ひとりごと♪

今日は、奈良県立美術館で開催されている、
「シャガール展」に行ってきました。


先日、尼崎市総合文化センターで、リトグラフのシャガールの絵を
たくさん観てきたばかりなのですが（１１／１１ブログ）
懲りずに、また鑑賞してまいりました



（↑シャガール展チラシ　真ん中に折れ線が入っていてｽﾐﾏｾﾝ･･･）

入場してみると、思っていた以上に来場者が多くて、びっくり
さすが“シャガール”です


さて、展覧会ですが、油彩画が結構多く出品されていました。

先日の展覧会では、リトグラフの作品ばかりを観たので、
今日は彼の描く、油彩画の質感や美しさに、改めて感動です


美術館の展示の仕方もなかなか良くて、
注目するべき？絵は、ガラスケースの中に入れずに展示されていました。

しかも、それらが、それぞれライトアップされていて、
まるで色彩が浮き出てくるかの様な、強烈な印象を受けました


さすが、彼は「色彩の魔術師」と呼ばれるだけあるなぁと
ほれぼれしてしまいましたキレイ～!!!


昨年も、サントリーミュージアム[天保山]で開催されていた
“シャガール展”に行ったのですが、

その時は、この様な“浮き上がってくる感”は感じなかったので、
展示の仕方で、印象も変わるんだなぁと思いました。


特に、上の写真の「誕生日」（１９１５年製作版）という絵は、
結婚前のシャガール夫妻の気持ちの喜び・高揚感が絵から溢れていて
すごく印象に残りました～


また、この展覧会に行くことによって、
「ユダヤ人」としての彼の想い（矜持・愛情・悲哀など）も、
理解することができました。



この様に、一人の画家に絞った展覧会は、その人の人生・背景・考え方などを
把握しながら鑑賞できるので、
絵をより深く理解でて良いですね




今日は、色彩のシャワーをいっぱい浴びさせて頂きました
かなり満足です～



でも、お陰で、以前、フランス・ニースに行った時に、
現地の“シャガール美術館”へ、時間が無くて行けなかったことを
思い出しちゃいましたよ・・・やっぱ行っとけばよかった・・・orz


また、ここでわりと長い時間滞在してしまったので、
興福寺で開催されている、秘仏特別公開に行けませんでした。残念



「シャガール～愛と自然の讃歌～展」　～１２／１６まで
奈良県立美術館（ＨＰ）


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美術館近くで撮影した、紅葉の写真です
（少しだけ色づいていました）