みかん園の8月には雨も
今回の台風10号は、湘南地域にこれまでにない雨をもたらしました。
台風の目が、中心は来なかったのに、その大きな渦がかかり続けた。
小田原では8月26日(月)の夜には強い雨が降った。それから9月1日(日)まで降り続いた。
断続もありますが、大雨が1週間も降り続いたことになります。
台風一過で、富士山も見えだしていましたが、
それでも、やはり雲がかかってました。
みかんは、嵐と大雨に耐えていました。
しかし、まわりの雑草ですが、
この大雨で、雑草の方は大喜びで、息を吹き返しだしてます。
ニュースを見ていて、気になるんですが
大雨の瞬間は、そのひどいところをニュースが報道します。
しかし、いったい、この台風の被害の全体な状況はどうなんでしょうかね。
水害にあった人たち、その家、水に使った車、田畑、崩れた道路、鉄道。
台風が過ぎると、これらのことはニュースから消えます。
もちろん、実際を把握するには時間もかかるのは分かりますが、
それでも、まったくの明と暗、すっかり報道から消えてしまうというのは、どうしたことか。
被害の状況はどうだったのか、広域ですが、どのような被害がおきたのか。
ニュースに頼るのは一つ方法ですが、国が責任をもって把握し、発表するようにはなっていない。
被災にあった人たちに、どうしたらよいのか。
どのような支援制度により、国や県、市町村から支援がはかられているのか。
被災した人たちとしては、自力は限られてます。
その被災者の人たちに対して、それをつかみ、どのような対応がもとめられているのか。
氾濫する川の様子や、街や田畑が水に使った様子を、最悪のメディアからの報道でしか分からない。
マスコミの方は、台風が過ぎて雨が止んだら、報道から消えるわけです。
これまでも、そうでしたが。あとは暗闇で、どのような努力がなされているのか、わからない。
はたしてこれで、被災した人たちにとっても、明日は我が身である国民にとっても、この災いが生きた教訓になるんですかね。
今やニュースの焦点は総裁選挙ですが
そこでは台風のために延期するとの選挙の都合の問題としては考慮はされてますが、
被災の現実をどうつかみ、この国難にどう対処するのか、この肝腎なことが語られてない。
実際に言ってるのは、「軍備増強で国を守る」「憲法を変えて自衛隊を明記する」とか。
ようするにこれは、支持基盤のとなってる社会的な闇の勢力にたいして、政官財の諸悪の政策の推進を、忠誠のあかしとしてアピールして、競い合っているわけです。
そこには、国民の置かれた状態や、切実な声はない。
これじゃぁ変わらないし、悪い方向へ方向へと、草木もなびいているわけです。
いやいや、私が言いたかったのは、
その問題ではなかったんです
8月は台風のシーズンです。
以前に8月のみかん作業と、8月の作業の結果を紹介していたんですが、
その中に、あらかじめの台風に対する考慮が抜けていたんです。
毎回、どうも結果論的な認識であり、対応だった。
8月の台風の影響による雨ということ、それを念頭にすることが弱かったという反省です。
今年は、 去年(2023年)は 一昨年(2022年)は
8月13日台風5号 8月1日雨 8月13日台風8号
8月19日台風7号 8月9日台風6号 8月16・17日雨
8月26日から9月1日台風10号 8月13日台風7号 8月24日雨
8月23・24日雨 8月30日雨
ようするに8月のみかん園というのは、
中心課題は、9月までにみかん園の草刈りを終えるために、草刈りを進める時期なんですが。
カンカン照りの猛暑の日差しの下でのこと、それと同時に「野あき」です。
台風とその影響による雨ですが、これが毎年やってくる時期なんですね。
雨が降れば、表での仕事は出来ません。
この二つの自然を考慮して、作業を組み立てておかなければならないということです。
毎年、9月に入る時、反省させられていたんです。
思ったより草刈りがすすんでいない、と。
それには、こうした自然条件が、かかわっているんですね、
今回の台風のおかげですが、この数年の記録を調べ返してみたんですが、
酷暑と台風の影響、それは『源氏物語』にも出てくるむかしからのことですが、
あらためて、その認識を新たにさせられました。