。
入った部屋は６人部屋。食事の時間になるとみんな食べ始めるのですが、私は何も食べられないので当然点滴につながれたままの状態。

おもしろくない。
しかも、夕食は５時半で、その後がめちゃくちゃ長い。
で、ほかの人が食べているときに、点滴のポールをゴロゴロ押して、公衆電話から、ＦＭにリクエストをしてみたのが、この曲というわけ。

そんなことしたのは初めてだったんですが、よっぽどほかに電話をかけてくる人がなかったのか、その１度のリクエストで曲がかかりました。
一人イヤホンで聞きながら、壁一面のでっかいガラス窓に見える、夜の明かりの風景を眺めるのに、この曲の雰囲気はピッタリでした。

誰にも話したことなかったんですが（っていうほどのことでもないけど）、久しぶりに聞いたら、この曲が一日中頭から離れなくて、これしか書くことが思いつかなくなって書いてしまいました（笑）。

＊

昨日の晩ごはん

・オムレツ
春キャベツ、新玉ねぎ、牛の細切れ少々、しめじを炒めて卵で巻き込んだもの。
おいしゅうございました。

・こんにゃくとたけのこ、たちうおの子の、だし醤油でからめ煮
これは、なんという料理なのか分かりません。母のオリジナル？
私は、・・ほとんど口にしておりません。おいしいです、よ。

・小松菜と揚げの炊いたもの