カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日の大阪は、昨日と打って変わっていい天気
昨日の積雪も、日陰の部分を除いては、 すっかりと溶けてしまい、跡形もなくなっていました 凍結しなくて良かったけど、 ちょっと寂しい感じもします * さて、今日は先週に引き続き、 また、京都に行って来ました~ まずは京都文化博物館で開催されている 「川端康成と東山魁夷展」について書いていきますね * 会場には、びっくりする位の人が来られていました。 今年、私が行った美術展で一番の混みようでした (この展覧会、評判が良いのは知っていたけど、 ここまで混んでいるとは思っていませんでした!!!) 東山魁夷への旅 この展覧会は、 ノーベル文学賞受賞作家・川端康成と 日本画家・東山魁夷の交流を紹介する展覧会でした。 会場には、二人が送った往復書簡や、 川端康成の言葉で紹介された東山魁夷の作品が、 数はそんなに多くありませんでしたが 展示されていました。 * 東山魁夷さんの絵を鑑賞すると、いつも、 その題材が、私が知っている場所だったとしても、 遠い世界(異空間?)を描いておられる様に感じてしまいます。 「静寂」 この言葉が、ぴったり。 普段、喧騒の中で生活しているから、 “音”を感じさせない彼の絵を 私は“異空間”って感じてしまうのかな。 * また、東山さんの絵は、色がとてもきれいですよね。 特に「青色」が印象的。 それは、時に、緑がかっていたり、 黄みがかかっていたりして、 同じ「青」でも、 絵によって色々な表情をみせてくれます。 今回の展覧会でも印象に残ったのは、 赤色でもなく、白色でもなく、 やはり「青色」の絵でした。 一つの絵を、色々な「青」を使って 描いておられたのがとても印象的でした * 私の中で「青」という色のイメージは、 “清澄”・“知性”・“理性”・“静謐”・“寒”・“孤高”・“冷静”・・・ 私は20代前半頃まで、この「青」という色が大好きで、 服でも、持ち物にしても 「青色(寒色)系」の物をよく選んでいました。 でも、今は、すっかり選ばなくなってしまいました。 代わりに今、私が身の回りに置いているのは、 圧倒的に“暖色系”の物ばかり そういや、このブログデザインも“暖色系” 私の心が求めている物の変化が、 選ぶ色にも表れているのかもしれません “清澄”・“知性”・“理性” “愛情”・“感情”・“本性” * 川端康成と東山魁夷展 ~2/24まで 京都文化博物館 HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/02/11 03:40:44 AM
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