カテゴリ:美術・芸術・展覧会
展覧会のお話しが続いて申し訳ない?のですが、
今日は、昨日行ってきた、 大阪中ノ島の国立国際美術館の 「ロシア皇帝の至宝展~世界遺産クレムリンの奇跡~」について 書きたいと思います。 この展覧会は、残念ながら今日(17日)までの開催だった上に、 巡回も大阪で最後でしたので、 簡単にご紹介だけしておきますネ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 私が行った日は、閉会の前日だった為か、 かなりの人でごった返していて、それぞれの展示品には 人だかりができていました お陰で、展示品を丁寧に観る事が できなかったのですが、 有る意味、それが幸いしたかもしれません・・・ と言うのも、展示されていた200近いお宝を、 もし、ゆっくりと鑑賞できていたら、観終えるのに 一体、何時間かかったのだろう・・・と 思ったからです 今回は、駆け足で鑑賞して、 2時間ほどかかりました。 まぁ、言い換えれば、それだけ充実した展示内容だった、 ということです しかし、疲れました・・・ 足が、というよりも、 目が、心が、頭が、って感じです 展示されている品全てが・・・ 金・金・金・金・金・金・金・金・・・ 宝石・宝石・宝石・宝石・宝石・宝石・・・ ここまで装飾する必要があったのぉ~って 言う位、贅沢さに迫力がありました・・・ 展示品を一個一個観るたびに、ため息がでてしまいました。 これまでにも至宝展と呼ばれる展覧会には 度々、行ったことがありますが、 今回のは、その中でもトップクラスにすごい展覧会でした 館内に展示されている至宝を金額に直すと 一体、どれくらいの額になるのだろう・・・などと 考えながら観てしまいました ロシアの王様、お金持っていたのね~ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ お宝たちは、モスクワが誕生した12世紀半ば から ロシア帝国終焉までを、時代ごとに分けて展示されていました。 お宝たちのデザインが、段々とヨーロッパ調になっていくのが よく分かり、面白かったです。 また、それぞれ簡単にロシアの歴史も紹介して下さっていたので 世界史を勉強していない私には(高校まで理系だったので)、 すごく為になったような・・・気がします。 どこまで頭に残っているかは疑問ですが・・・ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ しかし、この展覧会を観て思ったのですが、 自分を輝きで飾り付けたいという、 人間の欲望って限りが無くてスゴイって思いました それと同時に、そうしなければ 皇帝・貴族としての威厳を保てなかったのか? とも思いました また、生きている間には、このお宝たちで ギラッギラに飾り付けていたのに、 結局、亡くなる時にはこれらを一切あの世に持っていけなくて、 「無」の状態に戻る空しさ?も感じてしまいました ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ とにかく、ハデでした ある意味、 光り物が大好きな「大阪人」が好む?展覧会だったのかもしれません 今年の関西は、春にエルミタージュ美術館展(4/9ブログ) 夏にこの展覧会、 そして秋~冬にかけて、国立ロシア美術館展が催されます。 ロシアの芸術展が続きますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/09/18 12:31:23 AM
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