カテゴリ:美術・芸術・展覧会
本日も、NHK・Hi 20時から
ハイビジョン特集「ハプスブルグ帝国・第三回・美しく青きドナウ」 を観ました~ 今日は、一昨日・昨日の輝ける時代のお話ではなくて、 崩壊していく帝国の様子を描いていたので、観ていて本当に辛かったです。 主役は、エリザベートのご主人“フランツ・ヨーゼフ1世”。 彼は、観ていて可愛そうになる位、 あまりにも真面目で、不器用すぎました~ 自分でも時代遅れの政治を行っていることが分かっていたにも関わらず それを変えることが、出来なかった。 帝国の歴史と威信を背負って、どんなにしんどく、辛かったただろうなぁ~と涙 また、彼がエリザベートに宛てた手紙の一部が紹介されていましたが 彼の彼女をひたすらに愛し続ける真摯な想いに、これまた涙 窮屈な王宮を嫌って、放浪の旅に出ていたエリザベートが、 もう少し、彼の想いを理解してあげることができたら、 彼の孤独は、もう少し癒えただろうにと思いました。 明日、久しぶりに「ウィーン版エリザベート」のDVDを観直そう!と思った 2時間でした。 きっと、「夜のボート」のシーンで、フランツ・ヨーゼフ1世の エリザベートに対する、悲痛なまでの「Ich liebe dich(愛しています)」 という歌声を聴いて、また涙するんだろうな 今日、勉強した言葉 「結束するためには、他者のことを、知る、知る、知る。」 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ さて、今日は、大阪市立美術館に「BIOMBO/屏風 日本の美」展を 観に行ってきました。 ヨーロッパに贈答品として渡った屏風のことを BIOMBOと呼ぶそうなのですが、 まさに、この展覧会は「屏風」にこだわった展覧会でした うん、良い展覧会だったと思います ただ、京都で狩野永徳展(10/26 ブログ)を開催している影響なのか? 宣伝不足なのか?結構空いていました この展覧会の前に、同じ大阪市立美術館の地下で開催されている、 「一水会公募美術展」にも、父の関係で行ってきたのですが、 こちらの方が、ずっと混んでいました~ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ さて、この「BIOMBO/屏風 日本の美」展ですが、 狩野永徳展よりも、ずっとキラキラでした 特に、オランダ・ライデン国立民族学博物館が所蔵している 屏風たちは保存状態がかなり良くて、驚きでした 描かれた当時の色彩がそのまま残っているんじゃないかと思わせる位の 鮮やかな色彩に、思わず見とれてしまいました ここまでキレイに保存してくれてありがとうっ!!!と感動してしまいました。 またその他に、私は、金屏風に墨だけで描かれた屏風も印象に残りました。 「金」と「黒」の屏風は、非常に凛々しい印象でしたよ。 それから、行事における特殊屏風についても勉強になりました。 出産の時には、白い屏風 臨終の時には、逆さ屏風 なんだそうです。 また、徳川家の婚礼調度品としての屏風なども 源氏物語が描かれていて、ステキでした 後、屏風の中には、京都の祇園祭りを描いた物もありました。 さすがに、狩野永徳の「洛中洛外図屏風」には、かないませんが それでも本当に細かく描かれていて、丁寧に観ると、時間がどれだけあっても 足りないくらいです。 永徳展に行かれた方は、こちらの展覧会も鑑賞されると、 比較もできるし、復習もできるし、非常に面白いのではないかと思いました この展覧会は、非常に細かく出展作品替えが行われます なので、私は会期終了までに、もう一度、行こうかなぁと思っていま~す 「BIOMBO/屏風 日本の美」展 ~12/16まで 大阪市立美術館(HP) ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 今日のお土産: 屏風展とは全然関係ないのですが、 この展覧会のショップで売っていた“にわ ぜんきゅう”さんの 「ありがとうの心」という本を購入しました。(絵葉書になっています) ぜんきゅうさんの絵と言葉に、ひと目ぼれしてしまいました 皆様、いつも読みに来て下さって、本当にありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/15 02:56:02 AM
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