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2008/06/21
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ここ最近(いつも?)、バタバタしていて(グッタリとも言う)

自宅に帰ると、起きていることがとてもできず、
バタンキュー。



お陰で、
3日間連続で、ブログを放置してしまいましたうっしっし



この3日間に書こうと予定していたネタは、
時間ができれば、後日、書きたいと思います。



      *



さて、今日は、
サントリーミュージアム[天保山]で開催されている、
ガレとジャポニスム展」について。




アール・ヌーヴォを代表する、
フランスのガラス装飾芸術家“エミール・ガレ”


↓イメージ


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この展覧会は、
彼の作品が、生涯を通じて、

どのように日本美術に影響されていたかを
紹介・(比較)展示するものでした。



      *



ガレの作品における、ジャポニスムの変容は
以下の通り



1.日本美術の模写
(コーナー名:コラージュされた日本美術-ジャポニスム全盛の時代-)


彼の初期の作品は、

北斎などの絵見本帳(北斎漫画)の類から、
蛙、富士山、バッタ、鯉、菊などのモチーフを
作品の一部として模写し、制作。


このコーナーで、私が一番気に入った作品は、
「装飾扇」

鶏や、日本の家紋風模様などが
非常に細かく装飾されており、

ベースのオレンジ色と他の色とのバランスが
非常に美しかったです。





2.触れて愛でる感覚との出会い
(コーナー名:身を潜めた日本美術-西洋的な表現との融合、触れて愛でる感覚-)


日本の茶器などの、
「飾るだけでなく使用して、その“良さ”を愛でる」、

に影響を受けた作品が展示されていました。





3.自然そのもの~もののあはれ~の表現
(コーナー名:浸透した日本のこころ-自然への視線、もののあはれ-)


このコーナーは、これまでの作品と違って、
非常に大胆な作品が多かったです。



ガレは、人生後半において、

自然そのものの形や、命の儚さを、
できるかぎりそのまま表現しようとします。




例えば、花器「カトレア」という作品。


花器表面に大きな「カトレア」を形作ったガラスが
取り付けられており、

そのカトレアの大胆さ・あでやかさに
目を引かれます。


しかし、一転して花器の裏側に回ってみると
枯れ果てたカトレアも取り付けられており、


生物には「生もあれば死もある」ということを
一つの花器の中に表現していました。




ガレはこの頃、「もののあはれ」ということを
意識していたようです。




ここで私が一番印象に残ったのは、
花器「蜉蝣」


“かげろう”の短い命のはかなさ・一生懸命さが
ガラスの花器に表現されていて、

観ていて「せつなさ」を覚えてしまいました。


また、色の組み合わせ(青とピンク)のバランスが
すごく私好みでした。





4.ガレと「トンボ」
(コーナー名:ガレと「蜻蛉」)


ガレは、これまであまり欧米で描かれてこなかった
「トンボ」を作品に積極的に取り上げます。



このコーナーは、まさに「トンボ」だらけ。



リーフレットの表紙にも取り上げられている
脚付杯「蜻蛉」は、彼の最晩年の作品だそうで、

彼は、作品の中に自分の「命・魂」を吹き込んだとか。

蜻蛉の羽がガラスの中に透けて見えて
印象的でした。




また、テーブル「蜻蛉」も印象に残りました。


だって、テーブルの脚に表現された“トンボ”が
グロテスクで怖かったんだもん~うっしっし



      *



ガラス作品以外にも、下書き用に描かれた
ガレのデッサンも展示されており、


当たり前なんだろうけど、
絵も上手だったんだ~って思ってしまいました。



      *



おまけ。


鑑賞した今日は、夏至ということで、
ミュージアムでは「キャンドルナイト」を実施していました。



今年の私は、
「キャンドルナイト」に本当に縁があります。



今年だけで既に3回目。


やっぱりきれい~ピンクハート

天保山キャンドルナイト.jpg


天保山キャンドルナイト2.jpg



ガレとジャポニスム展 ~7/13まで
サントリーミュージアム[天保山] HP





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Last updated  2008/06/22 10:11:26 AM
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