三重の寒梅みてある記
今日、近鉄主催の「酒蔵みてある記」は、「三重の寒梅」の丸彦酒造(四日市)であった。 本来は近鉄の最寄の駅前に集合し、6kmを史跡を巡りながらハイキングをして最後に酒蔵に辿り着き、試飲や抽選会に参加するものであるが、今朝は冷え込みも厳しく、昨夜、泊まった妹宅で5合の酒を飲んで酔い寝した身では、とてもハイクに参加するのはおぼつかなく、妹宅の近くであるのを幸い、10時に蔵まで車で直接送ってもらった。 まだ、ハイカーは到着しておらず、義弟と吟醸酒、生しぼり、濁り酒と甘酒を試飲し、蔵の中をゆっくり見学できた。15,000リットルのマンモスタンクをはじめステンレスタンクが10基ほどある近代化された蔵である。杜氏はおらず自社で製造している、鈴鹿山系の伏流水を使っているなど、若い男性は説明してくれた。抜け駆けのようなものであった罰か景品は当たらなかった。 蔵の外に出てみると、ハイカーが10人ほど来ていた。ところが、どんどん増え初めて100数十人に達し、酒を買う人も多くいたが、酒蔵が魅力なのか、ハイキングが楽しみなのか、よくもまあこんなに参加するものだと、あっけにとられた次第。ほとんどが年配層でリュックを背負って参加しており、女性も1/3ほどを占める。 道理で、近鉄さんも毎年、沿線の酒蔵(今年は25蔵)でこなん企画を続けているのだと感心しきり。吟醸酒(360ml)を二本買って帰った。