カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、サントリーミュージアム[天保山]に
「ロートレック展」を観に行ってきました~ 私は、このサントリーミュージアム[天保山]が、 関西の美術館の中で、トップクラスに好きです どこが好きかと言いますと・・・ まず、海沿いに建てられたミュージアムなので 美術品を鑑賞しながら、途中の大きな窓から 大阪港を眺めることができる点です。 (展覧会の設営具合で、窓が見られない場合も有ります) 特に夕方に行くと、海に夕日が沈んでいく様を見ることができて、 すごくキレイ また、展覧会の内容もすごくおしゃれな物が多いんです なので、ここに来られている方は、他の美術館と比べて 若い方が多いような感じがします。 そして、ギャラリーツアー(学芸員さんと一緒に、 作品を解説してもらいながら展示品を鑑賞するツアー)や みどころトーク(美術館入口にある部屋で、学芸員さんが、 展覧会の簡単な解説をしてくれます)など、 展覧会の企画をした学芸員さんが作品の説明をして下さる機会が 結構あり、観に来た人を放っておかない姿勢も 大好きな理由の一つです。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ さて、「ロートレック展」についてです。 この展覧会では、彼が生涯に描いた、30枚程の全てのポスターが 展示されていました。 また、それ以外にも油彩画や挿絵、素描など かなりの多くの作品の展覧がされており、 全部、鑑賞し終えるのに、すごく時間のかかる豪華な?展覧会でした。 私が行った時は、本来は先ほど書いた ギャラリーツアーや、みどころトークが無い時間だったのですが、 丁度、どこかの美大?の団体さんが来られていて その方たちの為の特別ギャラリーツアーが実施されていました。 折角なので?ご一緒させて頂く事にしました タイミングが良くて、かなりラッキーでした 学芸員さんの詳しい解説のお陰で、 彼の作品の描き方、彼の人生、彼が生きた当時のフランスの様子などが すごくよくわかりました これまでにもロートレックの作品は何度も観たことがあるのですが、 今日の説明を聴くことにより、 作品に込めた彼なりの想い・考えを知ることが出来、 これからは違う視点で、作品を観ることができそうです。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 私、絵を鑑賞することも好きなのですが、 それと共に、絵を描いた画家の人生にも興味があります。 特に、平坦に生きた人よりも あちこちにぶつかりながら精一杯生きた人が好き その方が、人の内面を深く描くことが できると思うから ロートレックは、貴族の長男として生まれ、 経済的には裕福だった様ですが、 幼少の時の怪我により、 脚の成長が止まるという辛いコンプレックスを持っていたそうです。 観察力に優れ、感受性が強く、繊細な性格を持ったロートレックは、 その性格によって、数々の素晴らしい作品を生み出しましたが、 でも、結局、最後はその性格故に、自分自身を追い込むことになり、 36歳という短い生涯を終えたそうです。 ロートレック、 興味の有る画家が、また増えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/03 03:44:01 AM
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