カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、一人で京都に行って来ました
目的は、京都国立博物館「狩野永徳展」と 美術館「えき」KYOTO「いわさきちひろ展」を 観に行く為でした ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ まずは、京都国立博物館「狩野永徳展」についてです 私は元々、この展覧会にそんなに興味がなかったので、 行く予定に入っていませんでした。 ところが、どこかに書かれていた、この展覧会の紹介文を 読んでから、すっかり考え方が変わりました まず、ここまで狩野永徳の代表作を一ヶ所に集めた展覧会は これまでに開かれたことが無い。 史上初の大回顧展だということ。 それから、信長や秀吉に仕えた狩野永徳の死因は、 過労死だった?と言われているとのこと。 この2点に非常に興味を覚え?急遽行くことにしました。 カウンセラーの勉強を少しでもかじったことの有る者として 「過労」「過労死」という言葉は、かなり気になるし、 つい心配になるんですよ(*^_^*) * * * * * * * * * * 私は京都の大学に通っていた頃から、 これまで何百回?何千回?も京都を訪れているのですが この展覧会の開催されている“京都国立博物館”に来るのは 初めてでした。 (博物館の前は、度々通っているんですけどね) 博物館の建物は、想像していた以上にステキでした。 デジカメを持ってくれば良かったって後悔する位の見事な外観。 同じ国立博物館でも、実家近くにある奈良国立博物館より ずっとカッコヨカッタなぁ~さすが京都 * * * * * * * * * * さて、展覧会ですが、 平日にも関わらず、かなり混んでいました 休日になると入場制限がかかる位、混むそうです。 展示の最初は水墨画から始まり、 展示真ん中辺りで、今回のメイン?の展示とも言われる 国宝「洛中洛外図屏風」のコーナーがあります ↑洛中洛外図屏風(部分) 本物はもっとキンキンキラキラですごいんです~ この絵は、全体に使われた金箔の豪華さにもびっくりしましたが、 それ以上に、一つ一つ丁寧に描かれた細かい部分に 釘付けになってしまいました。 春夏秋冬の風物・行事などが屏風全体に チマチマ・コマゴマ描かれており(笑) 観る方が本当にたいへんでした。 気が遠くなりそうなくらいな細々さでした。 ゆっくり立ち止まってみたいけど、 そうすると後から来る人にご迷惑がかかるので、 何度も何度も行きつ戻りつして 何とか必死でくらいついて?観てきましたよ * * * * * * * * * * 展覧会後半は、豪壮華麗な絵の連続でしたが、 その中でも私が印象に残ったのが 一番上の写真の「唐獅子図屏風」でした。 かなりの大きさで、獅子にものすごく迫力がありました。 今にも飛び出してきそうで、ちょっと怖かったです。 一人で夜中に、この絵の前を通りたくないって感じでした でも、この屏風の前を秀吉が歩いていたんだと思うと、 不思議な感じがしました~ それから気になったのが、国宝「檜図屏風」です この絵は、永徳最晩年の絵だそうです。 解説にも書かれていたのですが 他の絵に比べて、本当にオドロオドロシイ感じがしました。 やっぱり疲れておられたのかなぁ~と心配させられるタッチでしたね 老いも影響しているんだろうけど、 働きすぎは、やっぱ心に良くないんだわぁ~と思っちゃいました ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ お土産に、屏風仕立てになった「洛中洛外図屏風」の 来年のカレンダーを購入しました 来年一年間、玄関に飾ってキラキラさせたいと 思います 狩野永徳展 ~11/18まで開催 京都国立博物館 HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/27 02:39:33 AM
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