カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、堺市にある北野田フェスティバルに
「アルフォンス・ミュシャ特別展」を観に行ってきました この展覧会は、残念ながら今日が最終日でしたので、 備忘録の為にUPしておきます ミュシャは、私のブログのプロフィール写真に 彼の「四季1896」を拝借している位、好きな画家さんです にも関わらず、今朝、少し風邪気味だったので、 この展覧会に行くかどうか、ちょっと悩みました。 しかも、今回の会場の場所は、大阪府堺市。 堺市は、同じ大阪府内なのですが、あまりこれまでご縁が無かったので すごく遠いイメージがあるんですよ (京都や神戸の方が気分的に近い感じがする) でも、最終日なので、頑張って行ってきました ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 彼の作品はリトグラフが多いので、同じ絵を、 あちこちの展覧会で見かけます。 今回も、見慣れた絵がたくさん展示されていましたが、 何度観ても、ホントきれいですね 計算された曲線、繊細な線、美しい女性の表情、 バランスのとれた絵の構成・・・ 鑑賞しながら、私の体全体が 「キレイだね~、美しいね~、来て本当に良かったね~」って 感動しまくっていました 今回、特に感動したのが、彼が油彩で描いた大きな作品、 「ウミロフ・ミラー」です。 (真ん中の大きな丸のところに鏡が入っています) 彼の油絵も、本当に色が微妙で、構成も洗練されいて、繊細で・・・ かなり長い間、前に立って眺めていました。なんてきれいなのっ! (鏡に映っている自分の姿がジャマでした) 後は「ラ・ナチュール」という彫刻も気に入りました。 彫刻でも、彼の独特の髪の曲線が、きっちりと生かされていて、 ここも、暫しの間、鑑賞 美しい! ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 彼の後期の作品は、彼のスラブ民族としての、 アイデンティティー・誇り・矜持などの、強いメッセージが表現されています。 (きれいぃ!!!と感動しているだけでは済まない感じ) 今日は、これら後期の絵を観ながら、ふと、 民族としてのプライドは、 彼の様に、何かを生み出す・何かを動かす原動力になる、という面を 持っていることと、 逆にそれが「戦争」に進んでいってしまったり、 最悪の場合は「テロ」という方向に向いてしまう、 面を持っているんだなぁと 思ってしまいました。 あ~色々なことを、もっと勉強しなくては ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 別会場の、同じ堺市にある「アルフォンス・ミュシャ館」で 展示されていた「蛇のブレスレットと指輪」も本当に素晴らしかったです あの曲線がたまらないっ 実は私、曲線フェチ? プラハにある聖ヴィート大聖堂の、 ミュシャ作のステンドグラスも、いつか観に行きたいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/26 03:06:06 AM
[美術・芸術・展覧会] カテゴリの最新記事
|
|