カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、尼崎市総合文化センターで開催されている
「美術で奏でるシンフォニー」展と、 伊丹市立美術館で開催されている 「三沢厚彦 ANIMALS+」展に行ってきました。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ まずは、尼崎市総合文化センターで開催されている 「美術で奏でるシンフォニー」展についてです どこかに書かれてあった、この展覧会の “音楽と美術(絵画)のコラボレーション”という紹介文を読み、 音楽・美術のどちらにも興味がある私は、 これは行くしかないと、場所だけを確認し、いそいそと出かけました 会場に着いて、入場料を払ったら、係員さんから 「後5分で、この展覧会に関係しているワークショップ・コンサートが 開かれますので、是非、ご参加下さい」との案内を頂きました。 事前にちゃんと調べていっていなかった私は、よく事情が飲み込めないまま 係員さんに連れられて、会場へ。 着席してから、頂いたパンフレットやプログラムで確認すると このコンサートは、会期中に二回しか開かれない、 絵画を鑑賞しながらのヴァイオリンコンサートだったのです なんてタイミングが良いんでしょうか 私って、こういう所、いつも本当にラッキーなんですよね~ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ このコンサートは、今回の出展作品(絵画)の中の10枚を スクリーンで鑑賞しながら、 大阪音楽大学の松田先生が、それぞれの絵に合った音楽を、 様々な貴重なヴァイオリンで、演奏して下さるものでした シャガールやマティス、小磯良平などの絵を鑑賞しながら、 ドビュッシーやドボルザークなどの 音楽を弾いてくださるんですよぉ~ なんて贅沢なんだろう コンサート時間凡そ40分間だったのですが、 その間、ずっとうっとりでした~ 絵によって、曲はもちろんのこと、ヴァイオリンの種類までも変えて 演奏してくださるので、すごく興味深かったです。 ヴァイオリンも、形が変われば、こうも音が変わるんだ、 ということも実感することができました。 一番、面白かったのは、ステッキ型のヴァイオリンがあったことかな~ すっごく細いし~ぃ!!! 今回の演奏してくださったヴァイオリン10種類の価値は、 合計・数億円になるそうです このコンサートが終わった後、このヴァリオリンたちは、 展覧会の展示品としてガラスケースの中に入れられてしまっていました。 なので、このミニコンサートは、貴重なヴァイオリンの音色を聞くことが出来た すごく有意義な時間だったと思います~ 次のコンサートが開かれるのは、11/18(日)14:00~です。 興味が有る方は、是非、このお時間に行かれることを 強くお勧めします 楽器は、眺めるだけではなく、その音色を聞く方が ずっと心に残ってくると思いますので ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ で、音楽の話ばかりになりましたので、展示されていた絵画の方も 少しだけ書いておきます。 「音楽と美術のコラボレーション」展と言われるだけあって、 絵画の多くは、音楽をテーマにしたものでした。 展示されている中で、私が一番心に残ったのが、 シャガールの版画集「ダフニスとクロエ」シリーズと マティスの版画集「ジャズ」シリーズでした。 シャガールの版画集「ダフニスとクロエ」シリーズは、 絵の下に、それぞれの物語を付けて下さっていたので、 その文章を読みながら、絵を鑑賞することができました。 絵本でした~ シャガールらしく“愛と色彩”に溢れた絵でした~ それから、マティスの版画集「ジャズ」シリーズは、 分かりやすい線で区切られた あざかやな色彩がとても印象的でした。とってもキレイ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 音楽と美術を合わせた、 なかなか面白い企画の展覧会だったと思います ~11/25まで 尼崎市総合文化センター 美術ホール5F・4F(HP) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/12 01:11:30 AM
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