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2007/11/21
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サッカー(U22)サッカー北京五輪出場決定、
おめでとうございます~きらきら


TVで観戦していて、ドキドキしちゃいました~雫


♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

さて、昨日(20日)は、実は、日帰りで新幹線
香川県仲多郡琴平町の「金刀比羅宮」に行っておりました~スマイル


私がこんぴらさんを訪れた一番の目的は・・・!!

そうですぅ~目がハートダブルハート
伊藤若冲さんの壁画を観るためなんです~ダブルハート


今、金刀比羅宮では、文化ゾーン整備計画完了記念として、
金刀比羅宮 書院の美」と言う名で、
通常なら非公開の奥書院などを特別公開していますきらきら


その特別公開の中に、若冲さんの壁画「花丸図」があるのです星

花丸図2.jpg


この展覧会は、金刀比羅宮の他に、
今年の夏に東京藝術大学 大学美術館(会期終了)・
来年の春に、三重県立美術館・
そして、来年の秋には、フランス・パリのフランス国立ギメ東洋美術館に
巡回するそうです。


ただ、巡回すると言っても、壁に直接描かれた壁画だけは、
金刀比羅宮に行くしか、本物を観ることができません。
(建物の壁は動かすことが出来ないからね~)

他の巡回先は、現物さながらの写真でカメラ
書院をそのまま再現して展示されるそうです。




香川県・・・
こんぴらさん・・・


うぅ、大阪からだと、ちょっとだけ離れているよ・・・
どうする???でも、本物はこんぴらさんだけだよ・・


と言う事で、後押しなどもあり目がハート
思い切って、行ってまいりました~きらきら
きゃぁ~ダブルハート


行ってきた、トータルの感想は・・・


もぅ、もぅ、もぅ、とっても充実してピンクハート、感動して泣き笑い
リフレッシュしてきらきら、生まれ変わって?(笑)四つ葉帰ってました~さくら



あまりにも充実していた為、このレポはかなり長くなりそうなので、
3回(1回目・応挙編 2回目・若冲編 3回目・琴平町観光)に
分けさせて頂きたいと思います。


興味の無い方には、たいへん申し訳ないのですが、
3日間、金刀比羅宮ネタで、お付き合いくださいましうっしっし

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


では、早速、順を追って書いていきます。


1回目・応挙編


まず、宮内・展示会場5ヶ所の内の表書院についてです。
(若冲の絵がある奥書院に行く為には、まずはここからです)

この「表書院」は、金刀比羅宮の迎賓館、つまり、
お客様をお迎えする場所だった様です。


書院の美1.jpg

書院の美2.jpg

(↑表書院・玄関)


表書院の見所は、何と言っても重要文化財に指定されている
円熟期から晩年にかけての丸山応挙の作品群です。


表書院は、迎賓館だけあって、当時の、選りすぐりの絵描きさんを
選んだんだろうなぁ~



私は、以前から、応挙は、きっちりとした、どちらかというと
真面目な絵を書かれる方、というイメージがありました。


ところが、虎の間の絵を観て、かっちりとした絵ではあるのですが、
かわいいなぁ~ダブルハートと思ってしまいました。下矢印


水呑みの虎.jpg

八方睨みの虎.jpg 応挙.jpg


当時、日本に虎はいなかったので、応挙は、
体は毛皮、顔は猫から
「虎」を想像して、これらの壁画を描いたそうです。


だから、なんか可愛いんでしょうね~ピンクハート
半分、猫になっています(爆)


脚が短くて、小太りで、こっちを向いて睨んでいるんですけど、
なでなでしたくなる様な感じを受けちゃいましたスマイル


もちろん、毛並みなどは、やはりさすが応挙さんきらきらって感じで
写実性があって、墨画なのですが、思わず触りたくなる様な
ふさふさ感が伝わってきます。

そして、存在感(立体感)もありました。


普段は、ガラス越しでしか観ることができない、この障壁画も
今回の特別展示では、間近に座って観ることが出来る幸せさくら


あ~ありがたいです~星



後、印象に残ったのが、
上段の間に描かれていた「瀑布古松図」(下の写真は部分)です。

瀑布古松図(部分).jpg
(応挙、最晩年の作品)


このお部屋は、お殿様をお迎えする最上の部屋だったそうで、
表書院の中でも、やはり一番、絵に迫力がありました。


この絵↑の滝が、お部屋のすぐ横にある、庭の池に
繋がっている様に描かれているそうです。


お庭も利用した障壁画です。
日本の美を感じました星



そして、上段の間の手前、“二の間”に描かれていたのは「春景山水図」
(写真なくてすみません)


この絵は、相対する「瀑布古松図」とは反対に
“静”な感じ。

ガイドの方が、この絵は、京都の嵐山を描いていると、
おっしゃっていた様な気がするのですが、
あんまり嵐山っぽくなかった様な気がしました。

私の聞き間違いだったのかな。
でも、当時の嵐山は、あんな感じだったのかもしれませんね。




とまぁ、表書院は、応挙一色でございました。
もう、ここで既に、満腹状態の私。


やっぱ、来て良かったわぁ~四つ葉



あ、それから、何が良かったって、
どの“お部屋”にもガイドさんがいてくれて、ちゃんと解説をして下さるんです。

すばらしいサービスだなぁと感動してしまいました。

私が行った時は空いていたので、
いっぱい質問させて頂きました。ありがとうりぼん


あ~長くなりました。
今日はこれまでです。続きは明日~四つ葉





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Last updated  2007/11/22 01:35:03 PM
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