カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、そごう心斎橋本店で開催されていた
「堀木エリ子の世界展~和紙から生まれる祈り~」 について書きたいと思います 私、この展覧会が開催されるまで、 この方のことを全く存じ上げませんでした。 けれど、作品だけは、以前よりずっと観ていたんですね~ そごう心斎橋本店の1F吹き抜け部にある 大きなモニュメントが、 彼女の和紙作品だったことを、 この展覧会に行くことによって、初めて知りました * 私がこの展覧会を観る為に、そごう心斎橋本店に行った時、 このモニュメントは、いつもの単色と少し異なり 色付き、つまり、お色直しをされていました * 会場に入場すると、びっくりする位の方が来られていました しかし、彼女の作品を観た後は、 この入場者数にも納得がいきました * 彼女の作品を観て感じたことを 私のとっても少ないボキャブラリーの中から表してみると、 美しいという事はもちろんのこと、 暖かい・優しい・懐かしい・落ち着く・ぬくもり・幻・夢・・・ 和紙ってこんなに、いろいろな表情を持っていたんだぁ~って 感動してしまいました 和紙のある、日本に生まれてきて良かった~ * 特に「光の廊下」を歩いている時には “うつつ(現)の世界”から“幻想の世界”に向かって 深く深く・落ちていく様な感じがしました * また、ドンペリの包装用紙にも感動してしまいました。 色々な色に染め上げられた一枚一枚の和紙を重ねて、 ドンペリの包装箱にしているのです ドンペリも欲しいけど、この和紙包装箱の方が、 もっと欲しい * こうやってブログを書いても、この展覧会は 今日まででしたので、 完全に備忘録となってしまいました。ちょっと残念 でも、全国各地の建築物に彼女の作品がインテリアとして 飾られていますので、 皆様もどこかで彼女の作品に 既に出会っておられるかもしれません * 世間では、古紙配合率で製紙業界全体が ガチャガチャもめておりますが、 そんな中、和紙作品を作り続ける彼女の言葉を 最後にご紹介しておきたいと思います。 『私はものづくりに込められた日本人の精神性を重視しています。 白い和紙の使われ方には物事を”浄化“するという意味がありますし、 自然を敬い、自然と一体になってものづくりをしてきた伝統があります。 その精神性を私はとても大事にしています。』 * 堀木エリ子さん HP ↑ この本の一部に、堀木さんの仕事に対する想いが書かれているそうです。 会場内の和紙製作工程のビデオに出てきていた 彼女の表情がすごく良かったので、機会があれば読んでみようかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/15 01:26:35 AM
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