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2008/05/29
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今日は、美術展2つをご紹介。



      *



まずは、国立国際美術館で開催されている
液晶絵画展」について。



この展覧会のリーフレットによると、
「液晶絵画」とは、

ビデオなどによる、映像表現の中に、
絵画的な世界の効果を生かした作品


と紹介されています。



      *



展示されていた作品は、確かに、映像なんだけど

まるで、
「絵画」を観ているようなもの、

また、
「絵画」を基にしたもの、

など
まさしく「映像」と「絵画」のコラボレーションでした。




つまり、「映像(動)」と「絵画(静)」が
互いに影響しあうことによって、

より幅や深みのある芸術が生まれていたのです。




期待せずに観に行きましたが、
なかなか、面白かったです。




      *




印象的だった作品をいくつかピックアップしておきます。



1.サム・テイラー=ウッドさんの作品

・スティル・ライフ & リトル・デス

→絵画で言う「静物画」を映しているのですが、
 それぞれ段々と腐っていく様は、衝撃的かつ強烈でした。




2.森村泰昌さんの作品

・フェルメール関係の作品群

→彼のコーナーに入った途端、フェルメールの世界パレット
 「絵画」の世界でもありつつ、「映像」の世界でもある、
 不思議な空間でした。




3.千住博さんの作品

・水の森

→屏風状液晶ディスプレイに、一見、水墨画かと思われし、
 日本の森や湖?が、静かな動きで映し出されていました。
 音も流れていて、近くで眺めていると
 すごく心が落ち着きました。

 こんな屏風、私の家にも欲しい(笑)



      *



全部をゆっくり観て回ったら、
結構な時間がかかります。



私は、ここで千住博さんの作品が印象に残りましたので、

ついでに~5/30まで、高島屋・大阪店で開催されている
彼の展覧会にも行くことにしました。




      *




千住博展-ハルカナルアオイヒカリ-



この展覧会、ものすごくきれいでしたきらきら



一歩、足を踏み入れて、私、あまりの美しさに
言葉が出ませんでした。



「荘厳」って言葉がぴったりきらきら




蛍光塗料で手すきの和紙に描かれた「滝」が
ブラックライトとスポットライトに照らされて
展示されています。

(会場内は真っ暗で、この滝だけが浮き上がって見えます)




一面、「黒」と「青」の世界。





森の奥にひっそりと佇む夜の「滝」が、

静かに静かに、月光に照らしだされて、滔々と
流れていく様は、

観ている人の心のアカ(エゴ・欲など)をごっそりと
「洗い流して」くれるような感じがしました。



この展覧会を観た後、暫くは
すごく「謙虚」な私になっちゃいました。





時間がないので、写真を貼り付けできないのが
非常に残念。




かなり美しい展覧会だったと思います。
行ってよかったです。




・液晶絵画展 ~6/15まで

 国立国際美術館 HP


・千住博展-ハルカナルアオイヒカリ- ~5/30まで

 高島屋・大阪店 紹介HP



・千住博さん 公式HP





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Last updated  2008/05/30 01:31:28 AM
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