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のんびり幸兵衛夢日記

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2011.06.29
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カテゴリ:出来事
昨日、また祖父母ん家に行ってきました。

去年までは、だいたい最高気温が30度ぐらいまでは行けていましたが、それより暑い季節は私はパスしていました。
今年は急激に気温が上がり、家の中でもぐったりだったので迷いましたが、節電による間引き運転やエアコンを控えめにするなどの影響も、6月ならまだ大丈夫だろうと思い、行くことにしました。

ひと月前は、祖父はストーブをつけ毛糸の帽子をかぶって布団に寝転がっていましたが、今回は炎天下の中、切らなくてよい椿の枝を張り切って切りまくっていて、…とても元気でした。
その代わり祖母が、この前あった時からまったく人相が変わってしまっていて、皮だけのミイラみたいでドキッとしました。

祖母の足の腫れは、なかなか引かず、まだ気持ち悪いブヨブヨ状態。
高齢で腎臓も弱っているので、強い薬を使えないのだそうです。
あまりお風呂に入りたがらなかったのですが、一度感染症で高熱を出してからは、なるべく入るようにしているようです。
今回も叔母と一緒に入って洗ってもらっていましたが、前回の抵抗が嘘のように仲良く入り、上がったら下着だけでヒョッコリ出てきたのはおかしかったです。

最初に祖母が通風だと聞いた時は、誤診じゃないかと思ったりしました。
通風は男の人に多く、贅沢なものを多く食べ過ぎる食生活が原因で起こる病気だと聞いていたからです。
高齢者で似た症状が出るものがあって、それはにせものの通風で、尿酸ではなく別の物質がたまることで起きるのだとも聞き、それじゃないの?とも思いました。
が、先日、以前栄養やサプリに興味があったときに調べてまとめていたノートを何気なく見返していたら、ちょうど祖母に当てはまるようなことが書いてありました。

肝臓は、水と酸素と窒素と硫黄からできていて、これらがたんぱく質を構成しており、本来規則正しい食生活では、食べた糖質がブドウ糖としてグリコーゲンというところに蓄えられ、3~4時間するとエネルギーに変わるのだそうです。
しかし長時間低血糖が続くと、エネルギーの材料となるものが入ってこないので、肝臓は自らを壊してエネルギーに変えようとします。
するとこのエネルギーを生み出す時に、肝臓のたんぱく質のうちの水や酸素が使われて、窒素と硫黄が余り、これが尿酸となるのだそうです。

祖母は今は食べる量がとても少なくなっているのに、なぜ通風なんだろうと思ったのですが、ちゃんと食べていないからこそ、なのではないかと思います。昔から祖母は偏食家で、食べたいものは徹底的に食べ、食べたくないものは全然手をつけないし、好きとなったら夜中にメロンをペロッと全部食べたり、畑で野菜を作っていながら自分はあまり野菜を食べなかったりという生活を続けてきました。

年を取り、食べられる量も少なくなり、あまりおなかも空かなくなって、また年のせいで偏屈でわがままにもなってきて、ちゃんと食べるべき時に食べなかったり嫌いな野菜の煮物などに手をつけなかったりということが、よくないのだろうと思います。
年をとってから、食習慣を直すことはできません。
祖母自身が悪いのです。
でももっと元気で長生きして欲しいなあと思います。

祖父も祖母も、ヨロヨロのヘロヘロになっているのに、物忘れは多くなりましたが、全然ぼけません。
何よりそれを感じるのは、私に聞いたり言ったりしてはいけないと思っていることは絶対に口に出さないことです。
ふたりで私のことばかり毎日話しているなどとは言いますが、本当に心配をしているから、私を傷つけるようなことは言わないようにしているのです。

それで思うのですが、いつも一緒に行く叔母は、息子(私の従兄弟)が精神的なことで休養していることを何年も祖父に一切話していないのですが(祖母には言ってある)、それは年寄りだからと馬鹿にしているようにも思えてしまいます。
祖父は世間体を気にする難儀な性格ですが、本当に心配して孫の身になって考えられる人なので、従兄弟や叔母を傷つけるような軽率なことは言わないし、心配してもそれで具合を悪くするようなコモノではないと思うのです。

会いに行ったからって、別に楽しいわけでもなく、特別なことを話したりするわけでもないですが、帰ってきて振り返ってみると、みんななんでもないことを結構しゃべったなあと思います。
このことが、いずれ思い出になるんだろうなあと。





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最終更新日  2011.08.30 23:02:41
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