リバーサイド
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戸を叩 く狸と秋を惜しみけり 蕪村 この時季になると、ふと浮かぶのがこの句。 戸を叩いたのはタヌキではなくてほんとは木枯らしだったのかも、 なんておもうこともあるけれど…。 やっぱりタヌキのほうがいいな、メルヘンチックだし、どこかユーモラスだし。 それに何よりタヌキのほうが温かいもの。 今朝は霧が立ちこめて辺りを幻想的にしてくれたので、 この私でさえも秋の終わりをしみじみ惜しむ気持ちになりました。 自宅から眺めた霧の公園 庭には、今が盛りの花は少なくなりました。 サザンカ ツワブキ 庭の落葉をはじめたヤマボウシを見上げたら、ヒヨドリの巣が姿を見せていました。 そんなに崩れもせずにちゃんと残っていたのです。 親鳥がその巣をしっかり木にくくりつけるために使ったビニール紐があらわです。 それがちっとも無機質なモノにみえません。夏の思い出を必死にとどめようとしている、いじらしい紐…。 柿の実が熟れる頃から、またヒヨドリが庭に姿を見せるようになりました。 不思議なことにまたまた2羽だけです。つがいになるのかな。 なったらまたその子たちをチーちゃんダイちゃんと呼ぶことにもう決めています。 小鳥のために木に残しておいた柿の実 赤い花はつるバラ チーちゃんダイちゃんに食べてもらいたい実が柿のほかにもいくつかあります。 ツタの実 ナンテンの実 色づきはじめたマンリョウの実 木の実を食べつくし、本格的な冬がやってきたら、こんどは、ジュースをやるのが日課となります。 ヒヨドリのほかにも、いま庭に見え隠れする可愛い小鳥がいます。 ジョウビタキ、シジュウカラ、ムシクイなどです。 そのうち、ツグミやメジロもやってくるでしょう。 さっき、公園の方を見たら、イチョウの黄色い葉っぱが地面をおおい尽くしていました。 明日の早朝、 清掃の人がやってくる前に、踏みしめて別れを惜しんできたいと思います。
完熟ラ・フランス November 30, 2008 コメント(2)
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